三浦半島で釣りを楽しむ

 

釣り場はアングラーにとってたからものです。ルールやマナーを徹底しない限り、釣り場は減る一方です。違法駐車や立入り禁止エリアへの侵入は絶対にやめてください。またゴミは必ず持ち帰り、可能であれば自分以外のゴミも持ち帰るようにして釣り場を守っていきましょう

三崎港、城ヶ島、油壷、浜諸磯 釣り

エギはカンナが重要

 
エギングはカンナが重要
 
マイエリアである三崎港は年にもよりますが大抵5月~12月は比較的イカが釣れ易いです
 
釣れ易い時期は狙うレンジとエギのサイズがあっていれば結構な確率でイカが釣れます。それこそ秋イカなどは小さめのエギさえ投げていればいいと言った感じでエギや今回のテーマであるカンナの品質など気にする必要はありません
 
ですがエギングの閑散期である1~4月はヤリイカの最盛期の以外は釣果を出すのが厳しく、そういう状況になるとエギの品質がかなり重要になってきます
 
今回はこの時期釣れた小さいカンナ(段差フック)のエギがなぜ釣れたのか?最盛期は反応のあったエギが閑散期になぜ釣れにくいのか。説明していこうと思います
 

カンナの重要性
自身も周りもイカの反応がかなり減る1~4月。水温が低くイカが低活性なので兎に角釣るのが難しい時期です
 
この時期に何故かイカの反応が多いエギとそうでないエギが存在します。最初はサイズやカラー?単にタイミング?攻めるレンジや沈下速度なのかなと思ってましたが、どうやら小さいカンナ。厳密に言えば段差フックを採用しているエギが好反応なのです
 
エギングはカンナが重要
 
上の写真を見て欲しいのですが左が某有名エギメーカーY社のエギ、右はクレイジーオーシャン・ティップランナーになります
 
どちらも同じサイズなのですがカンナをよく見てください。外側のカンナはほぼ同じ大きさ(厳密にはティップランナーが若干小さい)。しかし内側のカンナは明らかに小さいです
 
色々調べてみるとカンナを好むイカはいないそうで(先の尖った物が嫌い)、あるメーカーがイカメタル用の船エギを開発中にプロトタイプだった為に海中でカンナが外れ、それに気づかず続けていたらやたらイカがエギに触ってくる。でも乗らない(カンナが付いてないから当然)。変だなと思いエギをあげてみるとプロトエギのカンナが外れていて、そのエギにはイカの咬み跡が多数付いてたそうです
 
後日談としてメーカーはイカはカンナが苦手と判断して、その船イカ用のエギのカンナは小さめの1本針になりました
 
別の話しでは数釣りが出来るティップランエギング。デカ針のカンナと通常のカンナ。最初はどちらでも釣れるのですがスレてくるとデカ針カンナは途端に反応が悪くなるそうで、デカ針カンナのエギが好きなあるユーザーはカンナだけ通常の物に変更して使用するそうです
 
話しが少し脱線したので本題に戻します。Y社のエギとティップランナーは沈下速度が違うので、それが釣果に影響してるのかもと別の検証をしました
 
エギングはカンナが重要
 
Y社と同じほぼ沈下速度だけど段差フックカンナを使用している一番右がダートマックス。右から二番目がカンジインターナショナル(クロノ)のプロスペック。やはりY社よりダートマックスやプロスペックの方がイカの反応が良いのです
 
喰いが渋くなったら針を小さくするは釣りの基本なので渋い時期は小さいカンナ(段差フック)が釣れるは至極当然の結果なのかも知れません
 

段差フックエギは高品質?
 
エギングはカンナが重要
 
段差フック使用のティップランナー&プロスペック&ダートマックスはY社のカンナと比較すると鋭利な仕様になってます。平たく言えば刺さりが良い。指先で触ると分かります
 
また三社のエギは布の質感と言うか触り心地が良い。そして破けにくい。Y社のエギは布がすぐに破れてしまいます
 
これは何を表しているかと言うと三社のエギはエギの品質が高いと言う証拠なのだと思います。では高品質なエギがもたらすメリット。そうでないエギがもたらすデメリットを記載していきます
 
エギングはカンナが重要
 
三崎港は冬場にタコがよく釣れるのですがタコは巻いてる最中に外れてしまう事がよくあります。特に高品質でないエギ使用時です
 
ティップランナー&プロスペック&ダートマックスは巻き中の外れが少ない。陸に上がってからもエギを離さない。どれだけ抱き心地が良いのだろうと笑ってしまいつつ蛸からエギを外すのにいつも苦労しています
 
エギングはカンナが重要
 
ケンサキイカの最盛期にY社のエギはよく釣れる反面、とにかくバラシが多いのです。5回掛けて4回外れた事もあります。地元のケンサキエギングマスターでY社のエギを使う人も同じことを言ってて、「外れるのは横抱きでもしてるんですかね~」なんて話した事がありますが多分そうじゃなくて単にカンナの刺さりが悪く、布質が良くないから抱き心地が悪くイカがエギを離してしまうのだと思います。ちなみカンナの針先はシャープナーで研ぐようにはしています
 

最後に
 
エギングはカンナが重要
 
段差フックを採用している三社は奇しくも全て品質の高いエギを製作していて、渋い時期こそ真価を発揮する事が分かりました
 
クロノの企業コンセプトが「売れるエギより釣れるエギを作る」だったと思うのですが大手エギメーカーが高活性イカに向けたアピール系エギを量産している中で渋い中でも釣れる高品質で、またカラーなども低活性時に釣れそうなカラーもしっかり揃えていて好感が持てるメーカーです
 
また話しが脱線しましたが例えば秋の新子アオリイカシーズンなどはデフレエギのエギボンバーやダイソーのエギでも釣れると思います。Y社のエギはサイズもカラーも豊富で商品も手に入りやすいし、初心者でも釣れる沈下姿勢なので最盛期にはどんどん使うべきだと思います
 
ですが閑散期に入った時に釣れる時期と同じエギや釣り方をして釣果が出ずイカがいないと言うのは早計だと思います。センシティブな時期は高品質で繊細なエギングをすれば釣果を出すチャンスは幾らでもあります
 
以上これからのエギ選びの参考になればと思います
 
三崎港でエギングレッスン&ローカルガイドを行っています。イカを釣ってみたい人。もっとエギングが上手になりたい人はこちらを参照ください

更新日 2024年4月15日

著者 古田晃広