淡水&ブラックバス

豊英湖のブラックバスポイントまとめ

豊英湖のブラックバスポイントまとめ

 

豊英湖でブラックバスを狙う

豊英湖は、千葉県君津市を流れる小糸川水系のダム湖です。三島湖の上流側に位置し、急な岩盤、崩落、立木、倒木、オーバーハング、岬、沢、上流の流れ込みなど、ブラックバスが付く変化が湖全体にあります。湖岸を自由に歩き回る岸釣り場ではなく、豊英湖釣り舟センターのレンタルボートを利用して湖上から狙います
 
湖の規模は大きすぎませんが、本湖、ダムサイト、島周り、東西へ分かれる上流筋があり、岸際のカバーだけを狙っても湖全体を攻略できません。沖の立木、岬から続く斜面、フラット、旧河川筋、川筋の中央に残る深みまで探ることで、岸際に入っていないブラックバスも狙えます
 
豊英湖はヘラブナ釣りとブラックバス釣りが同じ湖面を利用しています。ヘラブナ釣りのボート付近を通過する時は、先に声をかけてウキの位置を確認し、十分に離れた場所を波が立たない速度で通ります。ブラックバスのポイントへ向かうために、仕掛けが入っている方向を横切らないでください
 


主な釣りポイントと特徴

 

豊英湖の主な釣りポイントと特徴

 
豊英湖は、大きく分けて「ダムサイト・仲台」「沢口・白鳥」「三本杉・木和田・竹ヤブ下」「エヅケ対岸・堀切・清水正木・公会堂下」「釣り舟センター・橋跡・川又」「野中・タツボ・峠下」「松節・松節三又」「一土・奥畑」「鍵掛橋・大橋」の特徴で考えられます
 
本湖側には深場、急な岩盤、岬、崩落、沖の立木があり、川又から上流へ進むと川幅が狭くなり、倒木、オーバーハング、浅いフラット、流れ込みが増えます。同じ日に本湖と上流を狙っても、水深、水温、濁り、流れが異なるため、ブラックバスが反応するルアーとレンジも変わります
 
湖岸には目立つ岩盤や倒木が多く、岸際だけに意識が向きやすい釣り場です。しかし、釣り人が多い日や水が澄んでいる時は、ブラックバスが岸から離れ、立ち木の外側や斜面の途中へ移ります。見えている障害物へ投げて反応がなければ、ボート側までルアーを沈め、岸から離れた範囲も確認してください
 

ダムサイト・仲台

ダムサイトと仲台は、豊英湖の下流側に位置する深場を含むエリアです。ダムサイトへ近づくほど水深が増え、岸際には急な岩盤、岬、立ち木、浅場から深場へ落ちる斜面があります。冬の深場だけを狙うポイントではなく、春から秋には岸際の浅いレンジや岩盤沿いでもブラックバスを狙えます
 
岩盤では、ノーシンカーリグ、ネコリグ、ダウンショットリグを岸へ寄せ、岩盤に沿わせながら落とします。最初から底まで一気に沈めず、水面直下、1~2m、斜面の下部に分けて探してください。岩盤の割れ目、土へ切り替わる場所、小さな張り出し、倒木が入った場所では、ブラックバスが同じ水深に止まっていることがあります
 
岬では、岸際から先端へ投げるだけでなく、先端から沖へ続く斜面を横切るようにルアーを通します。風が当たる日は、スピナーベイト、シャッド、クランクベイトで浅い側から探り、反応が出た水深をノーシンカーリグやダウンショットリグで狙います
 
寒い時期は、魚探で旧河川筋、沖の立ち木、岬の先端、ベイトフィッシュの位置を確認します。深い底だけを探るのではなく、中層に小魚が映る場合は、ダウンショットリグやメタル系ルアーを小魚の群れより少し下へ入れてください
 
ダムサイトはロープで区切られた内側が進入禁止です。ロープの近くに魚や立ち木が見えても内側へ入らず、湖上の規制表示と釣り舟センターの案内を優先してください
 

沢口・白鳥

沢口は、本湖から小さな沢へ入る入口に位置します。沢の最奥だけでなく、入口の岬、本湖と沢の水が混ざる場所、立ち木、浮きゴミが止まる範囲を狙います。春から初夏や雨の後は沢筋へブラックバスが入ることがありますが、水の状態によっては入口付近で止まります
 
