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イワシングでイワシを釣ろう

 
 
イワシング
 
アングラーにとってイワシの存在は初心者でも釣れる魚、もしくは大きな魚を引き連れてくれるベイトフィッシュといった印象で、実際釣りに来ている家族連れがサビキ仕掛けやウキ釣りなどでイワシを沢山釣るところも見かけます
 
「イワシは簡単に釣れる」は全ての場所に当てはまる訳ではなく、スレている釣り場ではサビキの撒き餌でイワシが寄ってきても、ヒットしてない事がよくあり、トリックサビキを使用したり、人や竿をイワシに見えないようにしてイワシの警戒心を解きやっと釣れる事もあります。自身のホーム釣り場(三崎港)でもこのスレイワシ現象がよく現れます
 
実際に私が体験したスレイワシは晩秋の夕まずめの時間に三崎水産物地方卸売市場前にイワシの群れが入る事が数日続いたのでサビキ仕掛けを持参して釣行しました。この釣り場は普段あまりアングラーがおらずイワシもスレてないようで20分程で20匹以上のカタクチイワシが釣れました。前半はサビキ仕掛けに2-3匹付いてたのですが、後半にいくほど釣果が落ちる感じで、短時間の間にもスレが発生いたようです
 
日が沈み、そのポイントは外灯がないので、そこから徒歩5分で行ける人気エリアの超低温冷蔵庫前に移動しました。三崎水産物地方卸売市場前同様カタクチイワシの群れが入っていたのでサビキ仕掛けを投入。しかし20-30分釣行して釣れたのは3匹、うち2匹はスレ掛かりで釣れたイワシでした
 
ネットで調べた所、三崎港周辺エリアは通常のサビキで沢山のイワシを釣るのは難しい事例が幾つもあり、釣果を出す人はトリックサビキやイワシの警戒心を解く手法を用いてる人が多いことを知りました。時期によってはノーマルサビキでも大量のイワシが釣れるそうです
 
釣った魚を食べる時は持ち帰り、そうでない場合はリリース、そんなアングラーの方が多数だと思いますが私もその一人です。イワシは決してまずくはない魚ですがアジやカサゴ、タイ、シロギスなどと比べると味ががさつなので、食べていく内に飽きてしまいます。そんな自分がサビキ仕掛け等で大量のイワシを釣り持ち帰っても余してしまいます。それならばイワシ釣りはイワシングで行い釣れた魚はその場でリリースするゲームフィッシングとしてやっていこうと思い、色々研究してみました
 

 
調べてみるとアジングの仕掛けで釣れる情報が目に飛び込んできました。その内容は1.5g程度のジグヘッドに1.5~2インチ程度のワームを付けて沢山の釣果が出た。自身もほぼ同じ仕掛けでチャレンジしましたが群れに投げ込んでも興味は持って貰えますがバイトやヒットは無く撃沈。こうなると仕掛けを小さくするしかありません。まずはジグヘッドを0.5gに変更。ワームもとにかく小さいモノをセレクトしました
 
 
 
何とか1匹釣れましたが結構シビアでした。私は普段から生餌も多用するので今度は食わせオキアミをジグヘッドに付けました。バイトの数や質が変わり爆釣とはいきませんでしたが数匹は釣れたので、その日は満足して釣行を終えます。生餌はやはり強い印象です
 

 
次回の釣行ではサビキ仕掛けでのイワシの行動を見たかったのでサビキを投入後、置き竿にして撒き餌に群がるイワシを観察をしました。ふとここにジグヘッド投げ込んだらどうなるか興味が湧き投入するとあっさりイワシが釣れました。そうか撒き餌を使えば更に釣れるのか。撒き餌を使う時点でゲームフィッシング性はかなり薄れるけど一つの選択権と思いました
 


 
次の釣行ではイワシを寄せる撒き餌、アミ姫に小麦後を混ぜ団子状にしたモノを持参しました。アミ姫に小麦後を混ぜた理由はアミ姫はジェル状の為、そのままではポイントに届かない事、あとは撒き餌をかさ増しです
 

