釣り具をデザイン
アングラー目線で考察
テイルウォーク(tailwalk)
ロッド troutia 55ML
はじめに購入のきっかけから記載します。それまで気に入って使っていたABUのトラウティン マーキス ナノを自身の不注意で折ってしまい、同じものを買うのは抵抗があったので似た価格帯の中でロッドを探し、こちらの商品を選びました
ロッドが届き第一印象は値段相応と思いました。決してよい意味ではありません。しなりが硬質なのと、道具としての質感がチープ、あと繊細じゃない(太い)点です。しかし実釣してみると印象が全く変わります
キャストに関してはロッドが硬い故に最初は少し難儀しました。しかし慣れてしまえば、ぐにゃんぐにゃんなロッドよりコントロールがし易く飛距離もちゃんと出て使いやすいです(コツはロッドのしなりを使うのでは無く、放り込む感じでキャストする)
一番気に入ったのはバイトからのヒット率が高い点です。これまでだったら乗らなかったアタリでも乗る事が増えました。硬質だから針掛かりが良いのかも知れません。そういう意味では口の皮膚が弱いアジなどには不向きかも知れません
釣行で結果が出せるロッドと分かると、全ての印象が良く見え少しチープと感じていたデザインやロッドの太さも、ちょうどよく感じます
しかしあえて二点、デザインで気になる点をあげてみます
一つは金属部分に施された赤いライン、デザイナーさんはポイントにしたくて入れたのかな!?少しチープに感じますが、あくまでも個人の意見です
もう一つはエンドキャップがプラスチックな点。他のパーツは金属、コルク、ウッドを使ったのに、なぜここだけプラスチックなのだろう。少し残念です
トータル的にはコスパがよく5.5フィート(約167cm)程度のライトゲームロッドが欲しいという方にはおすすめ出来るロッドです
更新日 2024年9月11日
著者 古田晃広