東京には、入場料や釣り料金を支払わずに利用できる海釣り施設、海上公園、運河沿いの護岸、河川敷、親水公園があります。若洲海浜公園のように釣り専用の防波堤が整備された場所から、豊洲、有明、お台場、品川、大田区の一般公園、旧中川や新川の河川護岸まで、足場や水深、潮の動きが異なる釣り場を選べます
無料の釣り場でも、公園全体で釣りが認められているとは限りません。釣り可能区間が限定されている場所、振りかぶる投げ釣りが禁止されている場所、撒き餌やトリックサビキを使えない場所があるため、公園マップと現地の案内板を確認してから竿を出します
東京湾奥の海釣り場では、マハゼ、シーバス、クロダイ、キビレを中心に、イワシ、サッパ、サヨリ、カサゴ、メバル、イシモチ、マコガレイなどを狙えます。河川や親水公園では、マハゼ、テナガエビ、シーバス、クロダイ、キビレ、ウナギなどが対象になります
入場料無料でも費用がかかるもの
無料とされている範囲は、公園への入場料や指定された釣り場の利用料金です。自動車で向かう場合の駐車料金、電車やバスの交通費、釣り餌、仕掛け、貸し竿、バーベキュー場やキャンプ場の利用料金は別に必要です
若洲海浜公園、豊洲ぐるり公園、暁ふ頭公園、京浜島つばさ公園、東海ふ頭公園、大井ふ頭中央海浜公園、城南島海浜公園などには有料駐車場があります。晴海緑道公園、有明北緑道公園、新木場公園、京浜運河緑道公園、芝浦南ふ頭公園などは専用駐車場がないため、公共交通機関か周辺の有料駐車場を利用します
多摩川と江戸川の大部分には漁業権が設定されており、区域と対象魚によって遊漁券が関係します。河川敷への入場料が不要でも、漁業権対象魚を採捕する費用まで不要とは限らないため、釣る場所と魚種を東京都の遊漁案内で確認します
東京の無料釣り場で狙える時期
マハゼは初夏から秋にかけて岸近くへ入りやすく、運河、河口、親水護岸で狙いやすくなります。夏は小型のハゼを短い仕掛けで狙いやすく、秋は少し深い場所や流れのある場所へ仕掛けを入れると、成長したハゼが釣れる機会があります
シーバスは春と秋が狙いやすく、夏や冬でも水温、潮、ベイトの入り方が合えば釣果が出ます。橋の影、水門、運河の合流部、岸壁へ潮が当たる場所、明るい場所と暗い場所の境目が狙い目です
クロダイとキビレは春から秋に岸壁や護岸際へ寄りやすくなります。冬は水深のある場所へ移動しやすいため、足元だけでなく、護岸基礎の外側や船道へ落ち込む地形を探ります
イワシ、サッパ、サヨリなどの回遊魚は、群れが接岸している時間帯に釣果が集中します。若洲海浜公園のように沖へ伸びる釣り場では、サビキ釣りやウキ釣りで群れの回遊を待てますが、撒き餌や投げ方の規制を守れる仕掛けを選びます
若洲海浜公園
若洲海浜公園には、海釣り専用の防波堤、人工磯、護岸の3種類の釣り場があります。防波堤は延長570mで満潮時の水深が約3〜9m、人工磯は延長480m、護岸は延長200mあり、釣り料金は無料です。防波堤の利用時間は6時〜21時で、人工磯と護岸は全日利用できますが、強風、波浪、雷などの悪天候時には閉鎖される場合があります
釣れる魚は、マハゼ、シーバス、クロダイ、カサゴ、メバル、カタクチイワシ、サッパ、サヨリ、イシモチ、マコガレイ、ボラなどです。防波堤ではサビキ釣り、ウキ釣り、胴付き仕掛け、足元の落とし込みが使いやすく、人工磯では石の切れ目や水中へ沈む岩の外側を狙うとカサゴやメバルを探せます
振りかぶる投げ釣り、横投げ、同様の動作を伴うルアーキャスト、撒き餌は禁止されています。人工磯は滑りやすく、大型船の通過後に波が上がることがあるため、ライフジャケットと滑りにくい靴を用意します。釣り場前の売店は営業を終了しているため、餌と仕掛けは到着前に準備します
豊洲ぐるり公園