雨後は沢の奥へ直行せず、流れが本湖へ出る場所、水色が変わる境目、濁りが薄くなる外側を確認してください。強い泥濁りや大量の浮遊物が入っている場合は、濁りの中心へ固執せず、入口の岬、立ち木の裏側、本湖側の水が安定した範囲へ移ります
 
白鳥周辺は、岸際の立ち木、岩盤、岬、沖のフラットが絡むポイントです。見えている立ち木の根元だけでなく、立ち木の外側に広がる斜面やフラットまでルアーを通します。岸際へノーシンカーリグを落として反応がなければ、フリーリグやダウンショットリグで1~3m前後まで探ってください
 
風が白鳥周辺へ当たる日は、立ち木の外側や岬へ小魚が寄ることがあります。スピナーベイトやシャッドで広く探り、反応が出た場所へライトリグを入れると、動いている魚と障害物へ止まっている魚の両方を狙えます
 

三本杉・木和田・竹ヤブ下

三本杉、木和田、竹ヤブ下は、本湖の立ち木、岩盤、崩落、木陰が連続するエリアです。目に付いた立ち木へ順番に投げるのではなく、深場に近い木、水面直下まで枝が残る木、複数の木が重なる場所、岩盤と立ち木が組み合わさる場所を選びます
 
立ち木では、幹の根元だけでなく、水面直下の枝、中層の枝、幹の裏側、木と木の間へノーシンカーリグやスモールラバージグを落とします。ルアーが枝へ触れたら強く引かず、軽く外して再びフォールさせてください。枝から外れた直後にルアーの動きが変わり、その瞬間に食うことがあります
 
竹ヤブ下では、岸際の木陰と深場が近い場所を狙います。晴天時は影の内側へ軽いワームを入れ、曇天や風がある時はスピナーベイトやクランクベイトで岸沿いと立ち木の外側を探ります
 
岸際に落石や崩落の危険がある範囲では、岩盤の直下へボートを寄せたまま釣り続けないでください。見上げた場所に崩れた土、浮いた岩、倒れかかった木がある場合は、ルアーを回収して岸から離れます。豊英湖では崖へ近づかないよう利用者へ注意が出されています
 

エヅケ対岸

エヅケ対岸は、岩盤、崩落、立ち木、沖へ落ちる斜面が重なるポイントです。岸際のカバーだけでなく、崩落から少し離れた場所、水中へ沈んだ枝、岩盤沿いの中層、斜面の下まで探ります
 
ラバージグ、高比重ワームのノーシンカーリグ、フリーリグ、ダウンショットリグを岩盤へ寄せ、段差や沈み物へ触れながら落としてください。岸際で着底したらすぐに回収せず、ボート側へ向かって斜面を下るように動かします
 
ブラックバスが崩落の奥へ入っている時は、太めのラインと根掛かりしにくい仕掛けを使います。水が澄んで魚が外側へ出ている時は、ボートを岸へ近づけず、離れた位置から軽いリグを投げてください
 
釣り人が入りやすい場所なので、先行者がいる場合は同じ岩盤へ重ねて投げません。沖側の立ち木、反対側の岬、同じ水深が続く別の岩盤へ移動し、ブラックバスが反応している条件を探します
 

堀切・清水正木・公会堂下

堀切、清水正木、公会堂下は、釣り舟センターから本湖へ向かう途中に位置し、岩盤、切り通し、岬、斜面、岸から離れた深みを狙えます。出船場所から近いため朝と帰着前に入りやすい一方、釣り人のルアーを繰り返し見ている魚もいます
 
堀切では、岸際だけを流さず、切り通し周辺の斜面、岬の先端、岸から離れた底の変化を探ります。ダウンショットリグを斜面へ落とし、底へ着けたまま大きく移動させず、シンカーが段差を越えるたびにワームを止めてください
 
