東京の秋の海釣りでは、マハゼ、シーバス、クロダイ、アジ、カタクチイワシ、サッパ、コノシロ、サヨリ、イシモチ、シロギス、カサゴ、メバルなどを狙えます。夏から続く回遊魚と河口の魚に、晩秋から狙いやすくなる根魚やカレイが重なるため、9月、10月、11月で狙う魚と仕掛けを変えることが大切です
9月はマハゼ、クロダイ、シロギス、イシモチに加え、カタクチイワシ、サッパ、アジなどの回遊魚を狙えます。10月はマハゼが大きくなり、サヨリ、シーバス、カサゴなども狙いやすくなります。11月は回遊魚の釣果に差が出ますが、水深のある場所へ移動したマハゼ、シーバス、メバル、カサゴ、マコガレイが候補になります
東京の岸から秋に狙えるイカはヒイカです。秋後半から冬へ向かう時期に東京湾奥へ群れが入ると、小型エギやスッテを使ったライトエギングで狙えます。魚のように広い範囲で安定して釣れる対象ではないため、ヒイカを狙う日は直近の釣果、常夜灯の有無、水深、エギを使用できる場所かを確認してください。東京都の調査でも、ヒイカと呼ばれるジンドウイカが東京湾奥で確認され、釣りの対象になることが示されています
東京港の海上公園は、公園全体で釣りができるわけではありません。指定された釣り可能エリアだけを利用し、投げ釣り、ルアーのキャスト、撒き餌などの規制を公園ごとに確認してください。東京都の海面で使用できる釣り方であっても、公園や施設が定めた利用規則が優先されます
秋の東京で釣れるイカ
東京湾奥の岸から秋に狙えるイカはヒイカです。ヒイカは胴の長さが10cm前後までの小型イカで、港湾部、運河、船道、常夜灯周辺へ群れが入ると釣果が出ます。群れが接岸していない日は広範囲を探っても反応が出にくいため、同じ場所で長時間粘るより、直近の釣果が確認できる場所を選ぶことが重要です
釣れる時期は秋後半から冬にかけてが中心です。冷え込みが始まっただけで接岸するとは限らず、ベイトの有無、潮の動き、水深、夜間照明の位置によって釣果が変わります。水面付近に小魚が見えていても、ヒイカが底付近にいる場合があるため、表層だけで判断しないでください
釣り場を選ぶ際は、エギやスッテを投げられる場所かを最初に確認します。東京の海上公園には、投げ釣りや振りかぶるルアー釣りを禁止している場所があり、ヒイカの釣果情報があっても同じ釣り方を再現できるとは限りません。釣り可能範囲と使用できる仕掛けを確認し、歩行者や船舶の通行に影響しない場所で狙ってください
ヒイカ
ヒイカは、1.5号から2号前後の小型エギや小型スッテで狙います。アジングロッドやメバリングロッドなど、軽い仕掛けを操作できる竿に、細いPEラインまたはフロロカーボンラインを合わせます。大型のイカを想定した硬い竿や太いラインでは、小型エギの沈下やヒイカの小さなアタリを確認しにくくなります
釣りを始めたら、表層、中層、底付近を順番に探ります。エギが着水した直後から数秒沈めて表層を通し、反応がなければ沈める時間を長くして中層と底付近を探してください。釣れた人のエギが沈んでいた秒数や、仕掛けを止めていた水深を確認できると、群れのいる層を早く絞れます
誘い方は、小さく2回から3回動かした後に止め、ゆっくり沈める動作が基本です。強く連続してシャクると小型エギが大きく跳ね上がり、ヒイカのいる層から外れることがあります。竿先を数cm動かす程度の誘いと、動かさずに待つ時間を組み合わせてください
ヒイカのアタリは、竿を強く引き込む形だけではありません。ラインが止まる、予定より早く緩む、仕掛けが重くなる、竿先にわずかな違和感が出る場合があります。違和感があったら強く合わせず、ゆっくり竿を上げて一定の速さで巻き取ります
常夜灯周辺では、光の中央だけでなく、明るい場所と暗い場所の境目を狙います。潮が護岸へ当たる場所、運河の角、船道へ落ち込む場所も候補です。1つの水深を探り続けず、反応がなければ沈下時間と立ち位置を変えてください
秋の東京で釣れる主な魚
秋の東京湾岸では、マハゼ、シーバス、クロダイ、カタクチイワシ、サッパ、サヨリ、イシモチ、カサゴ、メバル、マアナゴ、マコガレイなどを岸から狙えます。若洲海浜公園をはじめとする海釣り可能な公園でも、これらの魚が主な対象として挙げられています
