海釣り&エギングガイド

神奈川の釣り場ガイド|釣果・釣り禁止情報・駐車場・トイレ


袖ケ浦海岸の釣り場

※梅沢堤防・漁港施設は立入禁止、漁業活動の妨げに注意
 
神奈川県中郡二宮町にある袖ケ浦海岸は、相模湾に面した西湘エリアの海岸です。釣り場情報では、二宮海岸、袖ヶ浦海岸、袖が浦海岸、梅沢海岸、二宮漁港海岸などの名称で扱われることがあります。この記事では、指定された袖ケ浦海岸の範囲に絞り、周辺の別釣り場は混ぜずに、海岸での釣り方、狙える魚、エギング、駐車場、トイレ、立入禁止情報を整理します
 
袖ケ浦海岸は、港内の岸壁で足元を狙う釣り場ではなく、砂浜や砂利混じりの浜から沖のブレイク、潮目、払い出し、根まわりの変化を狙うサーフの釣り場です。西湘の海岸らしく、岸近くから水深が出る場所や、波打ち際から少し先に魚の通り道ができる場所があります。投げ釣り、ちょい投げ、ルアー釣り、ショアジギング、弓角、カゴ釣り、条件が合う時のサーフエギングを組み立てられます
 
ただし、袖ケ浦海岸は海岸全体を自由に使える釣り場として考えない方がよい場所です。二宮町が管理する二宮漁港、梅沢海岸周辺は漁港区域であり、漁業者が漁業活動をする場所です。また、砂浜に突き出した梅沢堤防は立入禁止、釣り禁止として扱われています。古い釣果情報や過去のブログでは堤防からの釣りが紹介されている場合がありますが、現在の記事では釣り座として扱いません
 
袖が浦海水浴場については、砂浜を取り戻す養浜のため休止している案内があります。海水浴場としての休止と釣りの可否は同じ意味ではありませんが、海岸の復旧、漁業活動、現地看板、ロープ、フェンス、管理者の指示がある場合は、その案内を優先してください。釣りをする場合は、立入が認められている砂浜側から、ほかの海岸利用者や漁業関係者の動線を妨げない範囲で行うことが前提になります
 
袖ケ浦海岸で狙える魚は、シロギス、イシモチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、ワカシ、イナダ、サバ、ソウダガツオ、アジ、イワシ、コノシロ、メジナ、クロダイ、メバル、カサゴ、カレイ、アオリイカなどです。サーフの釣り場なので、魚の付き場は潮、波、濁り、ベイト、底質の変化によって変わります。港のように同じ足元へ仕掛けを落とし続けるより、海岸線を見ながら魚の通り道を探す釣りになります
 

主な釣りポイントと特徴

 

袖ケ浦海岸のポイント解説のイラスト

 
袖ケ浦海岸は大きく分けて「砂浜の投げ釣りエリア」「波打ち際から沖のブレイク」「根と砂地の境目」「払い出し・潮目」「梅沢川河口寄りの変化」「西湘バイパス下に近い海岸背後」の特徴で考えると組み立てやすい釣り場です
 
ここでいうポイントは、いずれも現地で立入が認められている砂浜側に限ります。梅沢堤防、テトラの危険な場所、漁具や船に関わる場所、ロープやフェンスの先は釣り場に含めません
 

砂浜の投げ釣りエリア

袖ケ浦海岸の基本になるのは、砂浜からの投げ釣りです。シロギス、イシモチ、メゴチ、ヒイラギ、フグなどが対象になります。西湘のサーフは遠投が有利になる場面もありますが、魚が波打ち際近くに寄る時もあるため、最初から遠くばかりを狙うより、近距離、中距離、沖の順に探る方が状況をつかみやすくなります
 
シロギスを狙う場合は、砂地が広がる場所、波が落ち着いている場所、仕掛けを引いた時に根掛かりが少ない筋を探します。エサはジャリメやアオイソメが使いやすく、仕掛けは軽めの天秤仕掛けから始めると扱いやすいです。アタリがない時は、同じ場所へ投げ続けるより、海岸線を少しずつ移動して魚のいる筋を探します
 
イシモチは、濁りが入った時や波気がある時に意識したい魚です。投げ釣りで底を探り、アオイソメを使います。キスよりも少し重めの仕掛けで、エサを底付近に置いて待つ釣り方が合います。波で仕掛けが流される時は、オモリを少し重くして、仕掛けの位置を安定させます
 

波打ち際から沖のブレイク

袖ケ浦海岸でヒラメ、マゴチ、シーバスを狙うなら、波打ち際から沖にかけてのブレイクを見ます。ブレイクとは、海底のかけ上がりや深くなる変化のことです。サーフでは魚がこの変化に沿って移動し、小魚や底生生物を待ち伏せすることがあります
 
ヒラメはミノー、シンキングペンシル、メタルジグ、ワームで狙います。朝夕の光量が変わる時間、ベイトが寄っている時、潮が動く時が狙い目になります。着底後に底を引きずり続けるより、底付近から少し浮かせて泳がせる方が根掛かりを減らしやすいです
 
マゴチはワームとの相性がよい魚です。ジグヘッドにシャッドテール系ワームを付け、底付近をゆっくり通します。砂地と小石、砂地と根の境目、払い出しの横、波が崩れる少し先を探ります。手前まで追ってくることもあるため、波打ち際で気を抜かず、回収直前まで丁寧に引くとよいです。
シーバスは、ベイトが岸近くに寄った時や、波と流れで払い出しができる時に狙えます。ミノーやシンキングペンシルで、潮目、波のヨレ、地形変化を横切るように引きます。波が高い日は足元の安全を優先し、無理に立ち込まないでください
 

根と砂地の境目

袖ケ浦海岸は、見た目はサーフでも、場所によって根やゴロタが絡みます。根と砂地の境目は、メジナ、クロダイ、メバル、カサゴ、アオリイカ、ヒラメ、マゴチのきっかけになる場所です
 
根まわりは魚が付きやすい反面、仕掛けを底へ入れすぎると根掛かりが増えます。投げ釣りでシロギスを狙う時は、根掛かりが多い筋を避け、仕掛けが素直に引ける砂地を探します。ルアーやエギングでは、着底時間を短めにする、手前で早めに浮かせる、根の上を通しすぎないなどの調整が必要です
 
ウキ釣りやフカセ釣りでメジナやクロダイを狙う場合は、波が穏やかで足場が安定する時だけが対象になります。磯のように足元へコマセを効かせる釣りではなく、サーフの根まわりを意識した釣りになります。波で仕掛けが押し戻される時は、無理に釣りを続けない判断も大切です
 

払い出し・潮目

サーフで釣果を分けるのが、払い出しと潮目です。払い出しは、打ち寄せた波が沖へ戻る流れです。周囲より水面がざわつく、泡が沖へ伸びる、色が少し変わる、ゴミや海藻が筋になって流れる場所は確認する価値があります
 
払い出し周辺では、ヒラメ、マゴチ、シーバス、イシモチ、青物が回ることがあります。ルアーなら、流れの中心だけでなく、流れの横や終点を通します。投げ釣りなら、仕掛けが流されすぎない範囲で、払い出しの脇を探ります
 
潮目は、潮の流れや水温、濁りが変わる境目です。小魚が集まりやすく、ワカシ、イナダ、サバ、ソウダガツオの回遊が絡むことがあります。ショアジギングや弓角では、ナブラだけを待つのではなく、潮目の方向へ投げて表層から中層を探ります
 

梅沢川河口寄りの変化

袖ケ浦海岸の西側、梅沢川河口寄りは、淡水の流れ込み、砂の掘れ、濁り、ベイトの動きが出やすい場所です。シロギス、イシモチ、ヒラメ、マゴチ、シーバスを考えやすい変化があります
 
河口周辺は、雨後に濁りが入ることがあります。濁りが強すぎる時は釣りにくくなりますが、薄い濁りはイシモチやシーバスのきっかけになることがあります。ルアーでは河口の流れが海へ出る筋、投げ釣りでは流れの脇や砂地を探ります
 
ただし、漁港区域や漁業活動に関わる場所が近くにあります。漁船、漁具、網、ブイ、作業車、地引網関係の道具がある場合は、その方向へ仕掛けを投げないでください。釣り座を決める時は、魚の気配だけでなく、漁業の作業動線も見ておく必要があります
 

西湘バイパス下に近い海岸背後

袖ケ浦海岸の背後には西湘バイパスが通っています。高架下に近い場所は、海岸利用者が休憩したり、荷物を置いたりしやすい場所として知られています。釣りをする場合も、車から海岸へ出る動線、トイレ、駐車スペースとの位置関係を把握しやすい点があります
 
ただし、海岸背後が使いやすいことと、釣り座として安全であることは別です。波が高い日、うねりが入る日、満潮前後で波が浜を広く洗う日は、荷物を置く位置にも注意が必要です。砂浜では、釣り具、クーラー、タックルボックスを波打ち際に近づけすぎないようにしてください
 

狙える主な魚種

シロギス、イシモチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、ワカシ、イナダ、サバ、ソウダガツオ、アジ、イワシ、コノシロ、メジナ、クロダイ、メバル、カサゴ、カレイ、メゴチ、ヒイラギ、フグ
 

その他

アオリイカ、コウイカ類、エイ、サメ、ボラなどが混じることがあります。袖ケ浦海岸はサーフの釣り場なので、魚種は季節と回遊に左右されます。青物はベイトの接岸が大切で、ヒラメやマゴチは地形変化、シロギスやイシモチは底質、アオリイカは根と砂地の境目やベイトの有無が目安になります
 

この釣り方で釣れます

 

投げ釣り

シロギス、イシモチ、メゴチ、ヒイラギ、フグ
→ 袖ケ浦海岸の基本になる釣り方です。砂地を探り、ジャリメやアオイソメを使います。シロギスは仕掛けをゆっくり引いて反応のある距離を探り、イシモチは少し待つ釣り方も合います。根掛かりが多い場所では、同じ方向へ投げ続けず、砂地を見つけて釣りを組み立てます
 

ちょい投げ

シロギス、メゴチ、イシモチ、小型の根魚
→ 波が落ち着いている時や、魚が岸近くに寄っている時は、遠投しなくても反応が出ることがあります。軽い天秤仕掛けで近距離を探り、手前のかけ上がりや波打ち際の少し先を確認します。ファミリーでも扱いやすい釣り方ですが、周囲に人がいる時はキャスト方向を確認してください
 

ルアー釣り

ヒラメ、マゴチ、シーバス
→ ミノー、シンキングペンシル、メタルジグ、ジグヘッドワームを使います。波打ち際、払い出し、潮目、根と砂地の境目、ベイトが見える場所を探ります。ヒラメは底付近を意識しつつ少し浮かせて通し、マゴチはワームで底近くをゆっくり探ります。シーバスは流れの変化や濁りが出た時に狙いやすくなります
 

ショアジギング

ワカシ、イナダ、サバ、ソウダガツオ、シーバス
→ 青物狙いでは、メタルジグを使って広く探ります。潮目、ナブラ、鳥の動き、ベイトの気配がある時は確認する価値があります。表層の速巻き、中層のただ巻き、底付近からのリフトを使い分けます。混雑時は横へ流れるラインが隣と重なりやすいため、釣り座の間隔を取ってください
 

弓角・サーフトローリング

ワカシ、イナダ、サバ、ソウダガツオ
→ 西湘サーフで使われることが多い釣り方です。遠投して表層から中層を速めに引き、回遊魚に見せます。小魚が追われている時や、潮目が沖に出ている時に合います。仕掛けが長くなりやすいので、後方確認をしてから投げてください
 

カゴ釣り

サバ、ワカシ、イナダ、ソウダガツオ、アジ
→ 回遊魚を狙う釣り方です。サーフで行う場合は、波や風の影響を受けやすく、仕掛けの扱いに慣れが必要です。魚が沖の潮目に付いている時は候補になりますが、混雑時や横風が強い時は仕掛けが流れて周囲と絡みやすくなります
 

ウキ釣り・フカセ釣り

メジナ、クロダイ
→ 根やゴロタが絡む場所で、波が穏やかな時に候補になります。サーフの釣り場なので、港内の岸壁際を狙う釣りとは違い、波と流れの影響を受けます。コマセを使う場合は、周辺を汚したままにせず、釣り終わりに片付けます。足元が波で洗われる時は行わないでください
 

サーフエギング

アオリイカ、コウイカ類
→ 袖ケ浦海岸でエギングをする場合は、港内エギングではなくサーフエギングとして考えます。狙う場所は、根と砂地の境目、潮が当たる場所、波が落ち着いている場所、ベイトが見える場所です。アオリイカは小魚に付くことがあり、コウイカ類は底付近で反応することがあります。ただし、根掛かりがある場所では、長く底を取り続けない方が扱いやすいです
 

袖ケ浦海岸で釣果を狙う

 

袖ケ浦海岸で釣果を狙ううえで大切なのは、サーフの変化を見つけることです。魚がどこにいるかは、岸から見える地形、波の崩れ方、潮目、払い出し、濁り、ベイトの動きで変わります
 
シロギスを狙う場合は、まず砂地を探します。仕掛けを引いた時にゴツゴツとした抵抗や根掛かりが多い場所は避け、引きやすい筋を探します。釣れた距離が分かれば、同じ距離を横に探ると群れに当たりやすくなります。エサがすぐ取られる時はフグや小魚が多い可能性があるため、針のサイズや移動距離を調整します
 
イシモチを狙う場合は、少し濁りが入った時や、波気がある時を見ます。キス狙いよりも待つ釣りが合う場面があり、竿先に出るアタリを見ながら食い込みを待ちます。夜や朝夕に狙う人もいますが、暗い時間は波打ち際の変化が見えにくくなるため、立ち位置を固定しすぎないようにしてください
 
ヒラメやマゴチを狙う場合は、波打ち際の少し先、払い出し、底の変化を探ります。サーフでは手前に魚が付くこともあるため、ルアーを最後まで丁寧に引くことが大切です。ベイトが見える時、鳥が低く飛ぶ時、水面に小魚が跳ねる時は、フラットフィッシュやシーバスの反応が出る可能性があります
 
青物を狙う場合は、ショアジギング、弓角、カゴ釣りが候補になります。ワカシ、イナダ、サバ、ソウダガツオは回遊次第です。ナブラがなくても、潮目がはっきりしている時や、沖に鳥が集まる時は確認します。反応がなければ、表層だけでなく中層、底付近までレンジを変えます
 
メジナやクロダイを狙う場合は、根が絡む変化を見ます。サーフの中に根やゴロタがある場所では、餌釣りで反応が出ることがあります。ただし、底を引きずる仕掛けは根掛かりしやすくなります。ウキ釣りやフカセ釣りでは、波が落ち着いた日に無理のない範囲で行います
 
アオリイカを狙う場合は、ベイトが入る時、根と砂地の境目に潮が当たる時、波が静かな時を見ます。袖ケ浦海岸は常夜灯のある港内ではないため、暗い時間に足場のよい岸壁から狙う釣りとは違います。サーフでの立ち位置、波、根掛かり、後方の安全を見ながら、条件が合う時だけ組み立てる釣りになります

 

エギング情報

袖ケ浦海岸でエギングをする場合、主な対象はアオリイカです。釣果情報ではアオリイカが候補に入り、条件が合えばコウイカ類も意識できます。ただし、袖ケ浦海岸は港内の明暗、船道、係留船、足元の深場を狙うエギングとは違い、サーフエギングとして考える必要があります
 
狙う場所は、根と砂地の境目、払い出しの横、潮が当たる場所、ベイトが見える場所、波が落ち着く場所です。アオリイカは小魚に付くことがあり、サーフでもベイトが接岸する時は確認する価値があります。沖に潮目が出ている時は、回遊するイカを意識できます
 
エギは3号前後を中心に、秋の小型が多い時は小さめ、春の良型を意識する時は3.5号前後も候補になります。サーフでは飛距離が必要になる場面があるため、風を受けにくいタイプや、沈下姿勢が安定するエギを選ぶと扱いやすいです。根が多い場所では、着底後に長く放置せず、早めに持ち上げます
 
コウイカ類を意識する場合は底付近を探りますが、袖ケ浦海岸は根掛かりが出る場所があります。底を取り続ける釣り方だけでなく、カウントを短くして中層から底付近を探る方法も考えます。波が高い時は、エギが波に押されて手前で根に掛かりやすくなります
 
