三浦半島で釣りを楽しむ

 

釣り場はアングラーにとってたからものです。ルールやマナーを徹底しない限り、釣り場は減る一方です。違法駐車や立入り禁止エリアへの侵入は絶対にやめてください。またゴミは必ず持ち帰り、可能であれば自分以外のゴミも持ち帰るようにして釣り場を守っていきましょう

三崎港、横須賀、横浜、東京の釣り

玉ウキ使用で根掛かり軽減
飛ばしウキにもなり
アジング、イワシングにも
対応可能のジグ単釣り

 
ライトタックル
 
ジグヘッド、虫ヘッド
 
ライトゲームでボトム(底)を責める際、一番のネックは根掛かりだと思います。根掛かりする度に釣りのリズムも悪くなりますよね
 
自分なりにどうしたら根掛かりしにくいかジグヘッドを色々試したり、リールの巻き方など変えてみたりして、そこで一つ改善策を見つけました
 
それはジグヘッドを引っ張る際、リールを巻いてジグヘッドを移動させるより、竿を立てながらジグヘッドを手前に移動させる方が断然根掛かりしにくい事
 
物理的にはジグヘッドを真横に引っ張るより、斜め上に引っ張る事で効果が生まれてるのだと思いますが、それならジグヘッドを繋ぐラインに浮力を付ければよいと思い、調べたらうってつけの商品がありました。それが飛ばしウキです
 
装着が面倒なタイプは嫌なのでシマノから発売されているワンタッチで装着可能の飛ばしウキを購入。使ってみたら浮力があるので、やっぱり根掛かりしにくい。これはいい商品だと気に入っていたのですが、使っているうちにラインとウキがずれてくる。1時間もしないうちにキャストと同時にウキだけ遠くに飛んでしまい1,000円のウキが海の藻屑となりました
 
飛ばしウキは高額だし諦めようと思ったのですが色々考えているうちに玉ウキとウキゴムでいいのじゃないかと感じはじめ、試しに検証しました
 
ジグヘッド、虫ヘッド
 
イメージとしてはこんな感じです。ラインにウキゴムを通しジグヘッドに結ぶだけ。ウキとジグヘッドは状況に応じて使用します。玉ウキは1袋3-4個入りで200円程度(ウキゴム2個くらいおまけで付いてます)ウキゴムは単品で1袋100円くらい(15個入り)
 
ジグヘッド、虫ヘッド
 
ジグ単だとワームが地面を這いずる感じで根掛かりしやすい
 
ジグヘッド、虫ヘッド
 
浮きが浮遊力を生みジグヘッドの頭が少し上に向くので根掛かりしにくくなる(使用のウキは浮力が少ないのでジグヘッドがゆっくり沈んでいきます)
 
この手法で釣行していたらジグ単より若干アタリやヒットが多い感じもして、もしかしたら浮力のついたワームの動きが魚を誘ってるのか知れません。また落ちる速度は遅くなるため、ボトムに付く前にバイトやヒットも増えました
 
浮き自体に重さがあるのでジグ単より飛距離が出ます(飛ばしウキにもなる)
 
デメリット
 
沈むの遅いので潮の流れや風の影響でポイントがずれる事が多々あります。またリールの巻き速度をかなりゆっくりしないとジグヘッドがボトムから浮いてしまいます
 

 
アジング、イワシングへの応用
 
アジの群れが入ってきた時、食い気があり、スレてない場所であればジグ単でも十分釣果が望めますが三崎港周辺の釣り場のアジはスレている場合が多いのでジグ単では釣果が出にくいです(それこそサビキでも釣れない時がある)その際にこのウキを使用する事で釣果が出ることがあります。ワームの落下速度が遅くなる事でアジの警戒心が緩むのかも知れません。参考までにパワーイソメではアジはほとんど釣れませんでした(小さくちぎっても)

 
マイクロハネエビは結構釣れました。食わせオキアミだともっと釣れたので生餌は強い印象です

 

マイクロハネエビ
出典 アマゾン
 

それでも食いが悪い時はジグヘッドを小さくするとバイト、ヒットが増えました(普段は1.5g、食いの悪い時は0.5g前後に変更)

 
 


 
イワシの群れが入った時、ジグ単ではまず釣れません。玉ウキを使ってゆっくり落下させジグヘッド0.3g使用。餌はマイクロハネエビもしくは食わせオキアミ使用で釣れる事もありますがイワシに関してゆっくりボトムまで沈ませる釣りより完全に浮かした方が釣れる事が多いです
 

ジグヘッド、虫ヘッド
 
浮力のある大きい玉ウキでタナ(魚のいる層)を探りながら宙つりでイワシが結構釣れました。但し本気でイワシを釣りたい時はサビキ釣りが一番いいと思います。コマセ用のアミ姫もっと安くしてほしいです
 
また大きい玉ウキは簡易的なウキ釣り仕掛けとしてサバなど狙っても面白いです
 
アジもイワシも餌が着底してしまうと見向きもしません

 


 
最後に
 
玉ウキのアイデアですがポイントや狙う魚種、釣り人のスタイルによって「釣れる、釣れない」、「合う、合わない」があると思いますがコスト的には子供のお小遣い程度なので試す価値は十分あると思います

更新日 2024年6月27日

著者 古田晃広