佐鳴湖は浜松市中央区にある周囲約6kmの汽水湖で、本湖は平均水深約1.9m、最深部でも約2.5mと浅く、広い範囲に浅場が続いています。湖へは新川、段子川、御前谷排水路などから淡水が入り、南側では新川放水路と旧新川を通じて浜名湖方面へつながっています。完全な淡水湖ではなく、淡水魚と汽水域の魚が混在することが大きな特徴です
ブラックバスを狙ううえで重要なのは、佐鳴湖本湖の魚影が濃いバスレイクではないことです。佐鳴湖の湖水9検体を使った魚類の環境DNA分析では31種が検出され、フナ類、ボラ、スズキ、クロダイ、マハゼなどが広い範囲から検出された一方、オオクチバスは検出魚種に含まれていません。ブラックバスが一切生息していないことを意味するものではありませんが、湖岸のどこへ入っても安定して狙えるほど個体数が多い湖ではなく、淡水が入る場所や淡水環境が残る場所へ狙いを絞る必要があります
同じ佐鳴湖でも魚の構成は場所によって異なります。純淡水魚の割合は湖の上流側で35.0%だったのに対し、中流側では16.7%、下流側では17.6%となっており、新川や段子川などが流れ込む上流側ほど淡水魚が入りやすい環境です。ブラックバスを狙う場合も、本湖の広いオープンウォーターへ無作為に仕掛けを入れるより、流入河川、岸際の変化、ヨシ際、水深が少し変化する場所などを細かく探る方が魚へ近づきやすくなります
佐鳴湖公園では野鳥へのルアー被害を受け、管理側がルアー使用禁止の方針を出し、ひょうたん池にはルアー釣りを禁止する看板が設置された経緯があります。釣りそのものとは分けて考える必要があり、ブラックバスを狙う場合でも公園内ではルアーを使わず、現地の掲示や管理者の指示に従ってください。ミミズやエビなどを使ったエサ釣りなら、大きくキャストせず岸際や流入部を短い仕掛けで探れます
佐鳴湖のブラックバスポイントについて
佐鳴湖でブラックバスを探す場所は、新川流入部、段子川流入部、御前谷排水路流入部、佐鳴湖公園内のひょうたん池などです。本湖では淡水の流入量そのものは大きくありませんが、淡水が入る場所では周囲より塩分濃度が低くなりやすく、上流側ほど純淡水魚の割合も高くなっています。ブラックバスの生息密度が低い水域では、湖岸を長距離歩いて同じような泥底を探るより、水質、水深、流れ、岸際の植物などが変化する狭い範囲を狙うことが重要です
釣れる時期は水温が上がる春から秋が狙いやすくなります。佐鳴湖は水深が浅いため気温や日射による影響を受けやすく、春は水温が上がる浅場と流入部、夏は淡水が入る流れ込みや植物の影、秋は小魚が集まる岸際や水の動く場所が狙いになります。冬はブラックバスの活動量が落ちやすいうえ、佐鳴湖ではもともとの魚影も薄いため、深さや水温が安定する場所へ魚が集約されやすくなります
佐鳴湖では広範囲へ仕掛けを投げる釣りより、足元から数m程度までを静かに狙う方が公園利用者や野鳥への影響を抑えられます。流入部ではミミズを付けた軽い脈釣り、岸際では小型ウキを使ったエサ釣りが使いやすく、仕掛けを遠投する必要はありません。遊歩道には散歩、ジョギング、自転車などの利用者が多いため、水面だけではなく後方も見てから仕掛けを入れてください。佐鳴湖公園は湖を一周する約5.9kmの園路が整備された公園で、釣り専用施設ではありません
新川流入部
新川流入部は佐鳴湖北側へ淡水が入る場所で、本湖の中でもブラックバスを探す条件が整いやすい場所です。佐鳴湖は汽水化が進んでいますが、新川などが入る上流部では純淡水魚の割合が中流・下流より高くなっています。流入する水そのものだけでなく、本湖との境目にできる流れの弱い場所、岸際の植物、水深が少し落ちる場所まで広く見てください
釣れる時期は春から秋です。春は日当たりの良い浅場まで水温が上がる時間帯が狙いやすく、夏は本湖より水温が低い流入水が入れば流れ込み周辺へ魚が寄る可能性があります。雨の直後は流量が増える一方、急激な濁りや流速の変化も起こるため、水面を流れるゴミが増えている時や水位が上がっている時は岸際へ近づかないでください
