手賀沼は千葉県北西部に広がる浅い湖で、面積約6.5km²、平均水深約0.86mです。中央付近の手賀大橋を境に西側の上沼と東側の下沼に分かれ、西端には大堀川や大津川が流れ込み、東端から手賀川へ水が抜けています。本湖の大部分が浅いため、沖へ遠投して水深のある場所だけを探すより、流れ込み、水門、排水機場、橋脚、護岸の変化、ヨシ、水草など、バスが身を寄せられる場所を細かく探る釣りが基本になります
ブラックバスを狙いやすいのは春から秋です。春は水温の上がりやすいシャローや流入河川、初夏は岸際のカバーや縦方向のストラクチャー、夏は流れ、水通し、シェード、水草、秋はベイトフィッシュが集まる流れ込みや護岸沿いを優先すると魚へ近づきやすくなります。冬も釣れることはありますが、浅い手賀沼では水温低下の影響を受けやすいため、春から秋ほど広い範囲に魚が散らばりません
手賀沼では50cmを超えるブラックバスも釣られており、夏にはトップウォーターやバズベイト、フロッグでも大型が出ています。大津川では春にカバーへノーシンカーを沈める釣り、秋にはボイルへネコリグを入れる釣りでも釣果が出ています。浅い湖だからライトリグだけに絞るのではなく、その日の風、流れ、水色、ベイトの位置に合わせて表層からボトムまで探り分けることが大切です
手賀沼のブラックバスポイントについて
手賀沼で岸からブラックバスを狙うなら、大堀川河口・柏ふるさと公園周辺、北千葉導水ビジターセンター・北千葉第二機場周辺、大津川河口・ヒドリ橋、手賀沼公園、手賀大橋、高野山新田・手賀沼親水広場、沼南中央排水機場、我孫子高校野球場付近、手賀曙橋・手賀川入口が主なポイントになります。西側では大堀川と大津川の流入、中間部では手賀大橋周辺の地形変化、東側では排水施設や手賀川へ向かう水の動きがブラックバスを探す手掛かりになります
手賀沼は全体に浅いため、同じ岸でも風向きや水位によって状況が変わります。風が岸へ当たっている日はベイトが寄せられやすく、濁りが適度に入れば岸際までブラックバスが差してくることがあります。反対に強風で本湖が大きく荒れている場合は、大堀川や大津川など流入河川へ移動すると釣りが組み立てやすくなります。実際に本湖が強風で荒れた状況から大津川へ移動し、カバーに付いたブラックバスが釣られています
岸際を歩くときは、最初から沖へ投げないでください。手賀沼は足元からヨシ、水草、杭、護岸の継ぎ目などが続く場所があり、岸から1〜3mほどの範囲にバスが入っていることがあります。まず岸と平行にルアーを通し、その後に斜め沖、最後に沖へ投げると、手前の魚を散らさずに探れます
大堀川河口・柏ふるさと公園・北柏ふるさと公園
大堀川は手賀沼西端へ流れ込む主要河川の一つで、河口周辺は本湖の開けた水面と河川の流れが接する場所です。大堀川は手賀沼流域の中でも大きな流域を持つため、雨量や市街地からの流入によって水量や濁りが変化しやすく、同じ場所でも日によって釣り方を変える必要があります
最初に狙いたいのは河口の中央ではなく、流れが本湖へ広がる両脇です。流心から外れた場所には流れの速さが変わる境目ができ、浮遊物や小魚が溜まりやすくなります。岸際にヨシや水草があれば、その外側へノーシンカーワームやネコリグを落とし、ラインを張りすぎずゆっくり沈めます。濁りが入り流れが強い日は、スピナーベイトやチャターベイトを流れに対して斜めに通し、流心から緩い側へルアーが抜けてくる軌道を作ると広く探れます