すべての魚が秋の3か月を通して同じように釣れるわけではありません。カタクチイワシ、サッパ、クロダイ、イシモチは9月から10月、サヨリは9月から11月、マハゼは9月から晩秋、マコガレイは11月以降が狙いやすい時期です。スズキ、カサゴ、メバルは通年確認されますが、秋はベイトの接岸や水温の変化によって狙う場所が変わります
回遊魚を狙う場合でも、サビキ仕掛けだけに絞らない方が釣果を得やすくなります。回遊を待つ時間はちょい投げでマハゼやイシモチを探り、海面に小魚の群れが見えたらサビキへ切り替えてください。夕方以降はシーバス、カサゴ、メバルを狙える仕掛けを用意すると、時間帯に合わせて狙う魚を変えられます
マハゼ
マハゼは、東京の秋に岸から狙いやすい魚です。河口、運河、海へつながる水路、砂泥底の護岸に生息し、9月頃には10cmを超える個体が増えます。秋が深まると浅場から水深のある場所へ移動するため、時期に合わせて投げる距離と水深を変えてください
9月から10月前半は、岸際、階段やスロープの周辺、運河の角、橋の下、流れが緩む場所を狙います。最初から川や運河の中央へ遠投せず、足元から10m前後の範囲を先に探してください。人の影や足音で魚が沖へ離れることがあるため、水際へ近づく前に岸と平行へ仕掛けを入れる方法も有効です
11月に近づくと、船道、橋周辺の深み、河口側、水深のある護岸を狙います。浅い場所で反応がなくなっても、同じ水域からハゼが消えたとは限りません。少し重いオモリへ交換し、底を確実に取れる場所へ移動してください
仕掛けはミャク釣り、ウキ釣り、ちょい投げを使います。アオイソメやジャリメを小さく付け、仕掛けを数十cmずつ動かして底を探ります。アタリがあった場所には複数のハゼがいることがあるため、同じ距離と方向へ続けて投げてください
シーバス
シーバスは、秋の東京湾奥で狙いやすいルアー対象魚です。カタクチイワシ、サッパ、コノシロ、ボラの幼魚などが接岸すると、河口、運河、橋脚、水門、護岸の角、明暗、潮目へ集まります。東京都の資料でも、スズキは若洲、有明、暁、新木場、水の広場、お台場など複数の海上公園で確認されています
朝夕は水面に小魚が集まる場所を探し、夜は常夜灯の明暗、橋の影、水門から流れが出る場所を狙います。小魚が水面で追われている場合はミノーやシンキングペンシルを表層へ通し、反応がなければバイブレーションやワームで中層から底付近を探ってください
ルアーの大きさは、見えているベイトへ合わせます。小型のイワシやボラの幼魚が多い場所では7cmから10cm前後、コノシロが入っている場所では大きめのルアーも候補です。大きいルアーへ替えるだけで釣れるわけではないため、水面に見える小魚とシーバスが捕食している層を確認してください
シーバスは掛かった後に水面で激しく暴れるため、護岸が高い場所ではタモ網が必要です。魚を抜き上げようとすると竿やラインが破損しやすく、魚を水面へ落とすこともあります。釣りを始める前に取り込める場所を確認してください
クロダイ・キビレ
クロダイとキビレは、東京湾奥の河口、運河、護岸、橋周辺で狙えます。9月から10月は水温が高く、カニ、エビ、貝、小魚を追って岸壁沿いへ入るため、ヘチ釣り、落とし込み、ウキ釣り、チニングが候補になります。若洲を含む東京港の海釣り施設でも、クロダイは初夏から10月頃までの対象魚として挙げられています
ヘチ釣りでは、仕掛けを遠くへ投げず、護岸の壁に沿って餌を沈めます。着水直後から底までの間に、ラインが止まる、横へ動く、急に緩む変化が出たら、竿を上げて重さを確認してください。1か所で長く待たず、護岸を数mずつ移動すると魚を見つけやすくなります
チニングでは、砂泥底、カキ殻が混じる底、護岸の基礎、流れ込み周辺をワームや小型クランクベイトで探ります。根掛かりが続く場所では底へ仕掛けを押し付けず、オモリを軽くするか、竿先を上げて底から少し浮かせます