狙う場所は新川の水が本湖へ広がる境目、流れの横、水草やヨシの切れ目、護岸際です。流入口の真正面だけに仕掛けを置くのではなく、流れが弱くなる左右の境界へエサを落としてください。ブラックバスは強い流れの中央に居続けるより、流れから外れながら流れてくる小魚やエビなどを狙える場所を利用しやすいため、仕掛けが流されすぎる場合は少し横へ移動します
釣り方はミミズを使った脈釣りが使いやすく、軽いガン玉を付けて流れの境目へ落とします。着底させたまま長時間待つだけではなく、底から数cmから数十cm持ち上げ、ゆっくり落とす動きを繰り返すと岸際から少し沖まで探れます。流れが弱ければ小型ウキを付け、エサが底を引きずらない程度にウキ下を合わせても狙えます
新川流入部では重いオモリを使う必要はなく、流れに負けない範囲で軽くしてください。オモリが重すぎると泥底へ沈み込み、エサの動きも小さくなります。流れが弱い日はガン玉1個程度、流される日は少し重量を上げる程度で十分です。ブラックバスだけを狙って大きなエサを使うより、ミミズや小型のエビなどを使い、岸際の小さな変化を数m単位で探る方が佐鳴湖のような魚影の薄い場所には向いています
車は佐鳴湖公園の北岸側にある無料駐車場を利用できます。佐鳴湖公園には北岸駐車場50台を含む8か所の無料駐車場があり、道路脇や住宅地へ駐車する必要はありません。北岸管理棟周辺には公園施設があり、北岸側から湖岸へ入る場合の基点にできます
トイレは佐鳴湖公園内に設置されています。流入部から長い距離を歩く場合は公園内の施設位置を把握してから湖岸へ向かってください。北岸管理棟は佐鳴湖公園の総合案内所になっているため、現地の立入条件や釣りに関する掲示が変わっている場合は管理棟の案内を優先してください
規制と注意点では、ルアーを使わないことに加え、流入河川の護岸、水路施設、柵の内側などへ入らないことが重要です。雨後は浅い流入口でも足元の泥が柔らかくなり、水際で滑りやすくなります。魚を追って水路内や植生帯へ入り込まず、園路や安全な岸から届く範囲だけを狙ってください
段子川流入部
段子川は佐鳴湖の上流側へ流れ込む河川の一つで、ブラックバスを探すなら本湖の均一な岸より変化を見つけやすい場所です。段子川から入った水が本湖の水とぶつかるため、流速が変わる境界、濁りの境目、岸際の植物など複数の変化が狭い範囲にできます。佐鳴湖の上流側は中流・下流より純淡水魚の割合が高く、汽水化した本湖の中では淡水魚が利用しやすい条件があります
釣れる時期は春から秋で、特に水温が上がって岸際へ小魚が入りやすい時期に探りやすくなります。夏の日中は水温の高い浅場だけを狙わず、段子川から水が入る場所、植物で日陰になる岸、流れによって水面が動いている場所を探してください。秋に水温が下がり始めると、極端に浅い場所だけではなく、本湖側へ少し離れた深さの変わる場所まで範囲を広げます
狙う場所は流入口の左右、流れが本湖へ広がった先、岸と平行に続く植物際です。流入口へ真正面から仕掛けを投げ込むと流されやすいため、流れの横へエサを入れ、自然に境目へ寄せます。ブラックバスが岸際にいる場合は足元近くから反応することもあるため、水際まで歩いてから仕掛けを出すのではなく、岸から少し離れた位置で手前を先に狙ってください
流れがある時はミミズの脈釣り、流れが弱い時は小型ウキを使った釣りが使いやすくなります。脈釣りではエサを底へ固定せず、流れに乗せて数十cm動かしてから止めます。ウキ釣りではエサが泥底へ完全に埋まらないようにウキ下を合わせ、底付近から少し浮かせます。ブラックバスだけでなくフナ類なども掛かる可能性があるため、アタリが小さい時に強く合わせず、ウキやラインが持続して動いてから合わせます
段子川流入部で使うオモリは、流れに合わせて細かく変えてください。普段は軽いガン玉で十分ですが、雨後に流れが強くなった時は重くするより釣りを中止する判断も必要です。佐鳴湖へ流入する河川の流量は通常大きくありませんが、大雨後は平常時とは状況が変わります
駐車場は北岸側の公園駐車場を利用できます。北岸駐車場は50台分があり、佐鳴湖公園全体では8か所に無料駐車場があります。道路脇、橋のたもと、流入河川沿いの住宅地へ車を置かず、公園駐車場から徒歩で移動してください
