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神奈川のシマアジが釣れるポイントまとめ|釣れる時期・釣り方・仕掛け

神奈川のシマアジが釣れるポイントまとめ

 
神奈川では、相模湾に面した西湘海岸、江の島、城ヶ島、真鶴、湯河原周辺でシマアジを狙えます。岸から釣れるシマアジは10~20cm前後の小型が中心になる時期と、25~30cm前後の群れが回遊する時期があり、磯や潮通しのよい岸壁では40cm級が掛かることもあります
 
小型のシマアジは群れで岸近くへ入り、サビキ釣り、ウキサビキ、オキアミを使ったウキ釣りで狙えます。良型は急深なサーフ、沈み根の周囲、潮目、サラシの外側、港口へ向かう深い流れを回遊し、ぶっ込みサビキ、カゴ釣り、ウキフカセ釣りが使われます
 
シマアジは回遊している群れを狙う魚です。前日にまとまって釣れていた場所でも、群れが離れると長時間反応が出ないことがあります。釣れた実績のある場所へ入るだけでなく、潮が動く時間、ベイトフィッシュの有無、ほかのアジ類や小型青物の反応を確認し、仕掛けを入れる距離とタナを変えます
 


神奈川でシマアジが釣れる場所

神奈川の岸釣りでは、東京湾側よりも相模湾側でシマアジの釣果が目立ちます。国府津海岸、小八幡海岸、米神周辺などの西湘海岸では、波打ち際から沖へ向かって水深が増す急深な地形を狙えます
 
江の島と城ヶ島には、沖へ張り出した岩礁帯、沈み根、深い溝、サラシ、潮目があります。小型の数釣りよりも、ウキフカセ釣りやカゴ釣りで20cm後半から40cm級を狙う場所です。江の島表磯では40cm、城ヶ島でも40cm級のシマアジが記録されています
 
湯河原海浜公園では、小型のシマアジがまとまって釣れた実績があります。短時間に20匹を超える釣果もあり、群れが岸近くへ入った日はサビキ釣りやウキ釣りで数を狙えます。真鶴港でも25cmの記録があり、港内へ潮が入る時間帯はシマアジが回遊する可能性があります
 


シマアジが釣れる時期

神奈川で小型のシマアジを狙いやすいのは、春後半から夏です。水温が上がると10~20cm前後の群れが岸近くへ入り、港内、岸壁際、砂地と岩礁の境目、海岸の浅い場所で釣れるようになります
 
湯河原海浜公園では初夏に20匹を超える数釣りがあり、小八幡海岸では16cm前後のシマアジが延べ竿のウキ釣りで釣れています。米神周辺でも小型の群れが入り、サバやクロホシイシモチに交じって10匹釣れた実績があります
 
20~30cm級を狙う場合は、秋から初冬も外せません。国府津海岸では27cm前後のシマアジが夜間から早朝に連続して釣れ、投げるたびに反応が出た記録があります。単発ではなく、同じ時期に27~30cm前後の釣果が重なっているため、西湘海岸へ良型の群れが接岸する年があります
 
江の島表磯では秋から初冬に40cm級が釣れています。潮通しのよい磯では、岸近くへ小型が集まる時期だけでなく、沖の沈み根や潮目を回遊する良型も狙えます
 
冬から春は、夏や秋ほど群れを見つけやすくありません。ただし、城ヶ島や真鶴港では春のシマアジも記録されています。季節だけで釣れないと決めず、水温、潮色、ベイトフィッシュ、ほかの回遊魚の釣果を見ながら判断します
 


シマアジが付く場所

サーフでは、海底の深い場所だけでなく、深場へ餌が流れ込む経路を探します。波が沖へ戻る払い出し、左右から波が集まる場所、波の崩れ方が周囲と異なる場所、潮目、海面の色が変わる場所が候補です
 
国府津海岸や小八幡海岸のような急深サーフでは、岸から離れるほど単純に釣れるわけではありません。シマアジの群れが岸寄りを回遊している日は、遠投した仕掛けよりも近距離や中距離で反応が出ます。最初から最大距離へ投げ続けず、近距離、中距離、遠距離を分けて探します
 