清水正木は、橋跡や堀切に近く、岸際の張り出しと沖の地形を一緒に狙える場所です。風が当たる時はシャッドやクランクベイト、水が澄んで風が弱い時はノーシンカーリグやネコリグを使い、岸際から沖へ角度を変えて投げます
 
公会堂下では、岸際の岩盤だけでなく、岩盤から続く斜面の途中や深い側を狙います。高比重ワームのノーシンカーリグやフリーリグを岸から離れても沈め続け、2~3m前後でラインの動きや重さが変わらないか確認してください
 

釣り舟センター・橋跡・川又

釣り舟センター周辺には、橋跡、清水正木、川又があり、本湖と上流筋を結ぶ位置にあります。出船場所から近く、朝と帰着前にはボートの出入りが多いため、桟橋へ向かう航路をキャストで塞がないようにしてください
 
橋跡では、橋の直下だけでなく、橋跡から続く斜面、水没した地形、少し離れた立ち木まで探ります。クランクベイトやシャッドで硬い物へ触れる場所を見つけ、反応がなければフリーリグやダウンショットリグで段差を丁寧に狙います
 
川又は上流筋が分かれる場所で、流れ、旧河川筋、岬、立ち木が絡みます。上流へ向かうための通過点にせず、分岐の岬、流れが弱まる側、深場に近い立ち木へルアーを入れてください
 
雨後は上流から入った水が川又で混ざり、浮きゴミや濁りの境目ができます。濁りの中心だけでなく、水色が変わる線、浮きゴミの外側、流れが反転する場所を狙います
 

野中・タツボ・峠下

野中、タツボ、峠下は、川又から上流へ続く中流域です。川幅が狭くなり、岸際には岩盤、土のバンク、倒木、オーバーハングが増えます。岸際のカバーが目立ちますが、川筋の中央に水深が残る場所や、水中の立ち木もあります
 
岸際では、ノーシンカーリグ、スモールラバージグ、ネコリグをオーバーハングや倒木へ入れます。川の中央では、魚探を使って旧河川筋、深み、立ち木を確認し、ダウンショットリグやフリーリグを落としてください
 
川が曲がる場所では、内側の浅いフラットと外側の深みを分けて狙います。春や朝夕は浅い内側、冷え込み後や日中は外側の深い場所へブラックバスが移ることがあります
 
岸際を流して反応がない時は、ボートを岸へ寄せたまま上流へ進み続けず、川の中央やカーブの外側へ移ります。目に見えるカバーだけを狙わないことが、中流域で魚を見つけるポイントです
 

松節・松節三又

松節と松節三又は、上流筋の分岐周辺に位置します。上流へ進むほど川幅が狭くなり、浅いフラット、倒木、オーバーハング、流れ込みが増えます。水位が高い時は岸際の枝や倒木へ魚が入り、水位が低い時は川筋の中央、曲がりの外側、上流から最初に深くなる場所へ移ります
 
流れがある時は、流心へ投げ続けるのではなく、岬の裏側、倒木の下、反転流、速い流れと緩い流れの境目を狙います。スピナーベイト、小型クランクベイト、ノーシンカーリグを使い、流れの当たる側と裏側を分けて探してください
 
水面に虫や小魚が見える場合は、虫系ルアー、小型トップウォーター、ノーシンカーワームを岸際へ静かに入れます。着水直後に動かしすぎず、流れに乗せながら倒木やオーバーハングの下へ入れてください
 
上流最奥に魚が見えない場合は、さらに浅い場所へ進まず、松節三又や峠下まで戻ります。ブラックバスが上流へ入り切っていない日は、水深が残る中流域で待機していることがあります
 

一土・奥畑

一土と奥畑は、川又から別方向へ伸びる上流筋にあります。岸際のオーバーハング、倒木、張り出した岬、流れの緩い場所が続き、春から夏にブラックバスが浅場へ入ると、岸際から1m前後の範囲で反応が出ます
 
岸へ近づく前に離れた位置から投げ、オーバーハングの下、倒木の先端、岸際から少し深くなる場所までノーシンカーリグを沈めます。水が澄んでいる時は、ボートの影やエレクトリックモーターの音で魚が離れるため、浅場へ直接乗り上げないでください
 