大堀川側へ入ると川幅が狭くなり、橋、水門、護岸の角、岸際の草、水面へ張り出した植物が狙いになります。川の中央だけを投げ続けるより、護岸と平行にキャストして岸際を長く通し、次に橋脚や水門の脇へ入れる方が効率的です。水が澄んでブラックバスが見える日は、魚へ直接ルアーを落とさず、進行方向の数m先へノーシンカーや小型ワームを入れて待つ方が警戒されにくくなります
春から初夏は河口から河川内の浅場まで魚を探し、夏は流れとシェード、秋は小魚が溜まる護岸際や流れの境目を優先してください。強い雨の直後に泥濁りが入った場合は、濁流が直接当たる中央より、濁りが薄くなる反転流や岸際を狙います
柏ふるさと公園には駐車場とトイレがあり、駐車場は有料です。北柏ふるさと公園にも有料駐車場とトイレがあります。公園利用者や散歩をする人が多いため、水辺へ向かってキャストするときも必ず後方を確認してください。公園内の通路や芝生を横切るようなキャストは避け、人が通過してから竿を振ってください
北千葉導水ビジターセンター・北千葉第二機場周辺
北千葉第二機場周辺は、手賀沼の中でも水の動きを意識しやすい場所です。北千葉導水事業では利根川から送られた水が手賀沼へ導入されるため、導水の影響が出ているときは周囲の止水域とは違う流れが生まれます。浅い手賀沼では、こうした流れの変化がベイトフィッシュとブラックバスの位置を絞る材料になります
狙う場所は、水が動いている中心そのものだけではありません。強い流れの脇、護岸際、流れが弱まる角、浮遊物が溜まる場所まで見てください。活性が高ければシャッドテールワームやスピナーベイトを流れに対して横切らせ、流れを受けながら岸側へ抜けるコースを通します。反応がなければ、ストレートワームのネコリグやダウンショットを流れの弱い側へ入れ、ボトム付近をゆっくり探ります
夏は水通しの良い場所が強くなりやすく、気温が上がった日中でも流れのある護岸際に魚が残る場合があります。朝夕は岸近くまでベイトが寄ることがあるため、最初から遠投せず、足元の護岸沿いを通してから沖へ範囲を広げてください
北千葉導水ビジターセンターには来館者用駐車場がありますが、施設利用者向けの駐車場です。釣りだけを目的に長時間駐車する場所として扱わず、施設を利用する場合は開館条件に従ってください。柏ふるさと公園から徒歩でも移動できる距離なので、周辺を釣り歩く場合は利用条件の明確な駐車場所から歩く方法があります
機場や導水施設は管理施設です。柵の内側、管理用通路、立入禁止表示のある場所へ入らず、安全に岸からキャストできる範囲だけを利用してください
大津川河口・ヒドリ橋周辺
大津川も手賀沼西側へ流れ込む主要河川で、流域面積は大堀川より大きく、河口では本湖と河川の水が接します。ヒドリ橋周辺から河口にかけては、橋の影、護岸、水草、流れの境目を順番に探れるため、広い本湖で魚の位置が分からないときにも狙いを絞りやすい場所です
春から初夏は岸際のカバーや縦方向に伸びる障害物を丁寧に狙ってください。岸から水中へ入る杭、護岸の角、水草の外側などへ高比重ワームやノーシンカーを入れ、着水後に余計なアクションを加えず沈めます。大津川では春にカバーのある縦ストラクチャーへノーシンカーを沈めて45cmのブラックバスが釣られています
夏から秋はベイトフィッシュの位置も重要です。水面で小魚が追われている場合は、魚が出た場所へ直接ワームを落とすだけではなく、ボイルの進行方向へネコリグやノーシンカーを入れ、フォール中に食わせます。秋の大津川ではボイルへ3インチクラスのワームを使ったネコリグを入れてブラックバスが釣られています
濁りが強い日はチャター、スピナーベイト、クランクベイトなど、魚が視覚だけに頼らなくても追えるルアーを岸際と平行に通します。ただし川幅が狭い場所では大きく遠投する必要はありません。対岸の住宅や道路、人へルアーを飛ばさないよう、短いキャストで橋際、護岸、カバーを刻んでください