磯では、沖へ伸びる沈み根、根と根の間にある溝、サラシの外側、潮が左右からぶつかる場所を狙います。白泡の中央は流れが速く、仕掛けとコマセが離れることがあります。白泡が薄くなる場所や、サラシから沖の潮へ合流する筋へ仕掛けを入れます
 
港や岸壁では、足元の壁際、岸壁の角、港口へ向かう潮、船道の外側、砂地と岩礁の境目を探します。係留船の下や係留ロープへ仕掛けを入れなくても、開放された岸壁の足元や正面を回遊する群れを狙えます
 
小型のシマアジは、コマセへ寄ると同じタナを繰り返し通ることがあります。1匹釣れた後は投入距離とタナを変えず、仕掛けを早く戻します。急に反応が止まった場合は、群れが深くなった可能性を考え、表層から中層、底付近の順に探り直します
 

国府津海岸

国府津海岸は、神奈川で岸から20~30cm級のシマアジを狙える西湘サーフです。波打ち際から沖へ向かって水深が増し、沖の深場を回遊するシマアジへぶっ込みサビキを届けられます
 
国府津海岸では、27cm前後のシマアジが夜間から早朝に連続して釣れています。仕掛けが着底すると間を置かずにアタリが出て、群れが離れるまで短時間に釣果が集中した記録です
 
狙う場所は、波の高さだけで判断しません。波が左右から集まる場所、沖へ細く水が戻る場所、波の崩れる位置が一部だけ沖へ伸びている場所を探します。海面に小魚が見える場合は、その下や外側を回遊するシマアジも候補になります
 
実績のある釣り方はぶっ込みサビキです。コマセカゴ、太めのサビキ、オモリを組み合わせて沖へ投入し、海底付近で群れを待ちます。通常の豆アジ用サビキでは、良型が掛かった時にハリスが切れたり、波打ち際で針が外れたりするため、幹糸とハリスに余裕のある仕掛けを使います
 
仕掛けが着底したら、余分な道糸を巻き取り、波で大きく引かれない張り方にします。糸を張りすぎると波のたびに仕掛けが移動し、海底を引きずって絡みや根掛かりが増えます。竿先が波に合わせてゆっくり動く状態を保ち、魚が走った時に大きく曲がる変化を見ます
 
掛かったシマアジを波打ち際で止め続けると、引き波と横波で針穴が広がります。魚を寄せる時は波の押す力を利用し、引き波では無理に巻きません。良型が掛かる可能性があるため、ドラグを締め切らず、最後は波に乗せて砂浜へ寄せます
 
国府津海岸には、釣り人専用として常時利用できる広い駐車場やトイレが海岸沿いに並んでいるわけではありません。国府津駅周辺の時間貸し駐車場を利用し、駅周辺でトイレを済ませてから海岸へ向かいます。海岸の出入口、住宅前、道路脇へ車を止めません
 

小八幡海岸

小八幡海岸は、国府津海岸の西側に続く急深な海岸です。沖の深場を狙うぶっ込みサビキだけでなく、岸近くへ入った小型のシマアジを延べ竿のウキ釣りで狙えます
 
小八幡海岸では、16cm前後のシマアジが5mの延べ竿とウキ仕掛けで釣れています。付け餌にはオキアミ、まき餌にはペレットが使われ、朝の短時間に反応が出ています
 
小型の群れが近い場合は、遠投用の竿や重い仕掛けを使わなくても釣れます。延べ竿へ小型のウキ、オモリ、ハリス、針を組み合わせ、海底から少し上のタナへオキアミを入れます。ウキが完全に沈まず、横へ動く、斜めになる、立ったまま止まる変化もアタリです
 
波がある日は、軽すぎる仕掛けが手前へ押し戻されます。オモリを少し重くし、付け餌が同じ深さを流れるように調整します。底へ付けすぎると根掛かりやフグの反応が増えるため、底を取った後に少し上げて待ちます
 
群れが沖へ離れている場合は、投げサビキやぶっ込みサビキへ切り替えます。近距離で反応がないからといって、同じ距離へ投げ続けず、波の切れ目と潮目を見ながら投入位置を変えます
 
小八幡海岸も釣り人専用の駐車場とトイレを前提にできる場所ではありません。海岸へ降りる通路、住宅前、店舗の利用者用区画へ駐車せず、周辺の時間貸し駐車場を確認します
 

米神海岸・米神周辺

米神周辺は、急深な海岸、岩礁、港の地形が近く、春から夏の小型と秋から初冬の良型を狙える場所です。サビキ釣りで小型がまとまった実績があり、27cm級のシマアジも記録されています
 