サーフエギングでは、後方確認が大切です。海岸利用者、散歩の人、地引網関係者、釣り人が背後や横を通ることがあります。エギはカンナがむき出しの仕掛けなので、キャスト前に周囲を見て、人が近い時は投げないようにしてください。墨跡や過去の釣果だけで釣り座を決めず、現地の立入可否と安全を先に確認します
 

施設・アクセス情報

駐車場
袖ケ浦海岸周辺では、梅沢川河口付近や梅沢海岸側に駐車スペースがある情報があります。紹介されている場所は、一般的な有料駐車場というより、二宮町が管理し、漁業活動に支障がない範囲で利用されている空地として扱われることがあります。利用できる場合でも、漁業関係者の作業、網、船、作業車の出入りを妨げないことが前提です
 
駐車台数や開放状況は変わる場合があります。路上駐車、砂地での無理な乗り入れ、作業場所への駐車は避けてください。砂地に近い場所では、車がスタックすることもあります。雨後や砂が柔らかい時は、駐車位置を慎重に選ぶ必要があります
 

トイレ

袖ケ浦海岸、梅沢海岸周辺にはトイレがある情報があります。駐車スペースの近くにトイレがあるため、サーフ釣りとしては利用しやすい環境です。ただし、釣り人だけの施設ではありません。海岸利用者、散歩の人、地引網やバーベキュー利用者も使うため、釣り具、エサ、コマセ、魚の処理で汚さないようにしてください
 
長時間釣行をする場合は、釣りを始める前にトイレの位置を確認しておくと動きやすくなります。夜釣りでは足元が暗くなるため、ヘッドライトを持参してください
 

周辺

袖ケ浦海岸周辺には、西湘バイパス、国道1号、二宮駅方面の市街地、海岸利用者向けの動線があります。観光地引網が行われる場所としても知られ、海岸には釣り人以外の利用者もいます。釣り具や荷物を広げる場合は、人の通行や車の動線をふさがないようにしてください
 
釣り具は、サーフ用の長めの竿、投げ釣り仕掛け、メタルジグ、ミノー、ワーム、エギ、予備リーダー、プライヤー、フィッシュグリップ、ライフジャケットを用意すると対応しやすいです。サーフは波で魚を取り込みにくいことがあるため、無理に波打ち際へ入りすぎないようにします
 

所在地

神奈川県中郡二宮町二宮・山西周辺
 

アクセス

公共交通では、JR東海道本線の二宮駅から海岸方面へ向かいます。袖が浦海岸側は駅から徒歩で向かいやすい距離にあり、梅沢海岸側へ釣り座を取る場合はさらに西側へ歩く形になります。電車釣行では、投げ竿やクーラーを持つと移動距離が負担になるため、荷物を絞ると動きやすくなります
 
車の場合は、国道1号方面から二宮町の海岸側へ入ります。住宅地を通る細い道があり、海岸入口が分かりにくい場所もあるため、歩行者や地元車両に注意してください。駐車できる場所が限られるため、混雑時は無理に海岸近くへ入り込まない方がよいです
 

注意事項

立入・釣り禁止情報
袖ケ浦海岸で特に注意したいのは、梅沢堤防と漁港施設です。梅沢堤防は立入禁止、釣り禁止として扱われており、釣り座にしないでください。また、二宮漁港、梅沢海岸周辺は漁港区域で、漁業者が漁業活動をする場所です。漁具、網、船、作業車、ロープ、ブイ、地引網関係の道具がある場所では、仕掛けを入れないようにしてください
 
過去の釣果情報を見る時は、堤防や突堤からの釣りが紹介されていないか確認してください。古い情報で釣れていた場所でも、現在は立入や釣りができない場合があります。現地看板、ロープ、フェンス、管理者の指示を優先してください
 

安全面

袖ケ浦海岸はサーフの釣り場です。波、うねり、離岸流、急なかけ上がり、足元の砂の崩れ、根やゴロタでのつまずきがあります。釣りをする時は、ライフジャケット、滑りにくい靴、ヘッドライト、予備の防寒具を用意してください
 
波が高い日やうねりが入る日は、サーフでの釣りは危険が増えます。波打ち際に立ち込みすぎると、戻り波で足を取られることがあります。魚を取り込む時も、波に合わせて無理なく寄せ、足元を見ながら行動してください
 

マナー

袖ケ浦海岸では、ごみの不法投棄や火の扱いに関する注意が出ています。釣り具、切れたライン、針、ルアーパッケージ、エサの容器、弁当ごみ、飲料容器は持ち帰ってください。直火、火のついた炭の埋設、周辺を汚したまま帰る行為は避けてください
 
海岸は釣り専用施設ではありません。漁業者、散歩の人、地引網関係者、海岸利用者が同じ場所を使います。仕掛けを投げる前に前後左右を確認し、人が近い時は投げないようにしてください。混雑時は竿を大きく振る釣り方を控え、隣との距離を取れる場所を選びます
 
袖ケ浦海岸は、サーフらしい開放感があり、シロギスやイシモチの投げ釣り、ヒラメやマゴチのルアー釣り、ワカシやイナダを狙うショアジギング、条件が合う時のアオリイカ狙いまで考えられる釣り場です。砂浜、払い出し、潮目、根と砂地の境目を見ながら釣りを組み立てる場所で、港内の足元釣りとは違う面白さがあります
 
一方で、梅沢堤防は立入禁止、釣り禁止であり、二宮漁港、梅沢海岸周辺は漁港区域として漁業活動が行われる場所です。袖ケ浦海岸で釣りをするなら、立入が認められている砂浜側を対象にし、漁業の邪魔をせず、海岸利用のルールを守ることが大切です。釣果だけを見て場所を選ぶのではなく、現地で使える場所と安全な釣り方を確認したうえで、サーフの魚を狙ってください
 


大磯港の釣り場

※東防波堤・漁業区域内・消波ブロック・西防波堤の釣り場以外など、立入禁止・釣り禁止場所あり
 
神奈川県中郡大磯町にある大磯港は、相模湾に面した港です。JR大磯駅から徒歩圏内にあり、町営駐車場、トイレ、港湾管理事務所、OISO CONNECTなどの施設がまとまっているため、神奈川の港釣り場の中でもアクセスしやすい場所です。車でも西湘バイパス大磯港インターから近く、電車釣行と車釣行のどちらでも使いやすい港です
 
ただし、大磯港は港全体で自由に釣りができる場所ではありません。大磯港には、釣りができる場所、釣り方に制限がある場所、立入禁止の場所、漁業区域として釣りができない場所があります。特に東防波堤は立入禁止区域です。漁業区域内も釣り禁止です。西防波堤は釣り場として利用できる区間がありますが、利用時間と釣り方に制限があります
 
釣りをする場合は、現在の現地表示、港湾管理者の案内、フェンス、門扉、ロープ、看板を先に確認してください。過去の釣果情報や古い釣り場紹介では、現在入れない場所が釣り場として扱われていることがあります。大磯港では、古い釣果写真、墨跡、動画、ブログの情報より、現地看板と現在の港のルールを優先してください
 
大磯港で狙える魚は、アジ、イワシ、サバ、カマス、メジナ、クロダイ、カサゴ、メバル、シロギス、ハゼ、メゴチ、イシモチ、カレイ、ヒラメ、ウミタナゴ、ベラ、アイゴ、フグなどです。港内の小魚をサビキ釣りで狙う釣り、足元の変化を胴突きやブラクリで探る釣り、砂地をちょい投げで探る釣り、明暗やベイトをライトゲームやエギングで見る釣りがあります
 
大磯港は、ファミリーフィッシング向きの足場がある一方で、場所ごとのルールがはっきりした港です。特に西防波堤釣り場は、投げ釣り、まきえさ、コマセ、ルアー、掛針での釣りが禁止されています。西防波堤で釣る場合は、足元中心のエサ釣りが基本です。サビキ釣り、エギング、ライトゲーム、ちょい投げをどこでも行える港ではありません
 

主な釣りポイントと特徴

 

大磯港のポイント解説のイラスト

 
大磯港は大きく分けて、「中央岸壁周辺」「西防波堤釣り場」「港内の足元岸壁」「船道・港口寄りの変化」「明暗・潮のヨレ」「釣り禁止・立入禁止区域」の特徴で考える釣り場です
 
ここでいうポイントはすべて、現地で釣りが認められている範囲に限ります。東防波堤、漁業区域内、船溜まり、消波ブロック、フェンスや門扉の先、作業場所、釣り場として指定されていない西防波堤の場所では釣りをしないでください。大磯港は漁港機能と観光利用が重なる場所なので、魚が釣れそうに見える場所でも、釣りが認められていない場所は対象外です
 

中央岸壁周辺

大磯港で釣り場として扱われることが多いのが、港内の中央岸壁周辺です。足場が比較的取りやすく、サビキ釣り、ちょい投げ、ウキ釣り、ライトゲーム、足元の探り釣りを組み立てやすい場所です。港内側は水深があり、足元から小魚が回ることもあります
 
サビキ釣りでは、アジ、イワシ、小サバ、サバが主な対象になります。朝夕の時間帯や小魚が港内に入っている時は、足元付近でも反応が出ます。群れが見えない時は、仕掛けのタナを変え、表層、中層、底寄りを探ります。コマセを使う場合は、釣りが認められている場所か、使用が制限されていない場所かを確認してください
 
ちょい投げでは、シロギス、メゴチ、ハゼ、イシモチ、ヒイラギ、ベラなどが候補になります。大磯港周辺は砂地や砂泥底の要素があり、港内の底を探る釣りと相性があります。ただし、港内は船の出入りや係留物があるため、遠くへ投げればよい場所ではありません。人の通行、船道、ロープ、ほかの釣り人の仕掛けを避け、投げてよい場所だけで短い距離を探ります
 
ライトゲームでは、アジ、カマス、メバル、カサゴ、小型回遊魚を狙います。明暗の境目、潮のヨレ、岸壁際、ベイトが見える場所が狙い目になります。カマスは回遊次第で反応が出る魚なので、同じ場所で長く粘るよりも、港内の変化を見ながら反応するレンジを探る釣りになります
 
中央岸壁周辺は人気が出やすい場所です。サビキ釣り、ちょい投げ、ライトゲーム、ウキ釣りが同じ岸壁で重なると、仕掛けの流れやキャスト方向が干渉しやすくなります。釣り座を決める時は、先に入っている人の釣り方を見て、無理なく竿を出せる場所だけを選んでください
 

西防波堤釣り場

大磯港の西防波堤は、利用時間が決められている釣り場です。月によって開放時間が変わり、荒天時や管理者が危険と判断した場合は閉鎖されることがあります。門扉が閉まっている時、波がかぶっている時、強風時、閉鎖案内が出ている時は入れません
 
西防波堤は、富士山や湘南平を望める遊歩道としての性格もあります。港内側が釣り場として利用できる区間ですが、釣り方の制限が強い場所です。西防波堤の釣り場では、投げ釣り、まきえさ、コマセ、ルアー、掛針での釣りが禁止されています。消波ブロックに登って釣ることや、釣り場以外で釣りをすることも禁止されています
 
この場所で釣るなら、足元を狙う胴突き仕掛け、ブラクリ、軽いエサ釣りが中心になります。カサゴ、メバル、ウミタナゴ、小型メジナ、ベラ、フグなどを足元の変化で狙います。投げられない場所なので、広く探る釣りではなく、岸壁際、基礎、足元の影、潮が当たる場所を細かく見る釣りになります
 
サビキ釣りをしたい場合も、西防波堤ではコマセの使用が禁止されています。港内の別の釣り可能場所で、現地ルール上問題がない範囲を選んでください。過去の情報だけで西防波堤にコマセを持ち込むと、現行ルールに合わない釣りになります
 
西防波堤は時間外の立ち入りも禁止されています。門扉が閉まっている時、荒天で閉鎖されている時、白波がかぶっている時は入らないでください。柵を越える、消波ブロックに乗る、釣り座を広げて通行を妨げる行動も避けてください
 

港内の足元岸壁

大磯港の足元岸壁は、カサゴ、メバル、クロダイ、ウミタナゴ、小型メジナ、ベラ、フグを狙える場所です。岸壁の継ぎ目、段差、影、足元の基礎、潮が当たる場所に魚が付くことがあります
 
胴突き仕掛けでは、アオイソメ、オキアミ、魚の切り身などを使い、足元を上下に探ります。ブラクリでは、岸壁際や底の変化を短く探ります。根魚狙いでは同じ場所に仕掛けを落とし続けるより、反応がない時は数メートルずつ移動し、変化のある場所を探す方が釣りやすいです
 
ヘチ釣りではクロダイを意識できます。大磯港のような港では、岸壁際に貝類、カニ、小魚、エビなどが絡み、クロダイが足元に付くことがあります。落とし込みやヘチ釣りでは、仕掛けを静かに落とし、ラインの変化や止まり方を見ます。船やロープの近くは魚が付きそうに見えても、仕掛けを入れる場所ではありません
 
足元狙いは、投げ釣りが制限される場所でも成立しやすい釣りです。ただし、釣り禁止場所や立入禁止場所であれば、足元狙いでも釣りはできません。釣り方ではなく、まず場所の可否を確認してください
 

船道・港口寄りの変化

大磯港では、港の入口寄りや船道に近い場所に潮の変化が出ます。アジ、サバ、カマス、メジナ、クロダイ、ヒラメ、シーバス、アオリイカなどは、潮の動きや小魚の入り方で反応が変わります
 
サビキ釣りでは、港内に群れが入った時に足元から少し沖のタナを探ります。ちょい投げでは、砂地や砂泥底を探り、シロギス、メゴチ、ハゼ、イシモチを狙います。ライトゲームでは、潮のヨレ、ベイトが溜まる場所、明暗の境目を通します
 
船道に近い場所では、船の通行が最優先です。仕掛けを流しっぱなしにしない、船が近づく前に回収する、係留ロープや漁船の進路へ仕掛けを入れないことが必要です。特にウキ釣りやルアー、エギングは仕掛けが広く流れやすいため、港の動きを見てから行ってください
 

明暗・潮のヨレ

大磯港では、朝夕や夜に明暗ができる場所も釣りの目安になります。小魚が明かりに寄ると、アジ、カマス、メバル、シーバス、アオリイカが反応することがあります
 
アジングでは、ジグヘッドとワームで明暗の境目をゆっくり通します。カマス狙いでは、小型ミノー、ジグヘッド、軽いメタルジグなどが候補になります。カマスは群れで入ると短時間で反応が出ますが、いない時は反応が薄い魚です。ベイトの有無、水面のざわつき、足元の小魚を見ながら釣ります
 
メバルやカサゴは、明暗の中でも岸壁際や影を狙います。強く動かすよりも、ゆっくり見せる釣りが合う場面があります。足元付近はロープや段差が多く、夜は見落としやすいため、ヘッドライトと滑りにくい靴が必要です
 
エギングでも、明暗と潮のヨレは重要です。アオリイカは小魚に付いて港内へ入ることがあります。潮が止まっている時間より、ゆっくりでも水が動く時間、ベイトが見える場所、岸壁の角、港口に近い変化を見ます
 

釣り禁止・立入禁止区域

大磯港で必ず確認したいのが、釣り禁止・立入禁止区域です。漁業区域内は漁業活動の妨げになるため釣り禁止です。東防波堤は立入禁止区域です。西防波堤では、釣り場として指定された場所だけが対象で、利用時間外の立ち入り、消波ブロックへの立ち入り、柵を越える行為、釣り場以外での釣りは禁止されています
 
過去の釣り場情報では、東防波堤や消波ブロック周辺がポイントとして紹介されていることがあります。しかし、現在のルールで立入禁止とされている場所は釣り場ではありません。釣果写真、墨跡、古いブログ、動画の情報より、現地看板と公式案内を優先してください
 
大磯港は、釣り人だけの港ではありません。漁業者、港湾関係者、観光客、散策者、施設利用者が行き来します。釣り禁止場所での釣りは、事故やトラブルだけでなく、釣り場全体の利用継続にも影響します。釣りができる範囲だけを選んでください
 

狙える主な魚種

アジ、イワシ、小サバ、サバ、カマス、メジナ、クロダイ、カサゴ、メバル、シロギス、ハゼ、メゴチ、イシモチ、カレイ、ヒラメ、ウミタナゴ、ベラ、アイゴ、フグ
 

その他

アオリイカ、シーバス、マゴチ、小型青物、マダコ、ソゲ、エイ、ウミヘビ類などが混じることがあります。大磯港は相模湾に面した港なので、港内の小魚の入り方、潮の動き、季節によって釣れる魚が変わります
 