岸際に反応がない時は、川筋の中央、岬の先端、奥畑へ入る手前の深い場所へ戻ります。ネコリグ、ダウンショットリグ、フリーリグを使い、浅場と深場をつなぐ斜面を探してください
 
朝に浅場で釣れた場合でも、日が高くなると同じ魚がカバーの奥や深い側へ移ります。朝と同じ岸際へ投げ続けず、日陰、倒木の下、川筋の中央へ狙いを変えます
 

鍵掛橋・大橋

鍵掛橋と大橋は、一土・奥畑方面の上流に位置します。上流へ進むほど水路が狭くなり、水が澄んでブラックバスを目視できることがあります。見える魚はボートとルアーを警戒しやすいため、魚の真上へ直接投げないでください
 
魚の進行方向、立ち木の陰、倒木の先へノーシンカーワームや虫系ルアーを先回りして入れます。魚が近づいてもルアーを速く動かさず、魚が自分から距離を詰めるまで止める時間を作ります
 
反応しない魚へ何度も投げ続けると、さらに警戒します。距離を取り直すか、別の場所を回ってから入り直してください。見える魚だけを追わず、近くの深みや日陰にいる魚も狙います
 
減水時は浅瀬と水中の立ち木が航行の障害になります。上流へ進む前に、帰りに通る水路、ボートを転回できる幅、バッテリー残量を確認し、船体やプロペラを障害物へ当てない速度で進んでください
 


この釣り方で釣れます

豊英湖では、岩盤と立ち木を狙うフォール、オーバーハングや倒木へのカバー撃ち、沖のフラットと旧河川筋を探る底釣り、風の当たる岸を探す巻き物、朝夕のトップウォーターを使い分けます
 
朝は表層と岸際から探り、日が高くなったら岩盤の影、崩落の外側、立ち木の中層、沖の斜面へ移ります。岸際で反応がない場合も魚がいないとは限らず、1~3m前後へレンジを下げると反応が出ることがあります
 
一つのルアーを湖全体へ投げ続けるのではなく、水深、濁り、風、カバーの濃さに合わせて替えてください。浅いカバーにはノーシンカーリグ、深い斜面にはダウンショットリグ、風の当たる岬には巻き物を使うと、魚の位置を確認しやすくなります
 

カバー撃ち

オーバーハングでは、水面と枝の隙間へ低い弾道でノーシンカーリグ、虫系ルアー、スモールラバージグを入れます。着水後にすぐ動かさず、水面で止めるか、枝の下へゆっくり沈めてください
 
倒木では、幹の付け根だけでなく、先端、枝が交差する場所、深場へ伸びる側を狙います。倒木の外側から内側へ順番に探ると、最初のキャストで魚を驚かせにくくなります
 
立ち木では、根元、水面直下の枝、中層、木の外側を分けて探ります。濃い立ち木へ入れる場合は、掛けた魚を枝から離せるラインとロッドを使い、細いラインで無理に奥へ入れないでください
 
濁りが入った時は、テキサスリグ、ラバージグ、スピナーベイトなど、障害物へ入れやすく水押しのあるルアーを使います。水が澄んでいる時は、ボートから距離を取り、軽いノーシンカーリグを静かに入れてください
 

岩盤・崩落を狙う

岩盤では、ノーシンカーリグ、ネコリグ、ダウンショットリグを壁へ寄せ、岩盤に沿わせながら沈めます。水面から底まで一度に落とすのではなく、水面直下、1m前後、2~3m前後に分け、ラインの動きと沈む速度を確認してください
 
崩落では、岩や枝の中心へ入れるだけでなく、崩落の外側、斜面の下、周囲より深くなる場所を狙います。ブラックバスが崩落の中へ入らず、外側で小魚を待っていることがあります
 
