奥多摩湖のバス釣りでは、ワームだけでなくスピナーベイト、チャターベイトなど幅広いルアーでブラックバスが釣れています
特に実釣記録が多いのが、スワンプクローラー、キンクー13インチ、Dゾーン、ジャックハンマー、ヴィローラ4インチです
奥多摩湖は岸際から水深が落ちる場所が多く、岩盤、岬、ワンド、立木、流れ込み、浮きゴミなど、ブラックバスが付く場所も変化します。同じ場所でも朝は表層付近、日中は中層や深場というように魚の位置が変わるため、1種類のルアーだけで釣り続けるより、魚の位置と活性に合わせてルアーを変えるほうが釣果につながります
奥多摩湖で実績があるルアーの特徴
奥多摩湖では、小さなワームだけが有効というわけではありません。実際には13インチのロングワーム、1/2ozクラスのスピナーベイト、チャターベイトでも40〜50cmクラスのブラックバスが釣れています
一方で、岸際や中層を回遊しているブラックバスに対しては、スワンプクローラーやヴィローラのような細身のワームを使った食わせの釣りも有効です
重要なのはルアーの大きさより、その時にブラックバスがどの水深を泳ぎ、どの程度ルアーを追う状態なのかを見極めることです
風が吹き始めて水面が波立った時、浮きゴミが動いた時、ベイトフィッシュが水面付近へ浮いた時はスピナーベイトやチャターベイトを使いやすくなります
反対に、水面が静かでブラックバスが見えている時、ルアーを追っても食わない時、同じ場所で何度もルアーを見せている時はワームを使って食わせる方法が向いています
1.スワンプクローラー
奥多摩湖で食わせの釣りをするなら、ZBCのスワンプクローラーは外しにくいルアーです
実釣記録では、約2mの水深を回遊しているブラックバスの進行方向へスワンプクローラーのネコリグを入れ、シェイクして48cmが釣れています
別の釣行でも43cm、44.5cm、46cmなど複数のブラックバスがスワンプクローラーで釣れており、単発ではなく繰り返し実績が確認されています。使う時は、必ず底まで沈める必要はありません
岸際を歩きながら水中を確認し、ブラックバスが中層を泳いでいる場合は、魚が泳いでいる水深へネコリグを合わせます
ブラックバスそのものへ直接キャストすると驚かせることがあるため、魚が進んでいる方向を見て、その少し先へルアーを入れてください
着水後は激しく動かさず、小さくシェイクしながらブラックバスが近付くのを待ちます
魚が止まったらルアーも止め、ブラックバスが再び動いたら軽くシェイクを入れる方法も使えます
奥多摩湖では岸際を回遊する魚を目で確認できることがあります。このようなブラックバスを狙う時に、細身で長いスワンプクローラーは使いやすいルアーです
マグナムスワンプクローラーでも40cmを超える釣果が確認されているため、小さいワームだけにこだわる必要はありません
2.キンクー13インチ
大型のブラックバスを狙うなら、デプスのキンクー13インチも奥多摩湖で実績があります
キンクー13インチでは50cmクラスのブラックバスが釣れており、さらにキンクーエアー13インチでも50cmを超える大型魚が記録されています
13インチと聞くとかなり大きく感じますが、キンクーは細長い形状のため、水中ではサイズの割に強すぎない動きを出せます
奥多摩湖で使う場合は、岸際の回遊ルート、岬の先端、岩盤沿い、ワンド入口、ブレイクへ入る場所などを狙ってください
見えているブラックバスへ使う場合も、魚の目の前へ落とすのではなく、進行方向へ先回りしてキャストします
ネコリグで使用すれば、ロングワーム全体を細かく揺らしながら水中へ落とせます
ノーシンカーならフォール速度を抑えられるため、ブラックバスが中層を泳いでいる時にも使いやすくなります
キンクー13インチを使う時に大きくロッドを動かし続ける必要はありません。ルアー自体に十分な存在感があるため、小さなシェイク、フォール、ステイを組み合わせて狙います
奥多摩湖では50cmを超えるブラックバスも生息しているため、大型を狙ってロングワームを使う価値があります
3.Dゾーン
奥多摩湖で広い範囲を探るなら、エバーグリーンのDゾーンが使いやすいスピナーベイトです
Dゾーンでは40cm後半のブラックバスが複数釣れており、1/2ozを中心に実績があります
実釣記録では、浮きゴミの際へDゾーンを通して49cmのブラックバスが釣れています
別の釣行では風が当たっている岸際をDゾーン1/2ozで狙い、45cmを超える魚が釣れています
風が吹き始め、浮きゴミが流れ始めたタイミングでもDゾーンによる釣果が確認されています
奥多摩湖でDゾーンを使う場合は、何もない沖へ投げ続けるより、地形や水面の変化を狙ってください
浮きゴミの際、岩盤沿い、岬の先端、ワンド入口、立木周辺、流れ込み、風が当たっている岸などが候補になります
基本は1/2ozを使い、ある程度の水深まで探りながら巻きます。ベイトフィッシュが表層付近へ浮いている時は3/8ozへ落とし、浅い水深を速く巻く方法も使えます
実際にベイトフィッシュが水面付近で騒いでいる状況で、1/2ozから3/8ozへ変更し、ベイトの群れを高速で通してブラックバスを釣った記録があります
風がなく水面が静かな時間に無理に使い続けるより、風が出た時やベイトフィッシュが動いた時に投入すると狙いやすくなります