ヒドリ橋付近には手賀沼自然ふれあい緑道の駐車場があり、緑道にはトイレも整備されています。南岸を移動する場合は、ヒドリ橋脇、手賀沼中央部、手賀曙橋付近に利用できる駐車場があります。管理用スペースや作業車両の転回場所には駐車しないでください
手賀沼公園
手賀沼公園は北岸西部にあり、本湖へ直接ルアーを入れられる場所の中ではアクセスしやすいエリアです。岸が開けている場所だけを見ると遠投中心になりやすいものの、ブラックバスを探すなら岸際の変化を先に見てください。護岸の継ぎ目、岸から張り出した部分、杭、ボート周辺、ヨシや水草の切れ目など、直線的な岸の中で形が変わる場所を優先します
朝は岸沿いを移動する魚を狙いやすいため、岸と平行にシャッドテールワームや小型ミノーを通し、表層から1m程度までを探ります。日差しが強くなったら岸から少し離れたレンジへネコリグやダウンショットを入れ、ゆっくりボトムを取ります。風が公園側へ吹き付けている日は、風で寄せられた小魚を追ってバスが岸へ差すことがあるため、波立っている岸を避けずにチェックしてください
夏の朝夕はトップウォーターも使えます。岸際に水草がある場所では小型フロッグ、水面が開いていればペンシルベイトやバズベイトを岸と平行に通します。手賀沼では夏にフロッグやバズベイトで40〜50cm台のブラックバスが釣られているため、水面が騒がしい時間は底だけを探らず表層も狙ってください
手賀沼公園には50台規模の駐車場があり、トイレも設置されています。我孫子駅から徒歩でも向かえます。散歩、ボート、子どもの遊び場などで利用者が多い公園なので、釣りをする際は周囲との距離を十分に取ってください。人が多い時間帯に後方へ大きく振りかぶるキャストは危険です
手賀大橋周辺
手賀大橋は上沼と下沼の境に近く、広い本湖の中で岸や水の動きに変化が出やすい場所です。橋脚、橋下のシェード、護岸、水草、岸際のヨシなど、ブラックバスが定位しやすい条件が複数重なります
橋脚を狙うときは、正面へ投げてルアーを橋脚に当てるだけではなく、風や流れの向きを見てください。水が動いている場合は橋脚の上流側からルアーを入れ、橋脚横を通して下流側の流れが緩む場所へ抜きます。シャッドテールワーム、スピナーベイト、クランクベイトなら中層を横切らせ、ネコリグやダウンショットなら橋脚脇のボトムまで落としてから離すように動かします
夏の日中は橋下の影が狙いになります。岸際まで影が伸びていれば、その境界へノーシンカーを落とし、明るい側から暗い側へ入れるより、暗い場所の中を長く通す方が魚に見せる時間を確保できます。風が当たる側では小魚が寄ることがあるため、橋の左右を同じように投げるのではなく、風下側を先に探してください
手賀大橋周辺は交通量があり、水辺の施設利用者も多い場所です。橋上や車道脇など安全が確保できない場所からキャストせず、水辺へ下りられる場所でも立入表示と柵の位置を確認してください。近くには手賀沼親水広場・水の館や南岸側の施設があり、車で移動する場合は利用可能な駐車場を使えます
高野山新田・手賀沼親水広場周辺
手賀大橋から東側の高野山新田周辺は、岸沿いを広く探れるシャローエリアです。以前の釣り情報では「高野山ふれあい市民農園付近」と呼ばれることがありますが、市民農園は閉園しており、現在は高野山新田、手賀沼親水広場・水の館、水生植物園周辺として位置を捉える方が分かりやすくなります。高野山新田地区は手賀大橋から滝下広場付近まで東西約2kmに広がっています
