神奈川県には、東京湾側の海づり施設、横須賀の海釣り公園、丹沢の渓流型管理釣り場、標高の高い芦ノ湖など、夏の暑さを避けながら釣りやすい場所があります。ただし、水辺ならどこでも涼しいわけではなく、日陰のない岸壁や防波堤は、海風が弱い日にコンクリートの照り返しを強く受けます
夏に過ごしやすい釣り場を選ぶ時は、気温だけでなく、釣り座から管理棟までの距離、朝夕に利用できる時間、木陰の範囲、飲み物を補充できる場所、トイレ、駐車場を確認します。暑さを感じてから長い距離を歩かなければ休めない場所より、短時間で釣りを中断できる場所のほうが安心です
神奈川の海釣りでは、管理施設が整った横浜の海づり施設と、早朝から夜まで利用できる横須賀市海辺つり公園が使いやすい候補です。淡水では、丹沢の渓谷にある管理釣り場と、海抜約724mに位置する芦ノ湖が、平地とは異なる環境で釣りを楽しめます
神奈川の夏に快適さを左右する条件
神奈川の海沿いでは、海風がある日でも釣り座の温度が下がるとは限りません。防波堤、桟橋、護岸は上からの日差しだけでなく、コンクリートや金属製の床からも熱を受けるため、日中を避けられる営業時間と休憩施設の有無が重要です
有料の海づり施設は、料金が必要になる代わりに、売店、トイレ、貸し竿、管理スタッフなどを利用できます。体調に異変を感じた時にスタッフへ相談しやすく、一般の岸壁よりも撤収や休憩の判断を取りやすい環境です
丹沢の渓流型管理釣り場では、山の斜面や樹木によって日陰ができます。流れている水の近くは池型の釣り場より熱がこもりにくい一方、河原が開けた区画や駐車場は強い日差しを受けるため、木陰と管理棟の両方を利用できる場所を選びます
芦ノ湖は標高が高く、平地の海沿いや都市部とは気温差が出やすい場所です。ただし、湖岸には日陰が少ない場所もあり、湖上では強い日差しと風を直接受けるため、標高だけを頼りにせず帽子、飲み物、雨具を準備してください
海釣りスポット
本牧海づり施設
本牧海づり施設は、管理された釣り場、売店、貸し竿、トイレ、駐車場を利用できる横浜の海づり施設です。一般の港や岸壁と異なり、釣り場の利用範囲とルールが明確で、暑くなった時に管理エリアへ戻りやすいことが夏の利点です
釣り場は護岸、旧護岸、沖へ延びる桟橋などに分かれていますが、広い範囲が屋外です。沖側へ進むほど管理棟へ戻る距離が長くなるため、暑さに弱い人や子ども連れは、休憩場所へ戻りやすい位置を選んでください
夏は開場直後から午前中の早い時間を中心に釣ると、日中の強い日差しを避けやすくなります。施設の混雑状況や駐車場の空き状況が案内されるため、到着後に満車の駐車場を探し回る負担も減らせます
アジ、イワシ、サバなどの回遊魚が入る時期は、サビキ釣りをする利用者が多くなります。混雑時には使用できる竿の本数や釣り方が制限されることがあるため、快適な場所を求めて空いている区画へ無理に移動せず、当日の案内に従ってください
大黒海づり施設
大黒海づり施設は、大黒ふ頭の先端部にある管理型の海づり施設です。東京湾へ張り出した場所にあるため風を受けやすく、風向きによっては横浜の陸地に近い護岸より暑さが和らぐことがあります
一方で、釣り桟橋には日差しを遮る広い屋根がありません。海風が弱い日や湿度が高い日は、海上に近くても気温以上の暑さを感じやすいため、早朝を中心に利用し、昼前後まで長時間残らない釣行が向いています
施設には売店や貸し竿があり、飲み物や不足した釣具を用意しやすい環境です。休日や混雑期には予約制度が使われる場合もあるため、入場待ちの間に炎天下で長く過ごさないよう、利用方法を確認してから向かってください
大黒ふ頭周辺は徒歩で移動できる一般向け施設が少なく、施設の外へ出てから飲み物や食事を探す使い方には向きません。飲料、保冷剤、軽食を多めに持ち込み、施設内で休憩できる準備を整えておく必要があります
磯子海づり施設
磯子海づり施設は、本牧や大黒より釣り場の規模が小さく、釣り座から管理施設へ戻りやすいことが夏の利点です。暑さを感じた時に長い桟橋を歩かずに済み、短時間の釣りと休憩を繰り返しやすくなります