4.ジャックハンマー
チャターベイトではエバーグリーンのジャックハンマーが奥多摩湖で実績があります
40cm、43cm、49cm、50cmクラスなど複数のブラックバスが記録されており、春から秋まで釣果があります
ジャックハンマーはブレードの振動が強く、ブラックバスにルアーの存在を気付かせながら広い範囲を探れるルアーです
奥多摩湖では岩盤、岬、ワンド入口、立木周辺、浮きゴミの外側などをテンポよく探る時に使えます
岸から釣る場合は真正面だけに投げるのではなく、岸と平行、斜め前、沖の順に角度を変えてください
岸際を回遊しているブラックバスがいる場合、沖へ遠投したルアーだけでは魚のいる場所を通らないことがあります
着水後すぐに巻けば表層付近を通しやすく、少し沈めてから巻けば中層を探れます
同じ場所でも毎回同じ水深を巻くのではなく、ブラックバスがいるレンジを探してください
ベイトフィッシュが確認できる場所では、その群れと同じ水深を通すことを意識します
水が濁った時や風によって水面が波立っている時など、ワームを目で見せるだけでは反応させにくい状況でも使いやすいルアーです
5.ヴィローラ4インチ
ブラックバスが見えているのにルアーへ反応しない時は、DSTYLEのヴィローラ4インチが候補になります
奥多摩湖では、回遊しているブラックバスへ別のルアーを投げても反応しない状況から、ヴィローラ4インチへ変更して39cmが釣れた記録があります
ヴィローラは細身の小魚に近いシルエットで、強く水を押すルアーではありません
岸際を泳いでいるブラックバス、ワンド内を回遊している魚、小魚を追っている魚などに使いやすいルアーです
ブラックバスが見えている場合は、魚へ近付いてからキャストするのではなく、少し離れた場所から進行方向へ投げてください
ブラックバスより先へルアーを入れ、魚が近付いてきたら小さく動かします
反応した魚がルアーの近くまで来たら、動かし続けず止める方法も有効です
奥多摩湖のように水が澄んでいる場所では、ブラックバスがルアーを長く確認してから食うことがあります
速く逃がして食わせる場合と、ほとんど動かさずに食わせる場合の両方を試してください
ヴィローラだけでなく、リアルスラッガー3.7のような細身のベイトフィッシュ系ワームでも、奥多摩湖では40cmクラスの釣果が確認されています
スクールで泳いでいるブラックバスや、ベイトフィッシュを意識している魚を見つけた場合は、小魚系ワームを用意しておくと対応しやすくなります
5つのルアーを使い分ける方法
奥多摩湖へ着いたら、最初からワームだけを投げ続ける必要はありません
風があり、水面が波立ち、ベイトフィッシュが動いている場合はDゾーンやジャックハンマーから始めます
岸際、岬、岩盤、浮きゴミ、流れ込みなどをテンポよく探り、ブラックバスが追える状態か確認してください
巻き物へ反応しない場合や、ブラックバスが見えている場合はスワンプクローラー、キンクー13インチ、ヴィローラ4インチへ変更します
回遊している魚には、ルアーを魚へ直接近付けるのではなく、進行方向へキャストしてください
大きな魚を狙うならキンクー13インチ、魚が見えているが食わない場合はスワンプクローラーやヴィローラ4インチが使いやすくなります
朝夕にベイトフィッシュを追っている魚が確認できれば、Dゾーンやジャックハンマーで短時間に広く探ります
日中に水面が静かになり、魚の動きが落ちたらワームへ切り替えます。ルアーを交換する基準を魚の反応に置くことで、同じ場所で反応のないルアーを投げ続ける時間を減らせます
奥多摩湖ではルアーを最後まで引く
奥多摩湖では沖だけがポイントになるわけではありません。岸際を回遊しているブラックバスもいるため、巻き物を使う時は足元までルアーを引いてください
実際に冬の奥多摩湖では、メタルバイブをリフト&フォールして回収している途中、足元付近でブラックバスがヒットした記録もあります
スピナーベイトやチャターベイトでも同様に、沖から回収するだけではなく、岸際までブラックバスが追ってくる可能性を考えて巻きます
足元まで巻いたらすぐにルアーを水面から抜かず、最後にルアーの後ろを確認してください
ブラックバスが付いてきている場合は、次のキャストでスワンプクローラーやヴィローラを同じ場所へ入れる方法も使えます
奥多摩湖でルアーを選ぶ時の考え方
奥多摩湖では、ルアーを小さくすれば必ず釣れるわけではありません。実際の釣果を見ると、13インチのキンクー、1/2ozのDゾーン、ジャックハンマーなど強いルアーでも大型のブラックバスが釣れています
一方で、回遊している魚やルアーを見切っている魚には、スワンプクローラーやヴィローラのような食わせ系のルアーが有効です
その日の最初から「このルアーしか使わない」と決めるのではなく、風、水面、ベイトフィッシュ、ブラックバスの位置を確認してください
風が吹いて魚が動いているならDゾーンやジャックハンマー、魚が見えているならスワンプクローラーやヴィローラ、大型を狙うならキンクー13インチというように使い分けます
奥多摩湖では50cmを超えるブラックバスも狙えるため、小さなワームだけではなく、大型ルアーと巻き物も持っていくことで狙える状況を増やせます
奥多摩湖には禁漁区があります。現地の規制表示を確認し、釣りが認められている場所から狙ってください