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エギ親子の小冒険
エギングで三浦半島を巡るブログ
 

三浦半島、三崎港、城ヶ島
油壷のアオリイカ、コウイカ
ケンサキイカ(マルイカ)
ヤリイカ釣果予測
※各イカの最盛期

 
三崎港エギングの最盛期
 
三浦半島(三崎港)で年間250回エギングを行うアングラーが過去4年のデータを元にアオリイカ、コウイカ(紋甲イカ、スミイカ)、ケンサキイカ(マルイカ)、ヤリイカ、スルメイカの最盛期を含め釣果予測します
 

アオリイカ
 
アオリイカ・三崎港エギングの最盛期
 
最盛期は9月1日から11月10日くらいと予測しています。お盆過ぎから新子が結構釣れます
 
シーズン初頭は小さい個体が多く50~200gがレギュラーサイズ。10月中旬以降は200~500gがレギュラーサイズになります
 
11月中旬以降も最盛期には劣りますが12月中旬くらいまでは秋アオリイカを十分狙えます
 
最も釣れる時間は3時30分~7時くらい&17時~22時30分くらいとなります
 
第2の最盛期は4~7月。4月から6月中旬くらいまではキロオーバーの春イカが釣れ、それ以降は600~800gの夏イカが増えます
 
最も釣れる時間は3時30分~7時くらい&17時~22時30分くらいとなります
 
どちらにも当てはまらない1、2、3、8月は釣れないかと言うとそうでもありません
 
2024年で言えば1月にキロオーバー3杯含む4杯のアオリイカを釣っています。2月は3杯のアオリイカを釣っています。2025年は1月にアオリイカを4杯釣ってます。但し水温が15度を下回ってしまうと冬イカは厳しいです
 
8月に関しては上旬は春イカの残党が狙え、下旬は新子が狙えるので最盛期には及びませんが釣れる確率は十分あります
 
近年は冬でも水温が下がりきらずアオリイカが季節問わず産卵してるので1月などに新子が泳いでたりします。おそらく秋に産卵したイカが冬に孵化したのだと思います。参考までにこの状況はこれまで沖縄などで普通だそうですが、三浦半島もいよいよ南の海と大差無くなって来ました
 
アオリイカを釣りたい人やエギングを始めたい人。エギング経験者だけどエギングを深く知りたい人は私が講師を務めるエギングレッスンに参加してみてください
 

ケンサキイカ
※マルイカ
 
ケンサキイカ(マルイカ)・三崎港エギングの最盛期
 
ゴールデンウィーク明けの5月上旬くらいから釣れ始め、最盛期は産卵回遊で接岸する6月20日から7月20日くらいと予測してます。最も釣れる時間帯は17時~7時。夜は基本どの時間帯でも釣れますが比較的夜中に群れが入って来るケースが多々あります
 
2024年は6月1日から7月20日くらいまでが最盛期。10年前は8月が最盛期だったそうなので、こちらも海水温の上昇で産卵回遊が早まっているのだと思います
 
夜の時間帯は1.8号など小さいエギの方が反応がよく運が良ければ5杯以上釣ることが出来ます
 
潮通しの良い場所や朝まずめは高活性のケンサキイカが多く、大きなエギにもアタックしてきます。そして比較的に大きな個体が釣れます
 
近年のケンサキイカは一年を通し釣れており、ここ二年で言えば2、9、12月に群れが入ってきた時は10日から2週程度でピークが終りますが数釣り出来るくらいの釣果が出ました
 

ヤリイカ
 
ヤリイカ・三崎港エギングの最盛期
 
2020~2021年シーズンは1月下旬から群れが入り4月上旬まで数釣りが出来ましたが、2022年は3月下旬から4月上旬に群れが入ってきました。2023=24年は水温が高かったせいか群れの回遊が無く単発で釣れる程度でした
 
今シーズンの最盛期は水温が15度以下を基本条件として3月中旬以降から2週程度と予測しています
 
釣れる時間帯は夜ですが比較的に夜中に群れが入って来ることが多いです。今年のヤリイカはどうなるでしょう
 
コウイカ
※紋甲イカ、スミイカ
2021年まではアオリイカよりコウイカの方が釣れると言われた程、コウイカがいましたが2022年以降は個体数がぐっと減り釣るのがかなり難しいイカになりました
 
一番釣れる時期はアオリイカ同様に9月~11月まで。春夏シーズンに関してはコウイカは5月に死滅すると言われており4~5月まで。但し稀に6、7月に釣れる事もあります。釣れる時間帯もアオリイカ同様です。2025年は9~10月に2021年シーズンの再来かと思いましたがピークは短かったです。2025年シーズンはどうでしょう
 
スルメイカ
スルメイカに関してはほぼ釣れずデータが無いのですが、釣れる時期は水温が低い1~3月が多いです。時間帯はヤリイカ同様に夜に釣れます。1~6月まで本当に小さいスルメイカ、俗にいうムギイカがぽつぼつ釣れます

更新日 2025年4月20日

著者 古田晃広