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東京のマゴチ釣りポイントまとめ|多摩川・旧江戸川・荒川河口で狙える釣り場

東京のマゴチ釣りポイントまとめ|多摩川・旧江戸川・荒川河口で狙える釣り場

 
東京では、多摩川、旧江戸川、荒川の河口域でマゴチを狙えます。いずれも海水と淡水が混じる汽水域で、ハゼ、イナッコ、小型のボラ、エビ、カニなど、マゴチが捕食する生き物が集まります
 
マゴチは砂泥底へ体を伏せ、近くを通る小魚や甲殻類を待ち伏せします。河口全体を広く探るだけではなく、浅場から深い船道へ落ちるカケアガリ、流れが緩む場所、干潟の縁、カキ殻帯と砂泥底の境目、橋脚から伸びる掘れた筋を狙うことが重要です
 
多摩川河口は広い干潟と澪筋、旧江戸川はカキ殻や石が混じる硬い底と砂泥底、荒川河口は広い浅場と流芯沿いの深みが特徴です。同じルアーを投げ続けるのではなく、底の硬さ、流れの速さ、水深、ベイトの位置を確認しながら立ち位置と投入方向を変えてください
 


東京のマゴチ釣りで狙える時期

東京湾奥でマゴチを狙いやすい時期は、春の終わり頃から秋です。水温が上がる5月頃から河口の浅場へ入り始め、夏に接岸する個体が増えます。秋はハゼや小魚を追って河川内まで入ることがあり、旧江戸川や多摩川ではシーバスやクロダイを狙っている途中に掛かる場合もあります
 
夏は朝夕だけでなく、潮が動けば日中にも釣果が出ます。満潮前後はマゴチが干潟や岸寄りの浅場へ入ることがあり、干潮時は水深が残る澪筋、橋脚周辺、カケアガリへ集まりやすくなります
 
秋が深まり水温が下がると、浅い干潟だけでは反応を得にくくなります。河口の中央寄りにある深い筋、橋脚周辺の掘れた場所、船道へ近いカケアガリを狙ってください
 
雨後は河川から濁りが入り、小魚が岸際や流れの緩い場所へ集まります。増水してルアーが底へ届かない状況は避け、水量が落ち着き、適度な濁りが残っている時間を狙います
 

多摩川河口エリア

多摩川河口の東京側では、大師橋下流から多摩川スカイブリッジ周辺にかけて、干潟、砂泥底、橋脚、護岸、水深のある流れの筋が続きます。河口へ近づくほど海水の影響が強まり、ハゼ、イナッコ、シーバス、クロダイ、キビレなどとともにマゴチを狙える水域になります
 
干潮時は広い干潟が現れますが、干潟の上がすべて同じ深さではありません。水が沖へ戻る細い溝、周囲より水面の色が濃い筋、波立ち方が変わる場所は、水深が残る可能性があります。上げ潮では、この溝を通ってマゴチが浅場へ入ります
 
底は砂泥地を基本に、場所によって石、カキ殻、護岸基礎が混じります。ルアーを引いた時に軽い感触が続く場所、急に重くなる場所、何度も硬い衝撃が伝わる場所を分けて探してください
 

多摩川河口・大師橋下流

大師橋下流は、橋脚による深み、橋の下流側にできるヨレ、岸際の砂泥底を狙える場所です。橋脚へ直接ルアーを当てるのではなく、橋脚から下流へ伸びる流れの境目と、掘れた筋の外側を通します
 
上げ潮では海側から水が入り、河川の流れとぶつかる場所にヨレができます。水面に細い泡の筋が続く場所、流れてきた葉やゴミが同じ位置に集まる場所は、流速が変わる目印です。その下にあるカケアガリをワームやバイブレーションで探ります
 