秋後半は、浅い場所で反応が落ちる日があります。日中に魚が見えない場合は、水深のある護岸、濁りが入る場所、潮が動く時間へ狙いを絞ってください
アジ
アジは、東京湾奥へ群れが入った日にサビキ釣りやアジングで狙えます。9月から10月は小型のアジがイワシやサッパに混じることがあり、朝夕や夜の常夜灯周辺で反応が出ます。回遊がない日は同じ仕掛けを続けても釣れないため、小魚の群れ、鳥の動き、周囲の釣果を確認してください
サビキ釣りでは、表層だけでなく中層と底付近を探ります。カタクチイワシやサッパが表層で釣れていても、アジはその下を通っている場合があります。仕掛けを止める深さを変え、アジが釣れた水深を繰り返し狙ってください
アジングでは、小型ワームと軽量ジグヘッドを使い、常夜灯の明暗、潮が当たる護岸の角、流れが緩む場所へ通します。風や流れで仕掛けの位置が分からない場合は、ジグヘッドを重くします。軽い仕掛けにこだわらず、底を取れる重さまで上げることが大切です
カタクチイワシ・サッパ
カタクチイワシとサッパは、9月から10月の東京湾奥でサビキ釣りの対象になります。群れが岸へ寄ると足元で数釣りができますが、回遊が沖を通る日や群れが入らない時間は反応がありません。海面に小魚が見えない場合でも、中層や底付近を通っていることがあるため、仕掛けを沈める深さを変えてください
仕掛けは小型のサビキを使い、群れの大きさに合わせて針を選びます。針が大き過ぎると小型のカタクチイワシが掛かりにくくなり、細過ぎる仕掛けでは複数の魚が掛かった時に絡みやすくなります。魚が釣れ始めたら仕掛けを長く海中へ放置せず、絡む前に取り込んでください
カタクチイワシやサッパが岸際で追われている時は、シーバスが入っている可能性があります。サビキだけを続けず、ミノー、シンキングペンシル、小型バイブレーションを投げられる場所では、ベイトの外側や群れの下を探ってください
コノシロ
コノシロは、秋に東京湾奥の浅場や河口周辺へ入る回遊魚です。小型はコハダやシンコとも呼ばれ、サビキ仕掛けで狙えます。春から秋に河口付近や浅場で生活し、冬に水深のある場所へ移動する魚です
コノシロの群れが水面近くにいる時は、背中や尾が見えることがあります。群れの中央へ仕掛けを落とし続けると魚を散らす場合があるため、群れの進行方向へ仕掛けを入れて待ってください。大きな個体が複数掛かると仕掛けへ強い負荷がかかるため、取り込みを急がず1匹ずつ外します
コノシロは秋のシーバスが捕食するベイトにもなります。水面で群れが崩れる、急に進行方向が変わる、広い範囲で波紋が出る場合は、群れの周囲や下へルアーを通してください
サヨリ
サヨリは、9月から11月頃に東京湾岸へ群れが入ると狙えます。水面直下を泳ぐため、表層を狙えるウキ仕掛けや専用の連玉仕掛けを使います。若洲や暁ふ頭などでも秋の対象魚として挙げられています
仕掛けを沖へ投げたら、一定の速さでゆっくり引き、水面付近を広く探ります。サヨリが見えているのに掛からない場合は、針を小さくし、餌を細く付けてください。仕掛けの近くまで魚が寄っても餌へ触れない場合は、引く速さを落とすか、短い停止を入れます
サヨリは群れの移動が速く、同じ場所で釣れ続けるとは限りません。周囲の水面を確認し、群れが離れたら仕掛けを投げる方向と距離を変えてください
イシモチ
イシモチは、9月から10月頃に若洲などの砂泥底で狙えます。ちょい投げや投げ釣りで底を探り、アオイソメやジャリメを使います。東京港の海釣り施設でも、秋の対象魚として挙げられています
仕掛けを投げたら底まで沈め、糸の緩みを取って待ちます。反応がない場合は数mずつ仕掛けを動かし、砂地、泥底、硬い底の境目を探してください。ハゼより沖側や水深のある場所で釣れることがあるため、近距離と遠距離を分けて探ります
イシモチは夕方から夜に反応が出ることもあります。夜釣りでは竿先ライトを使い、船舶の引き波や足元の段差を確認してから釣り座を決めてください
シロギス
シロギスは、9月から10月頃まで東京湾奥の砂地で狙えることがあります。東京都の内湾調査でも、秋のお台場や羽田周辺でシロギスが確認されています。湾奥のすべての護岸で釣れる魚ではないため、砂地がある場所と過去の釣果を確認して狙ってください