ここでは1か所で粘るより、岸際の変化を歩いて探してください。ヨシの切れ目、水草の外側、岸から張り出した部分、小さな流れ込み、護岸から自然岸へ変わる場所が狙い目です。水深が浅いため、晴天無風の日中は岸近くの魚が警戒しやすくなります。朝夕や曇天、風が岸へ当たるタイミングなら、シャッドテールワームやスピナーベイトを岸と平行に引き、魚が追える距離を長く取ります
水草が水面まで伸びる夏は、フロッグやノーシンカーが使いやすくなります。水草の上をフロッグで通し、切れ目で数秒止めるか、水草のポケットへ高比重ワームを落としてフォールさせます。沖に小魚が見える場合は、岸際だけに固執せず、小型トップウォーターやシャッドテールを遠投して表層から中層を横方向に探ってください
手賀沼親水広場・水の館には大規模な駐車場とトイレがあります。水辺を長く歩く場合の拠点にしやすい場所ですが、施設利用者も多いため、駐車区画以外へ車を置かないでください
沼南中央排水機場周辺
沼南中央排水機場周辺では、排水施設によって生じる水の動きが大きな手掛かりになります。手賀沼には水位調整や農業用水、排水のための機場や水門が複数あり、浅い湖ではわずかな流れでも魚の位置が変わります
排水が効いているときは、流れ出しの真正面だけでなく、その左右を探してください。流れが強い中央では魚が長時間定位しにくくても、流れの脇にできる緩い場所や護岸際にはベイトが残ることがあります。スピナーベイトやチャターベイトを流れの強い側から弱い側へ通し、反応がなければシャッドテールワームを同じコースで少し深く通します
水の動きが弱い日は、排水口だけに固執せず、周囲のヨシ、護岸の角、水草、岸際の変化まで範囲を広げます。ネコリグやテキサスリグをカバーの外側へ落とし、底を長く引きずるより、着底後に数回動かして回収し、次の場所へ入れる釣りが効率的です
南岸側は手賀沼自然ふれあい緑道が長く続いています。緑道利用者用の駐車場は限られているため、農道、管理道路、排水施設の前へ車を置かないでください。排水機場は管理施設なので、フェンス内や立入禁止区域へ入らず、安全に立てる岸だけを利用してください
我孫子高校野球場付近・北岸東部
手賀沼北東部の我孫子高校野球場付近は、本湖西側の流入河川周辺とは違い、手賀川方向へ抜ける水の動きを意識したいエリアです。岸沿いにはヨシや水草が絡む場所があり、沖へ遠投するだけでなく岸際のカバーを丁寧に探る釣りが向いています。手賀川へ近づくほど本湖東端の水の出入りを意識しやすくなります
朝夕は岸沿いを小魚が動くため、シャッドテールワーム、小型ミノー、スピナーベイトを岸と平行に引きます。水面に小魚が散る、ヨシ際で水が動く、鳥が小魚を追っているなどの変化があれば、その周辺を優先してください。晴れて風が弱い時間帯は、岸際のヨシや水草の陰へノーシンカーやネコリグを静かに落とし、表層からボトムへゆっくり沈めます
秋はベイトの位置によってブラックバスが沖へ出ることもあるため、岸際で反応がなければシャッドテールやバイブレーションを斜め沖へ投げ、一定のレンジを横方向に広く探ります。ただし手賀沼は浅いため、重すぎるルアーを底まで沈めると泥や水草を拾いやすくなります。着水後すぐに巻き始め、ルアーが底を擦り続けない速度に調整してください
野球場や周辺施設の駐車スペースを釣り目的で無断利用せず、道路脇や農道にも駐車しないでください。この周辺は住宅地側から水辺へ向かう道と農地が入り組んでいるため、車で水際まで入ろうとせず、一般利用できる駐車場所から歩く方が安全です
手賀曙橋・手賀川入口
手賀曙橋周辺は、手賀沼から手賀川へ続く東端のポイントです。手賀沼の水は手賀川を経て利根川へつながり、手賀沼と手賀川の間には水位調整水門があります。広い本湖から水域が絞られる場所なので、橋、水門、護岸、流れの境目など狙う場所を絞りやすくなります