小型を狙う場合は、足元から近距離へサビキ仕掛けを入れます。コマセを一度に大量投入せず、カゴから少量ずつ出し、群れを同じ場所へ留めます。サバやクロホシイシモチが先に掛かる場合は、仕掛けを止めるタナを変え、海底から少し上を探ります
 
良型を狙う場合は、太めのハリスを使ったウキ釣り、カゴ釣り、ぶっ込みサビキが候補です。岩礁に近い場所で掛けた魚を自由に走らせると、根や海藻へ入られます。最初の突っ込みをドラグで受けた後は、竿を立てて障害物から離します
 
米神周辺には漁業に使われる場所が含まれます。堤防、岸壁、漁具置き場、係留設備、作業中の場所へ入らず、開放されている海岸と護岸だけを利用します。過去の釣果地点が表示されていても、柵やロープの先へ進みません
 
駐車できる場所が少ないため、道路の待避場所、海岸への出入口、漁業者の作業場所を駐車場所として使えません。トイレも海岸沿いのどこからでも利用できるわけではないため、移動前に済ませます
 

江の島表磯

江の島表磯は、相模湾へ張り出した岩礁帯です。沖へ伸びる根、深い溝、サラシ、潮目があり、回遊した良型のシマアジをウキフカセ釣りやカゴ釣りで狙えます
 
江の島表磯では40cmのシマアジが記録されています。港内で小型を数釣る場所とは異なり、磯際から沖の潮へ仕掛けを流し、沈み根の周囲を回遊する魚を狙います
 
ウキフカセ釣りでは、サラシの中央へコマセをまとめて入れず、白泡が薄くなって沖へ抜ける筋へ少量ずつ入れます。仕掛けを同じ潮へ入れ、オキアミがコマセの下へ沈むようにガン玉とウキ下を調整します
 
表層で小型のメジナやスズメダイが連続する場合は、仕掛けを重くして中層から底付近へ入れます。ウキ下を深くするだけでは、横へ流されて付け餌が沈まないことがあります。ガン玉を追加し、狙う沈み根の手前で仕掛けがなじむ重さにします
 
カゴ釣りでは、潮目、沈み根の外側、沖へ払い出す流れを狙います。根の真上へ仕掛けを止めると、掛けた魚に根へ入られます。仕掛けが根から離れる方向へ流れる場所を選びます
 
表磯は、足場が平らな海釣り施設ではありません。濡れて黒くなった岩、海藻の付いた斜面、波をかぶる低い岩へ立たず、磯用シューズとライフジャケットを使用します。波が低く見える日でも、数分おきに大きな波が入ることがあるため、荷物を水際へ置きません
 
江の島には県営湘南港臨港道路付属駐車場があり、車いす対応トイレなども整備されています。磯へ降りる前にトイレを済ませ、帰りの移動時間を含めて釣りを終える時刻を決めます
 

城ヶ島裏磯

城ヶ島裏磯は、三浦半島の南端にある岩礁帯です。大岩、沈み根、深い溝、サラシ、沖へ抜ける潮があり、ウキフカセ釣りやカゴ釣りでシマアジを狙えます
 
城ヶ島では春にもシマアジが記録され、40cm級の釣果もあります。シマアジが毎回釣れる場所ではありませんが、メジナやイサキを狙っている時に良型が掛かる可能性があります
 
狙う場所は、沖へ伸びる沈み根の先、白泡が消える場所、左右の潮がぶつかる場所、深い溝から沖へ水が抜ける場所です。足元のサラシだけで反応がない場合は、仕掛けを沖へ流し、サラシと本流が接する場所まで探ります
 
シマアジが掛かると、最初に根へ向かって走ることがあります。ドラグを緩めすぎず、竿を曲げた状態で魚の向きを変えます。魚が水面へ浮いた後も、足元の溝や岩へ向かって再び走るため、タモ網へ入るまで糸を緩めません
 