仕掛けは天秤を使ったちょい投げで、アオイソメやジャリメを付けます。着底後は仕掛けをゆっくり引き、底の硬さや重さが変わる場所で止めてください。アタリがあった距離を覚え、同じ位置へ投げると群れを続けて狙えます
水温が下がると浅場から離れるため、秋後半は岸際だけでなく水深のある場所を探ります。投げ釣りが禁止されている公園では狙えないため、仕掛けを準備する前にキャストの規制を確認してください
カサゴ・メバル
カサゴとメバルは、若洲、有明、暁、水の広場などで狙える根魚です。カサゴは護岸の基礎、石積み、岩の隙間、海底の段差に付き、メバルは夜間に護岸際や明暗へ浮いてくることがあります。東京港の資料では、両魚種とも通年の対象魚として挙げられています
カサゴは胴突き仕掛け、ブラクリ、小型ワームを使い、足元の底を探ります。仕掛けを投げたまま待たず、底へ着いたら少し持ち上げ、数秒止めてから次の隙間へ移してください。魚が掛かった直後に糸を緩めると岩の隙間へ入られるため、竿を上げて底から離します
メバルは、小型ワーム、プラグ、胴突き仕掛けで狙います。夜は表層付近まで浮くことがあるため、最初から底だけを探らず、水面直下から少しずつ深くしてください。明るい場所の中央より、照明が届かなくなる境目や護岸の影が狙い目です
根魚は同じ場所に居着くため、小型を持ち帰り続けると魚が減りやすくなります。必要な分だけ持ち帰り、小型は魚体を乾かさないように短時間でリリースしてください
マアナゴ
マアナゴは、秋前半まで東京湾奥の砂泥底で狙えます。若洲、暁ふ頭、夢の島周辺などが対象として挙げられ、夕方から夜のぶっ込み釣りや投げ釣りで狙います
仕掛けにはアオイソメ、サバやイワシの切り身を付け、底へ沈めて待ちます。仕掛けを長時間放置するとアナゴが巻き付いて絡むため、一定時間ごとに回収してください。釣れた後も仕掛けへ巻き付くため、予備のハリスや仕掛けを複数用意します
夜間は足元が見えにくくなり、船舶の引き波にも気付きにくくなります。ヘッドライトだけに頼らず、釣り場へ明るいうちに入り、段差、柵、取り込み場所を確認してください
マコガレイ
マコガレイは、11月頃から春へ向かう時期に若洲などで狙える魚です。秋の前半から数釣りを狙う魚ではなく、水温が下がる秋後半から投げ釣りの対象になります
仕掛けには天秤と2本針前後の投げ釣り仕掛けを使い、アオイソメを房掛けにします。仕掛けを投げた後は頻繁に動かさず、底へ落ち着かせて待ってください。一定時間ごとに仕掛けを回収し、餌が残っているか、ゴミが絡んでいないかを確認します
岸から届く範囲へ魚が入っていない日は、長時間待っても反応がありません。釣果情報、水深、投げられる方向を確認し、遠距離の投げ釣りが禁止されている施設では狙わないでください
9月に狙いやすいイカ・魚
9月は水温が高く、マハゼ、クロダイ、キビレ、シロギス、イシモチ、カタクチイワシ、サッパ、アジなどを狙えます。ハゼは浅い運河や河口へ残り、回遊魚は朝夕を中心に岸へ寄るため、餌釣りとサビキ釣りを組み合わせやすい時期です
午前中はサビキで回遊魚を探し、回遊が止まったらちょい投げでマハゼやイシモチを狙います。夕方は再び回遊魚を確認し、小魚が追われていればシーバスへ切り替えてください。夜はクロダイ、シーバス、カサゴ、マアナゴを狙えます
台風や低気圧の通過後は、濁りや流れによって魚の位置が変わります。増水した河口、強い流れ、波をかぶる護岸へ近づかず、風と波が落ち着いた場所を選んでください
10月に狙いやすいイカ・魚
10月は、東京の秋釣りで狙える魚種が多い時期です。マハゼ、シーバス、クロダイ、アジ、カタクチイワシ、サッパ、コノシロ、サヨリ、イシモチ、カサゴなどが候補になります。東京港の資料でも、イシモチ、カタクチイワシ、クロダイ、サッパなどは10月頃まで、サヨリは11月頃まで狙える魚として示されています
ハゼは夏より大きくなり、岸際から水深のある場所まで広く探れます。サビキ釣りでは、1つの水深だけを狙わず、表層、中層、底付近を確認してください。回遊魚が多い場所ではシーバスも入るため、朝夕は小魚が追われていないか水面を確認します