流れがある場合は、水門や橋周辺の流心だけを攻めず、速い流れが弱くなる場所を探してください。ベイトフィッシュが流れに乗って動くタイミングなら、ミノーやシャッドテールを流れに対して斜めに投げ、横切らせながら下流側へ抜きます。橋脚の裏や護岸の張り出しで流れが緩む場所には、ネコリグやダウンショットを入れて底付近をゆっくり通します
夏は水通しが良い場所を優先し、秋は本湖と手賀川を移動するベイトを探します。水面に小魚が多い場合はトップウォーターや小型ミノー、底付近で反応がある場合はワームへ切り替え、1か所で同じレンジだけを投げ続けないでください
手賀沼自然ふれあい緑道の終点側には手賀沼曙橋駐車場があります。南岸の緑道利用者が使える正式な駐車場所なので、橋周辺へ車で向かう場合は農道や堤防上へ置かず、利用できる駐車場から歩いてください
橋周辺には草が高い場所や水際へ近づきにくい場所があります。水門や河川施設のフェンスを越えず、足場が見えない草むらへ無理に入らないでください。手賀川側まで移動する場合も、管理施設や立入禁止表示を確認してから竿を出してください
手賀沼のブラックバスで釣果を狙う
手賀沼では「深い場所」を探すより、「周囲より条件が少し違う場所」を探すことが重要です。平均水深が1mに満たない浅い湖なので、水門から流れが出る、風が岸へ当たる、水草が切れる、護岸の形が変わる、橋の影ができるといった小さな変化でもブラックバスが集まる場所になります
釣り場へ着いたら、最初に風と水の動きを見てください。風で水面が押されている岸では、ベイトフィッシュも寄せられやすくなります。適度に濁っていればバスの警戒心も下がるため、スピナーベイト、チャター、バズベイトなどを岸際へ通せます。逆に水が澄み、無風で水面が静かな日は、遠くから岸際へノーシンカーやネコリグを入れ、余計な着水音を出さない方が釣りやすくなります
夏は水草と流れを優先してください。水草が水面を覆っている場所ではフロッグを表面へ通し、穴や切れ目で止めます。水草の外側に開いた水面があれば、シャッドテールを水草と平行に通します。排水や導水で流れが生じている場所では、流れの中心より、その脇にできる緩い水を狙います。手賀沼では真夏でもフロッグ、バズベイト、トップウォーターによる40〜50cm台の釣果があるため、朝夕だけでなく風や流れが出た日中も表層を試す価値があります
春はシャローへ差した魚を追い掛け回さないことも大切です。岸際のカバー、縦ストラクチャー、杭、護岸の角などへノーシンカーを落とし、自然に沈めます。大津川ではこの方法で大型が釣られているため、春から初夏は巻き続けるだけでなく、魚が止まりやすい場所へワームを静かに入れる釣りも有効です
秋はベイトフィッシュの位置を見ながら横方向の釣りを増やします。岸際に小魚がいればミノーやシャッドテールを岸と平行に通し、沖でボイルしているなら遠投できるトップウォーターやバイブレーションで広く探ります。ボイルが一度出た場所では、表層系だけで反応がなければネコリグやノーシンカーを沈め、逃げ遅れた小魚を演出してください
手賀沼では同じ場所に長時間粘るより、短時間で水の変化を探す方が魚へ近づきやすくなります。岸際、カバー、流れ、水門、橋脚を数投ずつ探り、ベイトやバイトがなければ次の変化へ移動します。1匹釣れた場所では、同じストラクチャーだけでなく、同じ水深、同じ流れ、同じ水色の場所を周囲でも探してください
手賀沼のブラックバスで使う仕掛け