干潮時は岸際が浅くなるため、正面だけを狙わず、流芯へ向かって斜めにルアーを入れます。底を取り、竿先を小さく上げてルアーを浮かせ、再び底へ戻す動きを繰り返します
 
橋脚や護岸基礎の近くでは根掛かりが増えます。着底後にルアーが動かない方向、硬い衝撃が連続する方向は避け、砂泥底を長く通せる角度を探してください
 
大師橋周辺の河川敷に夜釣り専用の駐車場はありません。堤防上、管理用通路、住宅前へ車を止めず、公共交通か周辺の時間貸し駐車場を利用します
 

多摩川河口・多摩川スカイブリッジ周辺

多摩川スカイブリッジ周辺は、干潮時に広い干潟が現れ、沖側に水深の残る筋があります。多摩川の0km地点に近く、淡水と海水の流れがぶつかる河口らしい変化を狙えます
 
上げ潮では干潟の溝を通ってハゼや小魚が岸へ移動し、マゴチも餌を追って浅場へ入ることがあります。下げ潮では干潟から流れ出る水が細い筋へ集まるため、払い出しの出口が狙いです
 
ルアーは干潟の上だけを引かず、浅場から深い筋へ落ちる境目を横切らせます。着底までの時間が急に長くなる場所や、ルアーを引いた時に一度軽くなってから再び底へ当たる場所は、水深が変わっている可能性があります
 
周辺のソラムナード羽田緑地には散策路、展望テラス、休憩施設、バリアフリートイレがあります。天空橋駅と羽田空港第3ターミナル駅から徒歩で向かえますが、専用駐車場はありません
 
散策する人や飛行機を撮影する人が多いため、展望テラスや通路を釣り座として占有せず、後方に人がいる時はキャストしないでください。釣り禁止、立入禁止、工事中の表示がある区間では竿を出せません
 

旧江戸川エリア

旧江戸川は、東京都と千葉県の間を流れる河川です。東京都側では今井橋周辺、水辺のスポーツガーデン前、南葛西側の河口域などで、砂泥底、石、カキ殻、杭、橋脚、流れのヨレを探れます
 
旧江戸川ではカキ殻や石が多い場所があり、底を引き続けると根掛かりが増えます。マゴチは硬い障害物の中より、その周囲にある砂泥底へ付くため、カキ殻帯の外側、障害物が途切れる場所、流れが緩む底を狙ってください
 
潮位が低い時は沖の澪筋、上げ潮では岸際の浅場が狙いになります。ハゼの多い夏から秋は、ハゼが集まる砂泥底とカキ殻帯の境目を重点的に探ります
 

旧江戸川・今井橋下流

今井橋下流には、橋脚、水門、新中川との合流、護岸の変化があります。複数の流れがぶつかるため、水面にヨレや反転流ができ、底にも深い筋と浅い場所が生まれます
 
狙う場所は、今井橋の橋脚下流側、新中川から入る流れの外側、水門周辺から続くカケアガリです。流れが強い中央へルアーを入れるだけでなく、速い流れと緩い流れの境目を斜めに通します
 
底には石やカキ殻が多い方向があります。ジグヘッドを着底させたまま長く引くのではなく、底を確認したら少し浮かせ、短い距離を泳がせてから再び着底させます
 
フリーリグを使う場合は、シンカーが底へ着いた後にワームが遅れて落ちる間を作ります。根掛かりが続く場所ではシンカーを軽くし、カキ殻帯の上を長く引かないようにしてください
 
今井橋周辺に釣り専用の駐車場はありません。道路、橋の下、堤防管理用通路へ駐車せず、周辺の時間貸し駐車場か公共交通を利用します
 

旧江戸川・水辺のスポーツガーデン前

水辺のスポーツガーデン前は、旧江戸川沿いの長い護岸を移動しながら探れる場所です。杭、石、護岸の角、流れの緩み、砂泥底を狙えます
 
施設前の岸がすべて同じ底質ではありません。ルアーを引いた時に硬い感触が続く区間、泥を引くように重くなる区間、障害物が少ない区間を分けて探ります。マゴチ狙いでは、硬い底から砂泥底へ変わる境目が候補です
 
上げ潮では岸際の石や杭の周囲まで水深が出ます。下げ潮では沖へ向かう流れが強くなるため、杭の下流側や護岸の角にできる緩い流れを狙います
 
水辺のスポーツガーデンには有料駐車場とトイレがあります。スポーツ大会や休日は駐車場が混みやすいため、施設利用者の通行や出入口をふさがない位置から河川敷へ移動してください
 
旧江戸川の共同漁業権区域では、遊漁時間や釣り方に規則があります。今井橋や水辺のスポーツガーデン周辺で釣る場合は、対象区域と現在の遊漁規則を確認し、日没後の利用制限がある区間では夜釣りをしないでください
 