豊洲ぐるり公園は、豊洲ふ頭の先端から東電堀まで続く全長約4.5kmの公園です。長い護岸の一部で釣りが認められており、東京湾奥の潮が護岸へ当たる場所、豊洲大橋周辺、運河の合流角、護岸の曲がり、はしごや継ぎ目などを探れます
マハゼは流れが緩む砂泥底、シーバスは潮が当たる護岸と橋周辺、クロダイとキビレは岸壁際や護岸の継ぎ目が狙いです。広い公園なので、同じ場所で待ち続けるより、潮の当たり方、ベイト、濁り、岸壁の形が変わる場所を歩いて探す釣りが向いています
釣りが禁止されている区間があり、大きく振りかぶるキャストや園路側へ針が通る投げ方は避けます。餌は原則として針へ直接付け、園路を汚す餌や大量の撒き餌は使わないルールです。駐車場は有料ですが、公園への入場と釣りに料金はかかりません
春海橋公園
春海橋公園は、豊洲駅から徒歩で向かえる無料の釣り場です。釣りは通年利用でき、公式に案内された釣り可能区間からマハゼ、セイゴ、フッコなどを狙えます
マハゼは護岸際から少し離れた砂泥底、シーバスは旧晴海鉄道橋周辺の影、流れが護岸へ接する場所、潮目ができる場所を探します。クロダイとキビレは足元の壁面、護岸の継ぎ目、階段やはしごに近い変化を落とし込みや胴付き仕掛けで狙えます
公園専用駐車場はなく、周辺の有料駐車場を利用します。釣り可能区間は公園マップで分けられているため、旧晴海鉄道橋の遊歩道、乗船施設、釣り禁止表示がある場所へ仕掛けを入れないようにします
晴海緑道公園
晴海緑道公園は、晴海臨海公園と晴海ふ頭公園を結ぶ全長約1kmの水辺の公園です。釣りは通年無料で、直線護岸、護岸の曲がり、豊洲大橋周辺、海釣り施設、人工磯など、足元の形が異なる場所を選べます
直線護岸ではマハゼとクロダイ、流れが出る場所ではシーバス、人工磯ではカサゴやメバルなどの根魚が候補になります。マハゼは砂泥底、クロダイは壁面や石積みの際、シーバスは運河の流れと橋の影を中心に探します
公園専用駐車場はなく、都営大江戸線の勝どき駅や都営バスを利用できます。釣り針、糸、仕掛けは公園内へ残さず、釣り可能範囲と現地の規制表示を確認して利用します
有明西ふ頭公園
有明西ふ頭公園は、東京ビッグサイトに近い有明西運河沿いの無料釣り場です。釣りは通年可能で、公式にはマハゼ、セイゴ、フッコなどが釣れる魚として案内されています
マハゼは流れが緩む護岸際の砂泥底、シーバスは運河の流れが護岸へ当たる場所や明暗、クロダイとキビレは壁面の継ぎ目や護岸基礎を狙います。水深のある岸壁では、足元へ仕掛けを垂直に落とす胴付き仕掛け、ヘチ釣り、落とし込みが使いやすくなります
釣りが認められているのは公園マップで指定された範囲です。隣接する多目的ふ頭、船の乗降や係留に使われる場所、釣り禁止区間には入らず、公園側の一般護岸だけを利用します
有明北緑道公園
有明北緑道公園は、有明西運河沿いで通年無料の釣りができる公園です。公式に案内されている主な魚はマハゼ、セイゴ、フッコで、運河側の指定範囲から狙います
マハゼは流れが弱い砂泥底、シーバスは潮が動く時間帯の護岸際、クロダイとキビレは足元の壁面と底質が変わる場所が狙いです。遠くへ投げ続けるより、足元から竿先の届く範囲を細かく探ると、歩行者や船舶との距離を確保しやすくなります
専用駐車場はないため、公共交通機関か周辺の有料駐車場を利用します。公園マップに示された出入口と釣り可能区間を確認し、柵の外側や水際の立入禁止場所へ下りないようにします
水の広場公園
水の広場公園は、東側と西側に分かれた有明西運河沿いの公園です。指定された護岸で釣りができ、利用料金は無料です
マハゼは潮が緩む底、シーバスは夢の大橋周辺や運河の流れが変化する場所、クロダイとキビレは護岸の壁面や角を探します。足元へ落とす釣りと短い範囲を探るルアー釣りを組み合わせると、船の航行範囲へ仕掛けを出さずに狙えます
