海釣り&エギングガイド

河津浜海水浴場(河津浜海岸)の釣り場|釣れる魚・ポイント・エギング・駐車場・トイレ【静岡】

静岡の釣り場

 

河津浜海水浴場(河津浜海岸)の釣り場

※河津浜は監視員のいる公認海水浴場として開設されていません。遊泳者がいる場合は釣りを行わないでください
 

河津浜海水浴場(河津浜海岸)の画像

 
静岡県賀茂郡河津町浜にある河津浜海水浴場(河津浜海岸)は、伊豆急行の河津駅から徒歩で向かえる砂浜です。海岸の延長は約500mあり、国道135号沿いから海岸へ出やすく、砂を主体としながら場所によって小石が混じります。沖には横方向に波消し施設が並んでおり、構造物の正面と切れ目では波の崩れ方や水の動きが変わります。海岸端には岩場もあり、浜全体が同じ底質と地形ではありません
 
河津浜はキスの投げ釣りが行われてきた海岸で、砂浜から仕掛けを遠投して広く探れます。ルアーではヒラメ、マゴチ、スズキ、メッキなどが対象になり、クロダイも狙える魚に含まれます。サーフでは魚が一定の場所に付き続けるとは限らないため、波の割れ方、砂の傾斜、底質が変わる場所、沖の波消し施設による流れの変化などを見ながら釣り座を変える方法が合います
 
砂浜では波によって海底の砂が動くため、同じ立ち位置でも底の形は変化します。遠くへ投げればよいわけではなく、シロギスなら仕掛けを引いた時の抵抗が変わる場所、ヒラメやマゴチなら波が立つ位置と白波が消える位置、水面に筋ができる場所などが狙いになります。岸際にも魚が入るため、沖だけを狙って手前を早く回収するのではなく、足元近くまで丁寧に探ることが大切です
 

主な釣りポイントと特徴

 

河津浜海水浴場(河津浜海岸)の主な釣りポイントと特徴

 
河津浜では、「砂浜中央部」「沖の波消し施設前」「波消し施設の切れ目周辺」「小石が混じる波打ち際」「岩場寄りの海岸端」で地形と狙い方が変わります。砂浜中央部は投げ釣りやサーフルアーで広く探りやすく、沖の波消し施設周辺では波と流れの変化が生まれます。小石が混じる場所や岩場との境目では砂だけの場所とは底質が変わるため、仕掛けやルアーを通した時の感触にも違いが出ます
 
河津浜の砂浜は、見た目だけでは海底の細かな起伏を判断しにくい場所です。波が同じ位置で連続して崩れる場所は浅くなっていることがあり、その手前や沖側には傾斜ができます。反対に白波が途切れている場所では周囲より水深があることもあるため、海面の変化と仕掛けを引いた時の抵抗を合わせて釣る場所を絞っていきます
 

砂浜中央部

砂浜中央部は、河津浜でシロギスを狙う時に使いやすい場所です。砂を主体とした底を広く探ることができ、投げ釣りでは沖から手前まで仕掛けを引きながらシロギスがいる距離を探せます。河津浜では年間を通してキスの投げ釣りが行われており、砂浜から釣りができる場所として利用されています
 
シロギスは沖にいるとは限らず、波が穏やかな時には比較的手前へ入ることもあります。最初から遠投した場所だけを狙わず、沖から仕掛けを引いてアタリが出た距離を覚え、次の投入でも同じ範囲を通すと群れを追いやすくなります。仕掛けが急に重くなる場所や、逆に軽く進む場所では海底の傾斜が変わっていることがあるため、その周囲で少し仕掛けを止めて食わせる時間を作ります
 
ヒラメやマゴチも砂浜中央部から狙えます。ルアーを正面だけへ投げ続けるのではなく、左右へ角度を変えて扇状に探ると、一つの立ち位置から広い範囲を通せます。数投して反応がなければ浜を少し移動し、同じ距離とコースだけを繰り返さない方がサーフ全体を効率よく探れます
 

沖の波消し施設前

河津浜の沖には波消し施設が並び、外から入ってきた波が構造物に当たることで、岸側では波の強さや崩れ方が変わります。波消し施設の正面側は、その左右や切れ目と比べて波が弱くなることがあり、砂の堆積や水の動きにも違いが生まれます。河津浜は沖の構造物によって以前とは波質が変わり、岸寄りで波が崩れる状況も見られる海岸です
 
シロギスを狙う場合は、波消し施設そのものを狙うのではなく、その手前に広がる砂地を探ります。構造物へ仕掛けを近づけすぎる必要はなく、正面から少し左右へ角度を変えて投げることで、砂底の広い範囲を通せます。仕掛けが流される時は底を取りやすい重さへ調整し、オモリが底から浮いたまま流れ続けないようにします
 