春から初夏は、シロギス、メゴチ、メバル、カサゴ、アオリイカが候補になります。夏から秋は、アジ、イワシ、小サバ、カマス、シロギス、ハゼ、メジナ、クロダイが狙いやすくなります。冬は、カサゴ、メバル、ウミタナゴ、メジナ、カレイなどを意識できます
 
ただし、魚種だけで釣り場を選ばないことが大切です。特に大磯港は、西防波堤の釣り方制限、東防波堤の立入禁止、漁業区域内の釣り禁止があります。釣りたい魚より先に、釣ってよい場所と、その場所で認められている釣り方を確認してください
 

この釣り方で釣れます
 
サビキ釣り

アジ、イワシ、小サバ、サバ
→ 港内の釣り可能な岸壁で扱いやすい釣り方です。小魚が入っている時は足元でも反応が出ます。群れが見えない時は、タナを変え、表層から底寄りまで探ります。朝夕は回遊が入りやすく、日中でも港内に群れが残っていれば釣れます。西防波堤ではコマセ使用が禁止されているため、サビキ釣りをする場所は現地ルールに合わせて選んでください
 
サビキ釣りで大切なのは、魚がいる層を探ることです。表層に小魚が見えていても、アジは少し下の層にいることがあります。イワシや小サバが多い時は表層から中層、アジを狙う時は中層から底寄りも確認します。群れが入っていない時は、コマセを入れても反応がないことがあります
 
ファミリーで釣る場合は、仕掛けを長くしすぎない方が扱いやすいです。隣との距離が近い時は、竿を大きく振らず、足元へ静かに落とす釣り方にします。針が多い釣りなので、子どもがいる場合は仕掛けの回収時に周囲を確認してください
 

ウキ釣り・フカセ釣り

メジナ、クロダイ、ウミタナゴ、アイゴ
→ 岸壁際、潮が当たる場所、港口寄りの水が動く場所を狙います。メジナは中層で反応することがあり、クロダイは底寄りや岸壁際で食うことがあります。コマセを使う場合は、場所ごとの使用可否を確認してください。西防波堤ではまきえさ、コマセの使用が禁止されています
 
ウキ釣りでは、最初から深く入れすぎず、魚の反応するタナを探ります。ウミタナゴや小型メジナは中層で食うことがあり、クロダイは底寄りや岸壁際で反応することがあります。潮が緩い時は仕掛けがなじみにくく、エサ取りに先に食われることもあります
 
アイゴが釣れることもあるため、魚を素手でつかまないようにしてください。毒のあるヒレを持つ魚が混じる可能性があります。魚つかみ、プライヤー、ハサミを用意しておくと安全です
 

胴突き・ブラクリ

カサゴ、メバル、ベラ、ウミタナゴ、フグ
→ 足元の岸壁際、基礎、段差、影、底の変化を狙う釣りです。大きく投げる必要がなく、近距離を探れます。西防波堤のように投げ釣りやルアーが禁止されている場所では、ルールの範囲内で足元のエサ釣りを組み立てる形になります。消波ブロックに乗って穴釣りをすることは避けてください
 
胴突き仕掛けは、底付近を探る釣りに向いています。アオイソメやオキアミを使い、岸壁の際へ落として反応を見ます。ブラクリは、足元の変化を短く探る時に使いやすい仕掛けです。根魚は同じ場所で釣り続けるより、数メートルずつ移動して探る方が反応を拾いやすくなります
 
小型のカサゴやメバルが続く時は、釣り続ける場所を変える方がよいです。根魚は成長が遅い魚も多く、必要以上に持ち帰らない意識も大切です。港内で釣る場合は、仕掛けを係留ロープや船側へ入れないようにしてください
 

ヘチ釣り・落とし込み

クロダイ、カサゴ、メバル
→ 岸壁際に仕掛けを落として、クロダイや根魚を狙います。カニ、貝、オキアミ、虫エサなどが候補になります。仕掛けを遠くへ投げないため、港の釣りでは扱いやすい釣り方です。ただし、係留船、ロープ、漁業区域、作業場所の近くでは行わないでください
 
ヘチ釣りでは、仕掛けを静かに落とすことが大切です。岸壁際に魚が付いている場合、足音や影で魚が離れることがあります。落とした仕掛けが途中で止まる、ラインが横に動く、着底前に違和感が出る場合は、魚が触っている可能性があります
 
クロダイ狙いでは、潮の動き、濁り、岸壁の影、船道に近い変化を見ます。港内は見た目以上に足元へ魚が入ることがあるため、遠くへ投げずに成立する釣りです
 

ちょい投げ

シロギス、ハゼ、メゴチ、イシモチ、ヒイラギ、ベラ
→ 砂地や砂泥底を探る釣りです。大磯港では港内の底物狙いとして候補になります。アオイソメやジャリメを使い、底をゆっくり探ります。船道、係留物、人の通行がある場所では投げないでください。西防波堤では投げ釣りが禁止されているため、ちょい投げも行わないでください
 
ちょい投げは、遠投よりも底の変化を探る釣りです。仕掛けを入れたら、少し待ってからゆっくり引き、止める時間を作ります。シロギスやメゴチは砂地、ハゼは港内の緩い場所、イシモチは濁りや夕方に反応が出ることがあります
 
港内でちょい投げをする場合は、周囲の安全確認が必要です。後ろを人が歩く場所、隣と距離が近い場所、船の出入りがある場所では投げないでください。仕掛けを短く扱い、投げられる方向と距離を抑えることが大切です
 

ライトゲーム

アジ、カマス、メバル、カサゴ、小型回遊魚
→ ジグヘッドとワーム、小型プラグ、軽いメタルジグで港内を探ります。明暗、潮のヨレ、岸壁際、ベイトが見える場所が狙い目です。カマスは朝夕や夜に回ることがあり、反応が出る時は短時間で釣れることがあります。西防波堤ではルアー釣りが禁止されているため、ライトゲームは行わないでください
 
アジングでは、軽いジグヘッドで表層から中層を探ります。アジは同じ場所に見えても、レンジが合わないと反応が出にくい魚です。カウントを変え、巻き速度を変え、明暗の境目を通します
 
カマス狙いでは、ワームだけでなく小型ミノーや軽いメタルジグも候補になります。群れがいる時は反応が早く、いない時は見切る判断も必要です。メバルやカサゴを狙う時は、岸壁際や影をゆっくり通します
 

泳がせ釣り

ヒラメ、シーバス、マゴチ、青物
→ サビキで釣れた小魚をエサにして狙う釣りです。港内にベイトが多い時は、ソゲ、ヒラメ、シーバス、小型青物が反応することがあります。ただし、泳がせ釣りは仕掛けを広く流すことがあり、船道や隣の釣り人と干渉しやすい釣りです。混雑時や船の出入りが多い場所では控えてください
 
泳がせ釣りでは、エサの小魚を弱らせないことが大切です。アジやイワシが釣れた場合でも、弱ってすぐに動かなくなると反応が落ちます。港内では流れが緩い時間もあるため、仕掛けがどこへ流れているかを常に確認します
 
ヒラメやマゴチを意識する場合は、底付近を探ります。シーバスや小型青物を意識する場合は、中層や表層で小魚が追われている状況を見ます。釣り座が混雑している時は無理に行わない方が安全です
 

エギング

アオリイカ
→ 大磯港では、港内にベイトが入る時、潮が動く時、明暗が絡む時間にアオリイカを意識できます。エギングはキャスト範囲が広く、シャクリで竿を動かす釣りなので、混雑時や人の通行が多い場所ではやりにくくなります。西防波堤ではルアー釣りが禁止されているため、エギングは行わないでください。釣り可能な岸壁で、キャスト方向に人、船、ロープがない時だけ組み立てます
 
エギングでは、岸壁の角、明暗、潮のヨレ、ベイトが見える場所を確認します。アオリイカは底だけでなく中層に浮くこともあります。港内ではロープや障害物があるため、毎回長く沈めるより、カウントを調整して中層から底付近を探ります
 
秋は2.5号から3号前後、春は3.5号前後が候補になります。浅い場所や障害物が多い場所では、沈下の遅いタイプを使い、手前で早めに浮かせて回収します。墨跡があっても、現在釣りが認められている場所かどうかを先に確認してください
 

大磯港で釣果を狙う

 

大磯港で釣果を狙ううえで大切なのは、「釣れる場所」より先に「釣ってよい場所」を確認することです。大磯港は釣り場として人気がありますが、東防波堤は立入禁止、漁業区域内は釣り禁止、西防波堤は時間と釣り方の制限があります
 
アジやイワシを狙う場合は、港内の釣り可能な岸壁でサビキ釣りをします。群れが入れば足元でも反応します。反応がない時は、タナを変え、コマセの効き方を見ます。小魚が見える時、水面がざわつく時、鳥が港内を見ている時は確認する価値があります
 
カマスを狙う場合は、朝夕や夜のライトゲームが候補になります。小型ワーム、ミノー、軽いメタルジグを使い、明暗と潮のヨレを通します。カマスは群れの入り方で釣果が変わるため、同じ場所で反応がない時は、ベイトの見える場所へ移動します
 
シロギスやメゴチを狙う場合は、ちょい投げで砂地や砂泥底を探ります。大きく投げるより、底を取り、ゆっくり引いて魚のいる場所を探る釣りになります。西防波堤では投げ釣りが禁止されているため、釣り可能な場所で行ってください
 
カサゴやメバルを狙う場合は、足元の岸壁際を探ります。胴突き、ブラクリ、ジグヘッドで、岸壁の継ぎ目、段差、影、底の変化を見ます。根魚は同じ場所で釣り続けると反応が落ちやすいため、小型が多い時は無理に持ち帰らず、必要な分だけを考えて釣るとよいです
 
クロダイやメジナを狙う場合は、ウキ釣り、フカセ釣り、ヘチ釣りが候補になります。メジナは中層、クロダイは岸壁際や底寄りを意識します。コマセを使う場合は、場所ごとの使用可否を確認してください。西防波堤ではコマセが禁止されているため、コマセ釣りはできません
 
アオリイカを狙う場合は、港内のベイト、潮の動き、明暗、岸壁の角を見ます。エギングは釣り場の自由度が高い釣りに見えますが、大磯港では場所の制限を先に見る必要があります。西防波堤ではルアー釣りが禁止されているため、エギングも避けてください

 

エギング情報

大磯港でエギングをする場合、狙いはアオリイカです。相模湾側の港なので、春の良型、秋の小型を意識できます。港内に小魚が入り、潮が動く時間はエギングの候補になります
 
狙う場所は、釣りが認められている岸壁の角、港内の明暗、潮のヨレ、ベイトが見える場所です。アオリイカは底だけでなく中層に浮くこともあるため、港内では毎回底まで沈め続けるより、水深、潮、障害物に合わせてカウントを調整します
 
秋は2.5号から3号前後のエギで、小型のアオリイカを探りやすくなります。春は3.5号前後も候補になります。浅い場所、海藻がある場所、ロープや障害物がある場所では、沈下の遅いタイプを使い、手前で早めに浮かせて回収します
 
大磯港のエギングで注意したいのは、西防波堤ではルアー釣りが禁止されている点です。西防波堤の利用ルールでは、ルアー及び掛針での釣りが禁止されています。エギングはエギをキャストしてシャクる釣りなので、西防波堤釣り場では行わないでください
 
また、東防波堤は立入禁止区域です。過去のエギング情報、墨跡、釣果写真があっても、現在の立入禁止場所には入らないでください。エギングは釣果よりも、場所の可否とキャスト方向の安全確認が先です
 
混雑時のエギングも注意が必要です。サビキ釣りの人が多い場所、子ども連れが多い場所、通行人が後ろを歩く場所では、エギのキャストやシャクリが危険になります。隣との距離が近い時は、無理に投げず、空いているタイミングだけにしてください
 

施設・アクセス情報

大磯港は、釣り場としてだけでなく、港湾施設、観光施設、飲食・物販施設がまとまった場所です。駐車場、トイレ、OISO CONNECT、港湾管理事務所が近くにあり、初めて行く人でも場所を把握しやすい港です
 
一方で、施設が多いということは、釣り人以外の利用者も多いということです。駐車場、トイレ、通路、施設前のスペースは、観光客や散策者も利用します。釣り道具を広げすぎず、港の本来の利用を妨げないようにしてください
 

駐車場

大磯港には町営駐車場があります。第一駐車場と第二駐車場があり、普通車だけでなく、大型車や自動二輪車の利用区分もあります。駐車場は釣り人だけでなく、港周辺の観光客、OISO CONNECT利用者、散策者も利用します
 
駐車場には開場時間があり、季節によって時間が変わります。早朝や夜釣りで利用する場合は、入庫できる時間を確認してください。出庫は可能でも、入庫時間が限られる場合があります。釣行前に、入庫時間、料金、利用できる駐車場を確認しておくと安心です
 
週末やイベント時は、駐車場が混雑しやすくなります。港周辺の道路も混み合うことがあります。路上駐車、作業場所への駐車、漁業関係者の動線をふさぐ停め方は避けてください。釣り座に近い場所へ停めたい気持ちがあっても、指定された駐車場を利用してください
 

トイレ

大磯港周辺にはトイレがあります。駐車場側の公衆トイレ、港周辺施設、OISO CONNECTの施設利用時間内のトイレなどを確認できます。ファミリーフィッシングや長時間の釣行では、釣りを始める前にトイレの場所と利用時間を確認しておくと安心です
 
夜釣りや早朝釣行では、施設内トイレが使えない時間帯があります。施設の営業時間に左右されるトイレを前提にせず、公衆トイレの場所も確認してください
 
トイレでは、釣り具、コマセ、魚の処理で洗面台を汚さないようにしてください。港のトイレは釣り人だけの設備ではなく、観光客や施設利用者も使います。コマセや魚の血、針、仕掛けを残さないようにしてください
 

周辺

大磯港周辺には、港湾管理事務所、OISO CONNECT、飲食施設、物販施設、駐車場があります。OISO CONNECTは、大磯港にある賑わい創出施設で、物販施設やレストランを利用できます。釣行前後の食事や買い物にも使いやすい場所です
 
ただし、釣具店やエサ店が釣り座のすぐ近くにある前提で行くより、必要なものは事前に準備しておく方が安全です。サビキ釣りでは、コマセ、替え針、水汲みバケツ、魚つかみ、ゴミ袋を用意します。ちょい投げでは、天秤、オモリ、替え針、アオイソメやジャリメを用意します
 
エギングやライトゲームでは、予備リーダー、スナップ、エギ、ジグヘッド、ワーム、ヘッドライト、タモを用意してください。港内は足場がよく見えても、抜き上げにくい魚やイカが掛かることがあります
 

所在地

神奈川県中郡大磯町大磯
 

アクセス

公共交通の場合は、JR東海道線大磯駅から徒歩で大磯港へ向かえます。駅から港まで徒歩圏内なので、電車釣行もしやすい釣り場です。ただし、釣り道具が多い場合は、ロッドケース、クーラー、バッカンをまとめ、歩きやすい荷物にしてください
 
車の場合は、西湘バイパス大磯港インターから大磯港へ向かうルートが使いやすいです。国道1号から向かう場合は、大磯駅入口信号や照ヶ崎海岸入口信号を目安に港へ入ります。観光客やイベント利用者が多い日には、港周辺道路や駐車場入口が混みやすくなります
 

注意事項
立入・釣り禁止情報

大磯港では、漁業区域内は釣り禁止です。東防波堤は立入禁止区域です。西防波堤では、釣り場として指定された場所だけが対象で、利用時間外の立ち入り、消波ブロックへの立ち入り、柵を越える行為、釣り場以外での釣りは禁止されています
 
西防波堤の釣り場では、投げ釣り、まきえさ、コマセ、ルアー、掛針での釣りが禁止されています。サビキ釣り、エギング、ライトゲーム、投げ釣りを西防波堤で行うと、現地ルールに合わない釣りになります
 
古い釣果情報や動画では、現在立入禁止になっている場所が釣り場として出てくることがあります。大磯港では、過去の情報よりも現地の看板と公式案内を優先してください
 

安全面

大磯港は足場が取りやすい場所もありますが、海に面した港です。岸壁の段差、濡れた足場、強風、波、船の引き波、夜間の暗さがあります。ライフジャケット、滑りにくい靴、ヘッドライト、タモを用意してください
 
西防波堤は、荒天時に閉鎖されることがあります。波が高い時、風が強い時、白波がかぶっている時、門扉が閉まっている時は入らないでください。釣り座に波が届く状態では、足元が安全に見えても危険です
 
