横須賀は、神奈川県内でもアジングと相性の良いエリアです。東京湾に面した海辺つり公園、うみかぜ公園、大津周辺、浦賀、鴨居、走水、久里浜方面、さらに相模湾側の長井や佐島方面まで、アジの回遊を狙える釣り場が点在しています
横須賀のアジングが面白いのは、同じ市内でも釣り場の性格が大きく変わることです。海辺つり公園やうみかぜ公園のような足場の良い公園型の釣り場もあれば、浦賀や走水のように潮の流れを読む必要があるエリア、久里浜のように河口と港湾部の変化を絡めて考えるエリア、長井や佐島のように相模湾側の港まわりを狙うエリアもあります
ただし、横須賀は釣り場ルールの確認が特に重要な地域です。公園、護岸、漁港、港湾施設、立入禁止の防波堤が混在しており、以前釣りができた場所でも現在は釣り禁止や立入禁止になっている場合があります。アジングをする場合も、釣行前に公式サイト、現地看板、管理者の案内を必ず確認してください
この記事では、横須賀でアジングの候補になるポイントを紹介しながら、それぞれの釣り場の特徴、狙いやすい時間帯、ジグヘッドの重さ、レンジの探り方、釣れない時の考え方までまとめます
横須賀アジングの特徴
横須賀のアジングで最初に意識したいのは、潮の流れです。横須賀は東京湾の入口に近く、浦賀水道に面した場所では潮がしっかり動きます。アジは潮に乗って回遊する魚なので、潮が効く場所、流れが緩む場所、流れがぶつかる場所、ベイトが溜まる場所が狙い目になります
横浜・川崎のアジングは、湾奥の港湾部に入ってくるアジを拾う釣りになりやすいですが、横須賀ではもう少し潮の力を使う場面が多くなります。潮が動けばチャンスになりますが、逆に流れが強すぎると軽量ジグヘッドでは何をしているか分からなくなります
そのため、横須賀のアジングでは、0.6gや0.8gの軽いジグヘッドだけでなく、1g、1.3g、1.5g、2g前後まで用意しておくと釣りが組み立てやすくなります。特に走水、浦賀、久里浜、うみかぜ公園周辺のように潮や風の影響を受けやすい場所では、操作感を残せる重さを選ぶことが重要です
横須賀では、アジだけでなく、サバ、イワシ、メバル、カサゴ、セイゴ、メッキ、小型青物などが混じることもあります。アジの回遊がない時間帯でも、ライトゲームとして魚の反応を得やすいのが魅力です
一方で、アジは回遊性の強い魚です。同じ釣り場でも、昨日釣れたから今日も釣れるとは限りません。釣果を伸ばすには、潮、時間帯、ベイト、常夜灯、明暗、風向き、水深を見ながら、アジが入るタイミングを待つことが大切です
横須賀アジングはエリアで考える
横須賀のアジングは、釣り場を単体で見るより、エリアごとの性格で考えると分かりやすくなります
東京湾側の横須賀中心部は、海辺つり公園、うみかぜ公園、大津周辺が中心になります。足場が良く、釣行しやすい反面、混雑や利用ルールの影響を受けやすいエリアです。初心者が横須賀でアジングを始めるなら、まずはこの周辺から考えると釣りを組み立てやすくなります
浦賀・鴨居・走水方面は、潮の動きが強く出やすいエリアです。アジングでは、流れそのものを釣るというより、流れが緩む場所、ヨレができる場所、明暗が絡む場所を探す釣りになります。軽すぎるジグヘッドでは流されすぎるため、1.5g前後の出番が増えます
久里浜方面は、港湾部、河口、フェリー航路、海岸線の変化が絡むエリアです。平作川河口周辺のように、淡水の流れ込みと海の潮がぶつかる場所では、小魚が溜まりやすいタイミングがあります。アジングでは、濁り、潮位、ベイト、明暗を見ながら判断します
長井・佐島方面は、横須賀の西側、相模湾側のエリアです。東京湾側とは潮の雰囲気が変わり、港口、外側の護岸、岩礁帯、常夜灯まわりが狙いどころになります。アジの回遊に当たれば面白い一方、回遊がない時はメバルやカサゴを拾う釣りになります
横須賀でアジングが狙いやすい時期
横須賀のアジングは、春から秋にかけて狙いやすくなります。特に初夏から秋は、小アジや中アジの回遊が入りやすく、港湾部や護岸まわりでアジングが成立しやすい季節です
