海釣り&エギングガイド

エギングで釣れないと感じたエギ30選|スレた港で違和感になりやすい理由も解説

釣れないエギの特徴やスレた港で違和感になりやすい理由を、手描きイラスト風で解説したエギング記事用インフォグラフィック画像
 

巷には「絶対に釣れるエギ」「めちゃくちゃ釣れるエギ」「最強エギ」といった情報が溢れています。エギング用品を調べても、基本的には“釣れる理由”や“おすすめポイント”ばかりが並びます

 

ただ、実際に釣り場で使っていると、「有名なのに自分の釣り場では反応が悪い」「スペックは良いのにスレたイカには強すぎる」「宣伝ほど万能ではない」と感じるエギもあります

 

特に、毎日のようにエギが投げ込まれている港湾部、常夜灯周り、澄潮、無風、低活性時は、派手なダート・強いラトル・過剰なフラッシング・速すぎるフォールが逆効果になる事があります

 

今回の記事は、あえて逆張り的な視点で「釣れないエギ」に寄せて書いています。正確には、全く釣れないという意味ではなく、「状況によって使いにくいエギ」「スレた場所では違和感になりやすいエギ」「初心者が万能だと思って使うと失敗しやすいエギ」という内容です

 

エギ選びで大事なのは、人気や宣伝文句だけで決める事ではなく、自分が通う釣り場の水深、潮の速さ、イカのプレッシャー、狙う時間帯に合っているかを見る事です。釣れるエギを探すだけでなく、“釣れにくくなる理由”を知っておくと、エギ選びの失敗はかなり減らせます

 

ダイワ エメラルダス ダートII RV

このエギはかなり“リアクション特化型”です。横方向へ鋭く飛ばすダート性能と強めのラトルで、広範囲からイカを引っ張る思想ですが、最近のスレた港湾アオリには強すぎる場面があります。特に三浦半島の常夜灯周りみたいな「毎日エギが飛んでくる場所」だと、不自然な横跳びと音が警戒要素になっている印象があります。高活性時はハマるものの、低活性時は“追うだけで抱かない”がかなり増えるタイプだと感じます。使うならラトル無しだと思います
 

DUEL EZ-Q キャスト 喰わせ ラトル

喰わせ系と書かれていますが、実際はかなりアピール寄りです。ヒレ付き構造で水を強く掴むため、潮流変化やテンションの影響を受けやすく、静かに漂わせる釣りには少し向かない印象があります。特に無風・澄潮・プレッシャー高めの状況では、パタパタ波動+ラトル音が逆に“違和感の塊”になる時があります。イカが見切る速度が妙に速い時があり、「気付かせる能力」は高いが「食わせ切る能力」は状況依存が強いタイプに感じます
 
筆者的には2.5号ラトル無しのケイムラは釣れると思います
 

ハリミツ 墨族 高比重モデル

高比重系はとにかく沈下が速く、深場攻略では強いですが、シャロー主体だとかなり使いづらいです。特に藻場・ゴロタ混じり・浅磯では、イカにしっかり見せる前にボトムへ着いてしまう事があります。最近のエギングって“ゆっくり見せる”方向が強いので、速すぎるフォールが逆効果になる場面を感じます。また、着底衝撃も強く、静かな海だと「ドスッ」とした違和感を与えている気がします。根掛かり率も高くなりやすく、攻め切れないストレスも出やすいです
 
墨族はノーマルモデルの鬼アジレッドはかなり釣れます
 

メジャークラフト 餌木蔵 ベーシック

悪いエギではありませんが、“価格なり感”を感じる時があります。特に高級エギと比較すると、ダート後の戻りやフォール姿勢が微妙に安定しない個体があります。エギって少しでも左右バランスがズレると、フォール時に回転気味になったり、片側へ寄ったりします。このエギはその“違和感個体”が混ざる印象があり、信頼して投げ続けにくい時があります。ロスト前提の攻め用としてはアリですが、エースにはしづらい印象です
 
このエギは性能云々というより期待感を持てないのが最大の弱点かも知れません
 

プロトラスト エギセット

セット系エギは、とにかく「形だけエギ」になっている物があります。飛ぶ・沈むは満たしていても、“自然に落ちる”性能が弱い個体があります。特に問題なのがフォール中の回転と左右ブレ。エギングではイカがかなり近距離まで見ているため、この微妙な違和感が抱かない原因になる事があります。また、布の貼り込み精度も甘めで、水を吸うとバランスが変化しやすい個体もあります
 
