通常のエギはボトムステイ時にエギがイカの釣れやすい姿勢になるので、それが誘いになり釣れる事もありますが、飛ぶキラリはボトムでエギが横たわるので、このタイミングでイカが釣れる事は皆無に等しいです。またカンナが地面に付いてしまうので通常より根掛かり率が高くなります
飛ぶキラリは、エギを必ず着底させカウントを取らずボトムステイでアタリを待つスタイルの人とは相性が最悪なのでおすすめ出来ません。カウントを活用してフォールやリトリーブでイカを掛けるスタイルの人は問題なく使えます
独特なフォール姿勢を理解して使えば釣れるエギへと変貌します
エギが横たわる?
エギ王など通常のエギは上記図・左のような姿勢になり海中でゆらゆらするので、それが誘いになりイカがエギに抱きつきます
飛ぶキラリは上記図・右にように地面に横たわります。この姿勢では、イカがエギを抱く可能性は皆無に等しいです。またカンナが地面に付くので根掛かり率が高くなります
個体差かな?とも思いましたがアマゾンのレビューでも同じ現象を言及してる人がいたので、全ての商品とは言いませんが高確率で飛ぶキラリがこういう状態になるのだと思います
フォール姿勢がおかしい?
アマゾンレビューやインプレ動画においてフォール姿勢が微妙と言及されていて、実際に飛ぶキラリのフォール姿勢を見てなるほどと思いました
エギ王など通常のエギは黒矢印の方向に向かってフォールしますが、飛ぶキラリは私が購入したエギの個体差でなく、全てがこの仕様であれば、赤矢印のように下にフォールします。映像でイメージすると下記の動画のようなフォールをします
だったら釣れないでしょ?
全くそんな事はありません。ちなみにこのフォール姿勢は陸っぱりエギングでは馴染みがありませんが、オモリグやイカメタルなどの船イカでは割とポピュラーなフォール姿勢なのです。実際の商品名で言うと先ほど動画で紹介したシマノ・スイスイドロッパーやバンガード・出雲デスフォールがそれに当たります
参考までに筆者はこのフォール姿勢のエギを使用して三浦半島・三崎港・城ヶ島で初夏をメインに1年を通しケンサキイカを釣っています。秋のアオリイカもかなりの数を釣ってます。春・夏イカはシビアなので数自体は出ないのですが、それでも数杯は釣ってます。冬のヤリイカもそれなりに釣っています
但しやり方が違うとまぐれでしか釣れません、使い方を間違えると根掛かり連発します。どうすれば釣れるかは後ほど記載します
フォールスピード
今回のエギの検証(インプレ)で最も???となったカテゴリーです
メーカー発表値は1m3秒となっていますが、今回の検証で使ったエギが個体差でなければ、その数値とは明らかに違う印象でした。私の計測では1m6秒前後に感じます
ですが個人的にはこのフォールスピードの使いやすいというか、釣れるのでその点については予想外のスペックでした
こう使えば釣れます
まずはメーカー提唱の釣法です
確かにこの手法なら釣れると思いつつも、このやり方だと重心が散って、飛ぶキラリの最大の売りであり全重心移動による飛距離アップのメリットが無くなるのでは?と感じました
あとはライトエギング愛好者によるライトタックルでのエギングもこの手法では出来ないと思いました
筆者ならこう釣る
これから私が提案する手法は最低でも2つのルールを守る事が必須となります
- ・底まで落とすのはOKだが、ボトムステイでアタリを待つのはNG
- ・カウントを活用する
この2点です
実際のやり方
エギをキャストして着水したらカウントを取りながら任意のレンジまで落とします
シャクリ
シャクリ方はエギを上に跳ね上げるイメージで2~3段シャクリをメインに、たまに捕食スイッチが入りやすいショートジャークを入れます
- イメージとしては
- ショートジャーク→誘いのシャクリ
- 2~3段→食わせのシャクリ
です
フォール
ここが一番大事です。しゃくり後はフリーフォールでアタリを待ちます。例えば払い潮でフリーにしたくてもラインテンションが張られてしまうのは、そのままで問題ありません。要は自然の流れにエギを委ねる事が大切なのです