施設には売店、貸し竿、トイレ、駐車場があります。駐車場は釣り場の定員より先に満車になることがあるため、休日は早い時間に到着するか、磯子駅から路線バスを利用すると、炎天下で周辺駐車場を探す状況を避けられます
釣り桟橋は屋外で、日中は直射日光を受けます。施設が小さいから涼しいわけではなく、管理棟へ戻りやすいことが快適さにつながる釣り場です
足元を狙うサビキ釣りや胴突き仕掛けなら、大きく移動せずに釣りを続けられます。夏は釣果を追って桟橋の端まで何度も往復するより、休憩しやすい範囲で魚の回遊を待つほうが体力を残せます
横須賀市海辺つり公園
横須賀市海辺つり公園は、午前5時から午後10時まで利用できるため、真夏の日中を外して釣行時間を選べます。日の出前後から気温が上がるまでの時間と、日没後の時間を使えることが、神奈川の海釣り場の中でも大きな利点です
園内には約500mの海釣り広場、管理事務所、トイレ、芝生広場があり、駐車場は24時間利用できます。暑くなった時は釣り座へ残らず、陸側の広場や管理事務所周辺へ移動して休んでください
釣り場の後方は通路になっており、遠投も禁止されています。大きく振りかぶる釣りを避け、足元から少し先を狙うサビキ釣り、胴突き仕掛け、ウキ釣りなどであれば、周囲との接触を抑えながら楽しめます
夜まで利用できますが、暗くなると足元の段差や道具が見えにくくなります。日差しを避けるために夜を選ぶ場合でも、手元と足元を照らせるライトを用意し、釣り座へ荷物を広げ過ぎないようにしてください
うみかぜ公園
うみかぜ公園は、海沿いの親水護岸と広い芝生広場を利用できる公園です。釣り座の近くに公園の広場、パーゴラ、ベンチがあるため、護岸で暑さを感じた時に釣りを中断しやすくなります
釣りができるのは平日に限られ、土曜日、日曜日、祝日は釣り禁止です。展望台も終日釣り禁止となっているため、日陰や空いている場所を求めて禁止区域へ移動しないでください
園内にはトイレと24時間利用できる駐車場があり、芝生広場には休憩できる場所があります。夏は水遊び場を利用する来園者も増えるため、釣り道具を持ったまま人の多い広場を横切る時は、針を外して竿を短くまとめてください
親水護岸は日中に日差しを受けるため、芝生やパーゴラがあることと、釣り座自体が涼しいことは別です。平日の早朝か夕方を中心に利用し、休憩場所と釣り座を往復する前提で選ぶ釣り場です
東扇島西公園
東扇島西公園は、川崎港で釣りが認められている広い公園です。2か所の駐車場とトイレがあり、長い護岸から釣りができます
広い海釣り場ですが、釣り座周辺に日差しを避けられる施設が多い場所ではありません。夏の日中を快適に過ごす釣り場としてではなく、早朝や夜間へ時間をずらしやすい場所として考えてください
護岸が長いため、魚が釣れている場所を探して歩き続けると、想像以上に体力を消耗します。夏はトイレ、駐車場、飲み物を置いた場所から離れ過ぎず、往復できる範囲を決めて釣る必要があります
公園周辺には、歩いてすぐに利用できるコンビニや飲食店がほとんどありません。飲料、食事、氷、保冷剤を現地調達する前提にせず、川崎市街を出る前にそろえてください
海釣り施設で快適に過ごす方法
本牧、大黒、磯子の海づり施設は、管理棟や売店があることが利点ですが、釣り座の多くは屋外です。朝から夕方まで同じ釣り座へ座り続けるのではなく、一定時間ごとに仕掛けを回収して休憩してください
沖側や桟橋の先端は潮通しが良くても、管理施設から遠くなります。暑さに弱い人、持病がある人、子どもを連れている場合は、釣果情報だけで場所を決めず、管理棟へ戻れる距離を優先します
売店があっても、混雑や品切れによって希望する飲み物を買えない可能性があります。凍らせた飲料と常温の飲料を分けて持ち込み、すぐ飲める分と後半に使う分を確保してください
風が強い日は涼しく感じますが、汗が乾いて水分不足に気づきにくくなります。海風がある日も時間を決めて水分と塩分を取り、尿の回数が減る、頭痛がする、足がつるなどの変化が出る前に休んでください