公園専用駐車場はなく、青海駅、東京ビッグサイト駅、有明駅などから歩いて向かえます。乗船設備や船舶が接近する場所では竿を上げ、指定エリア以外では釣りをしないことが前提です
潮風公園
潮風公園は、東京港の第一航路側に面した護岸の指定区間で無料の釣りができます。船が通る深い航路に接しており、潮が動く時間帯にはシーバス、クロダイ、カサゴ、メバルなどを狙える条件があります
シーバスは護岸へ潮が当たる場所と流れの境目、クロダイは足元の壁面、根魚は護岸基礎や海底の障害物付近を探します。振りかぶるキャストを避け、足元から短い距離へ仕掛けを入れると、第一航路を通る船舶へ仕掛けを近づけずに釣れます
北側のコーストデッキには工事区間があるため、利用できる南側の指定護岸と現地表示を確認します。公園全体の水辺が釣り場ではなく、閉鎖区間や展望施設前では竿を出さないようにします
お台場海浜公園
お台場海浜公園では、水陸両用施設付近から海上バス発着所の桟橋横までの磯浜ゾーンに釣り可能区間があります。利用は無料で、マハゼ、セイゴ、フッコなどを狙えます
浅い磯浜が中心になるため、マハゼは石と砂泥底の境目、シーバスは潮位が上がって小魚が岸へ入る時間帯を狙います。仕掛けを遠投するより、軽いオモリを使った短いちょい投げ、ウキ釣り、足元の探り釣りが使いやすい場所です
砂浜、船着場、指定外の磯浜では釣りができません。振りかぶる投げ釣り、横投げ、撒き餌も禁止されているため、後方の歩行者と水上交通を確認しながら仕掛けを入れます
暁ふ頭公園
暁ふ頭公園は、東京港第二航路沿いの南側指定区間で無料の釣りができる公園です。マハゼ、セイゴ、フッコなどが公式に案内されており、潮が護岸へ当たる場所や護岸際の底を探れます
シーバスは航路から入る流れと護岸の間、マハゼは流れが緩くなる砂泥底、クロダイは壁面と海底の境目を狙います。足元へ落とす胴付き仕掛け、ウキ釣り、ヘチ釣りなら、大きく仕掛けを投げずに魚の通り道を探せます
公園への入場と釣りは無料ですが、駐車場は有料です。釣り可能なのは南側の指定区間であり、バーベキュー利用者や船舶の動線を避けて竿を出します
新木場公園
新木場公園は、新木場駅から徒歩約7分で向かえる無料釣り場です。釣りは通年可能で、公式にはマハゼ、セイゴ、フッコなどが主な魚として案内されています
公園は広大な護岸ではないため、護岸の角、足元の壁面、流れが緩む場所を順番に探します。マハゼは砂泥底、シーバスは夕方から夜の明暗、クロダイとキビレは護岸際を中心に狙えます
専用駐車場はなく、周辺の有料駐車場を利用します。バーベキュー利用者や散歩する人が多い時は、後方へ仕掛けを振らず、竿先の届く範囲を静かに探る釣りが向いています
京浜島つばさ公園
京浜島つばさ公園は、羽田空港側の海岸線に沿った24時間利用可能な無料公園です。釣り可能区間が設けられており、駐車場は有料です
岸近くには石や護岸基礎があり、マハゼ、シーバス、クロダイ、キビレ、カサゴなどを狙えます。ハゼは砂泥底、シーバスは潮が護岸へ当たる場所、クロダイは足元の石や壁面の際を探ります
釣り可能区間は公式マップで指定されています。羽田空港側の海岸線でも釣り禁止区間があるため、柵、看板、護岸形状を確認し、指定範囲から仕掛けを出します
東海ふ頭公園
東海ふ頭公園は、大田区東海の海辺にある24時間無料の公園です。公式に釣り可能区間が設けられており、駐車場は有料です
マハゼは流れが緩い底、シーバスは岸壁へ潮が当たる場所、クロダイとキビレは壁際と護岸基礎を狙います。高架下や護岸の角では流れと影が変化するため、同じ仕掛けを正面へ入れ続けず、足元の水深と潮の方向を確認します