筆者は地元でエギングガイド&インストラクターをしてますが、レッスン受講者がこの手のエギを持参してくると、まじかーと思ってしまいます。高活性のイカなら釣れます。ですが私の教えは「シビアなイカを釣るメソッド・周りが釣れてなくとも釣れるエギング」なので、品質が伴わないエギは自分の考えを落とし込んでも、エギの性能が追い付いてないので釣果に繋がる事が少ないからです
 

タカミヤ・エギボンバー

全体的に“勢い重視”です。動きが強くテンポ良く探れますが、最近主流の「止めて抱かせる」「漂わせる」釣りとは方向性が少し違います。特に居付き狙いでは、フォール中も存在感が強すぎて最後に見切られる印象があります。回遊をリアクションで拾う用途なら悪くないですが、繊細な状況になるほど強さが裏目へ出やすいです
 
エギボンバーは三崎港でアオリイカが比較的簡単に釣れる時代に釣果を出してました。使わなくなった理由は、ある時エギの挙動に違和感を感じ、浴槽に水を張りエギ5本でスイムテストしたら5本それぞれフォールスピード&沈下姿勢がばらばら、個体によってはボトムステイ時にエギが寝てしまう(根掛かり率上がる)商品もある。布がすぐ破れる。カンナやシンカーの強度が弱いエギが混じってるなど、ネガティブな要素が多かったからです
 
現在の使い方は初場所で根掛かりするかのチェック用エギとして活用しています
 

ダイソー エギ

最近かなり進化しましたが、やはり個体差があります。特にカンナ精度、アイ位置、左右バランス。この辺が少しズレるだけで、フォール時の姿勢が不自然になります。また、布の耐久も高級エギほど強くなく、水を吸った後に動きが変わる事があります。ロスト恐怖ゼロで攻め込めるのは大きなメリットですが、“釣れる動きを安定して再現する”という意味では不安定さがあります
 

セリア エギ

軽量寄りで、飛距離不足をかなり感じます。少し風が吹くだけでラインに負けやすく、狙ったレンジを維持しにくいです。また、フォール角度が安定しない個体もあり、“自然に水平フォールしている感じ”が弱い印象があります。足元サイトでは遊べますが、遠投・深場・潮流攻略になると性能差を感じやすいです
 

AliExpress系 ノーブランド格安エギ

写真は異常に釣れそうですが、実際は“見た目全振り”の個体がかなりあります。特にフォール姿勢が破綻している物が多く、左右回転や前傾姿勢になる個体があります。沈下速度表記も適当で、同じサイズなのに全然沈み方が違う事もあります。さらに布が水を吸いすぎて、数投後に急激にバランス崩壊する個体もあります
 

DUEL パタパタQ ラトル

パタパタ波動+ラトルで、とにかくアピールが強いです。ただ最近のスレ場では、その“強さ”が違和感になる事があります。ナイトゲームで静かなフォールに反応している状況だと、このエギだけイカが途中で止まる事があります。常に波動を出し続けるため、“抜け感”を作りにくい印象があります
 
エギ性能が中途半端な印象があります。これ使うなら足付きのEZ-Q使うべきです。この商品に限らずメーカーはやたらラトル入りのエギを作るけど、ラトル入りのエギがどれくらい効果あるのかエビテンスを出して欲しいといつも思います
 

DUEL EZ-Q マグキャスト

このエギは“飛距離性能”へかなり振った設計です。遠投性能は確かに高いですが、その代わりボディバランスが独特で、近距離戦や細かいレンジコントロールでは少し大味に感じる事があります。特に常夜灯周りや足元の居付き狙いでは、「そこまで飛ばなくていいから、もっと自然に落ちてほしい」と感じる場面があります。また、遠投重視系は内部ウェイト移動の影響で着水後の初動に違和感を感じる時もあり、静かな海だとその“わずかな不自然さ”をイカが見切っている気がする事があります。広範囲サーチには便利ですが、繊細な港湾ゲームだと万能ではない印象があります
 