岸から狙う場合は、6ft6in〜7ft前後のL〜MHクラスのバスロッドが使いやすくなります。ノーシンカー、ネコリグ、ダウンショット、小型シャッドテールを中心にするならL〜MLクラスのスピニング、スピナーベイト、チャター、バズベイト、フロッグ、テキサスリグを使うならM〜MHクラスのベイトタックルが扱いやすくなります
スピニングリールは2500番前後を基準にし、フロロカーボン4〜6lb、またはPE0.6〜1号前後にフロロカーボンリーダーを組み合わせます。水草やヨシ際へ入れる場合は細すぎるラインを避け、魚を掛けた後にカバーから離せる強度を確保してください
ワームは3〜5インチ程度のストレートワーム、シャッドテール、高比重ワームが使いやすくなります。ネコリグは護岸、水門、橋脚、流れの弱い場所をゆっくり探るときに使い、ノーシンカーは岸際や水草の切れ目へ静かに落とします。ダウンショットは風が強くノーシンカーでは底を取りにくいときや、魚が底付近から離れないときに使います
巻物はスピナーベイト、チャターベイト、シャッドテール、クランクベイトを用意すると、濁りや風の強い日に広く探れます。浅い場所では深く潜りすぎるルアーより、表層から1m前後を引けるタイプが使いやすくなります。底へ当て続けると泥や水草を拾う場合は、ロッドを上げるか巻き速度を上げてレンジを浅くしてください
トップウォーターではバズベイト、ペンシルベイト、ポッパー、フロッグを使えます。水面が開いていればバズベイトやペンシル、水草が密集していればフロッグを選びます。フロッグは水草の上を一定速度で引くだけでなく、切れ目、ポケット、ヨシの先端で数秒止めると、カバーの下にいる魚へ長く見せられます
手賀沼で確認する規制と注意点
手賀沼には第5種共同漁業権が設定され、コイ、フナ、ウナギ、ワカサギが対象魚種になっています。ブラックバス自体は漁業権対象魚種ではありませんが、手賀沼漁業協同組合は、ブラックバスを狙う場合でも漁業権対象魚種が混獲される釣りでは雑魚券の購入を求めています。混獲した対象魚をリリースした場合も採捕に当たるため、手賀沼でルアー釣りを行う際は遊漁券の扱いを確認してから釣行してください
遊漁規則には柏市戸張地先、我孫子市都部新田地先、柏市布瀬地先、柏市箕輪・五条谷地先に禁止区域が設定されています。これらは第5種共同漁業権の遊漁規則に基づく区域であり、現地では漁業上の規則だけでなく、公園、河川施設、排水機場、水門などの管理者が設けている立入禁止表示にも従ってください
オオクチバスは特定外来生物です。生きたまま別の水域へ運搬したり、別の場所へ放したりしないでください。釣った場所から生きたまま運ぶ行為には外来生物法の規制が関係します
手賀沼の岸には遊歩道、公園、サイクリングロードが長く続きます。釣り人だけが利用する水辺ではないため、キャスト前に必ず後方を確認してください。特に手賀沼公園、柏ふるさと公園、手賀沼親水広場、手賀沼自然ふれあい緑道では歩行者や自転車が近くを通ります。人が近づいたらキャストを止め、ルアーを回収してから通過を待ってください
車は公園や緑道の利用可能な駐車場へ置き、農道、堤防、橋のたもと、排水機場前、管理用スペースへ駐車しないでください。南岸の手賀沼自然ふれあい緑道では、ヒドリ橋脇、中央部、手賀沼曙橋付近に利用者用駐車場があります
手賀沼は浅くても、水際には泥が深い場所、急に足場が落ちる場所、草で岸が見えない場所があります。水辺へ無理に下りず、護岸や安全な足場から狙ってください。雨の後は流入河川や排水施設周辺で流れが強くなるため、水位が上昇している場所、水が濁って速く流れている場所、管理施設のゲート周辺には近づかないでください