ヒラメやマゴチでは、波消し施設の内側にできる水面の変化が一つの目安になります。波が崩れた後の白泡が途中で消える場所や、周囲と違う方向へ泡が流れる場所では、ルアーを正面だけでなく斜め方向から通します。小魚が岸側へ寄っている時はヒラメやマゴチも近距離へ入るため、沖側から波打ち際まで一定のレンジを意識して巻き続けます
 

波消し施設の切れ目周辺

波消し施設と波消し施設の間は、沖と岸側の水が通りやすくなる場所です。波の高さや向きによって流れ方は変わりますが、切れ目の延長線上だけ水面の色が違ったり、泡が沖側へ伸びたりすることがあります。サーフではこのような周囲と違う動きを探し、流れの中心とその両側を釣り分けます
 
シロギスの投げ釣りでは、仕掛けが大きく横へ流される場所を無理に攻めるより、その流れから少し外れた砂地を通した方が底を取りやすくなります。アタリが出た場所ではすぐに仕掛けを回収せず、短く止めて周囲にいる魚へエサを見せます。同じ場所で連続してアタリが出れば、その距離を基準に左右へ投げ分けます
 
ヒラメやマゴチを狙う場合は、流れそのものだけでなく、速い水と緩い水の境目も狙います。流れを横切るようにルアーを通すと泳ぐ速度が変わるため、巻き速度を一定にするより、ルアーが浮き上がりすぎない状態を保つことが重要です。底を取り直しながらレンジを合わせると、砂底から大きく離れずに探れます
 

小石が混じる波打ち際

河津浜は砂浜ですが、波打ち際に小石が混じる場所があります。砂だけの場所から小石が増える場所へ移ると底の硬さが変わり、投げ釣りの仕掛けを引いた時にも抵抗の違いが出ます。海岸の写真でも砂浜の中に小石が混じる区間が見られ、浜全体が均一な細砂ではありません
 
シロギスを狙う場合は、小石が多い場所の中を長く引き続けるより、砂地から小石へ変わる境目を意識します。仕掛けが急に重くなった時は無理に引き続けず、少し浮かせて回収することで根掛かりや針先の傷みを減らせます。砂と小石の境目が岸と平行に続いている場合は、そのラインを横方向に探る方法も使えます
 
ヒラメやマゴチを狙う時も、波打ち際までルアーを通します。小魚が浅い場所へ入っている時は、捕食魚が岸から近い場所まで追ってくることがあります。最後の数mを早巻きで回収せず、ルアーが底を擦り続けない範囲で泳がせることで、手前にいる魚にも見せられます
 

岩場寄りの海岸端

河津浜の海岸端には岩が絡む場所があり、砂浜中央部とは底質が変わります。岩場があるため浜づたいに進めない場所もあり、砂浜の中だけを歩く釣りとは移動条件が異なります。岩が見える場所へ仕掛けを直接入れると根掛かりが増えるため、砂が続いている方向と岩場の境界を見ながらキャストします
 
投げ釣りでは、オモリを引いた時に硬い感触や引っ掛かりが増えたら、そのまま底を引き続けない方が仕掛けを失いにくくなります。砂地側へ角度を変えて投げるか、仕掛けを少し浮かせて回収し、再び砂底へ入れ直します。シロギスを狙う場合は岩の中へ入れる必要はなく、砂地が残る範囲を丁寧に探る方が釣りやすくなります
 
ルアーでも岩場へ直接投げ込むより、砂との境目を斜めに通す方法が使いやすくなります。砂浜側から届く範囲を使えば、根掛かりを抑えながら底質の変化を通せます。エギングでも同じく、岩の中へ沈め続けるのではなく、砂地との境界や底質が変わる手前を狙う方がエギを扱いやすくなります
 

狙える主な魚種

シロギス、ヒラメ、マゴチ、スズキ、クロダイ、メッキ、アオリイカ
 

この釣り方で釣れます

 

投げ釣り

シロギス
→ 河津浜を代表する釣り方の一つで、砂浜から天秤仕掛けを投げてシロギスを狙います。河津浜海岸ではキスの投げ釣りが行われており、広い砂地を沖から手前まで探れる釣り場です。ジャリメやアオイソメなどを使い、着底後に仕掛けをゆっくり引きながらアタリが出る距離を探します
 
最初の一投から最大飛距離だけを狙う必要はありません。沖から手前まで仕掛けを引き、アタリが出た距離を覚えておくと次の投入で群れを狙いやすくなります。シロギスがまとまっている時は同じ距離で複数回反応することがあるため、1匹釣れた場所を通り過ぎず、その前後を繰り返し探ります
 