シマノ セフィア クリンチ かえる飛びアッパー ラトル

シマノらしく完成度は高いですが、やはりラトル入り特有の“音の強さ”が合わない状況があります。特に三浦半島の人気ポイントみたいな毎日叩かれている場所では、イカがラトルへ慣れている感じがあり、無音系へだけ反応が集中する事があります。また、ナイトゲームの澄潮だとラトル音が妙に浮いて感じる時があり、「寄せる」までは良くても「抱かせる」まで届かない事があります。音でスイッチを入れるというより、“音が余計”になる状況を感じやすいエギです。
 

ヤマシタ エギ王 TR

これは完全にティップラン寄りの設計なので、普通の堤防エギングで使うと重さが邪魔になる事があります。特にシャロー帯では沈下速度が速すぎて、イカへ見せる前にボトム到達しやすいです。また、通常のエギングロッドだと重さで操作感が悪くなり、“エギを気持ちよく操る感覚”がかなり減ります。潮流の中で真下へ落として使う設計なので、横方向へ流しながら見せるオカッパリとは思想自体がかなり違います。結果的に「使えなくはないけど、普通のエギでいい」となりやすい印象があります
 
このエギは秋イカや朝&夕まずめにショアティップランエギングやGTR釣法で、かなり釣れます。ですが兎に角、根掛かりロストが多いです。1日で3本ロストした時は心がぽきっと折れました。釣れないでは無く、コスパが悪いから使う気にならないが本音でしょうか
 
個人的にはショアティップやGTRやるなら普通のエギにアゴリグシンカー(2~7g)付けた方がいいと思ってます。潮流に合わせてシンカーの重さを変えれるメリットがあります
 

ダイワ エメラルダス BOAT II

こちらもボート向け思想が強く、通常の堤防エギングだと扱いづらさがあります。特に重量バランスと沈下速度がオカッパリ向きではなく、フォールが速すぎる場面があります。ボートなら真上から縦に誘えるので成立しますが、堤防から斜めに引いてくる釣りでは“速すぎて通り過ぎる”感覚があります。また、強めの設計ゆえにシャクリ入力へ対してエギが暴れやすく、ナチュラルに漂わせたい時には少し騒がしい印象があります
 

YO-ZURI EZ-SLIM

細身シルエットという特徴がありますが、それが逆にアピール不足へ繋がる事があります。特に濁り潮や夜の広範囲サーチでは、“存在感が弱すぎる”と感じる時があります。また、細身ゆえに水押しも弱く、イカがエギへ気付き切れていない感じがある場面があります。最近のスレイカ攻略ではナチュラルさも重要ですが、完全に弱くしすぎると今度は“見つけてもらえない”問題が出ます。このエギはハマる状況が限定的で、万能感は低い印象があります
 

ダイワ エメラルダス ステイ RV

“安定”を重視した設計ですが、その特化感が逆に使いづらさになる事があります。最近の流行として「ステイで抱かせる」は確かにありますが、このエギはやや止まりすぎる感覚があります。テンポ良く探る展開ではリズムが悪くなりやすく、サーチ能力が低く感じる時があります。また、潮流が弱い場所だと動きが少なすぎて、生命感不足になる事もあります。じっくり見せる釣り専用感が強く、状況依存性がかなり高い印象です
 
エメラルダス・ステイはラトル無しは釣れます。ダイワのエギはいい商品でも生産を止めるのか減らすのかよく分かりませんが市場に商品が出てこない事に対し疑問を感じてます
 
ステイ3号の抱卵クルマエビは釣れますが、現状ほぼ買えません。中級者以上のエギンガーは釣果の再現性を重要視する=同じエギでどのように攻めれば釣れるかを研究する。肝心のエギが供給されないのでは使う気がおきない。この流れで釣れないエギではなく、釣れるけど供給されないから結果使わなくなる。そんな感じでしょうか
 
ヤマシタみたいに人気モデルはいつでも購入出来るという担保はつけるべきと感じています
 

DUEL LQ レンズエギ

このエギは構造がかなり独特で、ハマる時とダメな時の差が極端です。レンズ効果によるフラッシングや視覚アピールが特徴ですが、逆に“普通のエギ感”が薄く、違和感になる場面があります。特にスレた個体ほど、「なんか変だな」という反応で終わる時があります。また、一般的なエギと操作感も違うため、人によっては“何をしているか分からない”状態になりやすいです。新機軸系エギ全般に言える事ですが、安定感よりピーキーさが強い印象があります
 