春は、水温が上がり始める時期です。アジの回遊はまだ安定しにくいものの、ベイトが入る日や潮が動くタイミングでは反応が出ることがあります。春はメバルやカサゴの反応も期待できるため、アジだけに絞りすぎず、ライトゲーム全体で考えると釣行しやすくなります
初夏から夏は、小アジの回遊が入りやすい季節です。常夜灯まわり、港内の明暗、護岸沿いの潮のヨレにアジが差してくることがあります。小型が中心になる時期は、1g前後のジグヘッドと1.5〜2インチ程度の細身ワームが扱いやすくなります
夏場は、小サバやイワシが多くなることもあります。表層で小サバばかり反応する場合は、アジが少し下のレンジにいることもあるため、表層だけで判断せず、中層まで丁寧に探ることが大切です
秋は、横須賀アジングの好期です。小アジに加えて、少しサイズの良いアジが混じることもあります。ベイトが多く、夕方から夜にかけて潮が動くタイミングは特に狙い目です。群れが入ると短時間で連発することもあるため、時合いを逃さないことが重要です
晩秋から冬は、釣れる場所が絞られます。水深のある場所、潮通しの良い岸壁、港湾部の影響を受ける場所ではアジが残る可能性がありますが、回遊は不安定になります。冬はアジを本命にしつつ、メバル、カサゴ、セイゴも含めて狙うと釣行が組み立てやすくなります
横須賀アジングで狙いたい時間帯
横須賀のアジングでは、夕方から夜にかけてが有望です。日没前後はベイトが動きやすく、アジの回遊が入りやすい時間帯です
常夜灯がある場所では、明るい場所の中心だけでなく、明暗の境目を狙います。アジは明るい場所に集まる小魚を追いながら、暗い側や潮のヨレで捕食することがあります
特に狙いたいのは、日没前後、潮が動き始めるタイミング、満潮前後、ベイトが見える時間帯です。潮止まりで反応がなくても、上げ始めや下げ始めで急にアタリが出ることがあります
朝マズメも候補になります。夏から秋にかけては、夜明け前後に小アジ、サバ、イワシの回遊が入ることがあります。ただし、アジングは常夜灯や明暗を使える夜のほうがポイントを絞りやすいため、初心者は夕方から夜の釣行が組み立てやすいです
横須賀で外しやすい条件
横須賀のアジングで外しやすいのは、潮がまったく動かない時間帯です。潮が止まっているとベイトも動きにくく、アジの回遊も鈍くなりやすいです。潮止まりで反応がない場合は、動き始めまで待つか、メバルやカサゴ狙いに切り替えるとよいでしょう
風が強い日も難しくなります。横須賀は開けた護岸や潮通しの良い場所が多いため、横風や向かい風を受けると軽量ジグヘッドの操作感が消えます。0.8gで何をしているか分からない時は、1.5g前後まで上げて、まずワームの位置を把握できる状態を作ることが大切です
ベイトがまったく見えない日も苦戦しやすくなります。アジは小魚やプランクトンに付くため、常夜灯下に小魚がいない、潮目がない、ライズがない、生命感がない状況では反応が薄くなりがちです
雨後の強い濁りも注意が必要です。多少の濁りは悪くありませんが、ゴミが多く、ワームに引っかかるような状況では釣りがしにくくなります。河口周辺では特に、雨後の流れ、濁り、ゴミの量を見て判断しましょう
混雑している釣り場も、アジングでは外しやすくなります。横須賀の人気釣り場では、サビキ、カゴ釣り、ちょい投げ、ルアーなどが並ぶことがあります。周囲との距離が取れない状況では、無理にキャストせず、足元や正面の限られた範囲を丁寧に探る釣りに切り替える必要があります
海辺つり公園
海辺つり公園は、横須賀でアジングを考える時にまず候補になる釣り場です。東京湾に面した足場の良い公園型の釣り場で、アジ、サバ、イワシなどの回遊魚の実績があります。開園時間は5時から22時までで、遠投禁止や後方左右の安全確認、長時間の置き竿禁止などの利用ルールが案内されています
海辺つり公園の強みは、足場が整っていて釣りがしやすいことです。安全対策のフェンスがあり、家族連れや初心者でも利用しやすい釣り場です。一方で、人気が高く混雑しやすいため、アジングをする場合は周囲との距離を十分に取る必要があります