トイレは佐鳴湖公園内の施設を利用できます。北岸管理棟周辺から離れて段子川側へ歩く場合は、釣りを始める前にトイレの位置を把握しておくと戻る距離を短くできます。公園内にはウォーキングや自然観察を目的とした利用者も多いため、荷物で園路を塞がないよう岸側へまとめて置いてください
規制では、公園内のルアー使用に関する掲示と立入制限に従ってください。段子川周辺は水鳥が利用する場所でもあり、切れたライン、針、オモリを残さないことが重要です。仕掛けが植物へ掛かった場合も強く引っ張ってラインを切らず、回収できない位置なら無理に仕掛けを投入しないでください。野鳥への釣り針被害がルアー規制につながった経緯があります
御前谷排水路流入部
御前谷排水路は佐鳴湖東側へ水が入る流入口の一つです。規模の大きな河川ではありませんが、流入口そのものが湖岸の変化になります。佐鳴湖は大部分が浅く、同じような泥底が続く場所ではブラックバスの位置を絞りにくいため、水が動く排水路周辺、護岸の角、植物の切れ目などを組み合わせて狙ってください
釣れる時期は春から秋が狙いやすく、特に水温が高くなる時期は流入水による変化が出る場所を探ります。ただし、排水路は雨量によって流れ方が大きく変わるため、濁った水が勢いよく流れ込んでいる時は水際へ近づかないでください。反対に流量が少ない日は、流入口そのものだけでなく本湖側の岸際や植物沿いまで探ります
狙う場所は排水路出口の左右、護岸と泥底の境界、水草やヨシの先端、本湖側へ少し張り出した地形です。足元に変化がある場合は遠くへ仕掛けを投げる必要はなく、岸と平行に数mずつ移動しながらエサを落とします。反応がない場所へ長時間仕掛けを置き続けるより、水深や底の感触が変わる場所を探してください
釣り方は小型ウキまたは軽い脈釣りが扱いやすくなります。流れがほとんどなければウキ釣りで岸際を探り、流れがあればガン玉を付けたミミズを排水路出口から本湖方向へ流します。水深が浅い場所ではウキ下を長く取りすぎるとエサが底を引きずり続けるため、底に軽く触れる程度から始めます
御前谷排水路では根掛かり対策として仕掛けを単純にしてください。複数本の針や大きなオモリを付けず、1本針に軽いオモリを組み合わせると護岸や植物へ掛かった場合にも回収しやすくなります。ブラックバスのサイズが分からない場所では極端に細いハリスを使わず、岸際の植物へ入られても切れにくい太さを使います
東岸側から入る場合は佐鳴湖公園の駐車場を使用してください。園内には佐鳴台桜通り駐車場12台など複数の無料駐車場があります。駐車場から離れた場所へ歩く場合も、住宅地の道路や店舗の駐車場へ車を置かず、公園駐車場から園路を利用してください
トイレは佐鳴湖公園内に設置されています。東岸を長く歩いてポイントを探す場合は、公園マップでトイレと駐車場の位置を把握してから移動してください。佐鳴湖公園には一周約5.9kmの園路があるため、湖岸沿いを歩き続けると駐車場からかなり離れることがあります
注意点は排水口や水路施設へ立ち入らないことです。柵、管理施設、護岸の段差を越えて水路へ下りず、安全な園路側から竿を出してください。歩行者や自転車が後方を通る場所では竿を大きく振らず、仕掛けを手前へ静かに落とす釣りに切り替えます
ひょうたん池
ひょうたん池は佐鳴湖公園内にある淡水池で、汽水化した佐鳴湖本湖とは水質条件が異なります。ブラックバスとブルーギルが生息する場所として知られてきましたが、野鳥へルアーが刺さる事故が発生し、ルアー釣りを禁止する看板が設置された場所でもあります。ブラックバスがいるからルアーを投げてよい場所ではなく、釣りをする場合はエサ釣りで静かに狙ってください
釣れる時期は水温が上がる春から秋が狙いやすくなります。池全体が本湖より小さく浅いため、晴天の日は岸際の水温が変わりやすく、朝夕と日中で魚の位置も変化します。朝夕は岸際、植物際、日陰を探り、日差しが強い時間帯は少し深い場所や植物の影へ仕掛けを入れます
狙う場所は岸際の植物、水面へ影を作る草木、底が少し深くなる場所です。小さな池では遠投する必要がなく、足元から順番に狙った方が魚を驚かせにくくなります。水際へ立ってから仕掛けを遠くへ投げるのではなく、岸から少し離れた位置で足元を狙い、その後に少し沖へ範囲を広げます