夜釣りでは、足元のロープ、段差、係留物、車の動き、人の通行が見えにくくなります。ヘッドライトを使いながら、周囲へ強い光を向け続けないようにしてください。魚を追って移動する時ほど、足元の確認が必要です
 

マナー

大磯港は釣り専用施設ではありません。港湾施設、漁業作業、観光、飲食施設、散策利用が重なる場所です。釣りをする場合は、漁業関係者、船、作業車、観光客、ほかの釣り人の動線をふさがないようにしてください
 
ゴミは持ち帰り、コマセで汚した場所は流し、針や仕掛けを放置しないでください。釣り竿や荷物を長時間放置しないことも大切です。港内では、釣り具を広げすぎると通行の妨げになります
 
船が近づく時は仕掛けを上げます。係留ロープや船の近くへ仕掛けを入れないでください。釣り場が混んでいる時は、キャストを伴う釣りを控え、足元中心の釣りに切り替える方が安全です
 

まとめ

大磯港は、神奈川県中郡大磯町にあるアクセスのよい港釣り場です。JR大磯駅から徒歩圏内で、町営駐車場、トイレ、OISO CONNECTなどの周辺施設もあります。アジ、イワシ、サバ、カマス、メジナ、クロダイ、カサゴ、メバル、シロギス、ハゼ、メゴチ、イシモチ、ヒラメ、アオリイカなど、釣り方によって幅広い魚を狙えます
 
一方で、大磯港は自由にどこでも釣れる港ではありません。東防波堤は立入禁止、漁業区域内は釣り禁止、西防波堤は利用時間と釣り方の制限があります。特に西防波堤では、投げ釣り、コマセ、まきえさ、ルアー、掛針での釣りが禁止されています
 
大磯港で釣りをするなら、まず現地で釣りが認められている場所を確認し、その場所で可能な釣り方を選ぶことが大切です。サビキ釣り、ちょい投げ、胴突き、ブラクリ、ヘチ釣り、ライトゲーム、エギングは、それぞれ成立する場所と成立しない場所があります。港のルールを守れば、ファミリーのサビキ釣りから、足元の根魚狙い、港内のライトゲーム、潮とベイトを見たエギングまで楽しめる釣り場です
 


大磯(照ヶ崎)海岸の釣り場

※岩礁帯・砂利浜・アオバト飛来地あり。大磯港内や西防波堤とは別の釣り場として考えてください
 
神奈川県中郡大磯町にある大磯(照ヶ崎)海岸は、大磯港の西側に広がる相模湾沿いの海岸です。砂浜だけの海岸ではなく、砂利浜、岩礁、沈み根、波打ち際のカケアガリが絡む場所で、一般的なサーフのシロギス釣りだけでなく、クロダイ、メジナ、カサゴ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、アオリイカなどを意識できる釣り場です
 
照ヶ崎海岸は、アオバトが海水を飲みに飛来する場所として知られています。大磯町の案内では、アオバトは毎年5月初旬から10月頃まで照ヶ崎海岸の岩場へ飛来し、日の出から10時頃と夕方が見やすい時間帯とされています。釣りをする場合も、アオバトの飛来地であることを前提に、岩場、波打ち際、観察者の動線を確認して行動してください
 
大磯(照ヶ崎)海岸は、大磯港の釣り場とは性格が違います。大磯港は港内岸壁や西防波堤釣り場のルールを確認する釣り場ですが、照ヶ崎海岸は岩礁混じりの海岸です。足場が平らな岸壁ではなく、砂利、石、岩、濡れた磯、波打ち際を歩く場所になるため、釣りやすさよりも安全確認を先に考える必要があります
 
狙える魚は、シロギス、メゴチ、イシモチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、クロダイ、メジナ、カサゴ、メバル、ベラ、ウミタナゴ、アイゴ、フグ、アオリイカなどです。砂地だけを狙う場所ではなく、根が多い海岸なので、仕掛けの選び方を間違えると根掛かりが増えます。細い仕掛けで広く探るより、根を避ける釣り、根周りを攻める釣り、波の弱い日を選ぶ釣りが合います
 
大磯(照ヶ崎)海岸は、海水浴場として整備された場所ではありません。水に入って沖へ進む釣り方は避けてください。足元の石や岩は滑りやすく、波がある日は岸近くでも危険が増えます。釣りをする場合は、ライフジャケット、滑りにくい靴、ヘッドライト、タモを用意し、安全に立てる場所だけを選んでください
 

主な釣りポイントと特徴

 

大磯(照ヶ崎)海岸のポイント解説のイラスト

 
大磯(照ヶ崎)海岸は、大きく分けて「照ヶ崎の岩礁帯」「砂利浜と波打ち際」「沈み根まわり」「港寄りの海岸端」「沖のカケアガリ」「アオバト飛来地周辺」の特徴で考える釣り場です
 
ここでいうポイントは、照ヶ崎海岸の範囲内で、現地で立ち入りが認められている場所に限ります。大磯港の漁業区域内、西防波堤釣り場、東防波堤、港湾作業場所、フェンスやロープの先、消波ブロック上は照ヶ崎海岸の釣り場として扱わないでください。大磯港は隣接していますが、港の釣り場と海岸の釣り場は分けて考える必要があります
 
照ヶ崎海岸は、海底が単調ではありません。砂利浜の前に岩礁や沈み根が入り、潮位によって見える岩と見えない岩が変わります。そのため、投げ釣りだけで考えると根掛かりに苦労しやすく、フカセ釣りやエギングだけで考えると波や足場の影響を受けやすい釣り場です。魚種に合わせて釣り方を選ぶことが大切です
 

照ヶ崎の岩礁帯

照ヶ崎海岸の特徴になるのが、岩礁帯です。砂だけのサーフではなく、海岸近くに岩が入り、潮位によって見える岩と沈む岩が変わります。岩礁帯では、クロダイ、メジナ、カサゴ、メバル、ベラ、ウミタナゴ、アイゴなどを意識できます
 
フカセ釣りでは、岩に当たる潮、サラシ、払い出し、沈み根の周辺を見ます。クロダイは濁りが入る日や波気のある日に岸近くへ入ることがあり、メジナは岩の際や潮のヨレで反応することがあります。コマセを使う場合は、周囲の利用者や海岸の状況を見て、汚したままにしないことが必要です
 
根魚狙いでは、カサゴやメバルが候補になります。ブラクリ、胴突き仕掛け、軽めのジグヘッドで、岩の際や穴を探ります。ただし、照ヶ崎海岸は観光やアオバト観察で人が入る場所でもあります。足場の悪い岩へ無理に乗る釣り方や、波をかぶる位置での釣りは避けてください
 
岩礁帯は魚が付きやすい反面、根掛かりが多い場所です。投げ釣りの天秤仕掛けを底で引き続けると、岩や沈み根に掛かりやすくなります。岩を攻める釣りでは、仕掛けを軽くする、根の上を長く引かない、掛かったら強引に引きずらないなど、場所に合わせた釣り方が必要です
 

砂利浜と波打ち際

大磯(照ヶ崎)海岸は、砂浜というより砂利や石が多い海岸として見た方が合います。歩く時は足を取られやすく、荷物が多い釣行では移動が負担になります。波打ち際は急に深くなる場所があり、穏やかに見えても足元の波でバランスを崩すことがあります
 
砂利浜では、シロギス、メゴチ、イシモチ、ヒラメ、マゴチを意識できます。シロギス狙いでは投げ釣りやちょい投げが候補になりますが、照ヶ崎海岸は根が混じるため、一般的な砂浜より根掛かりしやすいです。広く投げて底を引く時は、砂地の筋を探す意識が必要です
 
ヒラメやマゴチを狙う場合は、波打ち際のカケアガリ、払い出し、ベイトが寄る場所を見ます。砂利浜の前に小魚が入ると、フラットフィッシュやシーバスが岸近くまで差すことがあります。ルアーはミノー、シンキングペンシル、ワーム、メタルジグが候補になります
 
波打ち際では、魚の反応より波の状態を先に見ます。波足が長い日、濁りが強すぎる日、風でラインが大きく流される日は釣りにくくなります。足元の石が動くこともあるため、サンダルではなく滑りにくい靴で入る方が安全です
 

沈み根まわり

照ヶ崎海岸は沈み根が釣りの軸になります。沈み根は、魚が付きやすい変化であり、同時に仕掛けが掛かりやすい場所です。クロダイ、メジナ、カサゴ、メバル、アオリイカは沈み根やその周辺を使うことがあります
 
ウキ釣りやフカセ釣りでは、沈み根の真上へ仕掛けを入れるより、根の際を流す方が扱いやすいです。潮が当たっている根、サラシが薄く出る根、波が引いた時に流れが出る筋を見ます。根の位置が分からない時は、いきなり細いハリスで攻めず、足元から海底の変化を確認してください
 
エギングでは、沈み根まわりがアオリイカの候補になります。アオリイカはベイト、潮、海藻、岩礁の変化を使うことがあります。根掛かりを避けるため、底を取り続けるより、カウントを短めにして中層から根の上を通す釣り方が合う場面があります
 
ルアーでヒラメやマゴチを狙う場合も、沈み根を意識します。ただし、ワームやメタルジグを底で引き続けると根掛かりが増えます。根の手前で浮かせる、砂地の筋を通す、重すぎるルアーを避けるなど、引くコースを考えて釣ります
 

港寄りの海岸端

照ヶ崎海岸は大磯港に近い海岸ですが、港内とは別の釣り場です。港寄りの海岸端では、港の構造物、岩礁、砂利浜、潮の流れが絡みます。小魚が溜まることがあり、カマス、シーバス、メバル、カサゴ、アオリイカを意識できる場面があります
 
この場所では、港のルールと海岸の安全を分けて考える必要があります。大磯港の漁業区域内は釣り禁止です。港内作業場所、フェンスの先、ロープの内側、防波堤、消波ブロックは照ヶ崎海岸の釣り座に含めないでください
 
港寄りは人の通行が多くなることがあります。散策者、アオバト観察者、写真撮影の人、港の利用者が近くを通ります。ルアーやエギを投げる場合は、背後と左右を確認してください。後ろが通路になる場所では、キャスト方向だけでなく振りかぶる範囲も見ます
 
魚を狙うなら、海岸側の立てる場所から、潮のヨレ、岩の切れ目、波が弱い場所を探ります。港の中へ向けて投げる釣りではなく、照ヶ崎海岸の海岸線に沿って成立する釣りだけを考えてください
 

沖のカケアガリ

照ヶ崎海岸では、沖のカケアガリも釣りの目安になります。砂利浜やサーフでは、波打ち際から沖に向かって水深が変わる場所に魚が付きます。シロギス、メゴチ、イシモチ、ヒラメ、マゴチ、シーバスは、カケアガリや払い出しを使うことがあります
 
投げ釣りでは、最初から遠くへ投げるだけでなく、どの距離でアタリが出るかを探ります。照ヶ崎海岸は根が混じるため、砂地の場所と根の場所を見分けることが大切です。仕掛けを引いて重くなる場所、急に止まる場所、ゴツゴツした感触が出る場所は根の可能性があります
 
ルアーでは、カケアガリに沿ってルアーを通します。ミノーやシンキングペンシルで表層から中層、ワームで底付近、メタルジグで広い範囲を探ります。根が多い場所では、底を引きずり続けるより、浮かせて通す方が扱いやすいです
 
沖のカケアガリを狙う時は、波と風の影響を受けます。向かい風が強い日、波が高い日、濁りが強すぎる日は釣りにくくなります。海岸の釣りは港内より天候の影響が出やすいため、無理に釣り座を構えない判断も必要です
 

アオバト飛来地周辺

照ヶ崎海岸を語るうえで外せないのが、アオバト飛来地としての特徴です。岩場へ海水を飲みに来るアオバトを見に、早朝から観察者や撮影者が集まることがあります。釣り場である前に、自然観察の場でもあります
 
アオバトが飛来する時期や時間帯は、釣り人以外の利用者が増えます。岩場に人が集まっている時、三脚が並んでいる時、鳥が低く飛ぶ時は、キャストする方向を広く取れません。釣りをする場合は、観察者の前を横切って竿を振らない、鳥が集まる岩場へ仕掛けを投げない、足場を占有しないことが必要です
 
この周辺では、クロダイ、メジナ、カサゴ、アオリイカを意識できますが、狙いたい魚よりも場所の状況を優先してください。アオバトが飛んでいる時間は、釣りより観察者の動線が優先される場面があります。混雑している時は、海岸の別の立てる場所へ移動する方が安全です
 

狙える主な魚種

シロギス、メゴチ、イシモチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、クロダイ、メジナ、カサゴ、メバル、ベラ、ウミタナゴ、アイゴ、フグ
 

その他

アオリイカ、小型青物、カマス、ソゲ、エイ、ウミヘビ類などが混じることがあります。照ヶ崎海岸は砂地だけでなく岩礁が絡むため、釣れる魚もサーフ系と磯系が混ざります
 
春はメバル、カサゴ、クロダイ、メジナ、アオリイカを意識できます。初夏から秋は、シロギス、メゴチ、イシモチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、青物、アオリイカが候補になります。冬はクロダイ、メジナ、カサゴ、メバル、ウミタナゴを足元や岩礁まわりで狙う釣りになります
 
ただし、照ヶ崎海岸は根掛かりが多い場所です。シロギスだけを目的に軽い仕掛けで底を引くと釣りにくい日があります。海底の変化を読み、砂地、根、岩の切れ目を見ながら釣り方を選んでください
 

この釣り方で釣れます

照ヶ崎海岸では、砂利浜、岩礁、沈み根、カケアガリのどれを狙うかで釣り方が変わります。砂地の筋なら投げ釣りやちょい投げ、岩礁帯ならフカセ釣りやブラクリ、沈み根まわりならエギングやルアー、波打ち際の変化ならフラットフィッシュ狙いが候補になります
 
同じ海岸内でも、根が多い場所と砂地が残る場所では仕掛けの通し方が変わります。釣り始めは、いきなり遠投して底を引き続けるより、足元から海底の硬さ、根の位置、波の入り方を確認してください
 

投げ釣り・ちょい投げ

シロギス、メゴチ、イシモチ、ハゼ、ベラ、フグ
→ 砂地や砂利浜の底を探る釣りです。照ヶ崎海岸ではシロギスやメゴチを狙えますが、根が混じるため、一般的な砂浜のように長く底を引き続けると根掛かりしやすくなります。ちょい投げで近距離を探る場合も、仕掛けが止まる場所やゴツゴツする場所を避け、砂地の筋を探す意識が必要です
 
エサはアオイソメ、ジャリメが使いやすいです。天秤仕掛けで底を取り、ゆっくり引いてアタリを待ちます。アタリが出る距離が分かったら、同じ距離を重点的に探ります。根が多い場所では、仕掛けを軽くする、針数を減らす、止める時間を短くすることでトラブルを減らせます
 
照ヶ崎海岸は足場が砂利や石になりやすいため、荷物を置く場所にも注意してください。波打ち際に荷物を置くと、波で濡れたり流されたりすることがあります。満潮に向かう時間は、立てる場所が狭くなる場合があります
 

フカセ釣り・ウキ釣り

クロダイ、メジナ、ウミタナゴ、アイゴ
→ 岩礁帯、沈み根、サラシ、潮のヨレを狙う釣りです。照ヶ崎海岸では、砂浜の釣りよりも磯釣りに近い考え方が必要になります。クロダイは濁りや波気がある時、メジナは岩の際や潮が動く場所で反応することがあります
 
仕掛けはウキフカセ、半遊動仕掛け、軽めのウキ釣りが候補になります。コマセを使う場合は、周囲の人、鳥、岩場の状況を見て、足場を汚したままにしないようにしてください。観察者や散策者が近い場所では、コマセの扱いに気を配る必要があります
 
アイゴやフグ、ベラなどのエサ取りも混じります。アイゴは毒のあるヒレを持つため、魚つかみやプライヤーを用意してください。素手で魚をつかむ釣り方は避けた方が安全です
 

ブラクリ・胴突き

カサゴ、メバル、ベラ、ウミタナゴ、フグ
→ 岩の隙間、足元の変化、沈み根の際を探る釣りです。照ヶ崎海岸の岩礁帯では、カサゴやメバルが付く場所があります。アオイソメ、オキアミ、魚の切り身などを使い、短い距離で反応を見ます
 
ブラクリは根の周辺を探りやすい仕掛けですが、岩の奥へ入れすぎると根掛かりします。足元に落とす、少し先へ入れる、反応がなければ移動するという釣り方が合います。海藻や岩の隙間に仕掛けを長く置くと、回収しにくくなります
 