バーベキューが認められている広場と釣り場が近いため、混雑時は針を後方へ通さないようにします。船舶や港湾施設が近い場所では、釣り可能区間から外へ仕掛けを流さないことも必要です
東海緑道公園
東海緑道公園は、大田区東海の運河沿いに続く24時間無料の緑道です。指定された護岸で釣りができ、専用駐車場はありません
狙える魚はマハゼ、シーバス、クロダイ、キビレなどです。ハゼは流れの弱い砂泥底、シーバスは橋や護岸の影、クロダイは足元の壁面と継ぎ目を探ります
緑道は釣り専用施設ではなく、散歩や自転車で通行する人と共用します。荷物を護岸側へまとめ、園路を仕掛けや竿でふさがないようにします
京浜運河緑道公園
京浜運河緑道公園は、大井競馬場駅周辺から天王洲アイル方面へ延びる約2.5kmの無料緑道です。24時間利用できますが、釣りは公式マップで指定された区間に限られます
マハゼは護岸際から少し離れた底、シーバスは橋の影、運河が曲がる場所、潮が護岸へ接する場所を狙います。クロダイとキビレは壁際を移動するため、ヘチ釣りや落とし込みで護岸の継ぎ目を歩いて探れます
専用駐車場はないため、東京モノレールや周辺駅を利用しやすい釣り場です。長い緑道のすべてが釣り可能ではないため、現地の釣り禁止表示と公式の釣り可能エリアを確認します
京浜島緑道公園
京浜島緑道公園は、京浜島の運河沿いにある24時間無料の緑道です。公式に釣り可能区間が示されており、専用駐車場はありません
運河内の流れが緩む場所ではマハゼ、流れが当たる護岸や橋周辺ではシーバス、壁面と底の境目ではクロダイとキビレを狙えます。短い胴付き仕掛け、ウキ釣り、落とし込みを使うと、狭い緑道でも仕掛けを大きく振らずに釣れます
工場や港湾施設に近い場所では、一般利用できる公園護岸と業務用地を区別します。フェンスの先、係留設備、作業区画には入らず、釣り可能表示がある護岸だけを利用します
大井ふ頭中央海浜公園
大井ふ頭中央海浜公園のなぎさの森には、人工のなぎさや親水護岸があり、無料で釣りを楽しめます。はぜつき磯周辺ではマハゼを中心に、シーバス、クロダイ、キビレなどが候補になります
マハゼは石と砂泥底の境目、潮位が上がると水没する浅場、石積みの外側を探ります。シーバスは運河の流れが当たる場所、クロダイとキビレは石の際や護岸基礎の周辺へ餌やルアーを入れます
なぎさの森には自然観察を目的とした区域があり、立入可能範囲を守る必要があります。バーベキュー場や駐車場は別料金になるため、無料で利用できる範囲と有料施設を分けて考えます
城南島海浜公園のみなと広場
城南島海浜公園で釣りができるのは、第一航路側のみなと広場です。つばさ浜、砂浜、ボードウォークでは釣りが禁止されているため、公園名だけを見て釣り座を決めず、みなと広場へ向かいます
みなと広場では、シーバス、クロダイ、カサゴ、メバルなどを狙える護岸があります。シーバスは第一航路から入る潮と護岸の境目、クロダイは壁際、根魚は水中の石や護岸基礎を胴付き仕掛けで探ります
公園への入場とみなと広場での釣りに料金はかかりませんが、駐車場とキャンプ場は有料です。航路を大型船が通過した後は波が護岸へ届くことがあるため、水際へ荷物を置かず、仕掛けを回収して波を確認します
芝浦南ふ頭公園
芝浦南ふ頭公園は、レインボーブリッジ西側橋脚の近くにある無料の海上公園です。開園時間は8時〜21時で、24時間利用できる釣り場ではありません
橋脚周辺では潮の流れと影ができるため、シーバス、クロダイ、キビレなどが対象になります。シーバスは明暗と流れの境目、クロダイは壁面や橋脚から離れた底を探り、船舶の航行範囲へ仕掛けを流さないようにします
公園専用駐車場はありません。釣り可能区間は公式マップで限定されているため、運動広場、橋脚管理区画、立入禁止表示のある場所を避けます
江東旧中川水彩パーク