旧江戸川河口・南葛西側

旧江戸川の南葛西側は、河口へ向かって川幅が広がり、砂泥底、干潟、カケアガリが形成されます。上流側より海水の影響が強く、マゴチが入る条件がそろいます
 
狙う場所は、岸から沖へ緩やかに深くなる場所、流れが曲がる場所、干潟から水が抜ける溝です。遠投だけに頼らず、岸から10m〜30mほどの範囲にもルアーを通してください
 
ハゼやイナッコが水面近くに見える場合でも、マゴチは底に付いていることが多いため、ルアーを表層だけで通さず、底から50cm前後の範囲を意識します
 
干潮時は岸際が浅くなり、泥やカキ殻が露出する場所があります。水際へ降りると足を取られることがあるため、護岸上の安定した場所から釣ります。フェンス、立入禁止表示、工事区間を越えて河口先端へ入ることはできません
 

荒川河口エリア

荒川河口は川幅が広く、砂泥底の浅場、流芯沿いの深み、中川との合流、複数の橋脚が組み合わさっています。マゴチの釣果実績があり、シーバス、クロダイ、キビレ、ハゼなども狙える水域です
 
荒川河口では正面へ遠投するだけでなく、流れに対して斜めにルアーを入れます。ルアーが流されながら底へ入る角度を確認し、カケアガリを横切るように通してください
 
流れが速い時は軽いジグヘッドでは底を取れません。重さを上げても着底を確認できない場合は、流芯から外れた岸寄りの緩い場所へ移動します
 

荒川河口・清砂大橋下流

清砂大橋周辺は、荒川と中川の下流域にある橋脚、深み、流れのヨレを狙える場所です。橋脚の周囲には掘れた場所ができやすく、その外側に砂泥底が続きます
 
橋脚へ近づけすぎると根掛かりやライン切れが増えるため、橋脚の下流側から離れた位置へルアーを通します。潮が動き始める時間は、橋脚から伸びる泡の筋や水面のヨレを確認してください
 
清砂大橋より河口側には、フェンスや立入できない区間があります。閉鎖された管理区域や護岸へ入らず、一般に開放された河川敷と護岸だけを利用します
 
専用駐車場はありません。西葛西駅から徒歩で向かえる区間もありますが、護岸沿いを移動する距離が長くなるため、飲み物と必要な道具をまとめて携行してください
 

荒川河口・葛西海浜公園西なぎさ水路側

葛西海浜公園では、西なぎさの水路側に限って釣りができます。葛西なぎさ橋の上、西なぎさの沖側、東なぎさでは釣りができません
 
水路側は砂泥底と干潟が広がり、ハゼや小魚が入ります。マゴチを狙う場合は、干潟の中央ではなく、水路の流れが通る筋、浅場から水深が増す場所、上げ潮で小魚が入る経路を探します
 
振りかぶって投げる方法と横投げは禁止されています。下から前へ送り出すアンダースローで届く範囲を探るため、遠投が必要な潮位では無理に狙わず、水深が岸へ寄る上げ潮や満潮前後を選んでください
 
葛西臨海公園の有料駐車場は24時間利用でき、園内にはトイレがあります。JR葛西臨海公園駅からも近いため、公共交通で向かいやすい場所です
 
東なぎさは環境保全区域で立入り禁止です。干潟を歩いて東なぎさ側へ渡ったり、沖側へ回り込んだりすることはできません
 


東京河口部のマゴチで使うタックル

ロッドは8.6ft〜10ft前後のシーバスロッドやフラットフィッシュロッドが使いやすくなります。河口の流れと20g前後のルアーへ対応できるMLからMクラスを選びます
 
リールは3000番〜4000番程度、道糸はPE0.8号〜1.2号、リーダーはフロロカーボン16lb〜25lb前後が基準です。カキ殻や石が多い旧江戸川では、細いリーダーだけで底を探り続けると傷が入りやすいため、こまめに確認してください
 