ルアーが岩や枝へ触れた時は、強く引いて外さず、ラインを緩めて軽く外します。障害物から外れた直後にルアーが沈むため、その瞬間にアタリが出ることがあります
 
落石の危険がある岩盤では、ルアーを奥へ入れるために岸へ近づきすぎないでください。届く範囲から狙い、危険な崖の下へボートを止めません
 

沖のフラット・旧河川筋を狙う

豊英湖では、見える岸際のカバーだけでなく、本湖のフラット、川筋の中央、沖の立ち木、旧河川筋もポイントになります。岸際を流して反応がない時は、魚探で水深と地形を確認し、岬から沖へ続く斜面やベイトフィッシュの位置を探してください
 
ダウンショットリグ、フリーリグ、フットボールジグを使い、底の硬さや傾斜が変わる場所を狙います。フラット全体を均等に探らず、深場に近い端、立ち木が重なる場所、旧河川筋との境目を優先してください
 
岸から離れた場所で反応が出た時は、同じ水深を保ちながらボートを横へ移動します。釣れた地点だけへ投げ続けず、岬やフラットに沿って続く同じレンジを探してください
 

巻き物

スピナーベイト、クランクベイト、シャッド、ミノーは、風が当たる岩盤、岬、川又、上流の濁り、立ち木の外側で使います。岸と平行へ投げるだけでなく、浅場から深場へ斜めに通し、反応が出る水深を探してください
 
クランクベイトは、岩盤、岬、沈み物へ軽く当てます。障害物へ接触した直後も巻き続け、強く根掛かりした時はラインを緩めてルアーを浮かせてください
 
水が澄んでいる時は、小型シャッドやミノーを使い、ボートから距離を取ります。濁りや風がある時は、スピナーベイトやクランクベイトで広く探り、反応が出た場所へワームを入れます
 

ライトリグ

ダウンショットリグ、ネコリグ、ノーシンカーリグ、スモールラバージグは、本湖、岩盤、立ち木、上流筋、沖のフラットで使えます。釣り人が多い日、水が澄んでいる時、風が弱い時、魚が深い時に扱いやすい仕掛けです
 
軽すぎる仕掛けは風やボートの移動に流され、狙った水深を外します。底や枝の感触が取れない場合は少し重くし、岩盤、斜面、立ち木の位置を感じられる状態にしてください
 
立ち木では縦に落とし、岩盤では壁に沿わせ、フラットでは横へ引きます。同じ仕掛けでも地形に合わせて投げる角度と動かし方を変えると、ブラックバスのいる位置を絞りやすくなります
 

トップウォーター

トップウォーターは、春から秋の朝夕、曇天、風の弱い時間、虫や小魚が水面に見える時に使います。ポッパー、ペンシルベイト、羽根物、虫系ルアー、小型フロッグを、沢口、上流筋、オーバーハング、倒木、浮きゴミへ入れてください
 
上流では流れの中心だけでなく、反転流、倒木の裏側、岩盤のくぼみでルアーを止めます。着水直後に食わなくても、同じ位置で数秒止めることで、カバーの下から魚が出ることがあります
 
水面までブラックバスが出ない時は、ノーシンカーワーム、ミノー、シャッドへ替え、水面直下を通します。トップウォーターを追った場所へ少し沈むルアーを入れると、魚が食い直す場合があります
 


春の狙い方

春は、沢口、川又、奥畑、松節、各上流筋の浅場が狙いになります。水温が上がる日は岸際のカバー、ワンド、流れ込みへ魚が入り、冷え込んだ後は岬、川筋の中央、深い立ち木へ戻ります
 
ノーシンカーリグ、ネコリグ、シャッドを使い、浅場だけで反応がなければ、岸から少し離れた1~3m前後まで探ります。上流の最奥だけを目指さず、上流から最初に深くなる場所、岬、曲がりの外側も確認してください
 

夏の狙い方

夏は、オーバーハング、立ち木の影、沢の入口、流れのある上流、本湖の岩盤が中心になります。朝夕はトップウォーターと巻き物、日中は木陰、崩落の外側、岩盤沿いの1~3m前後をライトリグで狙います
 
雨の後は上流や沢口へ水が入り、活性の高いブラックバスが浅場へ動くことがあります。ただし、濁りが強すぎる場所や大量の浮遊物が流れ込む範囲では、濁りの薄い外側や本湖との境目へ移動してください
 