淡水スポット
早戸川国際マス釣場
早戸川国際マス釣場は、丹沢の早戸川を利用した餌釣り専用の管理釣り場です。森林と渓谷に囲まれ、川沿いに木陰ができる場所があるため、平地の池型釣り場より直射日光を避けやすくなります
朝6時から利用できるため、気温が上がる前に釣りを始められます。レストハウス、売店、貸し竿、餌、食堂を利用でき、昼の暑い時間は食事や休憩に充てられます
釣り場は広く、管理施設から離れた区画もあります。木陰が多くても、飲み物を取りに戻るために長い距離を歩く場所は夏の負担になるため、管理棟、トイレ、車との距離を確認して釣り座を選んでください
家族で利用する場合は、一般釣り場のほか、条件を満たせば団体用の区画も利用できます。子どもが魚を追って水際へ近づき過ぎないよう、大人が釣りに集中せず交代で見守ることが必要です
リヴァスポット早戸
リヴァスポット早戸は、早戸川国際マス釣場と同じ早戸川にあるルアー、フライ、テンカラ専用の管理釣り場です。渓流の流れを利用した釣り場で、池の周囲に立ち続ける管理釣り場とは異なり、木陰のある区画を選びながら釣れます
夏は夕方まで利用できるため、朝の涼しい時間に釣り、昼はレストハウス周辺で休み、気温が下がってから再開する過ごし方もできます。ただし、長時間券を購入したからといって、暑い時間まで釣り続ける必要はありません
ルアー、フライ、テンカラ以外の釣りはできず、釣りをする人数分の利用券が必要です。釣りをしない同行者の扱いにも条件があるため、家族全員で利用する場合は料金と利用規則を確認してください
川沿いを移動しながら魚を探せますが、真夏は移動量を増やし過ぎないことが大切です。日陰、水分、休憩場所を確保したうえで、反応がない時も炎天下を歩き回らないようにします
うらたんざわ渓流釣場
うらたんざわ渓流釣場は、道志川へ注ぐ神ノ川の上流部にある渓流型の管理釣り場です。釣り場は約1.5kmあり、ブナ林を含む山々と清流に囲まれています
管理棟には売店があり、釣具、軽食、飲み物を購入できます。休憩スペース、電子レンジ、給湯設備、手洗い場、男女別トイレも用意されているため、山間部の自然釣り場でありながら、暑くなった時に釣りを止めやすい環境です
無料駐車場は約150台分ありますが、釣り場の奥へ進むほど車や管理棟から離れます。真夏は自然に近い上流区画へ入ることだけを目的にせず、休憩所へ無理なく戻れる範囲を選んでください
ルアー、フライ、テンカラ向けの釣り場で、釣りをしない人だけの入場には制限があります。小さな子どもを連れて見学中心で過ごす場所ではなく、自分で釣りを楽しめる人に向いています
寄清流マス釣り場
寄清流マス釣り場は、松田町寄の山間部を流れる清流を利用した管理釣り場です。餌釣り、ルアー、フライ、釣り堀を選べるため、経験や同行者に合わせて釣り方を変えられます
川沿いには山の斜面と樹木があり、日陰を確保できる場所があります。持ち込みテントにも利用条件が設けられているため、設置可能な場所を確認すれば、木陰が少ない区画でも休憩場所を作れます
釣った魚を焼いて食べることができ、バーベキューや川遊びの利用者も訪れます。夏休みや休日は釣り人だけの静かな環境とは限らないため、混雑状況を確認し、人の少ない時間帯を選んでください
駐車場から釣り場へ荷物を運ぶ場合は、飲み物、保冷剤、日よけ用品を最初にまとめて運びます。暑くなってから車へ何度も戻ることがないよう、釣り座を決める前にトイレと休憩場所も確認してください
芦ノ湖
芦ノ湖は海抜約724mに位置し、神奈川県の平地や海岸部より気温が上がりにくい条件があります。標高と湖上を通る風によって、真夏でも朝夕は過ごしやすく感じられる日があります
元箱根、箱根町、湖尻などの湖畔には、ボート店、飲食店、公衆トイレ、駐車場があります。山奥の自然河川と違い、観光施設が集まる地区を選べば、暑くなった時に屋内へ移動しやすくなります
