エギング情報サイト
「三浦半島で釣りを楽しむ」
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エギングのシャクリ方は
エギの特性を活かす

 
エギングのシャクリ方はエギの特性を活かそう
 
本題に入る前にエギングにおいて重要な事を記載します
 
ポイント選び
潮通しが良いのか悪いのか。イカの回遊率は高いのか。粘って回遊待ちすべきか。少しやって反応が無ければ見切って良いのか等
 
潮の解読力
エギを投げて海中情報を読み、その時潮は効いてるのか(重い)、それともトロイのか(軽い)。潮はどちらに流れている。潮が変わった瞬間が理解出来る等
 
エギの選択
季節、時間帯、ポイント、潮の状況を総合的に選んでエギのサイズ、沈下速度、カラー、エギの特性(ダート系や抵抗系など)を理解して選べているか
 
例えばまずめ時に潮が効き、釣れる雰囲気満載なら3.5号ベーシックのアピールカラーのエギを選ぶ。真夜中等で潮がトロイもしくは止めっている。イカの活性が低そうだから2.5号のナチュラルカラーのエギをゆっくり沈めながら誘うなど
 
状況に合わせたエギ選択が出来るか
※一年中3~3.5号ベーシックだけ投げる人が多すぎる
 
エギを通すコースとレンジ
とにかく正面にだけエギを投げてエギングをしている人が多いです
 
潮は大抵の場合、流れがあります。状況やエギの沈下速度に合わせ、潮上からドリフトさせたり、払う潮にエギをフォールさせる事で釣れるイカが多々います
 
また常に底を取るエギングをしていないか。活性の高いイカほど表層にいます。色んなレンジにエギを通すことが重要です
 
しゃくり方
今回の本題の為、後ほど詳細を記載します
 
フォールのかけ方
状況によってカーブフォール&テンションフォール&フリーフォールを使い分けれるか。アタリ取りたさにラインテンションを張り過ぎてないか
 
アタリの取り方とあわせ方
アタリを取りやすくする為に感度の良いロッドを使っているか。アタリが見やすい色のラインを使っているか。ちょっとした違和感(アタリ)を感知出来るか
 
アタリが出た時に適切なあわせが出来ているか。強すぎてゲソ切れしてないか等
 
見切り力
ポイント選びと多少重複しますが、そのポイントは粘るべきか。ある程度やって見切るべきかの判断力
 

エギング最中であったりSNSでエギのカラーとシャクリ方を尋ねられる事が多々ありますがイカを釣る為の大事な要素って少なくとも20以上あります(エギの選択肢だけでもサイズ&沈下速度&エギの特性【ダート系or抵抗系】&カラーと4つあるのです)
 
沢山の要素の中でたった二つの要素の傾向が分かった所でイカが爆釣なんて訳ありません。実際私が数釣りしている横で、この質問をしてきた人がいたのでエギのカラーとシャクリ方を教えましたが、その人がイカを釣る事がありませんでした。もっと総合的に物事を捉えないといけないのだと思います
 
この事を踏まえればシャクリ方で大きく釣果が変わるとは思ってないのですが、状況にあったシャクリ方&エギの特性を活かしたシャクリ方をする事で釣れる確率は多少上がると思います。反対に言えば状況やエギの特性を活かさずシャクれば釣れる確率は下がるという事です
 
物事は先にどうやったら結果が出るかを考え、そこから逆算してどんな道具が必要か?どんな手法が有効か考えるべきなのですが、実際は道具や手法が先に来てる人が多い気がします
 
道具で言えばメーカーや釣具屋さんの言う事が答え(結果)を逆算した道具では無いし、手法で言えばYouTubeで見た手法が答え(結果)を逆算したやり方でないと個人的に感じています。特に道具に関してメーカーや釣具屋は釣果至上主義では無く売り上げ至上主義な気がしてならないのです
 

シャクリの種類
 
エギングのシャクリ方はエギの特性を活かそう
 
多段シャクリ(1段or2段or3段)
竿を上に大きくシャクリ、エギは大きく上に跳ねあがるイメージです。ラインスラッグは少し回収する感じで1回のシャクリでリールハンドルを半回転~1回転させます。ここでリールを巻きすぎるとラインが引っ張られ、エギがどんどん手前に来てしまいます。ロッドを動かす幅は時計の針で8時~11時です(下記図参照)
 