夜はヒイカの接岸状況を確認し、小型エギやスッテを用意します。ヒイカの情報がない場所では、カサゴ、メバル、シーバスへ切り替えられる仕掛けを持って行くと、回遊待ちだけで釣行が終わることを防げます
11月に狙いやすいイカ・魚
11月は水温低下が進み、浅場の魚が水深のある場所へ移動します。マハゼ、シーバス、サヨリ、カサゴ、メバル、マコガレイ、ヒイカが候補になり、カタクチイワシやコノシロが残る日もあります
マハゼは船道や河口の深みを狙い、シーバスは残っているベイトの群れ、橋の明暗、水門、潮目を探します。根魚は夜間の護岸際や石積みを狙い、マコガレイは投げ釣りが認められた場所で底を待ちます
ヒイカは常夜灯周辺や水深のある港湾部へ群れが入ると狙えます。気温が下がっただけで釣れるとは限らないため、釣果が確認できない日は同じ場所へ通い続けず、魚を狙える仕掛けも用意してください
秋の東京で初心者が釣りやすい方法
初心者が秋の東京で釣果を狙うなら、マハゼのちょい投げ、サビキ釣り、足元の胴突き釣りが扱いやすい方法です。1つの釣り方だけに決めず、回遊魚がいる時はサビキ、回遊がない時は底を狙うと、魚に出会える可能性を高められます
マハゼのちょい投げは、2m前後の竿、小型スピニングリール、軽い天秤仕掛けで始められます。遠投する必要はなく、岸際から20m前後までを少しずつ探ってください。餌を大きく付け過ぎず、針先が出るように細く付けます
サビキ釣りでは、アジ、カタクチイワシ、サッパ、コノシロを狙います。魚がいない状態で仕掛けを上下させ続けず、周囲の釣果、水面の波紋、小魚の姿を確認してください。撒き餌が禁止されている公園では、コマセカゴや足元への撒き餌を使用できません
胴突き仕掛けでは、カサゴ、メバル、ハゼなどを足元で狙えます。遠くへ投げないため、投げ釣りが制限された場所でも利用できる場合がありますが、仕掛けの使用自体が認められているかを現地で確認してください
秋の東京でルアー釣りをする方法
秋の東京でルアー釣りをするなら、シーバス、クロダイ、キビレ、アジ、カサゴ、メバルが対象です。使用するルアーと狙う水深が異なるため、1本の竿ですべてを無理に狙わず、釣り場と魚種を決めて道具を選んでください
シーバスはミノー、シンキングペンシル、バイブレーション、ワームを使い、河口、橋脚、明暗、潮目を探ります。クロダイとキビレは、底を通せるワームや小型クランクベイトで、砂泥底、護岸の基礎、カキ殻周辺を狙います
アジ、カサゴ、メバルは小型ワームを使ったライトゲームで狙えます。アジは常夜灯の明暗や潮の流れ、カサゴは底の障害物、メバルは夜間の表層から中層を探してください
東京の海上公園では、ルアー釣りや振りかぶるキャストを禁止している場所があります。魚がいるかどうかだけで釣り場を決めず、使用できる仕掛けと投げ方を確認してください
秋の東京で釣果を狙う方法
釣り場へ着いたら、最初に水面の小魚、潮の向き、風向き、濁り、水深を確認します。小魚が水面に見える場合はサビキやシーバスを狙い、小魚が見えない場合はマハゼ、イシモチ、カサゴなど底にいる魚から探ってください
同じ方向へ投げ続けず、正面、斜め右、斜め左、岸と平行を分けて探ります。着底までの時間や仕掛けを引いた時の重さが変わる場所には、海底の段差、溝、底質の変化があります。アタリがあった距離と方向を覚え、同じ場所を繰り返し狙ってください
回遊魚は、釣れ始めた時間と水深を合わせることが重要です。隣で魚が釣れていても、仕掛けの深さが違えば反応が出ません。釣れた人の仕掛けが表層、中層、底付近のどこに入っているかを確認します
1つの場所で反応がない場合は、仕掛けだけを交換し続けず、釣り座を移動してください。護岸の角、水門、橋、明暗、船道、底の変化など、魚が止まりやすい場所を順番に探ると釣果につながります
秋に海釣りができる東京の主な場所