ここでもカウントを活用してください。1m6秒フォールとして、2m沈めたいなら12秒、3m18秒です
再度シャクリ→フォールを繰り返します
シビアなイカほど足元で抱くことが多いので、足元までしっかり探ってください。この手法は釣れるだろうではなく、釣れます。飛ぶキラリと同概念のエギに過去に多数のイカを釣っています
テンションフォール・カーブフォール(リトリーブ)で釣る方法
強風、早潮時はテンションフォールやリトリーブで狙います。この際は飛ぶキラリ自体フォールスピードが遅めなので1~3gのアゴリグシンカー使用を推奨します。重心が散る為、全重心移動の飛距離アップのメリットが多少軽減されますが、メーカーのやり方よりは幾分ましかなと思いますし、1g程度であればライトタックルも使用可能です
参考までに目安としてアゴリグシンカーを付けた際の沈下速度を記載します
- フリーフォール時
- 1g 1m6秒→3秒
- 3g 1m6秒→2.5秒
※あくまでも目安値です
やり方
キャスト→着水したらカウントを取りながら任意のレンジまで沈めます
シャクリ→テンションフォールもしくはリトリーブ(カーブフォール)でアタリを待ちます。この時もカウントは活用します
テンションフォール・カーブフォールはアタリが取りやすい反面、スレイカや低活性のイカには見切られやすい傾向があります
使用するタイミングは強風、早潮以外では秋の新子アオリイカ、朝&まずめです。ランガンの際は高活性のイカがいるかどうかのサーチに使うのも良いと思います
無風や潮が早くない時、限定ですが明らかにイカがスレてる&低活性時はシンカーを付けずテンションフォール・リトリーブもありですが、個人的にはフリーフォールで誘う方がヒット率は高いと思っています
飛距離性能
飛びます。同じ重さのエギと比べると1.3~1.5倍飛んでるイメージです
ラッキークラフトさんだけじゃないのですが、近年色んなメーカーから飛距離特化のエギが発売されてますが、不思議な傾向だなと感じてます。現代エギングはエギを遠くに飛ばしたから釣れるなんて事はあまりなく、足元まで丁寧に探れる人がコンスタントに釣果を出せると思ってます
新商品を出すなら、現代エギングの事情をくみ取り、スレイカ&低活性のイカが釣れるエギを開発、販売して欲しいです。そんな商品なら2,000円でも購入します
潮受け
ファットなボディと特殊なフォール姿勢なので潮受けはかなり良いです。アタリや海中情報が分かりやすいのはメリットですし、イカは潮のヨレに付きますので、ヨレをサーチするのにも向いてるエギです
買うべきか?買わないべきか?
向いてない人
再三、言ってますがボトムステイでアタリを待つスタイルの人とカウントを活用しない人には向いてないので買わないのが賢明です
向いてる人
エギの特性を理解して戦術を立てる人にはおすすめ出来ます。おすすめする理由は
- 価格が安い
- 通常のエギでは出来ない攻め方が可能
- 潮受けがいいのでヨレサーチに向いてる
参考までに私は結構気に入ってます。サッカー選手で言えば状況を打開してくれる選手のようなエギです
購入するならどれ?
陸っぱりのケンサキイカ&ヤリイカ&スルメイカ狙いなら
GBR激熱ピンク
photo by
ラッキークラフト
中層で獲物を狙うツツイカならこのエギで一撃必中
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秋の新子アオリイカはこれ
GBR赤西シェルレッド
photo by
ラッキークラフト
秋アオリイカはこのカラーとサイズ感がはまります
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春・夏イカ狙い
GBR七尾サファイア
photo by
ラッキークラフト
ナーバスな春・夏イカはこれ一択。スローにしゃくりフリーフォールでアタリを待ちます
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