Canon EF35mm F2 IS USM
レビュー(使用感)|作例
自分が最も得意とする撮影は人物写真(ポートレート)です。一般的に人物撮影は焦点距離50mm以上のレンズを使う人が多いですが、私は50mm以上のレンズが若干苦手で、28mmや35mmで被写体に近づき遠近感を出す表現法が好きです
今回レビューするEF35mm F2 IS USMは自身が好きな焦点距離のレンズ。使用感や描写について解説します
まず最短撮影距離が24cmとかなり寄れます、人物写真でなく、静物(物撮り)でも重宝します。IS(手振れ補正)は正直これまでに恩恵を感じる事はありませんが、暗所では役立つので無いよりあった方がいい機能だと思います
AFの精度と早さは、それなりです。発売が1993年と考えれば仕方ないです。丁寧にピントを合わせれば十分実践レベルです
描写はシンプルで、あまり癖がありません。別のワードで表せばしっとりした描写となります。人によっては物足りなさを感じるかも知れません
今回は記事用に改めて作例写真を撮影しました。新作と過去写真も含め紹介していきます
まずは同じシチュエーションで絞り値変化による描写の違いです
左後方から逆光気味の斜光
F2.0
F5.6
F10
3月上旬の15時台に撮影しました。逆光気味の斜光です。被写界深度は海面で確認出来ます。印象と癖のない素直な描写だと思います
F2.0
F5.6
F10
同日別箇所で撮影した写真
横からの斜光。ピンクの椿の花と一緒に撮りました
絞りはF2.0。この写真の方がレンズの良さ(魅力)が分かりやすいかも知れません
雰囲気のあるコンクリの壁にもたれ撮影。絞りF2.0
日陰でかなり暗い状況でしたがモデルがしっかり浮き出た印象の描写です
ここからは以前に撮影した写真による作例です
こうして写真を並べて見ると、シンプルで飽きのこない描写です。これを良しとするかは好み次第だと思います
f2.0のレンズ開放値は背景をぼかす撮影にも向き、比較的コンパクトなのでスナップ写真もOK。暗所でも活躍出来ます。現在中古品しかありませんが、2026年3月時点で1~2万円台。この価格で買って損はしないコスパレンズだと思います