晴天の日中に岸際で反応がない時は、立ち木の外側や岩盤沿いの中層を探ります。ブラックバスがカバーの奥ではなく、水温や水質が安定する少し沖へ移動している場合があります
 

秋の狙い方

秋は、ブラックバスが小魚を追って本湖、島周り、川又、上流筋の中流へ広く動きます。クランクベイト、スピナーベイト、シャッドを使い、岬、岩盤、立ち木の外側、風が当たる岸を探してください
 
巻き物で反応が出た場所は、同じ水深へノーシンカーリグやダウンショットリグを入れます。魚が散っている時は、カバーを一か所ずつ撃つより、同じ水深を長く通せる岸やフラットを選びます
 
水面の泡が消えにくい場所や水の色が悪い範囲へ固執せず、風が当たる場所、流れ込み、川又など、水が動く場所へ移動してください
 

冬の狙い方

冬は、ダムサイト、本湖の岬、旧河川筋、沖の立ち木、深いフラットを狙います。魚探で水深、ベイトフィッシュ、立ち木を確認し、ダウンショットリグ、フットボールジグ、メタル系ルアーをゆっくり動かしてください
 
底へ置いたまま大きく動かさず、ブラックバスの近くへルアーを長く残します。反応がなければ一か所で粘り続けず、同じ水深にある別の岬や立ち木へ移動してください
 
晴れて水温が上がる時間は、日当たりのよい仲台、岩盤、浅い岬も確認します。深場だけに絞らず、深場から近い浅場へ短時間入る魚を狙ってください
 


豊英湖で釣果を狙う

 

豊英湖で釣果を狙うには、最初から湖全体を回らず、本湖、松節方面、一土・奥畑方面のいずれかへ範囲を絞ります。朝に浅場で反応があれば同じ水深のカバーを回り、岸際で反応がなければ本湖の斜面、フラット、沖の立ち木へ切り替えてください
 
釣れたポイント名だけを覚えるのではなく、水深、岸からの距離、岩盤か土か、立ち木の位置、風向き、日陰の有無を確認します。同じ条件が続く別の場所を探すことで、一匹だけで終わらず次の魚へ近づけます
 
一つの立ち木や岩盤で反応がない時は、ルアーだけを替え続けず、岸からの距離と水深を変えてください。岸際、立ち木の外側、斜面、沖の順に探ると、ブラックバスがカバーの中にいるのか、少し離れているのかを判断できます

 


施設・アクセス情報

豊英湖でブラックバスを狙う場合は、豊英湖釣り舟センターを利用します。豊英湖のブラックバス釣りはレンタルボートが基本で、湖岸の公共駐車場や橋から自由に岸釣りをする利用方法ではありません
 
出船・帰着時刻、休業日、ブラックバス釣りの利用可否は季節やヘラブナ釣りの例会によって変わる場合があります。遠方から向かう時は、釣行前に豊英湖釣り舟センターへ営業状況を確認してください
 


レンタルボート

豊英湖釣り舟センターでは、12ftと14ftのローボートが案内されています。ボートは事前予約ではなく、当日の先着順です。使用できる艇数、料金、受付方法は変更される場合があるため、利用前に確認してください
 
ローボートへエレクトリックモーターを取り付けて走行する場合は、受付時に船舶免許の提示が必要です。免許不要艇があると判断せず、利用できる艇と必要な装備を釣り舟センターへ確認してください
 
マイボート、フローター、エンジン付きボート、エレクトリックモーターの2機掛けは禁止されています。受付をせずに湖へボートを下ろしたり、湖岸からフローターで入ったりしないでください
 
出船前には、前進、後退、方向転換、停止方法を確認します。水中に見えにくい立ち木が多いため、慣れる前から速度を上げず、桟橋周辺でボートの操作を確認してからポイントへ向かってください
 


駐車場

豊英湖釣り舟センターには、利用者向けの無料駐車場があります。君津市の案内では約100台分とされていますが、ヘラブナ釣りの例会や休日には利用者が増えるため、荷物を降ろす場所、受付への通路、桟橋へ向かう動線を塞がないように駐車してください
 