湖岸からの釣りだけでなく、ボート釣りもできます。ボートでは湖上の風を受けられますが、日陰がなく、水面からの照り返しも強いため、帽子、偏光サングラス、長袖、十分な飲み物を用意してください
芦ノ湖で釣りをするには遊漁承認証が必要です。夜釣り、路上駐車、国立公園内での場所取りは禁止され、桟橋やボートを利用する場合は管理者の指示に従う必要があります
BerryPark in FISH ON!王禅寺
BerryPark in FISH ON!王禅寺は、川崎市内にある都市型の管理釣り場です。丹沢や箱根まで移動せず、早朝または夜間に釣りができることが夏の利点です
春から秋は午前中の早い時間から午後9時30分まで営業し、ナイター券も用意されています。昼間の池周辺は暑くなるため、朝だけの短時間利用か、日没後のナイターを選ぶと直射日光を避けられます
施設には大型駐車場、クラブハウス、ショップ、トイレ、レストランがあります。昼間に利用する場合は、暑さが厳しくなる時間をレストランでの食事や休憩に充てられます
ルアーとフライには使用できる針やルアーの規則があり、ワーム類、集魚剤、引っ掛け釣りなどは禁止されています。夜間は仕掛けや足元が見えにくくなるため、規則を確認したうえで明るいうちに道具を準備してください
丹沢の管理釣り場が夏に向いている理由
丹沢の管理釣り場は、流れている水、谷の斜面、森林によって、都市部の池やコンクリート護岸とは異なる環境になります。太陽の位置によって片岸へ長い影ができるため、時間帯に合わせて日陰側を選べます
山間部では、午後に急な雨や雷が発生することがあります。木陰にいれば安全とは限らず、雷鳴が聞こえた時は竿を持ったまま木の下へ立たず、管理棟や車へ戻ってください
渓流沿いの石は、濡れていると滑りやすくなります。暑さで集中力が落ちると、普段なら問題なく歩ける場所でも転倒しやすくなるため、滑りにくい靴を履き、サンダルで水際を歩かないようにします
携帯電話の電波が弱い区画もあります。釣り場へ入る前に同行者と集合場所を決め、単独で管理区域の奥へ移動しないことが大切です
海釣りと淡水釣りの快適さの違い
神奈川の海釣り場は、早朝と夜間を使いやすいことが利点です。管理施設がある場所でも釣り座は日向になるため、涼しい場所を探すより、暑い時間を避ける考え方が中心になります
淡水の渓流型管理釣り場は、釣りをしている時間にも木陰を利用しやすいことが利点です。ただし、管理棟から離れた場所へ入ると、体調不良時に戻るまで時間がかかります
芦ノ湖は高標高による気温差を期待できますが、湖岸や湖上には日差しを遮る物が少ない場所があります。丹沢は日陰、芦ノ湖は標高、海づり施設は管理設備、海辺つり公園と王禅寺は利用時間によって快適さを確保する釣り場です
同行者や釣り方によって、適した場所も変わります。小さな子ども連れなら管理棟へ戻りやすい海づり施設や餌釣り場、ルアー経験者ならうらたんざわやリヴァスポット早戸、夕方以降だけ釣るなら海辺つり公園や王禅寺が使いやすくなります
駐車場から釣り座までの距離を確認する
夏は駐車場があるだけでなく、車から釣り座までの距離が重要です。大きな公園や長い渓流型釣り場では、駐車できても荷物を持って長く歩く場合があります
クーラーボックス、釣具、椅子、飲み物を一度に運べない場合は、釣り座へ着く前に体力を消耗します。必要な道具を減らし、保冷機能のあるバッグと小型のタックルへまとめると移動負担を抑えられます
車内は短時間でも高温になります。子ども、同行者、ペットを車内へ残さず、準備に時間がかかる場合は、先に全員を日陰や管理施設へ移動させてください
体調が悪くなった時に車へ戻れる経路も確認します。階段、急な坂、河原を通らなければ戻れない場所では、元気なうちに休憩や撤収を判断してください
トイレと飲み物を確保する
夏は水分を多く取るため、トイレの位置が釣行時間を左右します。釣りを始める前に、釣り座から最も近いトイレと、営業時間外でも使えるトイレを確認してください
売店がある釣り場でも、営業開始前の早朝や閉店後の夜間は利用できないことがあります。早朝に海辺つり公園へ行く場合や、王禅寺でナイターを利用する場合は、到着前に飲み物を用意します