 

ポイントに撒き餌を投入。この時、団子を少しほぐすと水中でパウダー状になるので効果が倍増します。ここにジグヘッドを投入。数匹の釣果が出ました
 

 
別の検証で玉ウキを使用した釣法があり、イワシングに関してはゆっくりジグヘッドが沈む浮力のウキ使用で通常時より若干バイトが増えました。遅く沈むことが良かったのかも知れません。ジグヘッドが完全に浮く玉ウキ使用時はレンジで釣果が変わりました。ほぼ表層、水深1m、水深2m、レンジによってイワシの反応が変わるのは面白かったです。どの層に反応があるかはその日次第ですが、総合的にはレンジが深くなるほど反応が薄れ、ボトムはほぼ反応しない感じでした(他の魚が反応します)
 

 
イワシングはゲームフィッシングとしてはかなり楽しいですが釣果主義の方には向かないと思います。沢山釣りたいならサビキ仕掛け等で釣る方がよいです
 

 

 道具

 
ロッド
 
ライトゲーム用のロッドがおすすめです。長時間の釣行の際、重いロッドは疲れてしまうので力のない方や女性はアジングロッドなどの軽いロッドがおすすめです
 
二本継ぎのロッドはキャストがしやすく感度もよいので使い易い反面、持ち運びは少し面倒です
 
四本継ぎは携帯性にも優れ感度も悪くなくキャストもしやすいです
 
テレスコ(振り出し)ロッドはとにかく携帯性がよいです。感度などは継竿より多劣ります
 

 
リール
 
500~2000番台がおすすめです。こちらもロッド同様、軽量なリールの方が疲労が少ないです
 

私の一押しは月下美人
 

アンダー1万円で狙うならレガリスがおすすめ
 


 
ライン
 
繊細な方がいいのでエステルラインがおすすめです
 

 


 
仕掛け
 
ラインにジグヘッドを付けるだけです。根ずれや歯ずれでライン切れが心配な人はリーダーを使用してください
 
ジグヘッド、虫ヘッド
 

 


 
釣り方
 
  キャスト
 
海
 
キャスト時はイワシの群れより奥に投入します(直接群れに投げ込むとイワシが散ってしまう場合があります) ロッドを立てながらジグヘッドを表層のレンジにキープさせ群れに入れていきます。群れに入ったらゆっくり沈ませ、止める、少し動かず、沈めるの繰り返しでバイト待ちます。先に撒き餌を投入後、撒き餌に集まったイワシの群れに狙いを付けると釣果が増えやすいです。レンジキープが難しい場しいは先程の玉ウキ仕掛け推奨です。合わせは基本向こう掛かり待ちでよいと思います
イワシング(アジング)の変則バージョンを検証
 

イワシング+サビキ

ライトゲームにサビキの要素を組んだ
釣果の出やすい仕掛け

 
アジング、イワシングで釣果が出ないアングラーに一度試して欲しいメソッドです。スレアジ、スレイワシ対応の変則イワシング(アジング)仕掛けの紹介
 
 
アジング+サビキ
 
本題に入る前に時系列で話しを進めていこうと思います
 
2020年、10月に入ってもアジやイワシの回遊はあまりなく、地元の漁師さん曰く海水温度が高いから廻ってこないと事でしたが10月後半になりアジやイワシが回遊してきた話しが耳に入ってきます
 
自身が頻繁に釣りをするポイント(うらり)にもアジ、イワシの群れが入る頻度が上がり、日中でもたまに回遊がありましたが夜の方が断然回遊してきました。外灯があるポイントなのでプラクトン補食の為の回遊だと憶測してます
 
