三崎港・城ヶ島の岸壁で最もアオリイカが釣れると思うエギカラーはムラムラチェリーです
サイズは2.5号(フォールスピード1m5秒台)、3号シャロー(フォールスピード1m6秒台)、3.5号スーパーシャロー(フォールスピード1m8秒)と、3つのエギを使い分けます(+1~3gのアゴリグシンカー使用)
このページではムラチェを使った三崎港エリアの攻略について解説しますが、例えば軍艦グリーンが好きな人はムラチェを軍艦に置き換える事で、コンスタントにアオリイカの釣果を目指せます
近年、三崎港・城ヶ島のエギング事情が変わってきてます。記憶を辿ると2022年くらいまで比較的アオリイカが釣れてました
秋なら3号ベーシック、それ以外の季節は3.5号ベーシックを使いコンスタントに釣果が出ていました。どちらのエギもフォールスピードが1m3秒台の為、根掛かりロスト率が比較的高く(筆者は月5本前後ロスト)、それでもこのフォールスピードが釣れる事もあり使用してました
しかしこのスタイルは以前よりアオリイカが釣れなくなりました。「底をねちねち攻めたらどうだろう?」、「ボトムステイを長くしてみる」、「しゃくりを変える」、「エギのカラーをどんどん変更する」、「今日はランガンのみ、翌日は回遊待ちのみ」。正直、手ごたえが全くありません。たまに釣れる事はあっても、再現性を感じない。そうまぐれで釣れたとしか思えなかったのです
これは思い付きのアイデアではどうにもならないと考えた筆者はエギングを根本から見つめ直す必要があると、過去の釣果データを分析。そこである傾向を発見します
イカのサイズ関係なく高活性なイカほど
・大きいエギ
・フォールスピードが早いエギ
・高シルエットのエギ
を好む傾向
活性の低いイカほど
・小さいエギ
・フォールスピードが遅いエギ
・低シルエットのエギ
を好む傾向
小さいイカでも高活性であれば3.5号のエギで釣れる。胴長10cmにも満たないアオリイカが3.5号でかなり釣れてる
反対に2.5号のエギで1キロ以上のアオリイカが何杯も釣れてる
エギのサイズ&フォールスピードは、季節やイカのサイズでなく、活性やスレ度で決めるとよい
補足
大きいエギ・小さいエギ、フォールスピードが早いエギ・遅いエギについてはテキストでイメージ出来ると思いますが、高シルエット・低シルエットは分かりにくいと思うので画像で解説します
画像の上のエギが軍艦グリーン。光を透過せず(非クリア)シルエットがはっきり出る高シルエット系のエギ
下のエギがムラムラチェリー。光を透過して(クリア)シルエットはあまり出ない低シルエット系のエギ
軍艦ではなく、なぜムラチェ?
活性の高いイカに巡り合わない日が軍艦よりムラチェの方が釣れる可能性があるからです(■内を箇所参照)
釣り具屋では
エギング初心者が釣り具屋に行き、店員さんにおすすめエギを尋ねると大抵3~3.5号ベーシックを勧めてきます。この対応は100点満点です。なぜなら、扱いやすく活性の高いイカが回遊してくれば高確率でイカが釣れるからです
初心者の人は知識、テクニック云々では無く、とりあえずイカを釣ったらどんな感じなんだろう?を味わいたい。それならエギは3~3.5号ベーシック一択でいいと思うのです
初心者レベルを脱したいと思う人はどうでしょう?上記の考え方は高活性のイカが回遊してきた時に釣れる事が多い。というパターンでしか釣果を狙えない、言わば再現性の低い戦術です(筆者はここでつまずいていた)
高活性イカの回遊以外でアオリイカが釣りたい。戦術の引き出しを増やしたい。周りが釣れてない場面でも自分は釣りたい。初心者レベルを脱した人は、おそらくこんな考え方をするはずです。そのヒントの一つが3~3.5号ベーシック以外のエギを使う事なのです
エギのカラーについて
今回内容を簡潔にする為にムラチェで話しを進めてますが、ムラムラチェリー以外のカラーは釣れない。なんて1mmも思ってません。むしろカラーチェンジは重要です。但し戦術の中心がエギカラーの交換になってしまうのは釣果というゴールに対し直結する事が少ないと思います
カラーチェンジは群れが入った来た際に数釣りしたい時は有効だと思いますが、反応0が続く中でのカラーチェンジで成果が出たことは、少なくとも筆者はほぼありません
ムラチェ以外のおすすめカラー
- 軍艦グリーン(非クリア・赤テープ)
- カクテルオレンジ(非クリア・赤テープ)
- モエモエグリーン(クリア・ケイムラ)
- ぶちぶちコーラル(クリア・490グロー)
- チラツキイワシ(半クリア・ベイトカラー・490グロー)
エギ王Kとliveの違い
エギ王K
抵抗系のエギでどちらかと言えば高活性イカ向きではなく、低活性&スレイカ向き。フォールが安定してるのが一番のメリットですが、シャクリでエギが動かないのと、主観としてliveより根掛かり率が高く感じます。強風にも比較的強いです
エギ王live
ダート系のエギです。使いやすいのはlive。シャクリでしっかり動く&上に跳ね上げる2~3段シャクリで確実にレンジを上げれるのでフォール時間が保ちやすいです