エギングのシャクリ方はエギの特性を活かそう
 
多段シャクリは最もポピュラーなしゃくり方と認識しています
 
スラッグジャーク
ラインスラッグを出しながらロッドを上に大きくシャクリます
 
基本的なやり方
3段スラッグジャークなら、あらかじめスラッグを出した状態でしゃくる(1回目)リールハンドルは巻かずラインスラッグ出した状態にするしゃくる(2回目)→リールハンドルは巻かずラインスラッグ出した状態にする→しゃくる(3回目)フォール
 
ドラグを緩めるやり方
3段スラッグジャークなら先にドラグをゆるゆるにしておく、あらかじめスラッグを出した状態でしゃくる(1回目)ドラグがゆるゆるなのでしゃくりでスラッグが多く出る→リールハンドルは少しだけ巻く(リール半回転)しゃくる(2回目)→ドラグがゆるゆるなのでしゃくりでスラッグが多く出る→リールハンドルは少しだけ巻く(リール半回転)しゃくる(2回目)→リールハンドルは巻かずラインスラッグ出した状態にす→しゃくる(3回目)フォール
 
基本的なやり方とドラグを緩めるやり方の違いですが、基本的なやり方はシャクリで一切スラッグを回収しません。そうなるとスラッグのコントロールが難しくなり、私の場合ですとロッドティップにラインが絡んでしまう事があります
 
ドラグを緩めるやり方はシャクリと同時にリールを巻き若干スラッグを回収するのでティップにスラッグが絡まる可能性が下がります。向かい風でティップにスラッグが絡みやすい時やソリッドティップロッドはスラッグ絡みに気付かずアクションすると破損する恐れがあるので、それが嫌な人はドラグを緩めいやり方をおすすめします
 
ショートジャーク
別名巻きシャクリとも言います。ロッドの振り幅は少なめで一回のシャクリでリールを一回転させます
 
エギは上に行くというより手前に来ます。細かいピッチと連続シャクリの効果でイカの捕食スイッチを入れやすいシャクリ方と認識しています
 
エンドタップ
ロッドを斜め上45度くらいに構え、そこから手首を下に向けティップを水平の位置まで下げます。グリップを支点とし、ロッドをシーソーのように動かすイメージです

 
ティップが下がると同時に上へ上がったロッドエンドをそのままの流れで腕に当てて強制的に止めます。下へ向かうティップは、その動きを一瞬止められることでしなった後反発して勝手に上へ跳ね上がろうとします
 
この反発力を殺さないよう肘に当てたロッドエンドが跳ね返る瞬間にグリップを握る力を一瞬抜きます。こうすることで、ポーンとロッドが上へ跳ね上がるので、そのままの力を利用してシャクリあげます
※他ブログの文章を引用しています
 
だそうです(笑)私は使いどころが分からないのでやりません。多段シャクリの1段シャクリで賄っています
 
まとめ
自身の感覚で言うと大抵の人のシャクリは激しくor静かに。もしくは大きくor小さくでやっている。もしくはYouTubeで見たシャクリを模倣してる。そんな感じがしています

 

エギの特性(個性)
 
抵抗系(波動系)エギ
 
エギングのシャクリ方はエギの特性を活かそう
抵抗系(波動系)エギの餌木猿
 
エギ王K&エメラルダスステイ&餌木猿などを代表する抵抗系のエギは特徴としてダートは不得意、フォールが安定、フォール中に海中で波動が生まれイカを誘います。アクション(ダート)苦手でフォールが得意と言う事はどちらかと言えばスレイカや低活性のイカを釣るのに適したタイプのエギです
 
このタイプのエギはしゃくりはあくまでもフォールの時間(レンジキープ)を作るためにエギを上にあげ、勝負はあくまでもフォールになります
 
抵抗系のエギにおいて、やたら高アクション狙いのシャクリをする人を見かけます。エギの個性をガン無視状態です
 
例えるなら子育てにおいて子供の性格が大人しいけど思慮深く、その人間性に惹かれる事が多い子供に、無理やりもっとテンション上げて目立って人気者になれと言ってるようなものです
 
抵抗系のエギはシャクらず中層をただ巻き、ボトムをずる引きでもよく釣れるエギです。この釣り方では桐製エギの餌木猿、スクイッドクラフトの跳躍エギや剣一族がよく釣れます
 
