東京の釣り場
天王洲運河の釣り場
※主要な水辺広場・ボードウォークは釣り禁止
現在の状況
天王洲運河は、東京都品川区の天王洲アイル周辺を流れる都市運河です。運河沿いには天王洲運河水辺広場、天王洲アイル第五水辺広場、木製のボードウォーク、飲食店、オフィス、船着場などが整備され、水辺の散策、休憩、舟運、イベントなどに利用されています
運河沿いは水面を眺めながら歩けるように整備されていますが、釣り人向けの護岸や海釣り施設ではありません。店舗利用者、観光客、通勤者、自転車などの往来があり、水辺の通路や広場は一般の利用者が過ごす場所として管理されています
天王洲運河水辺広場と天王洲アイル第五水辺広場は、水面へ近づける水辺施設です。柵の内側から運河を眺められる場所がありますが、水面へ近いことを理由に竿を出せるわけではありません。広場の入口が開いている時間であっても、施設の利用案内と現地の禁止表示に従う必要があります
寺田倉庫や飲食店が並ぶ区間には、店舗前のテラスや木製のボードウォークがあります。水辺の景観を楽しめる場所ですが、店舗前の通路やイベントスペースとしても使われています。釣り道具を置いたり、竿を振ったりできる場所ではありません
天王洲ふれあい橋や新東海橋の周辺も、歩行者、車両、船舶の通行に使われています。橋の上や取付部から水面へ近づけるように見えても、釣りを行うために整備された場所ではありません
運河内には観光船、クルーズ船、屋形船、小型船などが通ります。桟橋や係留施設では船の乗降や停泊が行われるため、岸から水面へ釣り糸を出すと、船体、係留ロープ、航路などへ干渉するおそれがあります
天王洲運河の主要な水辺広場やボードウォークでは、釣り禁止の表示が確認されています。運河全体を自由に歩きながら釣り座を探せる場所ではなく、現在は一般的な釣り場として利用できる状況ではありません
水面に魚が見える場合や、過去に釣り人がいた場所であっても、現在の釣り可否は現地の利用案内で判断してください。看板が見当たらない場所を探して竿を出すのではなく、天王洲運河は水辺の散策や景観を楽しむ場所として利用する必要があります
釣り禁止・立入禁止情報
天王洲運河周辺では、水辺広場、ボードウォーク、橋、桟橋、船着場、管理施設などで利用条件が異なります。釣り禁止と書かれた看板がある場所では、仕掛けを遠くへ投げる釣りだけでなく、足元へ糸を下ろす釣りも行えません
天王洲運河水辺広場と天王洲アイル第五水辺広場は、散策や休憩を目的とした水辺施設です。入口が開いていることや、開放時間内であることは、釣りが認められているという意味ではありません
木製のボードウォークも釣り座として利用できません。店舗前の通路、テラス席周辺、イベントに使用される区画などがあり、竿、タモ、バケツ、クーラーボックスなどを置くと、歩行者や店舗利用者の通行を妨げます
水辺に柵があり、仕掛けを下ろせそうに見える場所でも、釣り禁止表示がある区間では竿を出せません。大きく竿を振らない方法や、短時間だけ仕掛けを入れる方法であっても、釣り禁止場所では行わないでください
天王洲ふれあい橋は、歩行者が運河を渡るための橋です。橋の欄干から水面へ糸を垂らすと、歩行者や自転車の通行を妨げるほか、運河を通る船舶へ釣り糸が接触するおそれがあります
新東海橋も道路と歩道の通行施設です。橋の上や取付部を釣り座として使わず、欄干へ竿や道具を立て掛けないでください。橋の下に水流の変化が見えても、橋上から狙うことはできません
桟橋、船着場、係留施設は、船の乗降や停泊に使われる設備です。船が停まっていない時間帯でも、釣り場として開放されているわけではありません。桟橋へ入る、係留ロープをまたぐ、船体の近くへ仕掛けを入れるといった行為は避けてください