状況に合わせ使い分けてください
ムラムラチェリー3.5号
スーパーシャローの使い方
ドリフト(流す)釣法
スーパーシャローのフォールスピードを活用し、エギをボトムに落とさずドリフトさせ、フォールでアオリイカを抱かせます。ボトムを取らないのでエギロストは高切れを除けば皆無なので、お財布にも優しいです。どちらかと言えば低~中活性&スレ気味のアオリイカに効きます
ドリフトのやり方
ここからは実際に筆者が行うドリフト釣法で解説していきます
三崎港の堤防・水深5mの場合
キャスト→着水後からカウントを取る(ここ大事です)
3m沈めたいので、フォールスピード1m8秒×3m=24秒沈めます
↓
表層付近までシャクル
※この時ショートジャークでは無く、エギを上に跳ね上げる2~4段シャクリをする。ショートジャークはエギがどんどん手前にくるのでドリフト釣法には向きません
シャクリ後はフリーフォール。但し払い潮等で数秒後にラインテンションが張るのは構いません。自然の流れ(海流)にエギを委ねることが大事です
再度フォール(24秒)→シャクリを繰り返す
重要なのはここ
ドリフトはエギがはらい潮に乗った時&潮のヨレ(イカが付くとされる)では中層ステイします
この時が最もアオリイカが釣れやすいです
この場面で特別な事をする必要はありません。先に述べたシャクリ+フォールを繰り返しますが、フォールスピードはかなり遅くなるので、カウントを足すなどして調整します。24秒→30秒
※イラストでは中層ステイのエギが止まってるように見えますが、実際は潮の流れとエギの重さのバランスでエギがゆっくり沈むなり、流されます
まずめ・潮通しのいい場所・潮が動く時
アゴリグシンカー(1g~3g)を使用してエギを早く沈めて攻めます。シンカー使用でエギのフォールスピードが変わりますが、詳細は後ほど
3.5号スーパーシャローはエギ王Kがおすすめ・ドリフトエギングにも向いてます
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ムラムラチェリー2.5号
3号シャローの使い方
2.5号と3号シャローはフォールスピードが近いので(前者が1m5.5秒、後者6秒)同じ括りで解説します
筆者が三崎港でアオリイカ狙いのエギングをしていて最も釣れると思うフォールスピードが1m5~6秒で沈むエギです
1m3秒のフォールスピードのエギでは反応がない、1m5~6秒のエギにしたら釣れる。こんなパターンが過去に相当数ありました
基本はエギをボトムまで落とし、シャクリ+フォール+ボトム(フリーフォール・テンションフォール・リトリーブ)ですが、ボトムを取らずにシャクリ+フォール(3種のフォール)で狙う
ただ巻きエギングが効果的な時もあります。ただ巻きがやり易いのが、この概念のエギです
3号と2.5号の使い分け
状況を見て、アオリイカの活性が高そうなら3号、そうでない場合は2.5号を使用します。判断基準は先ほどの■内を参照
まずめ・潮通しのいい場所・潮が動く時
アゴリグシンカー(1g~3g)を使用してエギを早く沈めて攻めます。シンカー使用でエギのフォールスピードが変わります
3号シャローは安定したフォールとliveより飛距離が出やすいエギ王Kがおすすめです
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3.5号スーパーシャロー
- シンカー無し 1m8秒
- シンカー 1g 1m3.5~4秒
- シンカー 3g 1m2.5~3秒
2.5号・3号シャロー
- シンカー無し 1m5.5~6秒
- シンカー 1g 1m3~3.5秒
- シンカー 3g 1m2.5~3秒
フリーフォール時のフォールスピードの参考値(独自計測によるもの)。テンションフォールや潮流・風の影響があると数値より更に遅くなります
photo by
ダイワ
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まとめ
エギングに答えはありません。数学なら1+1=2と答えが出ますが、エギングはこうすれば釣れるという答えはありません
筆者は本業がカメラマンです。過去に何度も写真コンペにチャレンジし結果が出る事もあれば、そうで無い時もありました。結果を分ける要因は様々ですが肝と思ったのは審査員の好みに合うかでした
これをエギングに置き換えると、イカの好みにどれだけ近づけるか?ここが一番重要と感じてます。イカの活性は高い?低い?スレてない?
潮は動いてる?潮はどっちに流れ、ヨレはある?エギンガーの数は?回遊待ちで狙うのなら、ここに高活性のアオリイカが回ってくる確率は高い?それを理解するには状況判断力が最も大事で、そこではじめてイカの好みに寄り添えて、釣果に繋がると考えてます
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