波がある日は、足元の釣りが難しくなります。濡れた岩へ乗る、波をかぶる位置で釣る、魚を取るために水際へ降りる行動は避けてください。照ヶ崎海岸の足元狙いは、穏やかな日、潮位が分かる日、足場が乾いている場所を選ぶ釣りです
 

ルアー釣り

ヒラメ、マゴチ、シーバス、小型青物、カマス
→ 砂利浜、波打ち際、カケアガリ、払い出し、ベイトが見える場所を探る釣りです。照ヶ崎海岸では、サーフルアーの考え方と根周りの考え方を組み合わせます。ヒラメやマゴチは底付近、シーバスは波打ち際や払い出し、小型青物やカマスはベイトの入り方で反応します
 
ルアーは、ミノー、シンキングペンシル、ワーム、メタルジグが候補になります。根が多い場所では、重いメタルジグやワームを底で引き続けると根掛かりが増えます。砂地の筋を通す、浮き上がりやすいルアーを使う、根の上を通すなど、ルアーの通し方を考えてください
 
朝夕はベイトが寄ることがあります。水面がざわつく、鳥が低く飛ぶ、小魚が跳ねる、波打ち際で追われる魚が見える時は、ルアーで探る価値があります。人が多い時は、キャスト方向と背後を確認し、観察者や散策者が近い場所では竿を振らないでください
 

エギング

アオリイカ
→ 照ヶ崎海岸では、岩礁帯、沈み根、潮のヨレ、ベイトが絡む場所でアオリイカを意識できます。港内の足場が整ったエギングとは違い、根掛かりと波の影響を受ける海岸のエギングになります
 
秋は2.5号から3号前後、春は3.5号前後が候補になります。根が多いため、底を長く取り続ける釣りより、カウントを調整して中層から根の上を通す釣り方が合う場面があります。シャロータイプや沈下の遅いエギを使うと、根の上を見せやすくなります
 
狙う場所は、岩の切れ目、潮が当たる場所、波が弱くなる場所、ベイトが見える場所です。アオリイカは足元近くまで追ってくることがあるため、手前まで丁寧に探ります。根の向こう側へ投げて底を取りすぎると、エギを失いやすくなります
 
照ヶ崎海岸のエギングで注意したいのは、アオバト飛来地であることと、足場が悪いことです。早朝は鳥を観察する人が多い日があります。人がいる方向、岩場に鳥が集まる方向へエギを投げないでください。濡れた岩の上でシャクるとバランスを崩しやすいため、立つ場所を決めてから釣ります
 

穴釣り

カサゴ、ムラソイ、ベラ
→ 岩の隙間を短く探る釣りです。照ヶ崎海岸の岩礁帯では、カサゴやムラソイ系の魚が入る可能性があります。ただし、消波ブロック上や危険な岩へ乗って行う釣りではありません。立てる場所から届く範囲だけを探ってください
 
エサはアオイソメ、サバの切り身、オキアミなどが候補になります。仕掛けは短く、根に入れすぎないようにします。掛かった魚を無理に引き抜くと、仕掛けが岩に擦れて切れることがあります
 
穴釣りは足元の魚を狙える反面、危険な場所へ近づきやすい釣りです。波がある日、岩が濡れている日、潮が上げてくる時間は避けてください
 

大磯(照ヶ崎)海岸で釣果を狙う

 

大磯(照ヶ崎)海岸で釣果を狙ううえで大切なのは、「砂浜として見るだけでなく、岩礁混じりの海岸として考えること」です。シロギスやメゴチを狙える場所ですが、底には根が混じります。クロダイ、メジナ、カサゴ、アオリイカを狙える要素もありますが、足場と波の影響を強く受けます
 
シロギスを狙う場合は、砂地の筋を探します。仕掛けを引いて軽く通る場所は砂地、急に止まる場所やゴツゴツする場所は根の可能性があります。アタリが出る距離を探しながら、根掛かりしにくいコースを見つけてください
 
クロダイやメジナを狙う場合は、岩礁帯、サラシ、潮のヨレを見ます。濁りが入る日、潮が動く日、波が軽く当たる日が候補になります。ただし、波が強い日は足元が危なくなるため、釣果より安全を優先してください
 
カサゴやメバルを狙う場合は、足元の岩周りを探ります。夜釣りでは反応が出ることがありますが、照ヶ崎海岸の夜は足場が見えにくくなります。夜に入るなら、ヘッドライト、滑りにくい靴、ライフジャケットを用意し、移動範囲を広げすぎないようにします
 
ヒラメやマゴチを狙う場合は、波打ち際、払い出し、カケアガリ、ベイトが見える場所を探ります。ワームやミノーで広く探り、根が多い場所では浮かせ気味に通します。サーフのように底を取り続けるより、根を避けながら魚に見せる釣りが向きます
 
アオリイカを狙う場合は、秋の小型、春の良型を意識できます。岩礁帯と沈み根はエギングの候補になりますが、エギのロストが増えやすい場所です。シャロータイプ、軽めの操作、短めのカウント、手前で浮かせる回収を意識してください

 

エギング情報

大磯(照ヶ崎)海岸でエギングをする場合、狙いはアオリイカです。照ヶ崎海岸は岩礁と沈み根が絡むため、港内のエギングよりも根掛かり対策が必要です。足場も砂利浜や岩場になるため、立ち位置を決めてから釣ることが大切です
 
狙う場所は、岩礁帯の切れ目、沈み根の周辺、潮のヨレ、ベイトが見える場所、波が弱くなる場所です。アオリイカは根の周りやベイトの近くに付くことがあります。底を取り続けるより、根の上を通す意識でエギを操作します
 
秋は2.5号から3号前後のエギで、小型のアオリイカを探ります。春は3.5号前後も候補になります。根が多い場所では、沈下の速いエギより、シャロータイプや沈下の遅いタイプが使いやすい場面があります。潮が速い時や波がある時は、エギが流されて根に入ることがあるため、カウントを長く取りすぎないようにします
 
カラーは、朝夕や濁りがある時はオレンジ、ピンク、赤テープ系が見つけさせやすく、澄み潮や日中はナチュラル系、ブルー系、グリーン系が使いやすい場面があります。岩礁帯ではエギを長く沈めるほど根掛かりが増えるため、カラーよりもレンジと通すコースが大切です
 
照ヶ崎海岸のエギングでは、アオバト飛来地であることを忘れないでください。早朝は鳥を撮影する人が集まることがあります。人の前、鳥が集まる岩場、三脚が並ぶ方向へ投げないようにします。混雑している時は、釣り座を変えるか、時間をずらしてください
 

施設・アクセス情報

大磯(照ヶ崎)海岸は、大磯港駐車場や大磯港周辺施設から近い海岸です。車で行く場合は大磯港周辺の駐車場を使いやすく、電車の場合はJR大磯駅から徒歩で向かうこともできます
 
釣り場としては、駐車場やトイレを使いやすい一方で、釣り座まで石や砂利の上を歩く場面があります。港内岸壁のように車を降りてすぐ足場が整っている釣り場ではありません。荷物を多く持ちすぎると移動が負担になります
 

駐車場

照ヶ崎海岸へ車で行く場合は、大磯港駐車場が使いやすい位置にあります。大磯港には第1駐車場と第2駐車場があり、普通自動車、大型自動車、原付、自動二輪車の利用区分があります。大磯港や照ヶ崎海岸を利用する人、観光客、OISO CONNECT利用者、アオバト観察者も使う駐車場なので、週末や夏の時期は混雑することがあります
 
早朝に釣りをする場合は、駐車場の入庫時間を確認してください。季節によって開場時間が変わることがあります。出庫できる時間と入庫できる時間が違う場合もあるため、夜明け前から入る釣行では注意が必要です。
路上駐車、港の作業場所への駐車、観光施設や漁業関係者の動線をふさぐ停め方は避けてください。釣り場に近い場所へ停めたい場合でも、指定された駐車場を利用してください
 

トイレ

照ヶ崎海岸周辺では、大磯港側の公衆トイレや港周辺施設のトイレを確認できます。長時間の釣行、ファミリーでの釣行、夜釣りでは、トイレの位置を先に確認しておくと安心です
 
施設内トイレは営業時間に左右されることがあります。早朝や夜は、公衆トイレを前提にして行動してください。海岸からトイレまで距離がある場合もあるため、釣り座を決める前に位置を確認しておくと動きやすくなります
 
トイレでは、釣具、コマセ、魚の処理で洗面台を汚さないようにしてください。針、仕掛け、糸くず、エサの袋を残さないことも必要です
 

周辺

照ヶ崎海岸の周辺には、大磯港、OISO CONNECT、駐車場、観光施設があります。釣り場として見る場合、買い物や食事がしやすい環境ですが、釣具やエサが海岸のすぐ近くで必ずそろうとは限りません。必要な仕掛けやエサは事前に準備しておく方が安全です
 
投げ釣りなら、天秤、オモリ、替え針、アオイソメ、ジャリメを用意します。フカセ釣りなら、ウキ、ハリス、針、コマセ用品、魚つかみ、バッカンを用意します。エギングなら、予備のエギ、リーダー、スナップ、ヘッドライト、タモを用意してください
 
照ヶ崎海岸は、荷物を持って歩く距離が出ることがあります。砂利浜や石の上を歩くため、クーラーやバッカンを持ちすぎると移動が負担になります。必要な道具を絞って持つ方が釣りやすいです
 

所在地

神奈川県中郡大磯町大磯周辺
 

アクセス

公共交通の場合は、JR東海道線大磯駅から大磯港方面へ歩き、照ヶ崎海岸へ向かいます。駅から徒歩圏内ですが、釣り道具が多い場合は移動に時間がかかります。ロッドケース、クーラー、バッカンをまとめ、両手が使える状態にしておくと歩きやすいです
 
車の場合は、西湘バイパス大磯港ICや国道1号方面から大磯港周辺へ向かいます。照ヶ崎海岸入口信号や大磯港周辺の案内を目安にします。週末や夏の時期は、港周辺の駐車場と道路が混雑することがあります
 

注意事項

照ヶ崎海岸は、釣り人だけの場所ではありません。アオバト観察、写真撮影、散策、磯遊びの利用があります。岩礁帯や砂利浜は足場が悪く、波の影響も受けます。現地の状況を見て、安全に立てる場所だけで釣りをしてください
 

立入・釣り禁止情報

大磯(照ヶ崎)海岸で釣りをする場合、照ヶ崎海岸の範囲と大磯港の管理区域を混同しないでください。大磯港の漁業区域内は釣り禁止です。東防波堤は立入禁止です。西防波堤釣り場は利用時間と釣り方の制限があります
 
照ヶ崎海岸側でも、フェンス、ロープ、立入禁止表示、工事区画、管理者の案内がある場所には入らないでください。消波ブロックや波をかぶる岩場に乗って釣ることも避けてください。釣果情報や過去の写真より、現地の表示を優先してください
 

アオバト飛来地での注意

照ヶ崎海岸は、アオバトが飛来する海岸です。初夏から秋にかけて岩場へ海水を飲みに来るため、早朝や夕方には観察者が集まることがあります。
釣りをする場合は、アオバトが集まる岩場、観察者の前、三脚が並ぶ方向へ仕掛けを投げないでください。鳥や観察者が近い時は、場所を変えるか、時間をずらします。自然観察の場として利用される海岸であることを前提にしてください
 

安全面

照ヶ崎海岸は、足場が整った堤防ではありません。砂利浜、石、岩、濡れた磯、波打ち際を歩きます。滑りにくい靴、ライフジャケット、ヘッドライト、タモを用意してください。サンダルや濡れた岩で滑りやすい靴は避けた方が安全です
 
波が高い日、南風が強い日、濁りが強い日、満潮で立てる場所が狭い日は釣りにくくなります。岩場は一度波をかぶると滑りやすくなります。魚を追って水際へ下りる、岩の先端へ進む、夜に広く歩き回る行動は避けてください
 

マナー

照ヶ崎海岸は、釣り人だけの場所ではありません。アオバト観察者、写真撮影の人、散策者、磯遊びの人が利用します。竿を振る前に背後と左右を確認してください。人の前を横切って投げる、三脚の前でキャストする、荷物で通路をふさぐ行動は避けてください
 
ゴミは持ち帰り、針、糸くず、エサの袋、ルアーパッケージを残さないでください。コマセを使った場合は、足元や岩を汚したままにしないようにしてください。魚を処理する場合も、海岸やトイレを汚さないことが必要です
 
磯遊びで貝類や海産物を採る場合は、神奈川県の漁業権や採捕ルールを確認してください。釣りとは別に、採ってはいけない生き物を持ち帰らないよう注意してください
 

まとめ

大磯(照ヶ崎)海岸は、大磯港の近くにある岩礁混じりの海岸です。砂利浜、岩礁、沈み根、波打ち際のカケアガリが絡み、シロギス、メゴチ、イシモチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、クロダイ、メジナ、カサゴ、メバル、アオリイカなどを狙えます
 
ただし、足場が整った港内釣り場ではありません。根掛かりが多く、波の影響を受けやすく、岩場は滑りやすい場所です。投げ釣りやちょい投げでは砂地の筋を探り、フカセ釣りでは岩礁と潮のヨレを見て、エギングでは沈み根の上を通す意識が必要になります
 
照ヶ崎海岸はアオバト飛来地としても知られています。初夏から秋にかけて、特に早朝や夕方は観察者が集まることがあります。釣りをする場合は、鳥が集まる岩場、観察者の前、人の通行がある場所へ仕掛けを投げないでください
 
駐車場やトイレは大磯港周辺を利用しやすく、アクセス面では行きやすい釣り場です。一方で、大磯港の漁業区域内、東防波堤、西防波堤釣り場、消波ブロックは別のルールがあります。照ヶ崎海岸で釣るなら、海岸の範囲と港の制限を分けて確認し、安全に立てる場所だけで釣りをしてください
 


平塚港の釣り場

※釣り可能時間・釣り禁止区域・港内車両乗り入れ禁止に注意
 
神奈川県平塚市千石河岸にある平塚港は、ひらつかタマ三郎漁港、平塚新港とも呼ばれる相模湾沿いの漁港です。相模川河口に近く、港内には岸壁、船道、潮の動き、ベイトの回遊、足元の際があり、サビキ釣り、ちょい投げ、ライトゲーム、ウキ釣り、ヘチ釣り、フラットフィッシュ狙いを組み立てられる釣り場です
 
ただし、平塚港は港全体で自由に釣りができる場所ではありません。現在、釣りができる中心は東岸壁と南岸壁です。中央桟橋と荷捌き所前は釣り禁止区域として扱います。過去の釣り場情報では中央桟橋が紹介されていることがありますが、現在の記事では釣りポイントに含めないでください
 
平塚港の釣り可能時間は7時〜17時です。時間外に港内へ入って釣りをする場所ではありません。東側岸壁の門も時間で閉まるため、夕方以降の釣りや夜釣りを前提にしない方が安全です。平塚港は漁港であり、漁船、漁業関係者、作業車両が優先されます。釣りをする場合は、現地看板、ロープ、フェンス、管理者の指示を確認し、釣りが認められている岸壁だけを対象にしてください
 
狙える魚は、アジ、イワシ、小サバ、サバ、コノシロ、カマス、シロギス、イシモチ、メゴチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、クロダイ、メジナ、カサゴ、メバル、カワハギ、サンバソウ、メッキ、ワカシ、ショゴなどです。港内に小魚が入る時はサビキ釣りやライトゲーム、底を探る釣りではシロギスやイシモチ、岸壁際では根魚やクロダイ、ベイトが多い時はヒラメやマゴチ、シーバス、小型青物を意識できます
 
平塚港は、ファミリー向けならサビキ釣りとちょい投げが扱いやすい釣り場です。東岸壁や南岸壁の釣り可能範囲で、足元の回遊魚をサビキで狙い、底物はちょい投げで探ります。ルアー釣りでは、カマス、メッキ、ワカシ、ヒラメ、マゴチ、シーバスが候補になります。ただし、混雑時や漁船の出入りがある時は、仕掛けやルアーを投げる釣りがやりにくくなります
 

主な釣りポイントと特徴

 

平塚港・ひらつかタマ三郎漁港(平塚新港)の釣り場のポイント解説のイラスト

 
平塚港は大きく分けて「東岸壁」「南岸壁」「南岸壁の先端寄り」「港内の足元の岸壁際」「明暗とベイトが入る場所」「釣り禁止になっている中央桟橋・荷捌き所前」の特徴で考える釣り場です
 