城ヶ島の磯は風向きによって波の高さが変わります。南寄りの風や沖からうねりが入る日は、普段は乾いている高い岩まで波が上がります。釣り場へ着いてすぐ先端へ進まず、波が届く高さを確認してから立ち位置を決めます
 
県立城ケ島公園には普通車207台分の駐車場があり、公園内には複数のトイレがあります。駐車場には利用時間があるため、早朝や夕方に入る場合は入出庫できる時間を確認します
 

城ヶ島岸壁

城ヶ島岸壁では、小型のアジ類に交じるシマアジから40cm級まで記録されています。磯へ入らずに狙える場所ですが、岸壁のすべてを自由に利用できるわけではありません
 
小型を狙う場合は、サビキ釣り、ウキサビキ、オキアミを使ったウキ釣りが候補です。コマセを足元へ入れ、表層、中層、底付近を順番に探ります。水面に小魚が見えても、シマアジがその下を回遊している場合があります
 
岸壁際には貝、海藻、段差があり、掛かった魚が壁沿いへ走ります。竿を岸壁と平行に倒すと糸が壁へ触れるため、竿先を沖へ向け、魚を壁から離します
 
良型を掛けた場合は、抜き上げずにタモ網を使います。シマアジは口の周囲が切れやすく、魚の重さだけで持ち上げると水面で外れます。タモ網は釣りを始める前に組み立て、手の届く場所へ置きます
 
城ヶ島岸壁は漁業、港湾作業、船の接岸に使われます。荷役中の岸壁、船の出入りを妨げる場所、係留ロープの周囲、柵やロープで区切られた場所へ入りません。作業が始まった場合は仕掛けを回収し、別の開放された場所へ移動します
 
駐車は島内の指定駐車場を利用します。岸壁の空き地、店舗の利用者専用区画、漁業者の作業場所へ車を止めません。トイレは公園や観光施設周辺で済ませてから釣り場へ向かいます
 

湯河原海浜公園

湯河原海浜公園は、千歳川河口の東側にある海沿いの公園です。岸近くへ小型の回遊魚が入ることがあり、シマアジの群れが接岸するとサビキ釣りやウキ釣りで数釣りになります
 
湯河原海浜公園では、短時間にシマアジ23匹、サバ11匹などが釣れた記録があります。シマアジだけでなく複数の小型魚が同時に釣れており、コマセへ回遊魚が集まった状況です
 
小型シマアジを狙う場合は、アジ用のサビキ仕掛けを使います。魚が見えている時も表層だけで止めず、海底まで落としてから少しずつ巻き上げ、反応が出るタナを探します
 
コマセへ魚が寄っても針を避ける場合は、サビキの針を小さくするか、空針へ小さく切ったオキアミを付けます。サバが先に掛かる場合は、仕掛けを速く沈め、中層から底付近で止めます
 
シマアジは小型でも横へ走ります。魚が掛かった後に強く合わせず、竿を曲げながら一定の速さで巻きます。複数の針に掛かった時は、巻き上げを止めると魚同士が反対方向へ走り、仕掛けが絡みます
 