水門、排水施設、管理用通路、工事区画、柵やロープで区切られた場所にも立ち入れません。門が開いていたり、作業員が出入りしていたりしても、一般利用者向けの入口とは限りません
店舗やオフィスの敷地を通り抜け、水際へ向かうこともできません。地図上で通路のように見える場所でも、施設関係者や店舗利用者だけが使える区画の場合があります
護岸工事やイベント準備によって、水辺の一部が閉鎖されることもあります。工事柵の横に通れる隙間があっても、一般利用者向けの通路ではありません。閉鎖された階段、資材置き場、作業用通路へ入らないでください
釣り禁止の範囲が分からない場合は、その場所では竿を出さないでください。禁止看板が見当たらないことや、ほかの人が釣りをしていることは、釣りが認められている根拠にはなりません
代替え釣り場
天王洲運河で釣りを行わず、釣り可能な範囲が示された場所へ向かう場合は、有明西ふ頭公園が候補になります。有明西ふ頭公園では、指定された運河沿いの範囲で釣りが認められています
公園全体で自由に釣りができるわけではないため、現地の案内図で釣り可能な範囲を確認してください。投げ釣りは禁止されているため、足元や近距離へ仕掛けを入れる釣りが中心になります
有明西ふ頭公園は、ゆりかもめの東京ビッグサイト駅から徒歩で向かえます。護岸には柵がありますが、散策や休憩に利用する人もいるため、歩行空間へ道具を広げず、指定された範囲から外れないようにしてください
もう一つの候補は若洲海浜公園です。若洲海浜公園には海釣り施設、防波堤、人工磯、護岸があり、釣りに利用できる範囲が分けられています。釣り場として管理された場所を利用したい場合に選びやすい場所です
若洲海浜公園の海釣り施設には利用時間があり、悪天候や施設管理によって閉鎖される場合があります。人工磯や護岸も、立入可能な範囲と禁止区域を現地で確認する必要があります
若洲海浜公園では、振りかぶる投げ釣りや周囲へ危険が及ぶ釣り方などが禁止されています。釣り可能な施設であっても、すべての釣り方が認められているわけではありません
有明西ふ頭公園は、電車で向かいやすい都市運河の釣り場を探している場合に候補になります。若洲海浜公園は、釣りに使える施設が明確に区分された場所を利用したい場合に向いています
どちらの場所でも、工事、イベント、混雑、悪天候などによって利用状況が変わる場合があります。現地へ着いたら、釣り可能な範囲、利用時間、禁止されている行為を確認してから利用してください
過去の釣り場情報を見る時の注意
天王洲運河について検索すると、魚の釣果情報や、橋の下、護岸際、桟橋周辺などを釣り場として扱った記録が見つかることがあります。しかし、過去に釣りが行われていた場所でも、現在は水辺広場、店舗前のボードウォーク、船着場などへ利用方法が変わっている場合があります
古い釣り場情報に釣り禁止看板が写っていなくても、現在も釣りができるとは限りません。写真が撮影された後に看板が設置された場合や、撮影方向の反対側に利用案内がある場合があります
護岸、橋、建物などが過去の写真と同じ形で残っていても、利用条件まで同じとは限りません。水辺の整備、店舗の開業、イベント利用、船着場の運用などによって、以前とは管理方法が変わることがあります
「天王洲」「天王洲アイル」「品川周辺」と書かれた釣果情報が、天王洲運河の水辺広場を示しているとも限りません。周辺には複数の運河や水路があり、釣り人が詳しい場所を公開せず、駅名や地域名だけを記載する場合があります
釣果投稿に登録された位置情報にも誤差があります。実際に魚を釣った護岸ではなく、天王洲アイル駅、天王洲ふれあい橋、公園など、地図上で分かりやすい場所へ位置情報が登録されることがあります
地図上で水辺広場の近くに釣果が表示されていても、その水辺広場で釣れたとは限りません。釣果地点の表示だけを頼りに、釣り禁止の水辺施設へ向かわないでください
