三浦半島で釣りを楽しむ

 

釣り場はアングラーにとってたからものです。ルールやマナーを徹底しない限り、釣り場は減る一方です。違法駐車や立入り禁止エリアへの侵入は絶対にやめてください。またゴミは必ず持ち帰り、可能であれば自分以外のゴミも持ち帰るようにして釣り場を守っていきましょう

三崎港、横須賀、横浜、東京の釣り

ライトゲームでバイトは多数
しかし乗らない時の新仕掛け

 
ライトゲーム
 
事の発端は友人と城ヶ島の磯へ釣行した時です。最初のポイントで二人共にジグ単の仕掛けで餌に活きイソメを付けてライトゲームを楽しんでいました。バイトは多数あるもの全くヒットしません…
 
気を取り直し場所を移動。二カ所目のポイントでは友人はぶっこみ仕掛けで釣果を狙います(餌は活きイソメ)するとどうでしょう、ライトゲームではバイトばかりで釣れなかった魚が、ぶっこみ釣りでは凄い勢いで掛かります。正確には数えてませんが12回前後キャストして10匹程釣れたと思います。ちなみに釣れた魚はフグが多かったです
 
ライトゲーム
友人の仕掛けはこんな感じ
 
岸壁側は乗らずとも沖側なら乗ると思った私は友人を真似て、ぶっこみ釣りをしようと思いますが、その日はぶっこみ仕掛けを持参してなかったので8gのジグヘッドにシンカー(3.5g)を付け、友人と同じ距離に仕掛けを投げ込みます
 
ライトゲーム
その時の仕掛けはこんな感じ
 
これで私にも釣果が!と思いますがバイトはありながら乗る事はなく仕掛けを回収すると餌だけ取られるのが何度も続き、ライトゲームと同じ結果にしかならないのでぶっこみ釣りは諦めます
 
その後のライトゲームは最初のポイント同様、双方乗ることはなく釣果0という結果に終わりました
 

 
この時の釣行を踏まえバイトがあるのに乗る時のパターンとそうで無い時のパターンを比較しました。ポイントに関しては私も代用ぶっこみ仕掛けを友人と同じ距離に投げ込んでいるので違います。仕掛けを動かす(ライトゲーム)動かさない(ぶっこみ釣り)が原因でもなく。違いは針の重さにありました
 
ライトゲームに使用するジグヘッドは1g以上あります(磯では2gを使用)それに対しぶっこみ仕掛けの針の重さは調べたところ0.1g以下でした
 
ライトゲーム
 
魚が餌を食い込んだ瞬間、重さのあるジグヘッドは違和感を感じ餌を離してしまい、軽い針は違和感を感じないので魚が餌を食い込む。そんな結論に至りました
 

 
ライトゲームにおいてジグ単でどうしても乗らない時に考えた新仕掛けがこちらです
 
ライトゲーム
3.5gのシンカーにハリス付き針
 
検証結果
 
本来なら同じ場所で検証すべきなのですが、城ヶ島に行く時間が取れず三崎港エリアでバイトが多く出る場所(時間帯)にて数回検証してきました
 
まずジグ単については軽いジグヘッドほどバイトからのヒット率が高い事が立証されました。そういう事で今回は1gのジグヘッドと新仕掛けを比較しています
 
1gのジグヘッドより新仕掛けの方がバイトからのヒット率が20%程度高い結果になりました。それなら今後は新仕掛けでライトゲームをすれば良いとなりますが、一つ落とし穴がありました
 
それは新仕掛けは根掛かりが多いという事。ジグヘッドの3~5倍根掛かり、ハリス付きの針を多数ロストしました
 
トータルで考えると新仕掛けよりジグヘッドを使用する方が断然効率的という結果になりました。検証する前は新仕掛けに自信を持っていたので大変残念な結果になりました

更新日 2024年10月1日

著者 古田晃広