江東旧中川水彩パークは、旧中川沿いの親水護岸から無料で釣りができる河川公園です。マハゼ、テナガエビ、シーバス、クロダイ、キビレなどを狙え、足場の整った区間では短い竿を使った釣りができます
マハゼは護岸際から少し離れた泥底、テナガエビは石、階段、護岸基礎の隙間、シーバスは橋の影と流れの変化を探ります。クロダイとキビレは護岸壁、橋台から少し離れた底、潮が当たる場所が狙いです
大きく振りかぶる投げ釣りは常に禁止され、近くに人や船がいる場合も仕掛けを投げられません。撒き餌、ジェット天秤、トリックサビキも禁止されているため、ハゼ用の軽い片天秤、ミャク釣り、ウキ釣り、胴付き仕掛けを使います
江戸川区の旧中川
江戸川区側の旧中川は、護岸、橋、階段、流れの緩い河川敷が続く入場料不要の釣り場です。江戸川区も旧中川を釣りに利用されている水辺として認識し、釣り糸や針の放置を防ぐ看板や巡回を行っています
マハゼは護岸から狙える砂泥底、テナガエビは石や護岸基礎、シーバスは橋の下と流れの境目を探ります。クロダイとキビレは汽水の影響を受ける下流側で、壁面や底質が変化する場所を狙います
橋の下でも歩行者や自転車が近い場所では仕掛けを投げず、竿先から垂直に落とす釣りを選びます。船着場、カヌーの利用区間、水辺へ下りられない柵の外側には入らないようにします
江戸川区の新川
新川は、旧江戸川と中川を結ぶ水路に沿って遊歩道が整備された無料の河川釣り場です。マハゼ、テナガエビ、シーバス、クロダイ、キビレ、ウナギなどを狙えます
マハゼは護岸際から竿先の届く範囲の砂泥底、テナガエビは階段や石の隙間、シーバスは橋の影と流れ込みを探ります。水門や橋周辺は水が動きやすいため、潮位が変わる時間帯に餌やルアーを通します
新川は遊覧船やカヌーなどにも利用される水路です。乗船場、係留設備、船が接近する場所では竿を上げ、園路へ針や糸を残さないようにします
荒川・砂町水辺公園
荒川・砂町水辺公園は、葛西橋から清砂大橋、荒川河口方面へ続く広い河川敷公園です。公園への入場料はなく、ハゼ、シーバス、クロダイ、キビレ、テナガエビ、ウナギなどを狙えます
マハゼは石と砂泥底の境目、流れが弱い岸際、手前から急に深くなる場所を探ります。シーバスは葛西橋、清砂大橋、東西線鉄橋周辺の流れと影、クロダイとキビレはゴロタ石と護岸基礎の周辺が狙いです
河川敷にはスポーツ施設、ランニングコース、自転車の通行区間があります。広い場所でも仕掛けを園路側へ振らず、増水、強風、雷、上流から流れてくる障害物がある時は水際から離れます
新左近川親水公園
新左近川親水公園は、広い水面、石積み護岸、橋、浅場、水門周辺を探れる無料の親水公園です。マハゼとテナガエビを中心に、シーバスやウナギも狙えます
マハゼは新左近橋下のゴロタ石帯、橋から離れた石積み護岸、カヌー場から離れた浅場を探ります。テナガエビは石や護岸の隙間、シーバスは橋の影と新長島川から水が入る場所、ウナギは流れの弱い底を狙います
カヌー場、桟橋、乗降場所の正面には仕掛けを入れません。公園への入場は無料ですが、駐車場は有料で、カヌー場などの施設利用にも別料金がかかります
無料釣り場で使いやすい仕掛け
マハゼ狙いでは、1.8〜3m程度の竿に小型スピニングリールを組み合わせ、軽い片天秤か中通しオモリを使います。大きく投げられない公園では、オモリを足元から5〜10m程度の範囲へ静かに入れ、底を少しずつ動かして砂泥底と石の境目を探ります
クロダイとキビレには、ヘチ釣り、落とし込み、胴付き仕掛けが使いやすくなります。護岸の壁面、はしご、継ぎ目、階段、石積みの外側へ餌をゆっくり落とし、糸が止まる、横へ動く、急に軽くなる変化を確認します
