イカの切り身は釣れない?
釣れる?検証しました
生イカの切り身
イカの切り身はミニマル釣り人にはかなりポイントの高い餌です。まずスーパーマーケットなどで簡単に手に入る事、冷蔵庫(冷凍庫)で保存してもビジュアル的にも問題なく値段もお手頃です。これで釣果が出る餌なら最高です
期待を込めて生イカの切り身を釣り場で実釣しました。先に結果を書くとアタリも少なく釣果もほぼ無く散々な結果に終わりました。イカの切り身は釣り餌には微妙と一度は判断したのですが、先日、イカの切り身を含む九種の餌を用い(くわせオキアミ、生イカの切り身、塩イソメ、むきエビ、イカの塩辛、パワーイソメ、あさり、さきいか、いわしの切り身)餌釣り選手権を開催した際、前回とは明らかに違う結果が出ました
では最初に使用した時と餌釣り選手権での結果の違いは何か?それは餌の大きさ(太さ)にあったと認識しています
最初にスーパーで購入したイカは、その日イカが冊(ブロック)でしか売っておらず、やむなく冊で購入しました。その冊を自身で包丁を使いカットしたのですが、あまり細く切れず太い切り身を釣行で使用しました。実釣での成果がよくなかったのでイカ自体が釣り餌に向いてないと判断してしまったのです
釣り餌選手権の際はスーパーにいかそうめんが売っていたので購入し検証に使いました。前回の使用時よりアタリ(バイト)も釣果も数倍に膨れ上がりイカは釣果の出やすい餌という認識に変わりました
釣り餌選手権後、イカの切り身の再度検証をしたかったので数回釣り場に行き色々なパターンを試してきました
ここからは餌の付け方でのアタリ、ヒットにどう変化が出るかの検証(餌の付け方は写真付き)他の餌との比較を行いました
二本足パターン
長めのイカの切り身を二つ折りにして針付けしています。時合の時に釣果ありました
一本足ノーマルパターン
食いの悪い状況時、二本足は厳しかったですが、このパターンでアタリ数、ヒット数が増えました。最初はここからスタートが無難かも知れません
一本足ロングパターン
試しにやってみましたがアタリは一番多かったですがヒットはしませんでした
他の餌との比較
塩イソメVS生イカの切り身
アタリの数はイカの切り身に軍配。ヒット数は塩イソメのやや釣果ありました
食わせオキアミVS生イカの切り身
アタリ数はイカの切り身の勝ち、ヒット数は若干の差ですがオキアミに軍配。オキアミは餌持ちが微妙なのでキャスト時に気を遣うのが少し大変でした
パワーイソメVS生イカの切り身
アタリの数はほぼ同格。ヒット数は断然イカの切り身でした
最後に
イカの切り身を検証している際に思ったのがイカの切り身はワーム的な役割を兼ねていると感じました。以前使用してたガルプのベビーサーディン(グロー)に似てなくも無いのでアジングやメバリングにも使用可能と思います。今度アジの群れが入った時やメバルがいる場所で試してみます
文中に餌釣り選手権というワードが何度か出てきて気になってる方もいるかもしれないのでリンクを貼っておきます
更新日 2024年9月11日
著者 古田晃広