アジング目線では、海辺つり公園は「回遊待ち」と「レンジ探し」の釣り場です。潮通しがあり、アジの群れが入ればチャンスがありますが、アジがいない時間帯に同じレンジだけを引き続けても釣果は出にくくなります
最初に投げるなら、1g前後のジグヘッドが基準です。風が弱く、足元の明暗や近距離を丁寧に探れる状況なら0.8g〜1g。風がある日や潮が効いている日は1.3g〜1.5g前後から入ると操作しやすくなります
狙う順番は、表層、中層、ボトム付近です。まずは着水後すぐにゆっくり巻いて、アジが浮いていないか確認します。反応がなければ、3カウント、5カウント、10カウントと沈める時間を変えながら中層を探ります
足元から水深がある場所では、ボトム付近まで確認する価値があります。底付近では、ただ巻きだけでなく、軽いリフトアンドフォールやテンションフォールで見せると反応が出ることがあります
海辺つり公園で釣れない時は、まずアジの回遊があるかを考えます。サビキやカゴ釣りでもアジが出ていない場合は、アジが入っていない可能性があります。その場合は、メバル、カサゴ、セイゴなども視野に入れて、足元やボトム付近を探ると釣行が無駄になりにくくなります
アタリがあるのに掛からない時は、ワームのサイズを落とします。小アジが多い時期は、2インチ以上の太いワームでは吸い込みにくいことがあります。1.5インチ前後の細身ワームや、柔らかい素材のワームに変えるとフッキングしやすくなります
海辺つり公園は遠投禁止のルールがあるため、アジングでも無理に広く探る釣りではなく、足元から正面の範囲を丁寧に探る意識が大切です。周囲の釣り人、通路、後方の安全確認を徹底し、施設ルールの範囲内で楽しみましょう
うみかぜ公園
うみかぜ公園は、猿島を望む横須賀の代表的な公園です。浦賀水道を航行する船舶を眺められる開けたロケーションで、潮通しも良く、アジングの候補になる場所です
ただし、うみかぜ公園は釣りの可否に注意が必要です。横須賀市は、うみかぜ公園での釣りについて、平日のみ可、土日祝祭日は釣り禁止、展望台4か所は終日釣り禁止と案内しています。 連休やイベント時には臨時の制限が出る場合もあるため、釣行前の確認は必須です
うみかぜ公園のアジングは、潮と風の影響を受けやすい釣りになります。開けた護岸のため、無風なら軽量ジグヘッドで表層から中層を丁寧に探れますが、風がある日は軽すぎるジグヘッドでは釣りになりません
無風から弱風なら、0.8g〜1g前後で表層から中層を探ります。風がある日や潮が効いている日は、1.5g前後まで上げて操作感を優先します。アジングでは軽いジグヘッドが有利な場面もありますが、ワームの位置が分からない状態ではアタリも取れません
狙いどころは、明暗、潮のヨレ、ベイトが見える場所です。小魚が表層に見える時は、着水直後からゆっくり巻いて表層を通します。表層でサバや小魚の反応が多い時は、少し沈めて中層を通すとアジに近づけることがあります
うみかぜ公園では、潮が動くタイミングが重要です。潮止まりでは無反応でも、動き始めに急に反応が出ることがあります。釣行するなら、日没前後と潮が動く時間を重ねるとチャンスが増えます
ただし、うみかぜ公園は釣り人以外の利用者も多い場所です。歩行者、ランナー、観光客、家族連れが近くにいる時はキャストを控えましょう。公園利用者が多い場所では、釣れるかどうかより安全を優先することが大切です
大津地区1号護岸遊歩道
大津地区1号護岸遊歩道は、横須賀の東京湾側でライトゲームの候補になる護岸です。釣りは可能ですが、遊歩道のため投げ釣りは禁止、撒き餌も禁止です。また、漁港施設内や近傍の防波堤への立入りは禁止されています
アジング目線では、大津地区1号護岸遊歩道は「遠くへ投げる場所」ではなく、「近距離を丁寧に探る場所」です。遊歩道なので、歩行者が最優先です。キャスト時は後方確認を徹底し、人が近い時は投げないようにしましょう
狙いどころは、足元の壁際、明暗、潮のヨレ、ベイトが見える場所です。アジは回遊魚ですが、常夜灯や潮のヨレが絡む場所では岸壁沿いに差してくることがあります
ジグヘッドは0.8g〜1.5g前後が扱いやすいです。足元の明暗や壁際を狙うなら0.8g〜1g、潮が効いている時や風がある時は1.3g〜1.5gを使います