主にマアジ(豆アジ)、カタクチイワシ、マイワシの回遊です。マアジが回遊してきた時はアジングでアタックしますが三崎港のアジはスレているのでアジングには基本反応しません。どんなにジグやワームを小さくしてラインを細くしてプラクトンパターンで誘ってもアジは逃げるばかりで興味すら示しません(これについて自身のスキル不足もあります)
 
アジングには興味を示さないアジですが、サビキ仕掛けでは釣れます。大漁とまではいきませんが1時間もやっていれば4~5匹釣れます。幹糸1.5号、ハリス0.6号とアジングのエステル(0.3号)に比べかなり太いライン使用なのに…少し納得いきませんよね
 
私自身、サビキ釣りがあまり好きではありません。コマセをカゴに入れる、コマセで手が汚れる、仕掛けが細かい、サビキ針が絡むなど面倒事が多いからです
 
サビキ釣りをしなくなってからはアジ、イワシの群れはスルーです。群れが入る時は別の魚が釣れ易いのでライトゲームでカサゴ、オオモンハタ、マハタ、メバルあたりを狙う日々が続きました
 
ある日「今日もイワシの群れが入っている。アジにアジングは通用しなかったけどイワシには通用するかもと1.5gジグヘッドに食わせ1.5インチのワームを付け群れに投入します
 
ジグケース
 
アジングワーム
 
深めのレンジでは興味は示しバイトしてきますがヒットはしません。ジグヘッドがイワシには大きすぎたのです。試しに食わせオキアミを半分にちぎり再チャレンジしますが先程よりバイトは増えるもののヒットはせず一度アジングでイワシ狙いは止めます
 
 
その日どうしてもイワシが釣りたかった私は一度、サビキ仕掛けを取りに自宅に戻り、再度釣り場に行きイワシを狙います。なぜにサビキ仕掛けかというと1.5gのジグに掛からなくともサビキ針ならと思ったからです
 
サビキ仕掛け
 
仕掛けはこのように組みました。サビキ仕掛けの重りは本来4~6号を使用しますがライトタックルでは竿先に負担が掛かる為、1.5gジグヘッドを重りとして使っています
 
海
 
イワシの群れはかなり手前(陸側)にいて
 
群れ
 
群れの雰囲気はこんな感じでした
 
イワシング(アジング)+サビキ仕掛けをイワシの群れに投入します。浅いレンジは反応なしでしたが、深めで反応が出始め、何投目かに10cmにも満たないカタクチイワシが掛かります。20分程でイワシが3匹釣れますが、その後サビキ仕掛けが複雑に絡まり修復出来そうもないので釣行を終了します
 

 
前回の教訓(仕掛けの絡まり)を活かし、今度はサビキ針を減らしたバージョンの仕掛けを作ります
 
アジング+サビキ
 
別の日、群れを発見します。今回はイワシではなく15cm前後のマアジ(豆アジ)です
 
海
 
群れとの距離感はこれくらいで前回はロッドが届く位置に群れがいたのでラインの出し入れでレンジを探り、レンジキープ出来ましたが今回はそれが難しいので、群れにキャストしてアジング・プラクトンパターンの手法でレンジキープしますが反応がありません。やはりアジはイワシより手ごわいです
 
レンジキープについては自身のスキル不足もあると思ったのでレンジキープが簡単に出来る仕掛けにチェンジします
 
アジング+サビキ
 
先程の仕掛けに玉ウキを装着しました。反応はイワシより断然少ないですが90分の釣行で豆アジが何とか2匹釣れました
 

 
イワシング(アジング)+サビキで釣行を重ねるうちに体感的に仕掛けの動きが自然な程、釣果が出やすいと感じます。一番のチャンスタイムは仕掛けが着水後、レンジに到着するまでの時間でした。重りを軽くすればバイトが更に増えるのでは?と仕掛けをブラッシュアップします
 