2022年まではこのエギよく釣れました。23年以降は微妙です。フラッシング効果ってアピール高いから年々イカが減って難しくなっている現状では、はまるパターンが極めて少なく感じます
 

シマノ セフィア アントラージュ

通常エギというよりメタル系に近い感覚です。沈下速度が速く、リアクション寄り要素も強いため、“じっくり見せる”展開には向かない事があります。特に低活性時は、イカが追い切れず途中で諦める感じがあります。また、普通のエギと同じ感覚で使うと「なんか違う」と感じやすく、扱いが難しいです。強風・急潮・深場では便利ですが、普通の港湾エギングではオーバースペック気味な印象があります
 

シマノ セフィア クリンチ フラッシュブースト

フラッシュブースト機構は確かに独特で、止めていても内部プレートが反射し続けるため、理論上は“止めてもアピールできる”エギです。ただ、その常時フラッシングが逆に不自然へ繋がる場面があります。特に三浦半島みたいな常夜灯スレ場では、イカがかなり近距離までエギを見ている事が多く、“ずっと点滅している感じ”が違和感になる時があります。普通のエギって、止めた瞬間は「弱る」「抜ける」方向へ入りますが、このエギは止めても存在感が消えません。そのため、最近主流の“抜け感で抱かせる”釣りとは少し逆方向な印象があります。実際、追尾はするけど最後に触らず離れる場面があり、“気付かせ能力”は非常に高いが、“安心して抱かせる能力”は状況依存が強いと感じる事があります
 
アントラージュ&クリンチのフラッシュブースト。エギの見た目ランキングなら5位以内に入るくらい造形美は好きなのですが、現場ではまるパターンが少ないです
 
最も釣れるパターンはロングボトムステイですが、これってゲーム性が減ってエギングがつまらなくなるのと、根掛かりロスト率が上がり、結局使わなくなる=釣れないという印象に繋がります
 
このエギを眺めながらお酒の飲むのが楽しいので、観賞用エギとしては上位です
 

マルシン漁具のエギ

安いのはありがたいですが値段相応の商品が多い印象です。但し桐丸というエギはよく釣れます。桐製のエギで、桐製と言えばハヤシの餌木猿ですが、餌木猿のOEM商品みたいという認識です(あくまでも個人の印象です)
 

バークレイ エギ薫

匂い付きという特徴がありますが、逆に“匂いへ頼りすぎている感”があります。確かに近距離では効果があるかもしれませんが、エギングって基本的に視覚で抱かせる要素がかなり強いです。そのため、フォール姿勢や動きが自然じゃないと、匂い以前に見切られている感じがあります。また、布やボディバランスにクセを感じる個体もあり、“普通のエギとしての完成度”で少し違和感があります
 
エギ+匂い(味)はかなり研究しました。このエギ以外にもエギにスプレーで匂いを付けるエギマックスや、いわし油、ノリノリイカライダーなど
 
釣れそうというモチベーションアップには繋がりますが、効果は不明って感じで、結果手に匂いが付く&若干手返しが悪くなるデメリットで使わなくなりました
 

ダイワ エメラルダス ピーク RV

このエギは“強めに動かして反応させる”方向性がかなり強い印象があります。ダート性能やアピール力は高く、活性の高い回遊イカにはハマる時がありますが、最近のスレた港湾部だと少し強すぎる場面があります。特に常夜灯周りや澄潮では、シャクリ後の存在感が残りすぎる感覚があり、“追うけど抱かない”状態になる事があります
 
また、ピークRVは「しっかり動かして使う」前提感が強く、最近流行している“漂わせる”“抜け感で抱かせる”釣りとは少し方向性が違います。テンポ良く広範囲を探る時は便利ですが、低活性時や居付き狙いでは、エギ側が頑張りすぎている印象があります
 
個人的には、濁り・風・活性高めなら十分アリです。但し、スレたイカ相手に繊細な釣りをする時は、もう少しナチュラル寄りのエギを使う事が増えました。最近の港湾アオリって、“気付かせる能力”より、“最後に安心して抱かせる能力”の方が重要だと感じています
 

