海釣り&エギングガイド

新木場公園の釣り場|釣り禁止・釣果・ポイント・駐車場・トイレ【東京】

東京の釣り場

 

新木場公園の釣り場

※指定場所以外は釣り禁止・オーバースローとサイドスロー禁止・撒き餌禁止
 

新木場公園

 
東京都江東区新木場二丁目にある新木場公園は、水辺に面した芝生広場と予約制のバーベキューエリアを備えた海上公園です。公園の面積は7,596㎡で、JR京葉線、東京メトロ有楽町線、りんかい線の新木場駅から徒歩約7分です。公式案内では釣りを通年無料で利用でき、マハゼ、セイゴ、フッコなどが主な魚として挙げられています
 
公園の水際は、長く続く直線護岸と、芝生広場側の短い護岸、両者が接する角で構成されています。現在の公式マップには長い護岸側と短い護岸側の両方に釣りマークがあり、以前の釣り場情報に残る「短辺側は釣り禁止」という記述とは異なります。釣行時は公式マップに加え、工事柵や一時的な利用制限を含む現地表示を確認してください
 
新木場公園は広い海へ向かって遠投する釣り場ではなく、貯木場周辺の水域に面した小規模な護岸です。岸近くは浅い場所があり、海底には砂泥地だけでなくカキ殻、石、護岸基礎、沈んだ障害物が混じります。底へ仕掛けを置いたまま長く引くと根掛かりしやすいため、足元や近距離へ仕掛けを落とし、持ち上げながら探る釣りが合います
 
釣り場には転落防止柵がない区間があり、水面まで高さを感じる場所もあります。マハゼを狙う軽い仕掛けでも、シーバス、クロダイ、キビレ、ボラ、エイなどが掛かる可能性があるため、水面まで届くランディングネットを用意してください
 

釣り禁止エリア

  
新木場公園
  
青線が釣りエリア、赤線は釣り禁止
 

主な釣りポイントと特徴

 

新木場公園の主な釣りポイントと特徴

 
新木場公園は、大きく分けて「長い直線護岸」「千石橋寄りの護岸」「芝生広場側の短い護岸」「2面の護岸が接する角」「足元の壁際と海底」の特徴で考える釣り場です
 
同じ公園内でも、橋に近い場所、護岸の角、直線部分、浅い短辺側では、水深、流れ、根掛かりの多さが異なります。釣り座を決める時は、魚が見えるかどうかだけでなく、仕掛けの着底時間、オモリを動かした時の感触、潮が当たる方向を確認してください
 

長い直線護岸

長い直線護岸は、新木場公園の中心となる釣り区間です。公式マップでは護岸沿いに複数の釣りマークが表示され、マハゼ、セイゴ、フッコ、シーバス、クロダイ、キビレなどを狙えます
 
マハゼは、アオイソメを付けたミャク釣りや胴突き仕掛けで底を探ります。オモリが着底したら数cm動かして止め、竿先や手元に出るアタリを待ちます。底を引いた時に硬い衝撃が続く場所や、オモリが何度も止まる場所にはカキ殻や障害物が多いため、仕掛けを横へ引かず、真上へ持ち上げて別の位置へ落としてください
 
セイゴやフッコは底だけでなく中層へ浮くことがあります。底で反応がない時は、仕掛けを少し巻き上げて深さを変えます。水面に小魚や波紋が見える場合は、表層から中層へ魚が入っている可能性があります
 
直線護岸では、同じ場所で長く待つより、護岸の継ぎ目や壁の状態が変わる場所を数mずつ移動する方が、クロダイ、キビレ、シーバスの付き場を探しやすくなります
 

千石橋寄りの護岸

公園の端にある千石橋寄りは、橋脚、橋の影、護岸の角、水路幅の変化が重なる場所です。シーバス、セイゴ、フッコ、クロダイ、キビレを狙う条件があり、釣果投稿でもシーバスやキビレが確認されています
 