釣り方は、まず足元から探ります。護岸沿いにワームを通し、表層から中層をゆっくり巻きます。反応がなければ、カウントを入れて沈め、少し下のレンジを探ります
大津周辺では、アジ以外にメバルやカサゴが混じる可能性もあります。ボトム付近を探る時は、根掛かりに注意しながら、軽く持ち上げて落とす程度に留めると釣りやすくなります
大津地区1号護岸遊歩道で大切なのは、釣り方を小さくまとめることです。遠投、横方向への大きな探り、通行人の近くでのキャストは避け、足元から正面の範囲を丁寧に探りましょう
浦賀港周辺
浦賀港周辺は、港湾部と水道筋の潮の動きが絡むエリアです。浦賀水道に近く、潮が動きやすい地形のため、アジングでは港内の明暗、港口周辺、護岸の角、流れが緩む場所が候補になります
浦賀周辺で大切なのは、流れそのものよりも、流れが変化する場所を探すことです。潮が速すぎる場所では軽量ジグヘッドが流されてしまいますが、流れが緩む場所、反転流ができる場所、明暗が絡む場所では、アジがベイトを追って入ってくる可能性があります
ジグヘッドは1g前後を基本に、流れが速い時は1.5g〜2g前後も使います。軽すぎるとレンジが入らず、重すぎると沈みすぎるため、流れの強さに合わせて調整しましょう
浦賀で使いたい釣り方は、ただ巻きとドリフト気味の釣りです。ワームを流れの上流側に入れ、ラインを張りすぎず、流れに乗せて明暗やヨレを通します。アジのアタリは小さく出ることもあるため、ラインテンションを保ちながら違和感を拾います
港内で狙う場合は、常夜灯の下だけを見るのではなく、明るい場所と暗い場所の境目を狙います。アジは明るい中心にずっといるのではなく、暗い側から差してきて捕食することがあります
浦賀港周辺は船の往来や港湾作業がある場所です。係留船、ロープ、作業場所、立入禁止区域には近づかず、現地の看板を確認して釣りが認められている範囲だけを利用しましょう
鴨居周辺
鴨居周辺は、小規模な港、護岸、岩礁帯が絡むエリアです。アジングでは、港口、護岸の角、潮が変化する場所、常夜灯まわりが狙いどころになります
このエリアは、アジの回遊を待つ釣りと、メバルやカサゴを拾うライトゲームが混ざりやすい場所です。アジが入っていれば表層から中層で反応が出ますが、回遊がない時間帯はボトム付近で根魚の反応が出ることもあります
最初は1g前後のジグヘッドで表層から中層を探ります。ベイトが見える時は、表層をゆっくり巻くだけでも反応が出る可能性があります。反応がなければ、中層、ボトム付近とレンジを下げていきます
鴨居周辺で注意したいのは、根掛かりです。岩礁帯や根が絡む場所では、ボトムをズル引きするとすぐに掛かることがあります。ボトムを狙う場合は、着底後に軽く持ち上げて落とす、沈めすぎない、重すぎるジグヘッドを使わないといった工夫が必要です
アジを本命にするなら、港口や明暗を中心に表層から中層を探ります。メバルやカサゴも狙うなら、岸壁沿い、根の上、ボトム付近を丁寧に通します
鴨居周辺は小場所が多いため、先行者がいる場合は無理に入らないことが重要です。狭い場所で横に入るとトラブルになりやすいため、別の立ち位置を探しましょう
走水周辺
走水周辺は、横須賀の中でも潮の流れが強く出やすいエリアです。アジングでは、速い流れそのものを攻めるというより、流れが緩む場所、ヨレができる場所、ベイトが溜まる場所を探すことが重要になります
走水は潮が効くため、アジが回遊してくる条件はあります。ただし、軽量ジグヘッドでは流されすぎて釣りにならないこともあります。0.8gや1gで操作できない場合は、1.5g〜2g前後まで上げて、まずレンジを安定させましょう
狙い方は、流れに対して正面から無理に引くより、斜めに入れて流しながら探るイメージです。ワームを潮に乗せ、明暗やヨレに差しかかったところで食わせる意識を持つと組み立てやすくなります
表層で反応がない場合は、中層からボトム付近まで探ります。走水周辺では、アジのほかにメバルやカサゴが混じることもあります。ボトムを探る場合は、根掛かりを避けるため、重すぎるジグヘッドを沈めっぱなしにしないようにしましょう