エギ番長 ノーマルシンカー

決して悪いエギではないですが、“ハマる時しか強くない”印象があります。フォールやダートが独特で、状況に合えば一気に釣れる事がありますが、逆に合わない時は本当に反応が薄いです。最近の万能系エギと比較するとクセが強く、「とりあえず投げれば釣れる」タイプではありません。また、使い手によって評価がかなり割れる印象があり、“合う人専用感”があります
 
エギ番長(エバーグリーン)開発・プロデュースの重見 典宏さんのエギングロジックは凄く好きで参考にしているのですが、エギ番長は秋やまずめ時は結構釣れますが、それ以外は微妙でした
 
個人的には高活性時に釣れるエギではなく、低~中活性でも釣れるエギを求めているので、そういう概念で今回のエギリストにいれました。重見さん、ごめんなさい
 

墨族BB

このエギは秋イカや朝&夕まずめにショアティップランエギングやGTR釣法では釣れます。ですが兎に角、根掛かりロストが多いです。1日で3本ロストした時は心がぽきっと折れました。釣れないでは無く、コスパが悪いから使う気にならないが本音でしょうか
 

プロマリン エギングセットエギ

価格重視感がかなり強く、細部精度に不安があります。特にカンナの鋭さ、アイ位置、左右重量バランス。この辺の精度が甘いと、フォール姿勢が崩れたり、回転したりします。また、布耐久も高くなく、水を吸った後にバランスが変わる個体もあります。初心者が“エギングってこんな感じか”を試すには良いですが、本気で釣果を求めると性能不足を感じやすいです
 

オルルド釣具 エギ

価格帯を考えれば十分ですが、当たり外れが大きい印象があります。特にフォール姿勢が安定しない個体があり、左右へブレる事があります。また、沈下速度表記と実際の沈み方が違う時もあり、“思ったレンジを通せない”事があります。結果として、釣れないというより“安心して使い続けにくい”エギという印象があります
 

激安5本セット海外エギ

よくある“カラーだけ違う同じ金型エギ”です。見た目は派手ですが、動きが全部似ていてレンジ攻略能力が低い事があります。また、内部バランスも雑な個体が多く、フォール時に回転したり、片側へ寄ったりします。さらに、カンナ精度も甘めで、掛かってもバレやすい事があります。安さは魅力ですが、“釣れる動きの再現性”はかなり低い印象があります
 

夜光フルグロー激安エギ

夜光が強すぎるタイプは、逆に不自然さが出る時があります。特に澄潮・常夜灯・満月周りでは、“光りすぎ問題”が発生しやすいです。最近のスレたアオリイカって、意外と暗め・弱発光へ反応する事が多く、全面グローは警戒されている感じがあります。また、激安系は発光ムラもあり、ボディの一部だけ異常に光る個体もあります
 

ラトル入り格安エギ

高級エギの自然な低音ラトルと違い、安価ラトルは“カチカチ感”が強い物があります。その音が生物感ではなく、“オモチャ感”になっている時があります。また、内部ウェイトも雑な場合があり、音だけでなく姿勢も崩れている事があります。結果として、寄せるより警戒させている感じがある場面があります
 

ガンクラフト 餌木邪

とにかくダートが強く、クセがあります。鋭い動きでリアクション狙いには良いですが、最近のスレた港湾イカには強すぎる場面があります。特にナイトゲームでは“暴れすぎ”に感じる事があり、追尾はするものの最後に抱かない事があります。また、アングラー側もシャクリ入力をかなり選ぶため、少し合わないだけでエギが不自然に飛びすぎる事があります。万人向けというより、“好きな人専用”に近い印象です
 
ガンクラフト好きなんですよ。昔、バスフィッシングをしていてガンクラフト商品をよく使ってました。今でもYouTubeでバスフィッシング動画を見ています。肝心のエギですが好きな気持ちや期待感が強すぎたのか、思ったより釣れないだけで、それなりには釣れます
 
自分とは相性がよくないだけかも知れないし、フィールドにもあってないだけかも知れません
 
今回の記事は釣れないエギを30個出すとなって、かなり無理やり捻って選びました。餌木邪は釣れないというより、記事テーマのハードルを高くしたが為にたまたま入っただけです。もし20個だったら入ってません
 


 