ここでいうポイントはすべて、現地で釣りと立入が認められている範囲に限ります。中央桟橋、荷捌き所前、防波堤、消波ブロック、作業場所、フェンスやロープの先、漁船や係留ロープの近くは釣り場に含めないでください
 

東岸壁

平塚港で釣りをする場合、中心になるのが東岸壁です。足場が比較的取りやすく、サビキ釣り、ちょい投げ、ライトゲーム、足元狙いを組み立てやすい場所です。ファミリーや初心者が平塚港で釣りをするなら、まず東岸壁の釣り可能範囲を確認するのが分かりやすいです
 
サビキ釣りでは、アジ、イワシ、小サバ、サバ、コノシロなどが対象になります。港内に群れが入っている時は、足元付近でも反応が出ます。魚影が見えない時は、タナを変えたり、コマセの量を調整したりして、魚のいる層を探ります。小魚が回っている時間は短いこともあるため、反応が出たら手返しよく釣ることが大切です
 
ちょい投げでは、シロギス、イシモチ、メゴチ、フグなどが候補になります。港内の底は砂地や泥混じりの場所があり、仕掛けを軽く投げて底を探ります。投げる距離よりも、船道、係留物、人の通行、隣の釣り人との距離を確認することが先です
 
東岸壁は釣りやすい反面、人気が集まりやすい場所です。混雑時は竿を何本も出したり、荷物を広げたりすると周囲の迷惑になります。サビキ釣り、ちょい投げ、ルアー釣りが並ぶと仕掛けが交差しやすいため、隣の釣り方と仕掛けの流れを見て釣り座を決めてください
 

南岸壁

南岸壁も平塚港で釣りができる中心的な場所です。東岸壁より潮通しを意識しやすく、サビキ釣り、ちょい投げ、ライトゲーム、カマス狙い、小型青物狙い、ヒラメやマゴチ狙いの候補になります
 
サビキ釣りでは、イワシ、小サバ、アジ、コノシロの回遊を待ちます。ベイトが港内へ入ると、それを追ってカマス、ワカシ、ショゴ、メッキなどが入ることがあります。小型回遊魚の動きが見えたら、サビキだけでなく、軽いメタルジグや小型プラグも候補になります
 
ちょい投げでは、シロギスやイシモチを狙えます。港内の底をゆっくり探り、アタリが出る距離を確認します。キスが近くにいる時は軽く投げるだけでも反応が出ますが、イシモチは少し濁りが入る時や底で待つ釣りが合うことがあります
 
南岸壁では、ヒラメやマゴチも意識できます。サビキで釣れる小魚、港内のベイト、潮のヨレ、底の変化が目安になります。泳がせ釣りやルアーで狙う場合も、漁船や係留ロープ、周囲の釣り人に仕掛けを流さないことが前提です
 

南岸壁の先端寄り

南岸壁の先端寄りは、港内の潮通しや魚の回遊を意識しやすい場所です。カマス、小型青物、メッキ、シーバス、ヒラメ、マゴチ、サバ、イワシの動きが絡むことがあります。ただし、先端寄りは人気が集まりやすく、釣り人同士の距離が近くなることがあります
 
ルアー釣りでは、カマス、メッキ、ワカシ、ショゴ、シーバスを意識できます。小型ミノー、シンキングペンシル、メタルジグ、ワームを使い、ベイトが見える場所や潮のヨレを通します。カマスは回遊次第ですが、群れが入ると短時間で反応が出ることがあります
 
ヒラメやマゴチ狙いでは、底付近を探ります。ワームやメタルジグで底を取り、リフトアンドフォールやただ巻きで変化を探します。サビキで小魚が釣れている時は、それを追う魚が入っていることもあります
 
先端寄りは魚の気配が出やすい反面、仕掛けを広く流す釣りは周囲と干渉しやすいです。投げる方向、船の通行、隣の仕掛けを確認し、無理なキャストを避けてください
 

港内の足元の岸壁際

平塚港の足元の岸壁際では、カサゴ、メバル、カワハギ、サンバソウ、クロダイ、メジナなどを狙えます。岸壁の継ぎ目、段差、影、潮が当たる場所、底の変化に魚が付くことがあります
 
胴突き仕掛け、ブラクリ、ヘチ釣り、落とし込み、軽いジグヘッドなどで近距離を探る釣りが合います。大きく投げる必要はなく、足元から数m先までを丁寧に探ります。カワハギやサンバソウはエサ取りが早いことがあるため、エサの残り方を見ながら仕掛けを動かします
 
クロダイを狙う場合は、岸壁際を静かに探ります。カニ、貝、オキアミ、虫エサなどを使い、足元の変化に落とします。港内は人の気配が出やすいため、竿を大きく振るより、静かに落として探る釣りが向きます
 
係留ロープや漁船の近くは魚が付きそうに見えても、仕掛けを入れる場所ではありません。船、ロープ、作業設備に仕掛けを掛けないよう、狙う範囲を決めてください
 

明暗とベイトが入る場所

平塚港では、明暗やベイトの動きも釣りの目安になります。朝夕、曇りの日、潮が動く時間に小魚が港内へ入ると、アジ、イワシ、小サバ、カマス、メッキ、シーバス、ヒラメ、マゴチが絡むことがあります
 
サビキ釣りでは、小魚の群れが見える時、鳥が港内を意識している時、水面がざわつく時が確認のタイミングです。群れが足元に寄っていればサビキで釣りやすく、少し沖にいる時はウキ付きサビキや軽い投げサビキが候補になります。ただし、船の通行や投げられない状況では無理に仕掛けを遠くへ入れないでください
 
ライトゲームでは、カマス、アジ、メバル、カサゴを狙えます。ジグヘッドとワーム、小型プラグ、軽いメタルジグを使い、明暗、岸壁際、潮のヨレ、ベイトが見える場所を探ります。港内でのルアー釣りは周囲との距離が大切です。混雑時は無理にキャストしないでください
 
シーバスやフラットフィッシュは、ベイトの動きに左右されます。サビキで小魚が釣れている時、小魚が追われている時、港内の水が動く時は確認する価値があります。ルアーを通す場合は、底、明暗、潮のヨレを分けて探ります
 

釣り禁止になっている中央桟橋・荷捌き所前

平塚港で注意したいのが、中央桟橋と荷捌き所前です。過去の釣り場情報では中央桟橋が釣りポイントとして紹介されていることがあります。しかし現在は釣り禁止区域として扱う必要があります
 
中央桟橋は港の中心部にあり、魚が釣れそうに見える場所ですが、現在の記事では釣り場に含めないでください。荷捌き所前も漁港作業の場所であり、釣りをする場所ではありません。釣果情報、古いブログ、動画、地図アプリ上の投稿に出ていても、現地の現在の案内を優先してください
 
平塚港の記事では、中央桟橋と荷捌き所前を「釣れるポイント」として書くのではなく、「現在は釣り禁止区域なので避ける場所」として明記するのが適切です。釣りができる範囲は東岸壁と南岸壁を中心に整理してください
 

狙える主な魚種

アジ、イワシ、小サバ、サバ、コノシロ、シロギス、イシモチ、メゴチ、カマス、ヒラメ、マゴチ、シーバス、クロダイ、メジナ、カサゴ、メバル、カワハギ、サンバソウ、メッキ、ワカシ、ショゴ、フグ
 

その他

ベイトの回遊次第で、小型青物、ボラ、エイ、ダツ、タチウオなどが混じることがあります。平塚港は相模川河口に近い漁港なので、港内の魚だけでなく、河口や相模湾側の回遊の影響を受けることがあります
 
ただし、近くに相模川河口や平塚海岸があるからといって、この記事ではそれらを平塚港の釣りポイントとして混ぜません。平塚港の記事では、東岸壁と南岸壁の釣り可能範囲を中心に書くのが自然です
 

この釣り方で釣れます

 

サビキ釣り

アジ、イワシ、小サバ、サバ、コノシロ
→ 平塚港でファミリーにも扱いやすい釣り方です。東岸壁や南岸壁の釣り可能範囲で、小型回遊魚を狙います。群れが足元に入れば短時間で釣れることがあります。反応がない時は、タナを変えたり、コマセを少しずつ効かせたりして魚のいる層を探ります
 

トリックサビキ

イワシ、小アジ、小サバ
→ 平塚港ではトリックサビキも候補になります。小型の回遊魚が足元に寄っている時に使いやすく、アミエビを針に付けて自然に食わせます。魚が小さい時や通常のサビキに反応が弱い時は、トリックサビキの方が合うことがあります
 

ちょい投げ

シロギス、イシモチ、メゴチ、フグ
→ 港内の底を探る釣りです。アオイソメやジャリメを使い、岸壁から軽く投げて底を引きます。シロギスは底をゆっくり探り、イシモチは少し待つ釣りも候補になります。船道、係留ロープ、人の通行がある場所では投げないでください
 

ウキ釣り・フカセ釣り

メジナ、クロダイ、ウミタナゴ、サンバソウ
→ 岸壁際、潮が動く場所、港内の変化を狙います。メジナは中層、クロダイは底寄りや岸壁際を意識します。コマセを使う場合は、釣り終わりに足元を流し、港内を汚したままにしないようにしてください
 

ヘチ釣り・落とし込み

クロダイ、カサゴ、メバル
→ 足元の岸壁際を静かに探る釣りです。カニ、貝、虫エサ、オキアミなどを使い、岸壁の継ぎ目や影に落とします。遠くへ投げる必要がないため、平塚港のように釣り可能範囲が限られる漁港でも組み立てやすい釣り方です
 

胴突き・ブラクリ

カサゴ、メバル、カワハギ、サンバソウ、ベラ
→ 足元の際、岸壁の段差、底の変化を狙います。大きく投げず、近距離を丁寧に探ります。小型の魚が多い場合は、持ち帰るサイズを考えて釣るとよいです。仕掛けを船やロープ側へ流さないようにしてください
 

ライトゲーム

アジ、カマス、メバル、カサゴ、メッキ、小型回遊魚
→ ジグヘッドとワーム、小型プラグ、軽いメタルジグで港内を探ります。明暗、岸壁際、潮のヨレ、ベイトが見える場所が狙い目です。カマスやメッキは回遊次第なので、反応が出る時間を逃さないことが大切です
 

メタルジグ・小型プラグ

カマス、ワカシ、ショゴ、メッキ、サバ
→ 港内に小魚が入っている時に候補になります。南岸壁や潮通しのよい釣り可能範囲で、ベイトの動きを見ながら探ります。周囲に人が多い時は、ルアーのキャストを控えてください
 

泳がせ釣り

ヒラメ、マゴチ、シーバス
→ サビキで釣れた小魚をエサにして狙う釣りです。平塚港では、ベイトが多い時にヒラメやマゴチを意識できます。ただし、泳がせ仕掛けは流れやすく、周囲の仕掛けと絡みやすい釣りです。漁船、ロープ、隣の釣り人へ流さない範囲で行ってください
 

エギング

アオリイカ、コウイカ
→ 平塚港でエギングをするなら、主力ではなく補助的な釣りとして考えます。港内の明暗、ベイトが入る場所、潮が動く筋、南岸壁の釣り可能範囲が確認場所になります。中央桟橋、荷捌き所前、防波堤、消波ブロックでは行わないでください
 

平塚港で釣果を狙う

 

平塚港で釣果を狙ううえで大切なのは、「現在釣りができる範囲を確認すること」「7時〜17時の時間内に釣ること」「東岸壁と南岸壁を中心に魚種を選ぶこと」です
 
アジやイワシを狙う場合は、サビキ釣りで港内の回遊を待ちます。群れが入っていれば足元で釣れることがありますが、反応がない時はタナを変え、魚がいる層を探します。コマセをまきすぎるより、少しずつ効かせて魚を足止めする方が扱いやすいです
 
カマスを狙う場合は、朝夕の回遊、ベイトの気配、潮の動きを見ます。小型ミノー、ワーム、軽いメタルジグを使い、明暗や潮のヨレを通します。カマスは群れで入ることがあるため、反応が出たレンジを繰り返し探ると釣りやすくなります
 
シロギスやイシモチを狙う場合は、ちょい投げで底を探ります。シロギスは底をゆっくり引き、アタリが出た距離を覚えます。イシモチは濁りや潮の動きがある時に、底で少し待つ釣りが合うことがあります
 
ヒラメやマゴチを狙う場合は、小魚の回遊と底の変化を見ます。サビキでイワシや小サバが釣れている時は、泳がせ釣りやワームで確認する価値があります。港内の底付近を探り、アタリがなければ少しずつ角度や距離を変えて探ります
 
クロダイやメジナを狙う場合は、岸壁際や潮の動く場所を見ます。フカセ釣り、ウキ釣り、ヘチ釣りで、足元の変化、潮のヨレ、影を狙います。エサ取りが多い時は、エサの残り方を見ながらタナや仕掛けを調整します
 
カサゴやメバルを狙う場合は、足元の岸壁際を探ります。岸壁の継ぎ目、影、段差、底の変化には魚が付くことがあります。ブラクリ、胴突き、ジグヘッドを使い、投げずに近距離を探る釣りが向いています
 
平塚港は、魚種だけを見ると幅のある釣り場です。しかし、中央桟橋と荷捌き所前が釣り禁止区域になっており、港内の車両乗り入れも制限されています。釣果を狙う前に、どこで釣ってよいのか、どの釣り方がその場所で可能なのかを確認することが基本です

 

エギング情報

平塚港でエギングをする場合、狙いはアオリイカとコウイカの可能性です。ただし、平塚港はエギングを主力にする釣り場ではありません。サビキ釣り、ちょい投げ、ライトゲーム、泳がせ釣り、フラットフィッシュ狙いの方が釣り場の特徴に合っています
 
エギングで確認する場所は、現地で釣りが認められている東岸壁と南岸壁の範囲です。港内の明暗、潮が動く筋、ベイトが見える場所、岸壁の角、底の変化を探ります。アオリイカはベイトに付くことがありますが、平塚港ではアオリイカの釣果を前提にするより、可能性の釣りとして考える方が自然です
 
コウイカを意識する場合は、底付近をゆっくり探る釣りになります。砂泥底や港内の底変化を、エギを跳ね上げすぎずに探ります。ただし、港内にはロープ、係留物、船の出入りがあります。底を取り続ける釣り方は、場所によって根掛かりやトラブルにつながります
 
エギは2.5号〜3.5号が候補になります。秋の小型を意識するなら小さめ、春の良型を意識するなら3.5号も候補です。水深が浅い場所や障害物が多い場所では、沈みすぎるエギより、沈下の遅いタイプの方が扱いやすい場面があります
 
エギングで注意したいのは、釣り座とキャスト方向です。平塚港は釣り可能範囲が限られており、混雑時は隣との距離が近くなります。エギはカンナが多く、ルアーよりも周囲への注意が必要です。人が近い時、船が近づく時、ロープがある時、中央桟橋や荷捌き所前に投げる形になる時は、エギングをしないでください
 

施設・アクセス情報

駐車場
平塚港には、ひらつかタマ三郎漁港の駐車場があります。港に隣接しているため、釣り道具を持って移動しやすい場所です。ただし、港内へ車を乗り入れて釣り座の近くに停めることはできません。漁業者などの関係車両を除き、港内への車両乗り入れや駐車は禁止されています
 
駐車場は季節によって開場時間や料金が変わります。早朝や夕方に利用する場合は、閉場時間を確認してください。閉場時間を過ぎて駐車することはできません。釣り可能時間が7時〜17時であることも合わせて確認する必要があります
 
路上駐車、漁港関係者用スペースへの駐車、作業車両の通行を妨げる停め方は避けてください。平塚港は釣り人だけの場所ではなく、漁業関係者、公園利用者、海岸利用者も利用します
 

トイレ

平塚港周辺では、しおかぜ広場のトイレを確認できます。しおかぜ広場は、ひらつかタマ三郎漁港の背後地にある広場で、トイレ、水場、シャワーがあります。ファミリーで釣りをする場合や、長時間の釣行では、釣りを始める前に場所を確認しておくと安心です
 
ただし、トイレや水場は釣り人専用ではありません。魚をさばく、コマセを流す、仕掛けやバケツを洗って汚すような使い方はしないでください。釣り具やエサで施設を汚さないことが大切です
 

周辺

平塚港周辺には、しおかぜ広場、海岸、漁港施設があります。釣具やエサは事前に準備しておく方が安心です。サビキ釣りなら、コマセ、替え針、バケツ、魚つかみ、ハサミ、ゴミ袋を用意してください
 