私の使い方は周りにエギンガーがいない状況や釣れそうな雰囲気の時は最初に使わず、2番手&3番手に使います。エギンガーだらけでイカがスレてるかもと感じる時や釣れなそうな雰囲気の時は最初に投げます
 
ダート系エギ
 
エギングのシャクリ方はエギの特性を活かそう
ダート系エギのエギ王live
 
エギ王live、エメラルダスダートなどが代表のダート系エギはダート(アクション)が得意で潮を切り裂きながらフォールをします。ダートで誘いフォールでイカを抱かる。正に「蝶のように舞い、蜂のように刺す」を具現化するタイプのエギです
 
どちらかといえば高活性イカに向いたエギなので、秋やまずめ時、ランガンする時は最初に投げるパイロットエギとして投げると釣果に繋がることがあります
 
釣れない時にダート系のエギを静かにシャクリ(動かし)誘う人を見かけますが、これのやり方は個性を消してる気がします。ダート系はあくまでもきびきび動かし、やる気のあるイカを狙うべきなのです
 
ジョイント系エギ
 
エギングのシャクリ方はエギの特性を活かそう
ジョイント系エギのアモラスジョイント
 
2024年に発売された新ジャンルのエギです。特徴は縦ジョイントで艶めかしくスイムする&首を振る際に発するクリック音です。クリック音はラトルと似た効果があると認識しています
 
このエギは使い手を選びます。知人のアモラス使いはアモラスジョイントをメインにして沢山のイカを釣っています。普段はエギ王などを使い、新商品だから買ったけど、釣れない処か当たった事すら無いという人がかなりいます
 
子育てで例えれば超個性的な子供で、長所を生かせる環境を整えれば将来人や社会に役立つ立派な人物になれるけど、長所を無視して無難な人間にしようとすれば、平均値の低い人物になってしまう。そんな感じだと思います
 
私自身、このエギの使い方は模索中ですがジョイント機能を活かすシャクリ方で釣果を得ています。小さめのショートジャークを4~6回した後にフォール。これが現時点で最も結果が出ています。このエギに関してはもっと検証を続けます
 

最後に
私自身、大変環境に恵まれています。海近に住みエギングが出来る釣り場まで最短徒歩2分で行けます。試したいことがあれば、その日にエギングが出来るのです。実際年間250回以上はエギングをしています
 
元々凝り性で好きな事や興味が持った事に対し深く掘り下げる傾向があります。環境+自身の性格が功を奏しコンスタントにイカが釣れるようになりました
 
地元でエギングガイド&レッスンを行ってますが上達する人の特徴はセンスでは無く、追求心です。「継続は力なり」と言いますが追求心を持って継続する事が結果、センス(才能)と感じています。私の本業はカメラマンですが写真で飯を食べれるようになったのも追求心を持って継続してきたからこそと思っています
 
話しが少し脱線しましたがエギングを上達したければ無理してでも通ってください。また通うだけでは駄目です。色々試してください。人と同じ事(平凡)をしていれば平凡な結果しか出ません。出る杭(非凡)になってください
 
現在人気のエギングは基本どの地域においてもエギンガーが多数おり、その結果イカが学習して釣るのが難しくなっています。YouTubeで見た知識であったり(一部かなり参考になるエギング動画も有ります)、知り合いのたまにイカを釣る人の意見は基本平凡な考えと捉えて構わないと思っています
 
私は過去に沢山のトライ&エラーを繰り返してきました。今考えればダメダメアイデアなども多数ありますが、それも肥しになっています。逆に一般的には知られていない手法も発見して、それが釣果に繋がっている事も多数あります
 
新製品においてはメーカーはどんな商品が売れるかで企画&販売してるので必ず釣れるエギを販売している訳ではありません。新商品なら釣れるかもと期待し購入し、これまでと同じ使い方をしていたら、まぐれ以外で釣れません
 
それなら現在持ってるエギで色々試した方が釣果に繋がる引き出しが増える。結果イカがコンスタントに釣れるようになると思います。まずは自分のエギがどのような特性(個性)を持ってるか知り、そのエギの動かし方や使う状況を研究してみてください

更新日 2026年1月19日

著者 古田晃広