冬はアオリイカが釣れない?
全くそんな事はありません
場合によっては秋より釣れます。また春イカより格段に釣れやすく、しかも大型も狙えます
但しほぼ釣れない時期もあります
この記事では冬のアオリイカの攻め方を三浦半島で年間250~300回エギングを行い、地元三崎港・城ヶ島でエギングレッスンを行うインストラクターが解説します
秋より釣れる可能性
「秋イカは釣れる」業界のそんな風潮からこのシーズンはポイントがエギンガーだらけになります
高活性のイカが多い秋イカは、その理由からそれなりに釣れますが、そもそも入れるポイントが少ないです
※上記の理由から筆者は雨や強風などエギンガーが少ない時間に数釣りする事が多いです
12月に入るとエギンガーが一気に減ります。「冬イカは釣れない」、「難しい」となりエギンガーが減るからです
参考までに2025年12月の筆者の釣果はアオリイカを筆頭にケンサキイカやコウイカも含め30杯、2026年1月は15杯釣れました
2025年の10~11月は月に30杯も出せませんでした(そもそも打てるポイントが少ない)
上記の理由から実は釣果が出やすく秋よりも良型が出やすいのが冬のアオリイカなのです
春イカが難しい理由
「春イカはロマン」
そんな業界の風潮から冬に来なくなったエギンガーがポイントに戻ってきます
ですがアオリイカは越冬しています。その間に絶対数が減っています。なのにエギンガーは増える。需要と供給のバランスが取れていないので当然かなりシビアです
筆者自身は春イカは戦術ではなく運で釣れる。そんな風に思っているので例えばケンサキイカが回遊しているなら、それをメインに狙いながらアオリイカも一応狙う
そんな感じでエギングをしています
冬イカは水温が最も重要
三浦半島で言えば1月まではアオリイカが普通に釣れます。それは近年は海水温が15度を下回らないからです
15度を下回ると一気に釣れなくなります
2~3月(三崎港・城ヶ島)は正直厳しいです。この時期の三浦半島はヤリイカや比較的低水温に強いコウイカを狙う。エギング以外の釣りをする。釣り自体をお休みするなんていうのも選択肢の一つです
冬イカが釣れるエギや考え方
結論を先に書くとやり方は秋と全く変わりません
「いや、秋は釣れたけど冬は釣れない」
そんな風に思う人は多いと思いますが、それは秋イカは絶対数が多く雑にやっても高活性のアオリイカがいれば釣れます。秋イカの釣果の多くは、そのパターンに当てはまっていただけです
「秋イカは初心者がよく分からない状態で、何となく軍艦グリーンを投げても釣れる時は釣れる」
いわばリーチ状態のエギングです
冬イカは質の高いエギングをしていれば普通に数釣りも狙える季節です。この時期にコンスタントに釣れるようになればエギングの能力は一気に上がります
エギに関しては秋より水温が下がり海水の透明度が上がるので澄潮に効くエギが釣れやすいです
軍艦グリーン(非クリア系)よりムラムラチェリーのようなクリア系のエギが向いてます
しゃくり方や狙い方も、
ひたすら激しくしゃくる
ひたすらショートジャーク
ボトムステイで待つ
これらは基本釣れません
この考え方は実は秋イカも同じです。但し秋イカは何をやっても釣れるイカがいるので、この手法で釣れると成功体験と勘違いしてしまうのです
シャクリやフォール・何が重要?
一言で言えば変化を付けることです
シャクリやフォールに変化を付ける
エギを通すコースを変える
フォールスピードに変化を付ける
エギサイズに変化を付ける
カラーは重要ではありません。この色が釣れるなんてメーカーの受け売りか勘違いです
その日、その週、やたら当たるカラーは存在しますが、それは年間200杯以上釣れる人が言うなら説得力もありますが、年間に100杯も出せない人は大抵思い違いです
冬のアオリイカは「釣れない季節」ではなく「差が出る季節」
冬のアオリイカは、決して釣れないターゲットではありません。むしろ三浦半島のように冬でも水温が大きく下がりきらないエリアでは、12月〜1月にかけて秋より良型が狙いやすく、エギンガーも減るため釣果を出しやすいタイミングがあります
ただし、2〜3月のように水温が15度を下回る時期は一気に難しくなります。この時期は無理にアオリイカだけを追わず、ヤリイカやコウイカを狙う、別の釣りをする、あるいは釣りを休むという判断も大切です
冬イカで重要なのは、秋の延長で雑に釣ることではありません
シャクリ、フォール、通すコース、エギサイズ、フォールスピードなどに変化を付け、その日の状況に合わせて丁寧に探ることが釣果につながります。カラーだけに頼るのではなく、エギをどう見せるか、どこを通すか、どのタイミングで抱かせるかを考えることが重要です
冬にアオリイカをコンスタントに釣れるようになれば、エギングの精度は確実に上がります
「冬は釣れない」と決めつけず、水温と状況を見ながら正しく攻めれば、冬こそ大型のアオリイカに出会えるチャンスがあります
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