湯河原海浜公園には普通車43台分の駐車場があり、24時間利用できます。駐車料金は利用する時期と時間帯で異なるため、入庫時の表示を確認します
 
公園内の通路や施設周辺では、散歩、運動、施設利用をする人がいます。後方に人がいる場所で仕掛けを振らず、釣り具とクーラーボックスで通路を塞ぎません
 

真鶴港

真鶴港では25cmのシマアジが記録されています。港内は岩礁に近く、外海から潮が入るため、小型回遊魚が接岸する時期にはサビキ釣りやウキ釣りの対象になります
 
狙う場所は、一般利用できる岸壁の足元、岸壁の角、港口から入る潮が緩む場所です。船道や係留船へ向けて遠投せず、開放された岸壁の正面と足元を探ります
 
小型を狙う場合は、サビキ仕掛けを底まで落とし、少し上げた位置で止めます。コマセを振り出した後に仕掛けを大きく動かし続けず、群れが通るタナで待ちます
 
ウキ釣りでは、オキアミを使い、海底から少し上を狙います。ウキが横へ走った場合は強く合わせず、道糸のたるみを巻き取ってから竿を立てます
 
真鶴港には漁船、魚市場、作業岸壁、係留設備があります。灯台付近や防波堤には立入禁止範囲があるため、柵、ロープ、看板の外側へ進みません
 
港の入口には、まなづる里海BASEがあり、観光案内やレンタル釣り具が用意されています。駐車場は利用条件を確認し、魚市場、店舗、漁業者の専用区画へ止めません
 


サビキ釣りで狙う方法

サビキ釣りは、春から夏に岸近くへ入る10~20cm前後のシマアジを狙いやすい釣り方です。湯河原海浜公園、米神周辺、城ヶ島岸壁などで小型の群れが入った時に使えます
 
仕掛けはアジ用サビキを使いますが、シマアジは同じ大きさのマアジより引きが強く、細いハリスでは切られることがあります。小型が中心でも、幹糸とハリスに余裕のある仕掛けを選びます
 
針は魚の大きさと付け餌に合わせます。10cm台が中心なら小型のサビキを使い、20cmを超える個体が交じる場合は針とハリスを1段階太くします。針が大きすぎると小型が掛かりにくくなるため、良型だけを想定して太くしすぎません
 
コマセを入れた直後は、仕掛けを海底まで落としてから少し巻き上げます。反応がなければ中層、表層の順に探り、最初の1匹が掛かったタナを繰り返します
 
竿を大きく上下させ続けると、サビキとコマセの位置が離れます。カゴからコマセを出した後は、小さく動かして仕掛けを止め、群れが針を追う時間を作ります
 
シマアジが掛かると、竿先が細かく震えた後に横へ走ります。強く合わせると口切れしやすいため、竿を立てながら一定の速さで巻きます
 


ウキ釣りで狙う方法

ウキ釣りは、小八幡海岸、湯河原海浜公園、真鶴港、城ヶ島岸壁などで、岸近くへ入った小型から中型のシマアジを狙えます
 
仕掛けは磯竿または延べ竿へ、ウキ、オモリ、ハリス、針を組み合わせます。付け餌にはオキアミを使い、まき餌と同じタナへ入れます
 
最初に底を取り、海底から少し上へ付け餌が入るようにウキ下を合わせます。シマアジが浮いている場合は、釣れるたびにウキ下を浅くします
 
ウキが勢いよく沈むアタリだけでなく、横へ動く、斜めに沈む、途中で止まる変化も見ます。魚が餌をくわえて手前へ泳ぐと、ウキが沈まず倒れることがあります
 
合わせは竿を大きく振り上げず、道糸を巻き取ってから竿を立てます。掛かった後は一定の力で寄せ、魚が走った時だけドラグを使います
 


ぶっ込みサビキで狙う方法

ぶっ込みサビキは、国府津海岸、小八幡海岸などの急深サーフで、沖の海底付近を回遊するシマアジを狙う釣り方です
 
投げ竿または遠投できる磯竿へ、スピニングリール、コマセカゴ、サビキ、オモリを組み合わせます。仕掛け全体が重くなるため、竿に表示された投げられる重さを超えないようにします
 
投入後はオモリを着底させ、余分な道糸を巻き取ります。波で仕掛けが動く場合はオモリを重くしますが、重くしすぎると投入時の負担と回収時の根掛かりが増えます
 
最初から同じ距離へ投げ続けず、近距離、中距離、遠距離を探ります。1匹釣れた後は同じ距離へ戻し、群れが離れる前に次のアタリを狙います
 
仕掛けを回収する時は、竿を立ててオモリを海底から離してから巻きます。海底を引きずると、石、海藻、段差へサビキが絡みます
 
サーフでは魚を掛けてからの取り込みが難しくなります。波打ち際で魚を止めず、押し寄せる波に合わせて巻き、引き波では竿の曲がりを保ちます
 


カゴ釣りで狙う方法

カゴ釣りは、江の島表磯、城ヶ島裏磯、潮通しのよい岸壁から20cm後半以上のシマアジを狙う釣り方です
 
磯竿、スピニングリール、道糸、ウキ、コマセカゴ、クッションゴム、ハリス、針を組み合わせます。付け餌にはオキアミを使い、コマセと付け餌を同じ潮へ流します
 
最初は中層から探り、餌が残る場合は少しずつ深くします。毎回ウキ下を大きく変えず、半ヒロから1ヒロずつ調整すると、反応が出るタナを見つけやすくなります
 
小魚に付け餌を取られる場合は、仕掛けを速く沈めるか、コマセを入れる場所と付け餌を入れる場所を少しずらします。小魚を手前へ寄せ、付け餌を沖の深い場所へ入れる方法も使えます
 