ヤマシタ エギ王LIVE 2.5号を中心に、強すぎない自然系エギの重要性や違和感を減らす考え方を解説したエギング記事用インフォグラフィック画像

 
ここまで色々書いてきましたが、筆者自身が実際によく使っているエギは、かなり普通です。むしろ最近は、“強すぎないエギ”を選ぶ事がかなり増えました
 
特に三浦半島みたいな毎日叩かれている港湾部では、派手なダート、強すぎるラトル、過剰なフラッシングより、「自然に落ちる」「違和感を出しにくい」エギの方が安定して反応を得やすいと感じています
 
その中でも、筆者が最終的によく戻ってくるのが、ヤマシタ エギ王 LIVE 2.5号です。理由としては、とにかく“ちょうどいい”からです
 
ダートが暴れすぎず、フォールも不自然に速すぎず、常夜灯周りでも違和感を出しにくい印象があります。また、イカが追尾している時に、“最後に抱かせやすい間”を作りやすい感覚があります
 
特に秋〜初冬の三浦半島では、派手に飛ばす系より、「自然に漂わせる」方向がハマる日がかなりあります。実際、色々試したあと、結局LIVEへ戻して釣れる事も少なくありません
 
もちろん、状況によってはラトル系や強ダート系が圧倒的に強い日もあります。濁り、爆風、急潮、活性が高いタイミングでは、今回紹介したエギ達が逆にハマる事も普通にあります
 
ただ、港湾部の居付きやスレた個体を相手にするなら、“釣れるアピール”より、“警戒されない自然さ”の方が大事だと感じています
 
結局、最後は「どれだけ違和感を減らせるか&エギを信じられるか」が、エギングではかなり重要だと思います
 


筆者が釣れると思うエギ

エギ王live2.5号 ムラムラチェリー

 
エギ王live2.5号 ムラムラチェリー
photo by ヤマシタ
 

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エギ王K3号シャロー 軍艦グリーン

 
エギ王live2.5号 ムラムラチェリー
photo by ヤマシタ
 

秋やまずめ時に釣れるエギ・軍艦グリーン3号シャロー

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強風時や潮が横に早く流れエギが沈んでいかない時はアゴリグシンカーを使ってください。基本は1g。状況に合わせ3~5g。シンカーが重くなるほど、根掛かりロスト率が上がるので、基本は1gをお使いください
 

アゴリグシンカー
photo by ダイワ

 

強風&早潮時の強い味方

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まとめ

 

エギングで違和感を減らす重要性や、スレたアオリイカ攻略の考え方を手描き風イラストでまとめたエギング記事用インフォグラフィック画像

 
今回紹介したエギは、決して「絶対に釣れないエギ」という意味ではありません。実際、状況がハマれば普通に釣れる物も多いですし、愛用している人を否定するつもりもありません
 
筆者自身、絶対に釣れるエギが無いように、絶対に釣れないエギも無いと感じています

実際、獰猛なアオリイカやコウイカは、スイッチさえ入っていれば比較的簡単に口を使うターゲットです。実際にシーバス狙いでハードルアーを早巻きしている時に、アオリイカやコウイカが掛かった事も数回あります
 
つまり、“エギが完璧だから釣れた”というより、「その時のイカの活性」「タイミング」「スイッチの入り方」が大きい場面もかなりあります
 
ただ、毎日叩かれている港湾部、澄潮、無風、低活性時になると話は別です。そういう状況では、派手すぎるダート、強すぎるラトル、不自然なフラッシング、速すぎるフォールなどが違和感になり、“追うけど抱かない”状態が増えやすくなります
 
特に最近の人気ポイントは、本当にイカがスレています。SNS・YouTube・釣具店情報で有名になったエギほど投げ込まれやすく、「またこの波動か」「またこの動きか」と見切られている可能性もあります
 
逆に、普段は微妙だと思っていたエギが、濁り・爆風・急潮など特殊状況で突然ハマる事もあります。結局のところ、“最強エギ”は固定ではなく、その日の状況で変わります
 
だからこそ、「人気だから使う」「売れてるから投げる」だけではなく、「今の状況にこの強さは合っているか?」まで考えられると、エギングはかなり面白くなります
 
エギングは、エギを増やした人より、“違和感を減らせた人”が強い釣りだと思います
 

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