アジング+サビキ
 
オキアミワーム
 
1.5gのジグから0.8gジグに変更。ジグが小さくなる事で針も小さくなり、小さい針ならアジやイワシも掛かりやすいと思い、1インチのワームを付けました。これまでのジグヘッドは重りだけの役目でしたが、今回からは針でもあるので、サビキ針を一本減らしました。サビキ針は2本でも結構絡まっていたので1本にして絡まりが減り快適です
 
ブラッシュアップした仕掛けで釣果が上がったかと言えば微妙です。掛かるのは、ほとんどがサビキ針でした。ジグヘッドにはアジやイワシは掛かりませんがメバルや深いレンジだとカサゴがヒットします。ワームではなく食わせオキアミにすると更に釣果がありました
 

 
最後に
 
この仕掛けのメリットはスレアジ、イワシに対しイワシング(アジング)で反応がない時、バイト&ヒット率が上がり易い事です。但し通常のサビキ仕掛けはコマセで魚を集めますがイワシング(アジング)+サビキ仕掛けは集魚効果はないので群れに仕掛けを投げ込む事が必須です
 
装備も少なく(写真の白いケースがアジング+サビキ用)アジやイワシの群れを見つけた時に数分で仕掛けを装着して試せるのでお手軽です
 
ジグヘッドケース
 
ジグサビキでよいのでは?私もそう思い数回実釣しましたが三崎港エリアではバイトすらありませんでした(何度も書きますが自身のスキル不足もあります)
 

 
アジングはアタリを感知するのが難しい釣法です。友人に聞いた話ではアタリを覚える為に最初はジグヘッドに活きイソメを付けバイトの感覚を掴んでからワームに変えるそうです。サビキ針は活きイソメ程ではないにしろバイト率は高くウキ使用ならレンジキープ動作も省けるのでアジがバイトしてくる様子が観察出来ます。結果アジの考察に繋がり、ジグ単アジングでも攻め方が分かってくるのかなとも思います
 
先人が考案したロジックは偉大ですが、そのロジックが全てのアングラーやポイントに当てはまる訳ではありません。視点を変え釣果の出やすい釣法からヒントを得て、本命に釣り方に落とし込むのも上達の一つかなと感じています
 
玉ウキは少し嫌だなと思う方は飛ばしウキ使用もいいと思います
 

 
飛ばしウキは着水時の衝撃が強いので群れの少し先にキャストするのがよいと思います。群れに直接キャストすると群れが散る可能性大です
 


 
記事に出てきた商品
 

 

 

 

 

 

イワシング+サビキ
ブラッシュアップ 

 
実釣していく内に幾つか気づいた事があり仕掛けをブラッシュアップしました
 
 
アジング+サビキ
 以前のイワシング+サビキ仕掛け
 
釣りというのは状況によって仕掛けを変えていきますが、その際に少しの手間を億劫に感じます。釣果を変えずもっと簡易な仕掛けに出来ないか模索して思い付いたのがこちらの仕掛けです↓
  
アジング+サビキ
 
ジグヘッドに繋がるラインに直接サビキ針(ハリス)を連結させる仕掛けです
 

 
仕掛けの作り方
 
アジング+サビキ
 
売っているサビキ仕掛けを写真のようにカットします
 
アジング+サビキ
 
 
好みの場所に二重結び(片結びを2回) でメインラインと連結させます
 
アジング+サビキ
 
アップにするとこんな感じです
 
アジング+サビキ
 
余計なラインをカットします
  
アジング+サビキ
 
完成です。ウキを付けたい時は
 
アジング+サビキ
 
こんな感じです。簡易に装着出来る飛ばしウキを使うのも一つの手です
 
アルカジックジャパン シャローフリーク PUCHI F
 

 
もう一つのメリット
 
アジング+サビキ
 
根掛かりの時(ほぼジグヘッド)矢印の場所でラインが切れればジグヘッド一つロストで済むのですが
 
アジング+サビキ
 
矢印の結合部分でラインが切れる事も結構あります
 
アジング+サビキ
 
ブラッシュアップした仕掛けは矢印部分でしか切断されないのでサビキ針は残ります