走水周辺で釣れない時は、軽いジグヘッドに戻すより、まず流れの緩い場所を探すことが大切です。同じ重さでも、流れの芯とヨレでは操作感がまったく変わります
走水周辺は船の往来もあるため、港湾施設や係留船まわりでは釣りをしないことが前提です。立入可能範囲を確認し、安全な場所だけを利用してください
久里浜港・平作川河口周辺
久里浜周辺は、港湾部、河口、海岸が絡むエリアです。アジングでは、平作川河口周辺、港湾部の明暗、潮が動く場所、ベイトが溜まる場所が候補になります
平作川河口周辺は、流れ込みと港湾部の潮が絡むため、小魚が溜まりやすいタイミングがあります。アジはベイトに付いて回遊するため、河口の流れ、濁り、潮位、明暗を見ながら探るとよいでしょう
ジグヘッドは1g〜1.5g前後を基本にします。流れが強い時や風がある時は2g前後も選択肢です。河口まわりでは流れが複雑になることがあるため、軽すぎるとレンジが安定しません
釣り方は、表層から中層を中心に、流れのヨレを通します。濁りがある時はグロー系やチャート系、常夜灯が効いている時はクリア系やラメ入りも試したいところです
久里浜では、雨後の状況判断も重要です。雨後は河口の流れが強まり、濁りやゴミが出ることがあります。濁りがほどよく入ってベイトが寄ることもありますが、ゴミが多くて釣りにならない日もあります
久里浜で特に注意したいのが、立入禁止場所です。釣れそうに見える防波堤や港湾施設であっても、立入禁止場所には絶対に入らないでください。久里浜周辺でアジングをする場合は、釣りが認められている場所と現地表示を確認し、安全な範囲で楽しみましょう
リサイクルプラザ「アイクル」海釣りコーナー
リサイクルプラザ「アイクル」の海釣りコーナーは、追浜・浦郷方面で釣りができる公式の釣り場です。休館日を除き9時から17時まで開放され、天候や波の状況により利用中止になる場合があります
アジング目線では、夜釣り向きというより、日中のライトゲーム候補として考えたい場所です。アジングは夜の常夜灯まわりが有利になりやすい釣りですが、アイクルは利用時間が日中のため、朝から夕方の回遊やベイトの入り方を見ながら狙う形になります
ジグヘッドは1g〜1.5g前後を中心に、足元の変化や潮の流れを探ります。アジの回遊があればチャンスがありますが、反応が薄い時はメバル、カサゴ、小型回遊魚なども含めてライトゲームとして楽しむとよいでしょう。
日中のアジングでは、夜よりも魚に見切られやすくなります。ワームはクリア系、ラメ入り、ナチュラル系を中心に、シルエットを抑えたものが使いやすくなります。反応がない場合は、ワームサイズを小さくし、ボトム付近や壁際を丁寧に探りましょう
アイクルは公式に開放されている釣り場ですが、利用時間や天候による中止があります。釣行前に開放状況を確認し、ゴミや釣り糸を残さないようにしましょう
長井港周辺
長井港周辺は、横須賀西側、相模湾側の港まわりを狙えるエリアです。東京湾側とは違い、外海寄りの潮、湾内の穏やかな場所、港口の変化を組み合わせて考える釣りになります
アジングでは、港口周辺、外側の護岸、常夜灯のある場所、ベイトが溜まる場所が候補になります。アジの回遊がある時は短時間で反応が出ることがありますが、回遊がない時間帯はメバルやカサゴが中心になることもあります
ジグヘッドは0.8g〜1.5g前後を基本にします。湾内で潮が緩い時は軽め、港口や外側で潮が効いている時は少し重めにします。表層から中層でアジを探り、反応がなければボトム付近まで確認しましょう
長井周辺は、相模湾側らしいベイトの入り方をすることがあります。小魚が港内に入っている時、常夜灯まわりに生命感がある時、外側で潮が効いている時はアジングのチャンスになります
一方で、漁港では作業が最優先です。横須賀市は長井の海・浜利用について、漁業権や漁業者との共存、安全利用に関する案内を出しています。 係留船、ロープ、漁具、作業場所の近くでは釣りをせず、現地のルールと漁業関係者への配慮を徹底しましょう
佐島周辺
佐島周辺は、港、護岸、岩場が混在するエリアです。相模湾側の潮が絡み、港内に小魚が入るタイミングや、港口の潮が動くタイミングでアジングの候補になります