山間部の管理釣り場では、釣り場へ近づくほどコンビニや自動販売機が少なくなります。現地へ着いてから買うのではなく、高速道路や市街地を離れる前に飲料、塩分を含む食品、氷を準備してください
飲み物は一度に大量に飲まず、釣りを始める前から少しずつ取ります。喉の渇き、頭痛、吐き気、足のつりが出た時は、日陰へ移動するだけでなく釣りを終了する判断も必要です
夏の釣りで用意したい装備
帽子は頭だけを覆う物より、首の後ろまで日差しを遮れる形が向いています。薄手の長袖、通気性の良いパンツ、偏光サングラスを使うと、紫外線と水面からの照り返しを抑えられます
冷たい飲み物だけでなく、冷却用のタオルや保冷剤も用意してください。保冷剤を直接肌へ長時間当てず、布で包んで首、脇、脚の付け根などを短時間冷やします
海釣り場では、風で飛びやすい日傘や簡易テントを無理に使わないでください。施設によって持ち込みや設置が制限され、強風時には他の利用者や海上へ飛ばされる危険があります
渓流では、日焼け対策に加えて滑りにくい靴が必要です。水へ入らない釣りでも、濡れた石、苔、砂利の斜面を歩くため、足首を固定できる靴を選んでください
夏に避けたい神奈川の釣り場
三崎港、城ヶ島、真鶴港などは神奈川を代表する釣り場ですが、岸壁や磯の多くは日陰が少なく、真夏の日中を快適に過ごす条件は強くありません。周辺に飲食店があっても、釣り座から店や車へ戻るまで日差しを受ける場所があります
地磯とテトラポッドは、岩やコンクリートが熱を持ち、足元の悪さと暑さが重なります。夏は波が穏やかでも、暑さによって判断力が低下し、転倒や落水の危険が高くなります
金沢水際線緑地や長い港湾護岸も、広い日陰がない場所では日中の長時間釣行に向きません。24時間利用できることと、昼間に快適であることは別なので、早朝や夜間に利用できない場合は別の場所を選んでください
橋の下や樹木の下でも、太陽の移動によって日陰がなくなることがあります。日陰を追って立入禁止場所、私有地、足場の悪い岸へ移動しないようにします
夏の釣り場で守りたい注意点
暑さが厳しい日は、予定していた釣行でも中止する判断が必要です。海風が弱い日、湿度が高い日、夜になっても気温が下がらない日は、早朝や夜釣りでも体温が下がりにくくなります
めまい、吐き気、頭痛、強い疲労感、足元のふらつきが出た場合は、仕掛けを片付ける前に日陰や管理施設へ移動してください。会話がかみ合わない、自分で水分を取れない、意識がはっきりしない場合は、周囲へ助けを求めて救急要請を行います
子どもは大人より路面の照り返しを受けやすく、自分から体調不良を伝えられないことがあります。顔が赤い、急に汗をかかなくなる、返事が遅い、釣りに集中できなくなるなどの変化があれば、その時点で終了してください
釣り場の管理棟、東屋、パーゴラ、木陰は、他の利用者も休憩に使います。荷物を置いて長時間占有せず、釣り道具やクーラーボックスで通路を塞がないようにします
まとめ
神奈川の夏に利用しやすい海釣り場は、本牧海づり施設、大黒海づり施設、磯子海づり施設、横須賀市海辺つり公園、うみかぜ公園、東扇島西公園です。横浜の海づり施設は管理設備、海辺つり公園は早朝と夜間、うみかぜ公園は護岸から休憩場所へ移動しやすいこと、東扇島西公園は時間帯をずらせることが利点です
淡水では、早戸川国際マス釣場、リヴァスポット早戸、うらたんざわ渓流釣場、寄清流マス釣り場、芦ノ湖、BerryPark in FISH ON!王禅寺が候補になります。丹沢の管理釣り場は森林と渓流の日陰、芦ノ湖は高い標高、王禅寺は早朝とナイターによって暑さを避けやすくなります
海では暑い時間を避け、淡水では木陰と管理棟の位置を確認し、芦ノ湖では標高だけに頼らず日差しと風への対策を行ってください。日陰、トイレ、飲み物、駐車場、休憩施設のうち、どれか一つでも確保できない場合は長時間滞在せず、安全に帰れる体力を残して釣りを終了することが大切です