エメラルダスシャイン
LCレザーインパクト
釣れる?釣れない?
インプレッション

2025年2月に発売されたダイワのエメラルダスシャイン。同月の時点で3.5号の販売のみでカラー展開は8色となっています
このエギの売りはレーザーインパクトによるフラッシング効果とロングキャストとなりますが、フラッシング効果&飛距離&沈下速度&角度などを含め自分なりにインプレッションします
フラッシング効果のエギと言えばシマノのフラッシュブースト。デュエルのレンズエギ。ヤマシタのエギ王サーチなどがありますが、その辺との比較も伝えていきます
この記事を書いているのが2025年2月となります。マイエリアは現在ほぼエギング釣果が見込めず実際エメラルダスシャインを何度も使いましたが、他のエギも含め真蛸1杯しか釣れなかったので現状では使用感などを中心にインプレします
レーザーインパクト
一番の売りであるレーザーインパクトによるフラッシング効果ですが、程よいフラッシング効果と他メーカーのフラッシングエギが主に側面を中心にフラッシング効果が出てる感じですが、このエギは多方面にフラッシングする感じです
他メーカーのエギとフラッシング効果のみで強い順に並べるとこんな印象を持ちました(あくまでも個人的感覚です)
フラッシュブースト→エメラルダスシャイン→レンズエギ→エギ王サーチ
正直フラッシュブーストはアピールが強すぎて使いところが限られていたイメージですが。エメラルダスシャインは様々なシーンで使えそうという印象を持ちました
飛距離(LC=ロングキャスト)
同じ3.5号で18.5gの他メーカーのエギと比較した所、エメラルダスシャインの方がひと伸びあり距離にすると5m程度飛んでる感じがします。使用したロッドが7.10フィートの比較的短いロッドの為、8.6フィートのなどのロッドを使えば距離はかなり出ると思います
沈下速度&姿勢
沈下速度は1m3.75秒。沈下姿勢は結構頭を下げてフォールするイメージです。個人的には中層フォールで狙うなら払い潮や早潮ではフリーフォールでもいけると思いますが、あて潮や潮がトロい時はカーブフォールなりテンションフォールが釣れるかなと思います。ボトムを狙う際は手前に寄りにくいのでボトムステイを長く取って狙うのもありだと思います。他メーカーで言うとデュエルのパタパタez-qの沈下姿勢に似てると感じました
釣れるカラー
カラーに関しては現状釣れそうなカラーとさせて貰います

LIオレンジアジ
日中やまずめに釣れそうなカラーです。シリーズの中で視認性が一番良いです

LIブルーグローレザー
夜なら夜光のこのエギが最も活躍しそうです

LIチャートヘッドイワシ
マイエリアではベイトカラー、特にイワシカラーが強いので、この選択です
ダート性能&フォール
ダート性能は標準的でダート特化型エギに比べるとやや物足りません。フォールも特に潮噛みがいいという訳ではないです
使い方
距離が出せるので潮通しの良いポイントで少しでも沖に投げて回遊しているイカを狙いたいエギです。フラッシング効果も高活性のイカ向きだと思います
どちらかと言えば明るい時間帯より夜に良さげです。新月週や雨天時の磯などは夜光なども含め狙うべきですが、常夜灯がある堤防などは夜光など使わずとも釣れると思います。ロストがしにくい場所ではボトムステイ+フラッシング効果で釣れると思います
アオリイカ以外にもケンサキイカ、スルメイカ、ヤリイカ、コウイカなどにもエメラルダスシャインは効果的だと思います
最後に

エメラルダスシャインが釣れるか?釣れないか?で言えば釣れるエギだと思います。但し物凄く釣れるエギでも無ければ、これでしか釣れないと言うのも無い気がします。飛距離が出る&フラッシング効果というのも特に新機能でも無く、これまで出たロングキャストやフラッシング効果のあるエギのブラッシュアップされた商品と言う認識で間違ってないと思います
商品自体はキラキラしてて、かなり綺麗なので女性に人気が出そうなエギだと思います。これまでのダイワの販売戦略だと2025年の夏くらいに3号や、もしかしたら2.5号も発売されそうです。そして2026年にタイプSの登場だと思います
個人的にマイエリアは6~7月にケンサキイカが沢山釣れるので2.5号のエメラルダスシャインがあれば釣れそうと思うのですが、おそらくそれまでには2.5号は発売されないと思います
あくまでも主観ですがエメラルダスシャインは玄人受けはしないけど、万人受けしそうと思った次第でした。イカが釣れる季節になったら再度使ってみます。追加でインプレ記事を書くかも知れませんが、この先エメラルダスシャインが自身の1軍エギになるかと言われれば懐疑的です。同じダイワのエギならエメラルダスステイやアモラスジョイントの方が特化型エギでステイやアモラスだから釣れたと思える時があるので、そのポジションにくるエギになれば良いと思います
更新日 2025年3月16日
著者 古田晃広