狙いどころは、港口、常夜灯まわり、護岸の角、外側の潮が効く場所です。アジの回遊がある時は表層から中層で反応が出ることがあります。回遊がない時は、メバルやカサゴが混じるライトゲームになります
佐島周辺では、浅い場所と水深のある場所が混在します。浅い場所では0.6g〜1g前後の軽量ジグヘッドでゆっくり見せる釣り、潮が効く場所では1.3g〜1.5g前後でレンジを安定させる釣りが向いています
岩場や根が絡む場所では根掛かりに注意が必要です。ボトムを狙う時は、沈めすぎず、軽く持ち上げて落とす程度にするとトラブルを減らせます
佐島では、アジを狙いつつも、メバル、カサゴ、ムツ、小型回遊魚なども視野に入れると釣行が楽になります。アジの回遊がない時間帯でも、ライトゲームとして成立しやすい場所です
ただし、佐島も漁港利用や船の往来があるエリアです。釣り禁止、立入禁止、作業優先の場所には入らず、現地表示を確認してください。夜釣りでは騒音やライトの向きにも注意しましょう
横須賀であえて外したい場所
横須賀には、いかにも釣れそうに見える防波堤、岸壁、港湾施設が多くあります。常夜灯があり、水深があり、潮通しが良さそうに見える場所は、アジング目線では魅力的に見えるかもしれません
しかし、横須賀では、釣れそうな場所と釣ってよい場所は別です。港湾施設、作業岸壁、係留船まわり、立入禁止の防波堤、漁業施設内には入らないことが前提です
アジングの記事で大切なのは、釣れる可能性だけを書くことではありません。読者が安全に、ルールを守って釣行できる場所だけを候補にすることです。特に横須賀は、観光利用、港湾利用、漁業利用、船舶往来が多い地域なので、現地ルールを守る意識が欠かせません
横須賀アジングの基本タックル
横須賀のアジングでは、6フィート前後から7フィート前後のライトゲームロッドが使いやすいです。足場の高さ、風、潮流を考えると、軽量ジグヘッドを扱える繊細さと、少し重めのジグヘッドも投げられる余裕があるロッドが向いています
ジグヘッドは、0.6g、0.8g、1g、1.3g、1.5g、2gを用意しておくと対応しやすくなります。横須賀は潮が動く場所が多いため、軽いジグヘッドだけでは釣りにならない場面があります
港内や足元の明暗を狙うなら0.6g〜1g前後。潮が効く護岸、風がある日、水深のある場所では1.3g〜2g前後を使います。大切なのは、軽さではなく操作できることです
ワームは1.5〜2インチ程度が基本です。小アジが多い時期は細身のストレート系、活性が高い時やアピールしたい時はリブ付きやピンテール系を使います
カラーは、クリア系、ラメ入り、グロー系、チャート系、ピンク系を用意します。常夜灯まわりではクリア系やラメ入り、暗い場所や濁りがある時はグロー系やチャート系が候補になります
ラインは、感度重視ならエステルライン、風や流れへの対応を重視するならPEライン、扱いやすさ重視ならフロロカーボンラインも選択肢になります。初心者はライントラブルの少ないセッティングから始めると釣りに集中しやすくなります
横須賀アジングの攻め順
横須賀でアジングをする時は、まず足元から確認します。護岸や港では、足元の明暗、壁際、潮のヨレに魚が付いていることがあります。いきなり遠くへ投げるより、足元から正面の範囲を丁寧に探るほうが効率的な場面も多いです
最初は1g前後のジグヘッドで表層を探ります。着水後すぐにゆっくり巻き、アジが浮いていないか確認します。小魚が見える時や、常夜灯の下で水面がざわついている時は、表層で反応が出ることがあります
表層で反応がなければ、3カウント、5カウント、10カウントと沈める時間を変えながら中層を探ります。アジングでは、魚がいるレンジを見つけることが最も重要です
中層でも反応がなければ、ボトム付近を探ります。着底させてから軽く持ち上げ、ゆっくり落とすイメージです。ただし、横須賀は根や障害物が絡む場所もあるため、ボトムを攻めすぎると根掛かりが増えます