釣り方はミミズやエビを使った小型ウキ釣りが扱いやすくなります。エサを底へ完全に置くより、底からわずかに浮かせるか、底へ軽く触れる深さに合わせます。ブラックバスがエサをくわえた場合はウキが横へ走ることがあるため、最初の動きだけで強く合わせず、ラインが継続して動いてから竿を立てます
ひょうたん池では仕掛けをできるだけ単純にし、1本針と小型ウキ、少量のオモリで狙ってください。植物際へ複数本の針が付いた仕掛けを入れると根掛かりしやすく、切れた針やラインを残す原因になります。野鳥が多い池なので、針を付けたまま竿を地面へ置かず、仕掛けを交換する時も針をケースへ収納してください
駐車場はひょうたん池駐車場があり、26台分が用意されています。佐鳴湖公園の駐車場は無料で、ひょうたん池前は一周約5.9kmのウォーキングコースの距離表示の起点にもなっています
トイレは佐鳴湖公園内にあります。ひょうたん池周辺は自然観察や散策をする人も利用するため、釣り具を広げて園路や休憩場所を占有しないでください。佐鳴湖公園では野生動物へ食べ物を与えること、公園内へ動物を放すことも禁止されています。余った生き餌を池へ放さず、必ず持ち帰ってください
規制で最も重要なのはルアーを使わないことです。ひょうたん池ではルアーによってアオサギが負傷した事例があり、その後にルアー釣り禁止の看板が設置されています。ラインや針を水辺へ残さないことも同じ理由で重要です。釣り糸が切れた場合は回収できる範囲まで拾い、植物へ大量のラインを残すような場所には仕掛けを入れないでください
佐鳴湖のブラックバスで釣果を狙う方法
佐鳴湖でブラックバスを狙う場合、本湖全体を広く探るより淡水の影響が強い場所から始めてください。新川、段子川、御前谷排水路など水が入る場所、流れの境目、ヨシや水草の端、護岸の変化などが狙いになります。佐鳴湖は平均水深約1.9m、最深でも約2.5mと浅く、深い湖のように大きな水深差を探す釣りではありません。わずかな流れ、水質、水深、底質、日陰の違いを利用して魚の位置を絞ります
最初に狙うのは足元です。岸へ到着してすぐ水際まで歩くと、岸際にいる魚を沖へ逃がします。数m離れた位置から植物際や護岸際へエサを入れ、その後に少しずつ沖側へ仕掛けを移してください。佐鳴湖ではブラックバスの魚影が濃くないため、1か所で長時間待ち続けるより、底の感触、流れ、植物などが変わる場所を数mから数十m単位で移動します
流入部ではエサを一点へ固定するより、流れに乗せて動かします。ミミズを付けた1本針に軽いガン玉を付け、底付近をゆっくり移動させます。流れの中央で仕掛けが速く流される場合は重いオモリで無理に止めず、横の緩い場所へ移します。ウキを使う場合も同様で、ウキが速く流れる場所より流れが弱くなる境界を狙います
ひょうたん池のような流れの弱い場所では、ウキ下を細かく変える方が魚のいる深さを探しやすくなります。最初は底付近を狙い、アタリがなければ20〜30cmずつ浅くします。岸際の植物に魚が入っている場合は仕掛けを遠投せず、植物から30cm〜1m程度離れた水面へ静かに落としてください
アタリがない時はエサの大きさも変えます。大きなミミズ1匹をそのまま付けて反応がない場合は短く切り、針先が出る程度に付けます。小魚の反応だけが続く場合はエサを少し大きくしてブラックバスが食べやすいサイズへ変えます。岸際を歩く時は水面へ影を落とし続けないようにし、同じ場所へ何度も仕掛けを落として魚を警戒させないことも重要です
佐鳴湖本湖ではブラックバスだけを追い続けると魚がいない場所で時間を使いやすくなります。フナ類、ボラ、スズキ、クロダイ、マハゼなどが広く生息する汽水湖であり、純淡水魚は上流側へ偏る傾向があります。ブラックバスの反応がない場合は本湖中央方向へ仕掛けを遠くするのではなく、別の淡水流入部や岸際の変化へ移動してください
佐鳴湖のブラックバスで使う仕掛け