仕掛けを引く速度は速くしすぎず、オモリが砂底をなぞる感触を保ちます。重く感じる場所では少し止め、エサをその場へ残してから再び動かします。アタリがなくなったら投げる方向を少し変え、それでも反応がなければ浜を移動することで、広いサーフから魚のいる範囲を探せます
 

サーフルアー

ヒラメ、マゴチ、スズキ
→ 河津浜では砂浜からヒラメ、マゴチ、スズキをルアーで狙えます。ヒラメとマゴチは砂底を中心に、ミノー、シンキングペンシル、ワーム、メタルジグなどを使って広く探ります。スズキは波や流れによって水面に変化が出ている場所も狙いになり、同じ場所へ投げ続けるより立ち位置を変えながら魚のいるコースを探す釣りになります
 
ヒラメを狙う場合は、底を取りながらもルアーを海底へ引きずり続けないようにします。一度着底させてから巻き始め、底付近を泳いでいる状態を作ると水深の変化を把握しやすくなります。波でルアーが押し戻される時は少し重いものへ替え、底が取りにくい状態のまま軽いルアーを使い続けないことが大切です
 
マゴチは底への意識を強め、ワームやシンキング系のルアーを使って砂底付近を探ります。巻いて止める、底を取り直してから再び巻くといった動きを入れると、底から大きく離れずに広い範囲を探れます。ヒラメもマゴチも波打ち際近くへ入ることがあるため、ルアーが手前へ来てもすぐに水面へ浮かせず、最後まで泳がせます
 

ライトゲーム

メッキ、セイゴ
→ 河津浜では小型ルアーを使ったライトゲームで、メッキやセイゴを狙えます。小型ミノー、シンキングペンシル、メタルジグなどを使い、波打ち際や水面の流れが変わる場所をテンポよく探ります。メッキは移動が速いため、一か所で反応がなければ浜を歩いて次の変化を探した方が魚に当たりやすくなります
 
小型ルアーは向かい風が強いと飛距離を出しにくいため、風がある時は重量のあるメタルジグやシンキングペンシルが扱いやすくなります。波が穏やかな時はミノーで波打ち際を横方向に探る方法も使えます。魚が追ってきても食わない時はルアーのサイズや速度を変え、同じ動きを繰り返さないようにします
 

エギング

アオリイカ
→ 河津浜ではアオリイカも狙える魚に含まれ、エギングロッドとエギを使った釣りができます。砂浜中央部を闇雲に広く探るより、岩場寄りの底質変化や波消し施設によって水の動きが変わる場所を意識し、エギを沈める深さを調整します。砂浜からの釣りでは足元までエギを引いてくる距離が長くなるため、遠投できるエギを使うと広い範囲を探れます
 
底を取る場合も、岩場寄りではエギを海底へ長時間置いたままにしません。着底後にシャクリを入れて少し浮かせ、フォールで抱かせる基本的な釣り方を使いながら、根掛かりしやすい場所では沈める時間を短くします。砂地では底を取りやすいため、潮に流される方向を見ながら立ち位置とキャスト角度を調整します
 

河津浜海水浴場(河津浜海岸)で釣果を狙う

 

河津浜で釣果を狙う時は、最初から一つの場所へ決め打ちせず、砂浜を歩いて変化を探すことが基本になります。サーフは岸壁や堤防のように魚が付く構造物が目の前に並んでいるわけではないため、波の割れ方、泡の流れ、水面の色、仕掛けを引いた時の底の感触から魚が通りやすい場所を探します。波消し施設の正面、切れ目、砂と小石の境目、岩場寄りなど、条件が変化する場所を順番に探すと同じ距離だけを狙い続けずに済みます
 
シロギスは魚がいる距離を見つけることが釣果につながります。最初は沖から手前まで広く引き、アタリが出た距離を覚えます。連続して反応が出る場合は仕掛けを同じ距離へ入れ、群れが移動したら再び広く探します。波が穏やかな時は手前にも仕掛けを通し、沖だけを狙わないことが大切です
 
ヒラメとマゴチは、ルアーを投げる距離だけでなく通す方向を変えます。正面、斜め右、斜め左へ投げながら一つの立ち位置を探り、それから数十m移動すると広い面積を通せます。ベイトが水面に見える場所や鳥が低く海面を意識している場所では、その周囲を先に狙い、魚の反応がなければ移動します
 
風と波の影響も釣り方を大きく変えます。向かい風が強い時は軽い仕掛けやルアーでは狙った場所へ届きにくく、横風が強い時はラインが大きく流されます。ルアーやオモリの重量を上げても底が分からない状態では釣りにくいため、海が落ち着いている時間を選ぶ方が砂浜の変化を探りやすくなります
 
潮位が変わると、同じ場所でも波が崩れる位置が移動します。低い潮位では沖で波が立っていた場所が、潮位の上昇によって岸寄りへ移ることもあります。釣り始めに見えた地形だけで判断せず、時間が経ったら海面を見直し、魚が通りやすい筋が変わっていないかを見ながら釣り座を調整します