豊英ダム側にも小規模な公共駐車場がありますが、ボート釣りの受付場所とは異なります。公共駐車場へ車を止めても、そこから自由に岸釣りができるわけではありません。ブラックバス釣りでは、豊英湖釣り舟センターを目的地にしてください
 
路肩、橋の近く、施設の入口、民家の前へ駐車しないでください。早朝は車のドアを静かに閉め、話し声やエンジン音にも配慮します
 


トイレ

豊英湖釣り舟センターのトイレ利用については、釣行前に場所と利用可能な時間を確認してください。早朝は施設が開く前に到着する場合があるため、湖へ向かう途中でも済ませておくと安心です
 
湖上には途中で自由に利用できる公共トイレがありません。上流へ入ると桟橋まで戻るのに時間がかかるため、出船前に済ませ、体調と移動距離を考えて行動してください
 
湖岸のキャンプ場、民間施設、私有地へボートから無断で上陸してトイレを借りないでください。施設を利用する場合は、必ず管理者の許可を取ります
 


所在地・アクセス

豊英湖釣り舟センターは千葉県君津市豊英にあります。車では君津IC方面から県道92号、国道410号方面を通って向かい、君津ICからは約35~40分が目安として案内されています
 
カーナビには「豊英湖」や「豊英ダム」だけを入力せず、「豊英湖釣り舟センター」を目的地に設定してください。湖名だけで検索すると、出船場所から離れたダム側の駐車場や、進入できない道路へ案内される場合があります
 
湖周辺には山道、カーブ、幅の狭い道路があります。早朝は野生動物、雨の後は落ち葉、枝、土砂に注意し、入口を通り過ぎても狭い道路上で急に方向転換しないでください
 


注意事項

豊英湖では、水上にいる間はライフジャケットを着用します。桟橋でボートへ乗り移る時も足元が滑りやすいため、両手を荷物で塞がず、荷物を分けて運んでください
 
水中には見えにくい立ち木が多数あります。エレクトリックモーターで速度を出すと、プロペラや船体が立ち木へ衝突し、転倒や落水につながります。本湖と上流のどちらでも、進行方向の水面と水中を確認しながら移動してください
 
崖や岩盤には崩落の危険があります。崖際へボートを寄せて休憩せず、落石があっても避けられる距離を取ります。岸際の奥へルアーを入れるために、危険な岩盤の直下へ近づかないでください
 
ライブウェルの使用と釣り大会の開催は禁止されています。釣ったブラックバスをライブウェルへ入れて湖内を移動せず、計測や写真撮影をする場合も長時間水から出さないように扱ってください
 


立入・航行禁止情報

ダムサイトはロープの内側が進入禁止です。ロープを越えてダム設備へ近づかず、湖上のブイ、看板、釣り舟センターの案内を優先してください
 
湖岸へ降りられそうな道路や橋があっても、独自に岸へ入ったり、ボートを下ろしたりしないでください。マイボートとフローターの持ち込みも禁止されています
 
水位、崩落、流木、ヘラブナ釣りの例会によって、通常は利用できる範囲が一時的に危険になったり、ブラックバス釣りの利用が制限されたりすることがあります。過去の釣行情報だけで判断せず、出船前に当日の案内を確認してください
 


安全面・マナー

ヘラブナ釣りのボート付近を通過する場合は、先に声をかけてウキの位置を確認し、最低でも約20m離れた場所を波が立たない速度で通ります。仕掛けの方向が分からない時は無理に隙間を通らず、釣り人の指示を受けてください
 
狭い上流でブラックバス釣りの先行者が岸際へ投げている場合も、そのキャストコースを横切りません。追い越す時は声をかけ、ルアーを回収したことを確認してから低速で通過します
 
雷、強風、濃霧、大雨が近づいた場合は、釣果を優先せず桟橋へ戻ります。上流では空の変化が見えにくく、帰りが向かい風になると移動時間が長くなるため、天候が悪化してから戻り始めないでください
 
使用済みのライン、ワーム、フック、ルアーの箱、飲食物の容器は持ち帰ります。立ち木へ引っ掛かったラインも、危険のない範囲で回収し、鳥や魚が絡む状態で残さないようにしてください