佐鳴湖公園内ではルアーを使わず、エサ釣りを基本にします。リールを使うなら5〜6ft前後のLからMLクラスのスピニングロッドと2000〜2500番クラスのスピニングリールが扱いやすく、遠投性能より岸際へ正確に仕掛けを落とせる長さを使います。ひょうたん池や流入部を足元から狙うなら3〜4m前後の延べ竿でも十分です
ラインはナイロン4〜6lb前後が扱いやすく、岸際に植物が多い場所では6〜8lb程度まで上げます。極端に細いラインは植物へ擦れた時に切れやすく、切れた針や仕掛けを水辺へ残す原因になります。佐鳴湖公園は野鳥の多い場所なので、感度だけを求めて細くするより、確実に仕掛けを回収できる強さを持たせてください
基本仕掛けは1本針です。流入部では針の上へ軽いガン玉を付けた脈釣り、流れの弱い岸際やひょうたん池では小型ウキを付けたウキ釣りが使いやすくなります。エサはミミズやエビを使えますが、余った生き餌を公園内へ放さないでください。佐鳴湖公園では動物を園内へ放す行為が禁止されています
オモリは底を取れる最小限の重量から始めます。佐鳴湖は浅いため、大きなオモリで遠投する必要はありません。重いオモリを使うと泥底へ沈みやすく、仕掛けを回収する時にも植物へ掛かりやすくなります。流れ込みではガン玉の重量だけを変え、流れが強すぎる日は無理に重くして釣りを続けないでください
佐鳴湖のブラックバスで確認する規制と注意点
佐鳴湖公園では野鳥への釣り針被害を受け、管理側がルアー使用禁止の方針を出した経緯があります。特にひょうたん池ではブラックバスやブルーギルを狙ったルアー釣りによる野鳥への被害が問題になりました。現地にルアー、投げ釣り、立入などの掲示がある場所ではその指示に従い、ブラックバスが見えていても規制区域へ仕掛けを入れないでください
佐鳴湖公園は釣り専用施設ではありません。約5.9kmの園路には散歩、ランニング、自転車、自然観察など多くの利用者が入ります。仕掛けを投入する前に後方を見て、人が近づいたら竿を振らないでください。岸際へ針を置いたまま移動したり、ラインを園路へ横切らせたりすると歩行者や犬が引っ掛かる危険があります
オオクチバスは特定外来生物です。釣ること自体は禁止されておらず、釣った場所ですぐ水へ戻す行為は外来生物法では認められています。一方、生きたブラックバスを別の河川や湖へ運ぶこと、持ち帰って飼育すること、別の場所へ放すことはできません。佐鳴湖で釣ったブラックバスを生かしたまま車へ積み、別の水域へ移動させないでください
静岡県内でオオクチバスとブルーギルの再放流が一律に禁止されているわけではありません。県の再放流禁止指示は天竜川水系の指定区域を対象としており、佐鳴湖をその対象区域として示しているものではありません。ただし、公園独自の利用条件や現地の管理指示は別に守る必要があります
佐鳴湖では釣り糸と針を残さないことが特に重要です。野鳥が多く、水面近くで餌を取る鳥もいるため、根掛かりを繰り返す場所へ無理に仕掛けを入れないでください。ラインが切れた場合は岸から回収できる範囲まで回収し、針、オモリ、エサの袋も持ち帰ります。公園内ではゴミの持ち帰りが求められ、野生動物への餌やりや動物を放す行為も禁止されています
駐車場は公園内に8か所あり、北岸駐車場50台、ひょうたん池駐車場26台、安座であい橋南駐車場16台、漕艇場駐車場54台、富塚花見台駐車場105台、本所サンサン駐車場31台、西岸坂下駐車場16台、佐鳴台桜通り駐車場12台が利用できます。いずれも無料です。釣る場所に近い道路へ車を止めるのではなく、公園駐車場から徒歩で移動してください
トイレも佐鳴湖公園内に設置されています。湖を一周すると約6kmになるため、釣り歩く範囲を広げる場合は駐車場とトイレの位置を先に把握しておくと移動しやすくなります。北岸には北岸管理棟、南側には佐鳴湖漕艇場があり、公園利用に関する案内を受けられます
佐鳴湖のブラックバス釣りは、湖岸全体へルアーを投げ続ける釣り場ではありません。本湖は浅い汽水湖で、ブラックバスの魚影も濃くないため、新川、段子川、御前谷排水路など淡水が入る場所を細かく探る釣りになります。公園内ではルアーを使わず、エサを使った短い仕掛けで岸際や流れの変化を狙い、野鳥、歩行者、公園利用者へ針やラインが届かない距離を保ってください