アタリは、コツッと出ることもあれば、重くなるだけの違和感で出ることもあります。ラインテンションを保ち、違和感があれば軽く合わせましょう。強く合わせすぎるとアジの口切れにつながることがあります
横須賀アジングで釣れない時に変えること
横須賀でアジングをして反応がない時は、まずレンジを変えます。表層、中層、ボトム付近を順番に探り、アジがいる層を探します
次にジグヘッドの重さを変えます。軽すぎると流されてレンジが安定せず、重すぎると沈みすぎてアジのいる層を外します。横須賀では潮が効く場所が多いため、0.8gから1.5gに変えるだけで釣りやすさが大きく変わることがあります
ワームのサイズも見直しましょう。アタリはあるのに掛からない場合は、ワームが大きすぎる可能性があります。小アジが多い時は、1.5インチ前後の細身ワームに落とすとフッキングしやすくなります
カラーも重要です。常夜灯下で見切られている時はクリア系、濁りがある時はチャート系やグロー系、魚に気づかせたい時はラメ入りなどを試します
それでも反応がない場合は、立ち位置を変えます。横須賀の護岸や港湾部では、数メートル移動するだけで潮の当たり方や明暗の入り方が変わります。同じ場所で粘りすぎず、反応のある場所を探しましょう
横須賀アジングのモデルプラン
初心者が横須賀でアジングを始めるなら、まずは海辺つり公園や大津地区1号護岸遊歩道のように、公式情報が確認しやすい場所から考えるのがおすすめです
夕方前に釣り場へ入り、明るいうちに足場、風向き、水深、潮の流れ、周囲の混雑状況を確認します。日没前後は表層から中層を中心に探り、常夜灯や明暗が効き始めたら、その境目を重点的に狙います
最初の30分は1g前後で表層から中層を探ります。反応がなければ1.3g〜1.5gに上げ、少しレンジを下げます。アタリがあるのに掛からない時は、ワームを小さくするか、フックサイズを見直します
1時間ほど探ってアジの反応がない場合は、アジの回遊が入っていない可能性があります。その場合は、ボトム付近でカサゴ、明暗でメバル、足元の壁際でセイゴなど、ライトゲーム全体に切り替えると釣行が無駄になりにくくなります
中級者なら、潮が効く浦賀、走水、久里浜方面も候補になります。軽量ジグヘッドだけでなく、1.5g〜2g前後を使って流れの中を探る釣りを覚えると、横須賀アジングの幅が広がります
横須賀アジングの注意点
横須賀は、釣りができる場所とできない場所がはっきり分かれるエリアです。公園、護岸、港、漁港、防波堤、港湾施設が混在しており、見た目に釣れそうでも立入禁止や釣り禁止の場所があります
特に、港湾施設、作業岸壁、係留船まわり、漁具の近く、防波堤、立入禁止表示のある場所では釣りをしないでください
夜釣りでは、周囲への配慮が特に重要です。大きな声を出さない、車のドアを強く閉めない、ヘッドライトを人や船に向けない、歩行者の近くでキャストしないなど、基本的なマナーを守りましょう
ゴミの持ち帰りも徹底してください。ワームの袋、ラインの切れ端、ジグヘッド、空き缶、ペットボトルなどを放置すると、釣り場閉鎖の原因になります。細いラインや小さな針は、人や鳥に危険を与えることがあります
漁港では、漁業関係者や船舶利用者が最優先です。作業の邪魔になる場所では釣りをせず、注意を受けた場合はすぐに従いましょう
まとめ
横須賀には、海辺つり公園、うみかぜ公園、大津地区1号護岸遊歩道、浦賀港周辺、鴨居周辺、走水周辺、久里浜港・平作川河口周辺、アイクル海釣りコーナー、長井港周辺、佐島周辺など、アジングの候補になるエリアがあります
横須賀アジングで大切なのは、潮の流れ、常夜灯、明暗、ベイトの有無、港口や護岸の変化を見ながら、アジの回遊を拾うことです。潮が効く場所が多いため、軽いジグヘッドだけでなく、1.5g〜2g前後も用意しておくと釣りの幅が広がります
一方で、横須賀は釣り場ルールの確認が欠かせない地域です。釣りが認められている場所、釣り方の制限、立入禁止場所、夜間利用の可否を必ず確認し、安全とマナーを守って釣行しましょう
アジの群れが入るタイミングに当たれば、横須賀ではアジングで十分に釣果を狙えます。釣果情報、潮、風、ベイトの気配を見ながら、横須賀のライトゲームを楽しみましょう