シマアジは掛かった直後に強く走ります。竿を立てたまま止めようとせず、走る方向へ竿先を向けて衝撃を逃がします。止まった後は一定の力で寄せ、足元で再び走った時に備えてドラグを残します
 


ウキフカセ釣りで狙う方法

ウキフカセ釣りは、江の島表磯や城ヶ島裏磯で、サラシ、沈み根、潮目を狙う釣り方です
 
コマセを少量ずつ入れ、付け餌を同じ流れへ入れます。一度に大量のコマセを入れると、シマアジが広い範囲へ散り、仕掛けと付け餌が合わなくなることがあります
 
シマアジはメジナより深いタナへ入ることがあります。表層で小型メジナやスズメダイが掛かり続ける場合は、ガン玉を追加し、付け餌を速く沈めます
 
アタリはウキが一気に沈む場合だけではありません。ウキが斜めに入り、速度を上げながら横へ移動する場合もあります。道糸のたるみを巻き取り、竿を立てる程度に合わせます
 
根の近くで掛けた場合は、魚を自由に走らせ続けません。最初の引きを竿とドラグで受け、根から離れた方向へ竿を向けます
 


シマアジのタックル

小型シマアジのサビキ釣りでは、3~4m前後の磯竿や万能竿に、2500~3000番程度のスピニングリールを合わせます。道糸はナイロン3号前後を基準にし、足場の高さと狙うサイズに合わせます
 
延べ竿のウキ釣りでは、4.5~6m前後の竿を使います。仕掛けを長くしすぎると取り込みにくくなるため、魚を掛けた後に水面から上げられる長さへ調整します
 
ぶっ込みサビキでは、遠投できる投げ竿や磯竿に、4000番前後のリールを合わせます。PEラインを使う場合は、投入時の切断と擦れを防ぐため、太めのリーダーや力糸を入れます
 
カゴ釣りとウキフカセ釣りでは、3~5号程度の磯竿を釣り場に合わせて使います。根が荒い磯や40cm級を狙う場合は、ハリスと針を太くします
 
タモ網は、岸壁や磯から良型を狙う時に必要です。シマアジは口切れしやすいため、水面から抜き上げず、魚の頭をタモ網へ向けて取り込みます
 


シマアジの釣果を狙う方法

シマアジを狙う時は、魚が回遊している距離とタナを探します。前回釣れた距離へ毎回投入するのではなく、近距離、中距離、遠距離を分けて確認します
 
サビキ釣りでは、海底、中層、表層を順番に探ります。ぶっ込みサビキでは投入距離を変え、カゴ釣りとウキフカセ釣りではウキ下と仕掛けの沈む速度を変えます
 
1匹釣れた後は、同じ距離とタナへ仕掛けを早く戻します。群れが入っている時間は短いことがあり、仕掛け交換や魚の処理に時間を掛けている間に反応が止まります
 
予備のサビキ、ハリス、針、オモリ、付け餌を取り出しやすい場所へ準備します。仕掛けが絡んだ時に解き続けず、予備へ交換して投入を続けます
 
マアジ、サバ、タカベ、小型青物が釣れ始めた時は、回遊魚が岸近くへ入っている可能性があります。ただし、ほかの魚が釣れているだけでシマアジがいるとは限りません。針の大きさ、タナ、投入距離を変えながら探します
 
朝まずめと夕まずめは候補ですが、国府津海岸では深夜から早朝、江の島表磯では日中にも実績があります。時間だけで釣行を決めず、潮が動く時間と釣り場の特徴を合わせます
 


シマアジを取り込む方法

シマアジは、体の大きさに対して引きが強い魚です。掛かった直後に横へ走り、磯や岸壁では沈み根、壁面、係留ロープへ向かいます
 
ドラグを締め切るとハリス切れや口切れが増え、緩めすぎると障害物へ入られます。竿を曲げた状態で少し糸が出る強さに調整します
 
魚が走っている間に無理に巻かず、止まった時に巻き取ります。魚の動きに合わせて巻く動作と耐える動作を分けます
 
足元で魚が見えても、すぐに水面へ引き上げません。シマアジは人影やタモ網を見て再び走ることがあります。魚の頭がこちらを向いた時にタモ網を入れます
 
サーフではタモ網を使わず、波に乗せて砂浜へ寄せます。引き波で魚を引きずると針が外れやすいため、波が押す時に巻き取ります
 


駐車場とトイレ

国府津海岸と小八幡海岸では、海岸沿いに釣り人専用の駐車場とトイレが連続しているわけではありません。駅周辺や国道沿いの時間貸し駐車場を利用し、海岸へ入る前にトイレを済ませます
 