 

施設・アクセス情報

河津浜は河津駅から徒歩で向かえる海岸で、国道135号からもアクセスできます。海岸の北側には駐車場があり、河津浜海岸公衆トイレも設置されています。駅から海岸までは徒歩約5分が目安となり、車を使わない釣行もしやすい場所です
 

駐車場

河津浜の北側、国道135号沿いに駐車場があります。一部には一般車が駐車できない区域があるため、駐車可能な区画と進入できない区画を現地の表示で見分けて利用してください。国道沿い側を含めて一般車が使えない部分があるため、空いているように見える場所へそのまま車を入れないことが必要です
 
駐車場は海岸へ近く、釣り道具を運ぶ距離を短くできます。サーフ用ロッド、クーラーボックス、タモ、ウェーダーなど荷物が多い場合でも移動しやすい立地ですが、駐車区画から海岸へ出る時は車道の通行に注意してください。料金や開放区画は現地表示に従い、路上や駐車不可区域へ車を置かないようにします
 

トイレ

河津浜海岸には公衆トイレがあり、所在地は河津町浜358-1です。使用可能時間は夏季シーズンのみ24時間となっているため、夏季以外の釣行では使用できることを前提にしない方が安心です。設備は車いす対応、オストメイト、おむつ替えシート、ベビーチェアの対応なしとなっています
 
長時間の投げ釣りや朝夕のサーフルアーでは、釣りを始める前に利用状況を見ておくと途中で海岸を離れずに済みます。特に夏季以外は公衆トイレが利用できない場合があるため、釣行時間が長くなる時は事前に済ませてから海岸へ入る方が動きやすくなります
 

所在地

静岡県賀茂郡河津町浜。河津浜海岸は約500mにわたって続く砂浜で、伊豆急行の河津駅から徒歩でアクセスできます
 

アクセス

公共交通では、伊豆急行の河津駅から徒歩約5分で河津浜海岸へ向かえます。駅から海までの距離が短いため、ロッドケースや小型クーラーボックスなど荷物をまとめれば電車釣行にも使いやすい立地です
 
車の場合は国道135号から河津浜へ向かいます。海岸は国道沿いに位置しているため大きく山側へ入る必要はありませんが、駐車場へ入る時は後続車や歩行者に注意し、一般車が利用できる区画へ駐車します
 

注意事項
立入・釣り禁止情報

河津浜海岸全体を釣り禁止とする規制はありませんが、現地に立入禁止の看板、ロープ、フェンスなどが設置されている場所には入らないでください。沖にある波消し施設も浜から狙うための地形変化として考え、立入禁止区域となっている離岸堤などへ渡って釣りを行わないことが必要です。静岡県では、離岸堤などの立入禁止区域へ入らないよう定めています
 
海岸の状況は波浪や工事などによって変わることがあります。普段歩ける場所でもロープや規制表示が設置されていれば、その先へ入らず、砂浜から安全に竿を出せる範囲を使います
 

安全面

河津浜は外海から波が入る砂浜で、うねりが強くなると波打ち際まで大きな波が上がります。サーフでは足元だけを見ていると次の波に気づきにくいため、荷物を波打ち際へ置かず、釣りをしながら定期的に沖の波を見ます。波が急に高くなった時や足元まで繰り返し波が届く時は、海側へ立ち込まず陸側へ移動します
 
砂浜では足場が安定しているように見えますが、小石が多い場所では波に足を取られやすく、岩場寄りは濡れた石が滑りやすくなります。ウェーダーを使用する場合も深く立ち込む必要はなく、ライフジャケットを着用して砂浜側から釣ります。夜間は波打ち際と小石、岩の境界が見えにくくなるため、ヘッドライトを使って足元を照らして移動します。静岡県警察も海釣りや夜釣りではライフジャケットの着用を呼びかけています
 

マナー

河津浜は釣り専用の海岸ではなく、散歩や海辺で過ごす人、サーフィンなどで利用する人もいます。キャストする前に左右と後方を見て、人が通っている時は仕掛けやルアーを投げません。長い投げ竿やサーフロッドは振りかぶった時に後方へ大きく出るため、釣り人同士の間隔だけでなく、背後の通行にも注意します
 
投げ釣りで使った仕掛け、切れたライン、エサの袋、ルアーのパッケージなどは持ち帰ります。特に砂浜へ残った釣り針やラインは裸足で歩く人や動物に危険があるため、仕掛け交換をした場所も最後に見直します。魚を処理した残りやエサを砂浜へ放置せず、釣りを始めた時と同じ状態で海岸を離れることが河津浜で釣りを続けるための基本です
 

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