ランディングネットは柄の長いものを用意します。護岸が高い場所では魚を抜き上げず、水面まで届く長さのネットを使って取り込みます
 


マゴチを狙うルアー

河口部で使いやすいのは、ジグヘッドとシャッドテールワームの組み合わせです。ワームは3インチ〜5インチ、ジグヘッドは10g〜28g前後を流れと水深に合わせます
 
浅い場所では10g〜14g、流れが速い場所や深い澪筋では18g〜28gを使います。重すぎるルアーで底を引き続けると根掛かりが増えるため、着底を確認できる範囲で軽いものを選んでください
 
カキ殻や石が多い旧江戸川では、フリーリグやオフセットフックを使うと根掛かりを減らせます。シンカーは7g〜21g前後を用意し、底を確認した後にワームを浮かせて障害物の上を通します
 
広い荒川河口や多摩川河口では、メタルジグ、バイブレーション、シンキングミノーも使えます。ボトムへ着いた後に速く巻き上げず、底から離れすぎない速度で通してください
 


マゴチの釣り方

最初にルアーを投げたら、着底までの時間を数えます。同じ方向へ距離を変えて投げ、着底時間が変化する場所を見つけると、カケアガリや深い筋を把握できます
 
ワームは底へ着けた後、ゆっくり巻いて底から少し浮かせます。数回巻いたら止め、再び底を確認します。マゴチはルアーが落ちる瞬間や、底から動き始める瞬間に反応することがあります
 
リフト&フォールでは、竿を大きくあおらず、ルアーを30cm〜1mほど持ち上げる動きを繰り返します。流れが速い場所で大きく跳ね上げると、ルアーが底から離れすぎます
 
アタリは、重くなる、底へ引っ掛かったように止まる、細かくたたくなど複数の出方があります。違和感が続いたら糸ふけを取り、魚の重さを確認して合わせます
 
同じ場所で反応がなければ、10m〜20mずつ移動します。河口のマゴチは広い範囲に均等にいる魚ではないため、同じ方向へ投げ続けるより、底質と水深の異なる場所を探してください
 


釣果を狙う場所の見つけ方

ハゼ、イナッコ、小型のボラが見える場所は、マゴチが入る候補です。鳥が水面を意識している場所、水面に小魚の波紋が続く場所、ハゼ釣りで反応が多い砂泥底も確認します
 
水面の泡、流木、落ち葉が細い筋を作っている場所は、潮目や流れの境目です。その真下にカケアガリがあるとは限りませんが、周辺の底を探る目印になります
 
ルアーに泥が付く場所は柔らかい底、硬い衝撃が続く場所はカキ殻や石が多い底です。マゴチ狙いでは、泥だけが続く平坦な場所より、硬い底から砂泥底へ変わる境目を探してください
 


規制と注意点

多摩川、旧江戸川、荒川の河口部には、河川管理施設、空港関連施設、環境保全区域、工事区間があります。フェンス、門、立入禁止表示を越えて釣りをすることはできません
 
葛西海浜公園は、西なぎさの水路側だけが釣り可能です。葛西なぎさ橋、西なぎさ沖側、東なぎさでは竿を出せません。振りかぶる投げ方と横投げも禁止されています
 
旧江戸川では区間によって共同漁業権と遊漁規則が設定されています。今井橋や水辺のスポーツガーデン周辺では、釣行時間や使用できる釣り方を確認してください
 
河口部ではエイが掛かることがあります。足元まで寄せても素手で尾をつかまず、無理に護岸へ上げないでください。大型船や作業船が通る場所では、船が近づく前にルアーを回収します
 


まとめ

多摩川河口では、大師橋下流と多摩川スカイブリッジ周辺の干潟、澪筋、橋脚から伸びる深みを狙います。上げ潮では浅場、干潮時は水深が残る筋を探してください
 
旧江戸川では、今井橋下流、水辺のスポーツガーデン前、南葛西側河口のカキ殻帯、杭、砂泥底の境目が候補です。根掛かりを避けながら底付近を通せるワームやフリーリグが使いやすくなります
 
荒川河口では、清砂大橋下流の橋脚周辺、流れのヨレ、砂泥底を狙います。葛西海浜公園では西なぎさの水路側だけを利用し、アンダースローで届く範囲を探ってください
 
マゴチは砂泥底のどこにでもいる魚ではありません。干潟の溝、カケアガリ、橋脚周辺の深み、硬い底と砂泥底の境目を見つけ、潮位に合わせて立ち位置と投入方向を変えることが釣果につながります