米神周辺では、漁業者、店舗、施設の利用者専用駐車場へ止めません。道路の待避場所、海岸への出入口、漁具の前も駐車場所として使えません
 
江の島では、湘南港周辺の有料駐車場と公衆トイレを利用できます。磯へ降りてから戻るまで距離があるため、釣り場へ向かう前に済ませます
 
城ヶ島では、県立城ケ島公園や島内の指定駐車場を利用できます。県立城ケ島公園には駐車場と複数のトイレがありますが、駐車場には利用時間があります
 
湯河原海浜公園には普通車43台分の駐車場があり、24時間利用できます。料金は時期と時間帯で変わるため、現地の料金表示を確認します
 
真鶴港では、港周辺の指定された駐車場を利用します。魚市場、観光施設、店舗、漁業者の区画は、それぞれ利用条件が異なります。空いていることだけを理由に車を止めません
 


釣り場の規制と注意点

港、岸壁、防波堤は、過去にシマアジが釣れた場所でも、現在利用できるとは限りません。柵、ロープ、立入禁止看板、作業区域の表示を確認し、関係者以外立入禁止の場所へ入りません
 
真鶴港では灯台付近や防波堤に立入禁止範囲があります。城ヶ島岸壁、米神周辺でも、漁船の接岸場所、荷役作業中の岸壁、係留設備の周囲へ入れません
 
船が近づいた場合は、仕掛けが船から離れていても回収します。道糸は水面下で広い範囲へ伸びるため、船のスクリューや舵へ絡む危険があります
 
神奈川県では、魚を集める目的で集魚灯を使用できません。安全のために足元や手元を照らすライトとは区別されます。夜釣りでは海面へ強い照明を向け続けず、足元を照らすライトを使います
 
磯とサーフでは、ライフジャケットを着用します。濡れた岩、海藻の付いた場所、消波ブロック、波をかぶる低い場所へ立ちません。立入禁止区域では釣りをせず、安全に利用できる岸壁、磯、砂浜だけを選びます
 
コマセ、仕掛け、魚の血やうろこを釣り場へ残しません。岸壁へ付いたコマセは海水で流し、使用したサビキ、ハリス、針、餌の袋を持ち帰ります
 


まとめ

神奈川では、国府津海岸、小八幡海岸、米神周辺、江の島表磯、城ヶ島裏磯、城ヶ島岸壁、湯河原海浜公園、真鶴港でシマアジを狙えます
 
春後半から夏は、岸近くへ入る10~20cm前後の小型をサビキ釣りやウキ釣りで狙います。秋から初冬は、西湘サーフや潮通しのよい磯で、25~30cm前後から40cm級が候補になります
 
国府津海岸と小八幡海岸では、急深なサーフの払い出し、波の切れ目、沖の深場をぶっ込みサビキで探ります。米神周辺、湯河原海浜公園、真鶴港、城ヶ島岸壁では、足元から中層、底付近をサビキ釣りやウキ釣りで探ります
 
江の島表磯と城ヶ島裏磯では、沈み根、サラシの外側、深い溝、沖へ抜ける潮をウキフカセ釣りやカゴ釣りで狙います。良型は掛かった直後に根へ走るため、ドラグを緩めすぎず、タモ網を準備してから釣りを始めます
 
シマアジは群れが回遊している時間にアタリが集中します。1匹釣れた距離とタナへ仕掛けを早く戻し、反応が止まったら投入距離、ウキ下、仕掛けを沈める速さを変えます
 
港や岸壁では漁業と船の利用が優先されます。正規の駐車場と開放された釣り場を利用し、柵、ロープ、立入禁止看板の先へ入らず、船が近づいた時は仕掛けを回収します