シーバスは橋の影、小魚が集まる場所、流れが緩む位置を回ります。虫エサを使ったウキ釣りや胴突き仕掛けで、表層から中層を探ってください。仕掛けが橋の下へ入り続けると、橋脚や沈んだ障害物へ掛かりやすくなるため、潮が速い時はオモリを調整し、流される前に回収します
 
クロダイとキビレは、橋寄りの壁際や護岸基礎の外側を狙います。カニ、貝類、アオイソメなどを壁面から離さずに沈め、仕掛けが落ちる途中で糸が止まる、横へ動く、急に緩む変化を見ます
 

芝生広場側の短い護岸

芝生広場側の短い護岸にも、現在の公式マップでは釣りマークが表示されています。長い護岸側より浅くなりやすい場所があり、干潮時と満潮前後で足元の水深が変わります
 
浅い場所では、潮位が低い時間に魚が沖側へ離れ、上げ潮に合わせてマハゼ、キビレ、クロダイ、セイゴが岸へ入ることがあります。足元で反応がない場合は、潮位が上がる時間に入り直すか、下から短く仕掛けを入れて砂泥底を探ります
 
短い護岸側では、芝生広場や園路を利用する人の動線と近くなる場所があります。釣り具やクーラーボックスは護岸沿いへまとめ、芝生広場への通行を妨げないようにしてください
 

2面の護岸が接する角

長い直線護岸と短い護岸が接する角は、異なる方向から入る流れがぶつかり、潮の向きが変化しやすい場所です。マハゼ、クロダイ、キビレ、セイゴ、フッコなどを狙えます
 
角の周辺は、カキ殻や護岸基礎が混じり、直線部分より根掛かりが増えることがあります。マハゼを狙う場合は、石やカキ殻の中ではなく、硬い底から砂泥底へ変わる外側へエサを置きます
 
クロダイとキビレは、壁際だけでなく、角から伸びる基礎の外側に付くことがあります。仕掛けを底へ着けたまま待つより、表層、中層、底付近に分けて落とし直してください
 

足元の壁際と海底

新木場公園では、沖へ仕掛けを入れることより、足元の壁際を探ることが重要です。壁面の継ぎ目、日陰、貝が付いている場所、浮遊物が集まる場所にはクロダイ、キビレ、セイゴ、フッコが付くことがあります
 
海底の砂泥地ではマハゼ、シロギス、カレイなどが混じる可能性があり、カキ殻や基礎の周辺ではクロダイや根魚が候補になります。ただし、公式に主な魚として案内されているのはマハゼ、セイゴ、フッコで、その他の魚は釣果や回遊状況によって変わります
 
底釣りでは、着底後に糸を緩めたまま放置せず、オモリを少し持ち上げた状態で待ちます。仕掛けを回収する時も手前へ引きずらず、竿を立てて底から離してから巻き上げてください
 

狙える主な魚種

マハゼ、セイゴ、フッコ、シーバス、クロダイ、キビレ、ボラ
 

その他

シロギス、カレイ、メバル、カサゴ、サッパ、サバ、カマス、フグ、エイなどが混じることがあります。釣果投稿ではシーバス、クロダイ、キビレ、ハゼなどが確認されていますが、小型回遊魚は群れが周辺水域へ入った時に限られます
 
エイは底釣りの仕掛けに掛かる可能性があります。尾には毒棘があるため、釣れた時は尾へ近づかず、素手で押さえないでください。重量のあるエイを無理に抜き上げず、取り込みが難しい場合は糸を張ったまま陸上へ引きずり上げようとしないことが必要です
 
新木場公園でアオリイカやコウイカを継続して狙える公式情報や安定した釣果は確認できません。水域は砂泥底とカキ殻が中心で、一般的なエギングのキャスト方法も利用ルールに合わないため、エギングを目的にする場所には向きません
 

この釣り方で釣れます

 