ちょい投げなら、天秤、オモリ、投げ仕掛け、アオイソメやジャリメ、予備の仕掛けが必要です。ルアー釣りなら、小型ミノー、ワーム、ジグヘッド、メタルジグ、リーダー、プライヤー、フィッシュグリップを用意すると対応しやすくなります
 

所在地

神奈川県平塚市千石河岸
 

アクセス

車の場合は、国道129号線や国道134号線方面から平塚港へ向かいます。港周辺は海岸利用者や公園利用者も通るため、駐車場の入口と利用時間を確認してから向かうと安心です
 
公共交通では、平塚駅方面からバスや徒歩を組み合わせて港方面へ向かいます。釣り道具が多い場合は移動しにくくなるため、電車やバス利用では荷物を軽くまとめる方が動きやすいです
 

注意事項

立入・釣り禁止情報
平塚港では、現在、東岸壁と南岸壁が釣り可能範囲の中心です。中央桟橋と荷捌き所前は釣り禁止区域です。防波堤、消波ブロック、作業場所、ロープやフェンスの先、漁船や係留ロープの近くも釣り場に含めないでください
 
釣り可能時間は7時〜17時です。時間外に港内へ入って釣りをしないでください。17時には東側岸壁の門が閉まるため、片付けの時間も含めて行動してください
 
港内への車両乗り入れや駐車は、漁業者などの関係車両を除いて禁止されています。釣り道具を運ぶために車で岸壁へ入ることはできません。バイクや自転車も、漁業者や緊急車両の通行を妨げない場所に停めてください
 

安全面

平塚港は足場が取りやすい場所もありますが、岸壁の段差、車両の動き、船の出入り、係留ロープ、風、波があります。ライフジャケット、滑りにくい靴、ヘッドライトを用意し、魚の取り込みには必要に応じてタモを使ってください
 
漁船が近づいた時は、仕掛けを上げてください。船道に仕掛けを流したままにすると、船やロープに掛かる危険があります。港内では魚よりも漁船と作業を優先することが必要です
 
消波ブロックや高い防波堤は危険があり、立入禁止として扱います。魚が釣れそうに見えても、入ってはいけない場所は釣り場に含めないでください
 

マナー

平塚港は漁港であり、釣り専用施設ではありません。船が近づく時は仕掛けを上げる、係留船やロープに仕掛けを掛けない、作業の邪魔になる場所へ荷物を置かない、ゴミを持ち帰る、コマセで汚した場所は流す、トイレや駐車場を汚さないことが基本です
 
釣り餌、釣り針、釣り糸、仕掛け、コマセ袋、飲食物のゴミは持ち帰ってください。針や糸が残ると、釣り人だけでなく、港を利用する人や漁業関係者に危険です
 
バーベキューや飲酒を目的に港内を使わないでください。平塚港は、釣りと漁港利用が共存している場所です。ルールが守られないと釣り可能範囲がさらに狭くなる可能性があります
 

平塚港の釣り場まとめ

平塚港は、神奈川県平塚市千石河岸にある、ひらつかタマ三郎漁港の釣り場です。現在釣りができる中心は東岸壁と南岸壁です。中央桟橋と荷捌き所前は釣り禁止区域として扱います
 
狙える魚は、アジ、イワシ、小サバ、サバ、コノシロ、シロギス、イシモチ、カマス、ヒラメ、マゴチ、シーバス、クロダイ、メジナ、カサゴ、メバル、カワハギ、サンバソウ、メッキ、ワカシ、ショゴなどです。サビキ釣り、ちょい投げ、ライトゲーム、ヘチ釣り、ウキ釣り、泳がせ釣りで組み立てられます
 
エギングは、平塚港の主力ではありません。アオリイカやコウイカの可能性はありますが、サビキ釣り、ちょい投げ、ライトゲーム、フラットフィッシュ狙いの方が平塚港の特徴に合っています。エギングをする場合も、東岸壁と南岸壁の釣り可能範囲だけで行い、混雑時や船の出入りがある時は避けてください
 
駐車場はひらつかタマ三郎漁港駐車場を利用できますが、港内への車両乗り入れはできません。トイレはしおかぜ広場周辺で確認できます。釣り可能時間は7時〜17時です。平塚港で釣りをするなら、現在の釣り可能範囲、釣り禁止区域、時間、漁港利用のルールを確認し、その範囲の中で魚種に合わせた釣りを選ぶことが大切です
 


花水川河口の釣り場

※河口サーフの釣り場
 
花水川河口は、神奈川県平塚市虹ヶ浜付近にある相模湾側の河口サーフです。平塚海岸の西側、大磯寄りに位置し、川の流れ、砂地、払い出し、波打ち際、河口のヨレが絡む釣り場です。港の岸壁で足元を狙う釣り場ではなく、砂浜と河口の地形変化を読んで魚を探す場所です。花水川河口は平塚と大磯の間に位置する遠浅サーフの河口として紹介されており、干潮時には水深が浅くなりやすく、干満で流れの向きや当たり方が変わる地形です
 
狙える魚は、クロダイ、ハゼ、スズキ、シーバス、シロギス、メゴチ、マゴチ、ヒラメ、イシモチ、ボラ、キビレ、ウナギ、セイゴなどです。河口内側はハゼや小型魚、河口の払い出しや波打ち際はシーバス、クロダイ、マゴチ、ヒラメ、シロギスを意識しやすい場所です。花水川河口の釣り場情報では、クロダイ、ハゼ、スズキが主な魚として挙げられており、満潮前後の河口際や潮の当たり方がクロダイ狙いの目安として扱われています
 
花水川河口はサーフィンのポイントとしても知られています。波が立ちやすい場所で、海底はビーチ、砂地です。釣りだけの場所ではなく、サーファー、散策者、海岸利用者が入る場所なので、釣り座を決める前に周囲の動きを確認してください。サーフィン情報でも、花水川河口は波が立ちやすく、混雑することがある場所として紹介されています
 

主な釣りポイントと特徴

 

花水川河口の釣り場のポイント解説のイラスト

 
花水川河口は、大きく分けて「河口の流れ込み」「河口外側の払い出し」「右岸側の砂浜」「左岸側の砂浜」「波打ち際とカケアガリ」「濁りと澄み潮の境目」の特徴で考える釣り場です
 
ここでいうポイントは、花水川河口の範囲内で、現地で立入が認められている場所に限ります。フェンス、ロープ、工事区画、立入禁止表示がある場所、水際へ無理に降りる場所、波が高く足場が危ない場所は釣り場に含めないでください
 
花水川河口は、同じ場所でも潮位、波、雨後の流量、砂の付き方で狙い目が変わります。前回釣れた立ち位置が次も良いとは限りません。河口の流れがまっすぐ海へ抜ける日、左右へ曲がる日、河口前に浅い砂州ができる日、波打ち際に深みが寄る日があります。釣りを始める前に、流れの筋、波が崩れる位置、泡が残る場所、濁りの境目を見てください
 

河口の流れ込み

花水川河口で最初に見る場所は、川の水が海へ出る流れ込みです。淡水と海水が混ざる場所には小魚やハゼ類が入りやすく、それを追ってシーバス、クロダイ、キビレ、マゴチが差すことがあります
 
河口の流れ込みでは、流れの中心だけでなく、流れの脇を見ます。流心は速すぎて仕掛けがなじまないことがありますが、流れの外側にはヨレができ、魚がエサを待ちやすい位置になります。ルアーなら流れに対して斜めに入れ、流されるベイトを演出します。エサ釣りならブッコミ、ウキ釣り、ちょい投げで、流れの外側や底の変化を探ります
 
雨後は濁りが入り、シーバスやクロダイには良い条件になることがあります。ただし、増水している時、流れが強い時、波が高い時は危険です。河口は見た目より流れが強くなることがあるため、無理に水際へ近づかないでください
 

河口外側の払い出し

河口外側の払い出しは、花水川河口でシーバス、マゴチ、ヒラメ、クロダイを意識しやすい場所です。川から出た水が海へ押し出され、そこに波の流れが重なると、泡、濁り、潮目、ヨレができます
 
ルアーでは、ミノー、シンキングペンシル、バイブレーション、ワーム、メタルジグを使い分けます。シーバス狙いなら流れの筋を横切らせる釣り、マゴチやヒラメ狙いなら底付近を通す釣りが中心です。水深が浅い時は、重すぎるルアーを使うと底をこすりすぎます。波打ち際まで魚が寄っていることもあるため、手前まで回収せずに探ります
 
エサ釣りでは、ブッコミ釣りやちょい投げでクロダイ、キビレ、シロギス、メゴチ、ハゼ類を狙えます。河口の外側は流れで仕掛けが転がることがあるため、オモリの重さを調整し、仕掛けが流されすぎない位置を選びます
 

右岸側の砂浜

右岸側の砂浜は、河口の流れと海岸線の波が絡む場所です。河口の向きによって、右岸側に流れが当たる日があります。流れが当たる側は地形変化が出やすく、シロギス、メゴチ、マゴチ、ヒラメ、クロダイを狙う候補になります
 
シロギス狙いでは、遠投だけに頼らず、波打ち際、第一カケアガリ、少し沖の深みを順に探ります。花水川河口は遠浅のサーフなので、魚が手前に寄る時間と沖へ離れる時間があります。アタリが出た距離を覚え、同じ距離を横へ探ると効率が上がります
 
マゴチやヒラメ狙いでは、河口の濁りが少し入る日、ベイトが見える日、波が落ち着いた朝夕が狙い目です。ワームやメタルジグを底付近で使い、巻き速度を変えながら探ります
 

左岸側の砂浜

左岸側の砂浜も、右岸側と同じく砂地の釣りになります。河口の流れが左へ曲がる日、波で砂が削れて深みができる日、濁りの筋が左側へ伸びる日は狙い目になります
 
左岸側では、河口のすぐ横だけでなく、少し離れた波打ち際も見ます。河口の流れを嫌って魚が外側へ散ることがあり、シロギス、メゴチ、マゴチ、ヒラメは少し離れた場所で反応することがあります
 
釣り人が河口の正面に集中している時は、横へ歩いて空いている場所を探す方が釣りやすいことがあります。ただし、サーファーが入っている場所、散策者が通る場所、人の正面に仕掛けやルアーを入れる位置では釣りをしないでください
 

波打ち際とカケアガリ

花水川河口の釣りで大切なのが、波打ち際とカケアガリです。遠くへ投げるだけではなく、波が崩れる手前、白波の切れ目、泡が残る場所、砂が掘れている場所を見ます
 
シロギスは、波打ち際の近くまで寄ることがあります。ちょい投げで30m以内を探って反応がある日もあります。メゴチやハゼ類も近距離で釣れることがあります。小型魚が多い時は、針のサイズやエサの付け方を調整し、アタリが出る距離を絞ります
 
マゴチやヒラメは、浅い場所でもベイトを追います。波打ち際の数メートル先で食うことがあるため、ルアーを足元まで丁寧に通してください。特に朝夕、濁りの境目、ベイトが跳ねる場所は確認する価値があります
 

濁りと澄み潮の境目

河口では、濁った川水と澄んだ海水の境目が出ることがあります。この境目は、シーバス、クロダイ、マゴチ、ヒラメを狙う目安になります。濁りの中だけを狙うのではなく、濁りの外側、澄み潮との境目、泡が残る筋を見ます
 
シーバスは流れに乗る小魚を待つことがあり、クロダイやキビレは底のエサを拾うことがあります。ルアーならレンジを変え、エサ釣りなら仕掛けが落ち着く場所を探します。濁りが強すぎる時は、魚が散ることもあるため、河口の正面だけでなく、少し離れた砂浜も見てください
 

狙える主な魚種

クロダイ、キビレ、シーバス、セイゴ、ハゼ、シロギス、メゴチ、マゴチ、ヒラメ、イシモチ、ボラ、ウナギ、フグ、エイ
 

その他

ベイトが多い時は、小型回遊魚が寄ることがあります。河口サーフなので、港内のように常夜灯下でアジを安定して狙う釣り場ではありません。魚種は幅がありますが、中心になるのは、河口の流れ、砂地、波打ち際、濁りを利用する魚です
 

この釣り方で釣れます

 

ちょい投げ

シロギス、ハゼ、メゴチ、イシモチ、フグ
花水川河口で扱いやすい釣り方です。アオイソメやジャリメを使い、波打ち際、第一カケアガリ、河口の脇を探ります。遠投だけでなく、近距離も確認してください。河口の流れが強い時は仕掛けが流されやすいので、流れの外側や砂浜側を狙う方が釣りやすくなります
 
シロギス狙いでは、仕掛けを止めっぱなしにせず、少しずつ引いて底の変化を探ります。ハゼやメゴチは河口寄り、シロギスは砂浜側で出ることがあります。アタリが出た距離を基準に、横へ歩いて同じような地形を探してください
 

ブッコミ釣り

クロダイ、キビレ、シーバス、ウナギ、エイ
河口の流れ込みや払い出しで使える釣り方です。エサはアオイソメ、ユムシ、カニ、魚の切り身などが候補になります。クロダイやキビレは河口の濁りや底の変化、シーバスは流れの筋を意識します
 
ブッコミ釣りでは、仕掛けを入れる方向が大切です。流れの中心へ入れると仕掛けが転がることがあります。流れの脇、ヨレ、濁りの境目に置くと釣りやすくなります。竿を複数出すと周囲との干渉が増えるため、人が多い時は本数を絞ってください
 

ウキ釣り・フカセ釣り

クロダイ、キビレ、ボラ、セイゴ
花水川河口では、満潮前後や濁りが入った時にクロダイ、キビレを意識できます。河口の流れに仕掛けをなじませ、底付近から中層を探ります。水深が浅い時はタナを取りすぎると仕掛けが安定しないため、潮位に合わせて調整します
 
フカセ釣りでは、コマセの流れ方を見て、魚が寄る位置を考えます。波が高い時やサーファーが近い時は釣りにくくなります。仕掛けが人のいる方向へ流れる場合は、釣り座を変えてください
 

ルアー釣り

シーバス、マゴチ、ヒラメ、クロダイ
花水川河口のルアー釣りは、河口の流れ、払い出し、濁りの境目、波打ち際を狙います。シーバスにはミノー、シンキングペンシル、バイブレーション、マゴチやヒラメにはワーム、メタルジグ、ジグヘッドリグが使いやすいです
 
朝夕、雨後の濁り、ベイトが見える時、波が落ち着いた時は確認したい条件です。水深が浅い場所では、底を取り続けるより、少し浮かせて通す方が根掛かりや砂噛みを減らせます。河口サーフは地形が変わるため、反応がなければ横へ動いて探ります
 

ハゼ釣り

ハゼ、セイゴ、チチブ類
河口内側や流れが緩い場所では、ハゼを狙えることがあります。小さめの針、軽いオモリ、アオイソメを使い、底をゆっくり探ります。川の流れが強い時より、潮位が安定して流れが緩む時間の方が釣りやすいです
 
ハゼ狙いは足元寄りや近距離で成立しやすい釣りですが、河口の水際は滑りやすい場所があります。無理に水へ近づかず、足場の安定した場所を選んでください
 

エギング

アオリイカ、コウイカ類
花水川河口は、アオリイカ狙いの定番港や地磯とは性格が違います。足元に岩礁帯や港内の明暗がある釣り場ではなく、遠浅の砂地河口サーフです。そのため、エギングを主力に組む釣り場ではありません
 
それでもエギングを入れるなら、波が穏やかで、濁りが強すぎず、小魚が寄っている時に、河口外側の払い出し、潮目、砂浜の変化を短時間探る形になります。底が砂地なら根掛かりは少ない反面、水深が浅い時はエギが底を擦りやすく、波で姿勢も崩れやすくなります
 
エギは3号前後を基準に、浅い時は沈下の遅いタイプを使います。強くしゃくるより、軽く動かしてフォールを入れ、波で流されすぎないようにします。春の大型アオリイカを本気で狙う場所というより、条件が合った時に確認するサブの釣りです
 
サーファーがいる時、海水浴や散策者が近い時、波が高い時はエギングをしないでください。エギはカンナがあり、周囲との距離が必要です
 

花水川河口で釣果を狙う

 

花水川河口で釣果を狙うには、魚種より先に地形と流れを見ることが大切です。河口の流れがどちらへ向いているか、波がどこで崩れているか、濁りがどこまで広がっているかを確認します
 