若洲海浜公園には、釣り専用の防波堤と人工磯があります。防波堤は水深があり、マハゼ、シーバス、クロダイ、カタクチイワシ、サッパ、サヨリ、イシモチ、カサゴ、メバル、マコガレイなどを狙えます。利用時間が定められており、遠距離の投げ釣り、柵を越えて人工磯へ下りる行為、防波堤へ上る行為は禁止されています。公園には駐車場があり、海釣り施設前にトイレがあります
お台場海浜公園では、指定された磯浜の釣り可能エリアを利用します。マハゼやシーバスを狙えますが、砂浜、桟橋周辺、台場公園など釣りができない場所があります。振りかぶる投げ釣り、横から投げる釣り、同様のルアーキャスト、撒き餌は禁止です。公園内にはトイレと手洗い場があり、2か所の有料駐車場を利用できます
水の広場公園では、有明西運河に面した指定エリアでマハゼやシーバスを狙えます。釣り可能範囲と禁止範囲が分かれており、投げ釣りや危険なキャストを避ける必要があります。公園内にはトイレと手洗い場がありますが、専用駐車場はないため、公共交通機関または周辺の有料駐車場を利用してください
暁ふ頭公園では、東京港第二航路沿いの指定エリアでマハゼ、シーバス、サヨリなどを狙えます。船舶の航行が多いため、仕掛けを航路側へ流し過ぎず、大型船が通過した後の引き波に注意してください。公園には有料駐車場がありますが、台数が限られるため、満車時に路上駐車をしないでください
新木場公園では、指定された護岸からマハゼやシーバスを狙えます。新木場駅から徒歩で向かえる一方、公園の一般利用者向け駐車場はありません。車で向かう場合は周辺の有料駐車場を事前に確認し、公園周辺の道路へ駐車しないでください
有明西ふ頭公園では、指定されたエリアでシーバス、マハゼ、カサゴ、メバルなどを狙えます。釣り専用施設ではないため、通行人を優先し、竿や荷物で遊歩道をふさがないようにしてください。公園には手洗い場とトイレがあります
駐車場とトイレを確認する方法
車で向かう場合は、釣り場に専用駐車場があるか、利用時間が釣行時間と合っているかを確認してください。若洲海浜公園やお台場海浜公園、暁ふ頭公園には駐車場がありますが、水の広場公園や新木場公園には一般利用者向けの専用駐車場がありません。満車を想定し、周辺の有料駐車場か公共交通機関を利用できるように準備します
トイレの位置は、釣りを始める前に公園マップで確認してください。長い護岸では釣り座からトイレまで距離があることがあり、荷物を置いたまま移動すると盗難や通行の妨げにつながります。家族で釣る場合は、トイレと手洗い場に近い区間を選ぶと移動しやすくなります
駐車料金、利用時間、工事による閉鎖は変更されることがあります。現地へ着いてから別の駐車場を探さなくて済むように、出発前に公園の公式案内を確認してください
規制と注意事項
東京の海上公園では、指定された釣り可能エリア以外で竿を出しません。岸壁が続いていても、船着場、作業区域、砂浜、立入禁止区域、イベント使用区域では釣りができない場合があります。柵を越える、防波堤へ上る、閉鎖中の施設へ入る行為も禁止です
投げ釣りやルアー釣りの規制は、公園によって異なります。振りかぶる投げ方と横から振る投げ方が禁止されている場所では、短い距離でも同じ動作を行いません。足元へ垂直に仕掛けを落とす釣りが認められている場合でも、周囲の利用者へ針が届く状態では竿を出さないでください
東京都の海面では撒き餌釣りに関する規則が変更されていますが、公園が独自に撒き餌を禁止している場合は使用できません。お台場海浜公園など、撒き餌禁止が明記された場所では、アミコマセを海へ直接撒く行為やコマセを使った仕掛けを避けてください
大型船が通過する場所では、しばらくしてから大きな引き波が護岸へ届くことがあります。水面が穏やかでも足元へ荷物を置かず、子どもにはライフジャケットを着用させてください。雨天後の濡れた護岸、石積み、人工磯は滑りやすいため、底が滑りにくい靴を使います
釣り針、糸、餌の袋、切れた仕掛けはすべて持ち帰ってください。釣り専用施設ではない公園では、散歩、ランニング、観光を目的とする利用者が多く通ります。竿を地面へ横向きに置かず、針を付けた仕掛けはケースへ収納してから移動してください