写真に橋、ビル、照明、木製の通路などが写っていても、具体的な釣り座を特定することは困難です。似た景観を持つ運河が周辺にあるため、写真の背景を手掛かりに水辺広場や店舗前を探し回ることも避ける必要があります
動画やブログで釣り人が竿を出している様子が見つかっても、その行為が管理者から認められていたとは限りません。ほかの人が釣りをしていることや、釣果写真が掲載されていることは、現在の釣り可否を示すものではありません
地図や航空写真では、水辺へ続く通路、桟橋、護岸の角などが見える場合があります。しかし、管理用通路、私有地、店舗敷地、船着場、工事区画などは、水辺へ下りられるように見えても一般利用者が入れる場所とは限りません
過去の情報を見る時は、釣果や釣り方よりも現在の利用案内を優先してください。天王洲運河では主要な水辺広場やボードウォークに釣り禁止場所があるため、古いポイント情報を頼りに竿を出すことはできません
現地で避けるべき行動
釣り禁止の看板がある水辺広場やボードウォークでは、竿を組み立てたり、仕掛けを準備したりしないでください。釣り糸を水面へ入れていない場合でも、通路へ釣り道具を広げると、歩行者や店舗利用者の通行を妨げます
早朝や夜間など、人が少ない時間だけ竿を出すことも避けてください。周囲に人がいないことは、釣りが認められている理由にはなりません。施設の利用者が少ない時間帯でも、釣り禁止の規則は変わりません
ほかの釣り人がいる場所へ並んで竿を出すこともできません。複数人が釣りをしている場合でも、その場所が釣り可能とは限りません。現在の看板や利用案内を自分で確認してください
橋の欄干へ竿を立て掛ける、橋の上から糸を下ろす、桟橋へ入る、係留ロープをまたぐといった行動も避けてください。橋や桟橋は釣りをするために設けられた施設ではありません
係留船の下、桟橋の内側、船を固定するロープの周囲へ仕掛けを入れないでください。釣り糸や針が船体や係留設備へ残ると、船舶の運航や乗降を妨げる原因になります
運河の中央、対岸、橋脚方向へ仕掛けを投げる行為も避けてください。天王洲運河では船が航行するため、水面や水中へ残った釣り糸が船体やプロペラへ絡むおそれがあります
店舗前のテラス、イベント区画、ベンチ周辺を釣り座として使用しないでください。釣り道具を置いて場所を確保したり、ボードウォークの柵へ竿やタモを立て掛けたりすると、水辺を利用する人の妨げになります
釣り禁止看板の裏側へ回る、植栽や建物で看板が見えない場所へ移動する、柵の切れ目から水際へ入るといった行動も避けてください。看板が見えない位置へ移動しても、禁止範囲から外れたことにはなりません
門や柵で閉鎖された水辺広場へ入らないでください。大雨、強風、工事などによって閉鎖されている場合は、別の入口や通路を探して水際へ向かわず、その場所から離れてください
まとめ
天王洲運河は、天王洲アイル周辺の水辺広場、ボードウォーク、店舗、船着場などと一体になった都市運河です。水面へ近づける場所はありますが、主要な水辺広場やボードウォークには釣り禁止場所があり、一般的な釣り場として自由に利用できる場所ではありません
水辺広場へ入れることや、過去に魚が釣られていたことを理由に竿を出さないでください。現在の釣り禁止看板、施設の利用案内、管理者の指示が優先されます
過去のブログ、動画、釣果投稿には、現在の禁止表示が反映されていないものや、天王洲運河以外の水域を指しているものがあります。古い釣果情報を頼りに、水辺広場、橋、桟橋、店舗前などを釣り座として利用しないでください
天王洲運河は水辺の散策や景観を楽しむ場所として利用し、釣りを目的とする場合は、有明西ふ頭公園や若洲海浜公園など、釣り可能な範囲が明確に示された場所を選んでください