ミャク釣り

マハゼ、セイゴ、キビレ
短い竿に軽いオモリと1本針または2本針の仕掛けを組み、アオイソメを付けて足元から近距離の底へ入れます。夏から秋のマハゼ釣りに使いやすく、根掛かりの多い新木場公園でも仕掛けを真上へ動かしながら探れます
 
着底後はオモリを小さく動かして数秒止めます。アタリがなければ仕掛けを持ち上げて落とす位置を変え、滑らかにオモリが動く砂泥底を探してください
 

胴突き釣り

マハゼ、セイゴ、フッコ、カレイ、カサゴ
オモリを仕掛けの一番下へ付け、足元へ静かに下ろします。針が底から少し浮くため、仕掛け全体を海底へ這わせる釣り方より、カキ殻や基礎への根掛かりを抑えやすくなります
 
マハゼは底付近、セイゴとフッコは底から中層まで探ります。着底後に反応がなければ、リールを数回巻いて仕掛けを持ち上げ、異なる深さで待ってください
 

ヘチ釣り・落とし込み

クロダイ、キビレ、シーバス、セイゴ、フッコ
カニ、貝類、アオイソメなどを壁際へ落とし、表層から底まで探ります。長い直線護岸、護岸の角、千石橋寄りの壁際を数mずつ移動してください。クロダイやキビレの釣果は実際に確認されています
 
潮が速い時にエサが壁から離れる場合はオモリを重くし、潮が緩い時は軽くして自然に沈めます。魚を掛けたら護岸基礎へ入られる前に壁から離し、ランディングネットで取り込んでください
 

ウキ釣り

セイゴ、フッコ、シーバス、クロダイ、キビレ
アオイソメなどを付けたウキ仕掛けを足元から近距離へ入れます。クロダイとキビレは底付近から始め、根掛かりが続く場合はウキ下を浅くします。セイゴやフッコは中層へ浮くことがあるため、小魚が水面に見える時は浅いタナも探ってください
 
千石橋寄りでは仕掛けが橋脚側へ流れやすくなります。ウキが橋の下や船の通行方向へ入る前に回収し、釣り座を変える時は仕掛けを水中へ残さないようにします
 

コマセを使わないサビキ釣り

サッパ、サバ、小型回遊魚
小型回遊魚が水面や中層へ入った時は、コマセを使わないサビキ仕掛けや、針へ直接小さなエサを付ける方法で狙えます。新木場公園は浅い場所が多く、回遊魚を年間通して狙える場所ではありません
 
魚影が見えない時に同じ仕掛けを続けるより、マハゼの底釣りやクロダイの落とし込みへ切り替える方が釣りを組み立てやすくなります
 

新木場公園で釣果を狙う

 

新木場公園で釣果を狙う場合は、潮位と底質を確認します。岸近くが浅いため、潮位が下がった時間は魚が足元から離れやすく、上げ潮から満潮前後にマハゼ、クロダイ、キビレ、セイゴが岸へ入る可能性があります
 
マハゼは砂泥底を探し、着底後に短く誘って止めます。根掛かりが続く場所では仕掛けを横へ引かず、数m移動して底の感触が変わる場所を探してください
 
クロダイとキビレは、護岸の継ぎ目、角、貝が付く場所、潮が壁へ当たる位置へエサを落とします。同じ場所で反応がなければ、表層から底まで探った後に次の継ぎ目へ移動します
 
シーバスは千石橋寄り、護岸の角、小魚が見える場所が候補です。底だけで待たず、中層から表層まで仕掛けの深さを変えてください

 

夜釣り

公式案内では釣りを通年利用可能としていますが、釣り利用を24時間とする記載はありません。夜間に向かう場合は、公園入口や水際に閉鎖表示、工事規制、イベントによる利用制限がないか確認してください
 