シーバスは、橋や水門の周囲で小型ミノー、バイブレーション、ワームを使います。振りかぶるキャストが禁止された公園では、短い距離を下から投げるか、足元へ落として岸壁沿いを通し、船や歩行者が近い時はキャストを止めます
テナガエビには小型のウキ仕掛けかミャク釣りを使い、石や護岸基礎の隙間へ餌を止めます。アタリが出てもすぐに強く合わせず、餌を持って移動した後にゆっくり竿を上げると針掛かりしやすくなります
無料釣り場で釣果を狙う方法
東京湾奥の無料釣り場では、釣り場の広さよりも潮が動く場所を探すことが重要です。護岸の角、橋の影、水門、運河の合流部、岸壁の継ぎ目、石積みの切れ目は、流れや底質が変わり、魚が止まりやすくなります
マハゼは仕掛けを同じ場所へ置き続けず、底を20〜30cmずつ動かして反応を探ります。数回動かしてもアタリがなければ正面、斜め、足元と投入位置を変え、魚が集まっている底を見つけます
シーバスは日中よりも朝夕や夜間に岸へ寄りやすく、橋や照明の明暗を利用して小魚を追います。明るい場所の中央だけでなく、光が届かなくなる境目、流れが緩む側、橋脚から離れた潮目を通します
クロダイとキビレは、沖だけでなく足元の壁面を回遊します。最初から遠くへ投げず、護岸際、継ぎ目、階段、はしご、石積みの外側を確認してから、反応がない場合に少し沖の底へ狙いを広げます
駐車場とトイレ
駐車場とトイレを重視する場合は、若洲海浜公園、豊洲ぐるり公園、暁ふ頭公園、京浜島つばさ公園、大井ふ頭中央海浜公園、城南島海浜公園、新左近川親水公園が利用しやすい候補です。釣り料金は無料でも駐車場は有料になるため、長時間の釣行では最大料金や閉場時間を確認します
春海橋公園、晴海緑道公園、有明西ふ頭公園、有明北緑道公園、水の広場公園、新木場公園、東海緑道公園、京浜運河緑道公園、京浜島緑道公園、芝浦南ふ頭公園には専用駐車場がないか、駐車できる台数が限られます。駅から歩ける場所は電車を利用し、路上駐車や港湾施設前への駐車は避けます
河川釣り場では、公園内や橋の近くにトイレがある場所と、長い区間にトイレがない場所があります。旧中川、新川、荒川では釣り座を決める前に公衆トイレの位置を確認し、飲み物や餌を購入できる店舗も合わせて確認します
規制と注意事項
無料釣り場では、大きく振りかぶる投げ釣り、横投げ、歩行者の頭上を針が通るキャストを避けます。若洲海浜公園、お台場海浜公園、江東旧中川水彩パーク、豊洲ぐるり公園などは投げ方や使用できる仕掛けに規制があるため、短い距離を探れる仕掛けを用意します
海上公園では、釣り可能区間と釣り禁止区間が隣接している場所があります。有明親水海浜公園は釣りが全面禁止されており、城南島海浜公園のつばさ浜も釣り禁止です。同じ湾岸エリアや同じ公園名であっても、開放された護岸へ移動してから竿を出します
係留船、ロープ、桟橋、乗船場、船溜まり、港湾作業区画へ仕掛けを入れません。船が接近した時は仕掛けを回収し、作業が始まった場所から離れます
釣り糸、針、ワーム、餌の袋、オモリ、空き容器はすべて持ち帰ります。細い釣り糸や小さな針でも、人、犬、野鳥が触れると怪我につながるため、釣り座の足元まで確認してから帰ります
まとめ
東京には、釣り料金無料の若洲海浜公園、豊洲・有明・お台場の海上公園、品川・大田区の運河沿い、旧中川、新川、荒川、新左近川など、入場料を支払わずに竿を出せる場所があります。海釣り施設、直線護岸、人工磯、運河、河川、親水公園を選べるため、狙う魚と釣り方に合わせて釣り場を変えられます
マハゼは砂泥底、シーバスは橋や水門の流れ、クロダイとキビレは護岸際、カサゴとメバルは石や護岸基礎、テナガエビは石の隙間を探します。無料の釣り場ほど歩行者や公園利用者と共用する場所が多いため、釣り可能範囲、投げ方、仕掛け、利用時間、駐車場、トイレを確認してから釣行します