夜はセイゴ、フッコ、シーバス、クロダイ、キビレなどが候補です。千石橋周辺や護岸の角では明暗ができますが、公園内の明るさは場所によって異なります。足元と手元を照らせるライトを用意し、対岸や周囲の利用者へ光を向け続けないようにしてください
 

施設・アクセス情報
駐車場

新木場公園に専用駐車場はありません。車で向かう場合は、新木場駅周辺などの有料駐車場を利用します
 
新木場駅前の三井のリパークは33台で、20分200円、入庫後24時間以内の最大料金は1,600円です。月曜日から土曜日は7時〜22時に入庫でき、日曜日、祝日、時間外は入庫できません。時間外でも所定の方法で出庫できます。料金や利用条件は変更される場合があるため、入庫時の表示を確認してください
 
公園周辺の道路や事業所の出入口、橋の付近、バーベキュー利用者の搬入経路には駐車できません。釣り道具は有料駐車場から運べる量にまとめてください

トイレ

新木場公園にはトイレとバリアフリートイレがあります。公園マップでは、入口に近い園路沿いに表示されています。
トイレの洗面台で魚、エサ、バケツ、仕掛けを洗うことはできません。手洗い用の水、ウエットティッシュ、汚れ物を入れる袋を用意してください
 

バーベキューエリアと公園設備

公園内には芝生広場、藤棚、ベンチ、喫煙所、予約制のバーベキューエリアがあります。バーベキューエリアは公園の中央から道路側に広がり、水際の釣り区間と利用者の動線が重なる時間があります
 
釣りエサ、仕掛け、釣り具の販売やレンタルは行われていません。虫エサ、予備の針、オモリ、ハリス、ランディングネット、飲み物は公園へ向かう前に用意してください
 

所在地

東京都江東区新木場二丁目
 

アクセス

JR京葉線、東京メトロ有楽町線、りんかい線の新木場駅から徒歩約7分です。複数の路線を利用でき、公園専用駐車場がないため、短い竿と軽い仕掛けでマハゼやクロダイを狙う釣りでは電車を利用しやすい場所です
 
駅から公園までは一般道を歩きます。ランディングネットや長い竿を持つ場合は、歩行者や自転車へ穂先を向けず、仕舞った状態で運んでください
 

注意事項
立入・釣り禁止情報

釣りができるのは、公式マップと現地表示で指定された水際です。竿を後ろへ振りかぶる投げ釣り、横から投げる釣り、同じ動作を使うルアー釣り、撒き餌、船舶の航行を妨げる行為、指定場所以外での釣りは禁止されています。公園内で火を使用できるのは、管理されたバーベキュー利用の範囲に限られます
 
現在の公式マップでは長い護岸側と短い護岸側の両方に釣りマークがあります。古い情報だけで範囲を決めず、工事柵、ロープ、現地看板が設置されている場合は、その手前で釣りを行ってください
 

安全面

大型船が航行した直前と直後は、時間差で高い引き波が護岸へ届くことがあります。天候が悪い日は波浪や突風が起こりやすいため、水際へ近づかないよう公式に案内されています
 
護岸には柵がない区間があり、水面まで高さを感じる場所もあります。大型魚の取り込みにはランディングネットを使い、魚やオモリを無理に抜き上げないでください
 

マナー

新木場公園は釣り専用施設ではなく、芝生広場やバーベキューエリアを利用する人も訪れます。竿、イス、バケツ、クーラーボックスを園路や芝生への出入口へ広げず、通行できる幅を残してください
 
釣り糸、針、オモリ、仕掛け、エサの袋、飲食物のゴミはすべて持ち帰ります。近隣施設のゴミ箱へ釣りのゴミを捨てることも禁止されています。
新木場公園では、砂泥底のマハゼ、護岸際のクロダイとキビレ、千石橋寄りや角を回るシーバスを中心に狙えます。カキ殻や基礎による根掛かりを避け、底へ仕掛けを置いたまま引かず、足元から近距離を丁寧に探ってください