クロダイやキビレを狙うなら、満潮前後、濁り、河口際のヨレを見ます。ウキ釣り、フカセ釣り、ブッコミ釣りで、流れの外側や底の変化を探ります。流れが速い時は仕掛けが落ち着く場所を見つけることが大切です
 
シーバスを狙うなら、雨後の濁り、ベイト、払い出し、流れの境目を見ます。ミノーやシンキングペンシルで表層から中層、バイブレーションやワームで下のレンジを探ります。河口の中心だけでなく、流れが薄くなる外側も狙います
 
マゴチやヒラメを狙うなら、砂浜側のカケアガリ、河口外側の払い出し、波打ち際を見ます。ワームやメタルジグで底付近を探り、手前まで丁寧に通します。マゴチは砂地と濁りが絡む時、ヒラメはベイトが寄る時に期待できます
 
シロギスやメゴチを狙うなら、ちょい投げで広く探ります。花水川河口は遠浅のため、魚が近い日と遠い日があります。近距離から探り、アタリが出た距離を横へ広げていくと釣りやすいです

 

エギング情報

花水川河口のエギングは、アオリイカの実績が多い港型の釣り場とは考え方を変える必要があります。河口サーフであり、底質は砂地が中心です。アオリイカが常に付きやすい藻場、堤防の明暗、岩礁帯、港内の係留物がそろった場所ではありません
 
狙うなら、波が穏やかな日、濁りが薄い日、ベイトが見える日、潮目が出る日です。河口の流れが強すぎる時はエギが安定しません。サーフの波が高い時は釣りになりにくく、周囲の海岸利用者にも危険が出ます
 
エギは3号前後、浅い時はシャロータイプが扱いやすいです。底を取りすぎると砂を噛みやすく、波でラインが押されます。軽くしゃくって、流れに乗せすぎない範囲でフォールを入れます。手前の波打ち際までイカが追う可能性は低めですが、回収直前にエギが跳ねすぎないように注意します
 
花水川河口でエギングをする場合は、釣果だけで判断しないでください。サーファーがいる時、人が歩いている時、キャスト方向に人が入る可能性がある時は行わないことが前提です。河口サーフでは、エギングよりも、シーバス、マゴチ、ヒラメ、クロダイ、シロギス狙いの方が組み立てやすい場面が多いです
 

施設・アクセス情報

駐車場
花水川河口そのものに、釣り人向けの専用駐車場はありません。サーフィン情報でも、花水川河口には駐車場・トイレ・シャワーがないと案内されています
 
周辺で駐車場を探す場合は、平塚海岸側の公園駐車場や民間駐車場を確認する形になります。平塚市の湘南海岸公園には駐車場があり、収容台数は91台と案内されています。河口の目の前ではないため、歩く距離を見て判断してください
 
路上駐車、住宅地の迷惑駐車、海岸管理用通路への駐車は避けてください。花水川河口周辺は釣り人だけでなく、サーファー、散策者、地元利用者も使う場所です。駐車場所を確保できない場合は、無理に釣行しない方がよいです
 

トイレ

花水川河口の直近には、釣り場専用のトイレはありません。周辺の海岸施設、公園、コンビニなどを事前に確認してください。釣り場情報では、直線距離で約400mの範囲にトイレが確認できるとされていますが、現地状況や利用時間は変わることがあります
 
長時間釣行やファミリー釣行では、釣りを始める前にトイレの場所を確認しておくと安心です。河口周辺は砂浜で、夜間は足元が見えにくくなります。暗い時間に移動する場合は、ヘッドライトを用意してください
 

周辺

花水川河口周辺は、住宅地、海岸、サーフポイント、散策路が絡む場所です。コンビニは少し歩いた範囲にありますが、釣り場のすぐ横でエサや仕掛けがそろう場所ではありません。エサ、飲み物、ゴミ袋、手洗い用の水、予備仕掛けは事前に用意してください
 
サーフで釣る場合は、クーラー、ロッドスタンド、魚つかみ、プライヤー、ライフジャケット、滑りにくい靴があると扱いやすくなります。波打ち際を歩くため、濡れてもよい装備にしてください
 

所在地

神奈川県平塚市虹ヶ浜付近
 

アクセス

車の場合は、平塚市街地または大磯方面から海岸側へ向かい、周辺の利用可能な駐車場を確認してから歩いて河口へ向かいます。河口の目の前に専用駐車場がある釣り場ではありません
 
公共交通を使う場合は、平塚駅方面からバスや徒歩を組み合わせます。荷物が多いと移動距離が負担になるため、電車・バス釣行ではタックルを軽くまとめる方が動きやすいです
 

立入禁止・釣り禁止情報

花水川河口全体が釣り禁止として一律に案内されている情報は確認できませんでした。ただし、河口は海岸利用、サーフィン、散策、管理作業が重なる場所です。現地に立入禁止表示、工事区画、ロープ、フェンス、バリケードがある場合は、その内側に入らないでください
 
平塚市は海・浜・川のルールとして、河口周辺の危険性に触れており、導流堤から河口周辺海域での波乗りや遊走は危険であること、河口航路付近では速やかな通過が必要であることを案内しています。釣りでも、河口付近は流れ、波、船や水上利用が絡む場所として注意が必要です
 

花水川河口で避けるべき行動

波が高い日に水際へ近づくこと、サーファーの正面へ仕掛けやルアーを投げること、散策者の通行方向へ竿を振ること、立入禁止表示のある場所へ入ること、ゴミや釣り糸を残すことは避けてください
 
河口は砂が崩れやすく、足元の水深が急に変わることがあります。ウェーダーを使う場合でも、深く立ち込まない方がよいです。特に雨後、増水時、波が高い時、濁りが強い時は、釣りをするより状況確認で止める判断が必要です
 

まとめ

花水川河口は、平塚市虹ヶ浜付近にある相模湾側の河口サーフです。港のように岸壁へ魚が付く釣り場ではなく、川の流れ、払い出し、濁り、波打ち際、カケアガリを読んで釣る場所です
 
狙える魚は、クロダイ、キビレ、シーバス、ハゼ、シロギス、メゴチ、マゴチ、ヒラメ、イシモチなどです。ちょい投げ、ブッコミ釣り、ウキ釣り、フカセ釣り、ルアー釣りで組み立てやすく、エギングは主力ではなく、条件が合う時に短時間確認する釣りになります
 
花水川河口はサーファーも入る場所で、河口そのものに専用駐車場や専用トイレがある釣り場ではありません。釣行前に駐車場とトイレを確認し、現地の立入表示、波、流れ、人の動きを見て、竿を出せる場所だけで釣ることが大切です
 


虹ケ浜の釣り場

※海水浴場開設期間・遊泳区域・サーファー・散歩者に注意
 
神奈川県平塚市虹ケ浜にある虹ケ浜は、相模湾に面した砂浜の釣り場です。平塚海岸の西側に位置し、花水川河口にも近いエリアですが、ここでは虹ケ浜の砂浜側だけを対象にします。花水川河口そのもの、平塚新港、湘南ひらつかビーチパークの管理区域内をまとめて同じ釣り場として扱わないでください
 
虹ケ浜は、港や堤防ではなく、砂浜から釣るサーフ型の釣り場です。足元の岸壁際を探る場所ではなく、波打ち際、第一カケアガリ、沖のカケアガリ、潮目、濁りの境目、ベイトの寄るラインを探して釣ります。釣れる魚は、シロギス、イシモチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、クロダイ、メゴチ、フグなどが中心です
 
虹ケ浜で一番組み立てやすい釣りは、キス狙いの投げ釣りとちょい投げです。砂浜が広く、海底も砂地を中心に考えやすいため、底を引いて魚のいる距離を探る釣りに向いています。キスの反応が近い時はちょい投げでも狙えます。反応が遠い時は、投げる距離を変えながら沖のカケアガリを探ります
 
ルアーでは、ヒラメ、マゴチ、シーバスを狙えます。虹ケ浜は西湘・湘南サーフの一部として見られることが多く、フラットフィッシュ狙いでは、地形変化、波の払い出し、ベイトの気配、濁りの境目が大切になります。特に花水川寄りの影響を受ける場所では、水の色や流れが変わりやすく、シーバスやマゴチの気配を見つける目安になります
 
一方で、虹ケ浜は釣り専用施設ではありません。海岸利用者、散歩者、サーファー、自転車、犬の散歩、海水浴場開設期間の遊泳者がいます。釣りをする場合は、人がいない場所と時間を選ぶことが前提です。遊泳区域内では釣り竿を使わないでください。ブイ、標旗、ロープ、現地看板、監視員や管理者の指示がある場合は、それを優先してください
 

主な釣りポイントと特徴

 

虹ケ浜の釣り場のポイント解説のイラスト

 
虹ケ浜は大きく分けて「砂浜全体」「波打ち際と第一カケアガリ」「沖のカケアガリ」「花水川寄りの影響を受ける砂浜」「潮目と濁りの境目」「離岸流や払い出しの周辺」の特徴で考える釣り場です
 
ここでいうポイントは、虹ケ浜の砂浜で、現地で立入と釣りが認められている範囲に限ります。遊泳区域、海水浴客がいる場所、サーファーが入っている場所、散歩者の近く、ロープや看板で制限されている場所では釣りをしないでください
 

砂浜全体

虹ケ浜の基本になるのは、広い砂浜からの釣りです。港のように岸壁、船道、常夜灯、係留ロープを狙う釣り場ではありません。砂浜に立ち、海底の起伏、波の崩れ方、潮の流れ、濁りの境目を見て魚のいる場所を探します
 
キス狙いでは、砂浜全体を投げ釣りやちょい投げで探ります。最初から一か所で粘るより、数投して反応がなければ少し横へ移動し、アタリが出る距離と方向を探す方が釣りやすいです。キスは群れで動くことがあるため、1匹釣れた場所では同じ距離をもう一度通す価値があります
 
イシモチは、濁りや波気がある時に狙いやすくなります。キス釣りより少し待つ釣りになり、アオイソメを付けた投げ仕掛けで底を狙います。波が高すぎる日は釣りにくくなりますが、少し濁りが入る日はイシモチの気配が出ることがあります
 
ヒラメやマゴチを狙う場合も、砂浜全体が候補になります。小魚が追われる様子、鳥の動き、波打ち際のベイト、キスが釣れている場所を確認します。フラットフィッシュは何もない砂地に見えても、わずかなカケアガリや払い出しに付くことがあります
 

波打ち際と第一カケアガリ

虹ケ浜でちょい投げをするなら、波打ち際と第一カケアガリをよく見ます。魚は遠くにいるとは限りません。キス、メゴチ、マゴチは、波打ち際から少し沖の変化に入ることがあります
 
ちょい投げでは、軽めの天秤仕掛けにアオイソメやジャリメを付け、投げたあとにゆっくり引いて底を探ります。重くなる場所、軽くなる場所、仕掛けが止まるような場所があれば、そこがカケアガリや底質変化の目安になります
 
キスのアタリは小さく出ることがあります。すぐに大きく合わせるより、軽くテンションを保ちながら巻き、針に乗るのを待つ方が釣りやすい場面があります。連続してアタリが出る距離が分かれば、その距離を横方向に探ると数を伸ばしやすいです
 
マゴチ狙いでは、波打ち際までルアーを丁寧に引くことが大切です。手前で回収を早めると、第一カケアガリに付いている魚を通しきれません。ワームやミノーを使い、底付近を意識しながら最後まで探ります
 

沖のカケアガリ

虹ケ浜で反応が手前にない時は、沖のカケアガリを探ります。投げ釣りでは、仕掛けを遠めに入れてから少しずつ引き、アタリが出る距離を見つけます。遠投ができる人は、距離を分けて探ることで魚のいるラインを絞りやすくなります
 
キスは、日によって近い距離に入ることも、沖に固まることもあります。近距離だけで釣れない時は、投げる距離を変えます。逆に遠投ばかりして釣れない時は、手前のカケアガリも確認してください
 
ヒラメやマゴチ狙いでは、沖のカケアガリにルアーを通します。メタルジグ、シンキングペンシル、ミノー、ワームを使い、底付近を探ります。砂浜は根掛かりが少ない印象がありますが、沈み物や底質変化で引っ掛かる場所もあるため、底を取りすぎる釣り方には注意が必要です
 
シーバスは、ベイトが入る時や濁りが絡む時に回ることがあります。沖の潮目、払い出し、波の崩れ方が違う場所を見て、ルアーを流れに乗せるように通します
 

花水川寄りの影響を受ける砂浜

虹ケ浜は花水川河口に近い位置にあります。ただし、この記事では花水川河口そのものではなく、虹ケ浜側の砂浜を対象にします。河口の影響を受ける砂浜では、川の水、濁り、ベイト、流れの筋が釣りの目安になります
 
シーバスを狙う場合は、濁りの境目、流れの変化、小魚がたまる場所を見ます。雨のあとや潮が動く時間は、水の色が変わるラインが出ることがあります。そこにミノー、シンキングペンシル、バイブレーションを通すと反応が出る場合があります
 
マゴチは、河口寄りの砂地や流れの緩む場所に入ることがあります。ワームで底を取り、リフトアンドフォールやただ巻きで探ります。浅い場所では重すぎるジグヘッドを使うと底を引きずりすぎるため、水深と流れに合わせて重さを調整します
 
キスやメゴチも、河口寄りの砂地で狙えます。底が荒れすぎている時やゴミが多い時は釣りにくくなりますが、落ち着いた状況ではちょい投げで探る価値があります
 

潮目と濁りの境目

虹ケ浜のようなサーフでは、目に見える変化を見つけることが釣果につながります。潮目、濁りの境目、泡の筋、波の崩れ方が変わる場所は、魚が付く目安になります
 
キス狙いでは、潮目の近くへ仕掛けを入れ、底をゆっくり引きます。アタリが出たら、その距離と方向を覚えます。1投ごとに投げる方向を大きく変えるより、反応が出たラインを少しずつ左右に探る方が効率的です
 
ヒラメやマゴチ狙いでは、濁りの境目や波の払い出しを通します。ベイトがいる時は、フラットフィッシュが岸近くまで寄っていることがあります。ルアーは手前まで丁寧に引き、最後のカケアガリで回収を急がないようにします
 
クロダイを狙う場合は、渚釣りやチニングの考え方になります。浅い砂浜では警戒されやすいため、潮位、濁り、波気が大切です。人の多い時間は向きません。静かに立ち、足元を荒らさずに釣ることが必要です
 

離岸流や払い出しの周辺

虹ケ浜でサーフルアーをするなら、離岸流や払い出しの周辺も見ます。波が沖へ払い出している場所、泡が沖へ伸びる場所、周囲より波の立ち方が違う場所には、ベイトやエサが集まりやすくなります
 
ヒラメ、マゴチ、シーバスは、こうした変化の周辺で反応することがあります。ルアーを正面に投げるだけでなく、流れの脇を通す、斜めに引く、手前のブレイクを長く通すなど、魚に見せるラインを変えます
 
ただし、離岸流は人が流される危険もあります。ウェーダーで立ち込む場合は、深く入りすぎないでください。波が高い日、風が強い日、暗い時間帯は無理に水際へ近づかず、安全に戻れる範囲で釣りをしてください
 

狙える主な魚種

シロギス、イシモチ、メゴチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、クロダイ、フグ
 

その他

状況によって、小型回遊魚、ボラ、エイなどが混じることがあります。サーフではエイが掛かることもあるため、重い魚が掛かった時や足元で大きな影が見えた時は無理に触らないでください
 
虹ケ浜は砂浜の釣り場なので、アジ、メバル、カサゴ、カワハギを足元で狙う港型の釣り場ではありません。魚種の中心は、砂地、波打ち際、河口寄りの流れ、カケアガリに関係する魚です
 

この釣り方で釣れます

 

投げ釣り

シロギス、イシモチ、メゴチ、フグ
→ 虹ケ浜の基本になる釣り方です。砂浜から仕掛けを投げ、底を引きながら魚のいる距離を探ります。キス狙いでは、アタリが出た距離を覚え、同じ距離を横方向に探ります。イシモチ狙いでは、少し濁りや波気がある時に底で待つ釣りも候補になります
 

ちょい投げ

シロギス、メゴチ、フグ
→ 虹ケ浜ではちょい投げも使いやすい釣り方です。キスが岸近くに寄っている時は、遠投できなくても釣果を狙えます。波打ち際、第一カケアガリ、砂地の変化をゆっくり探ります。人がいる方向へ投げないこと、後方確認をしてから投げることが前提です
 

サーフルアー

ヒラメ、マゴチ、シーバス
→ ルアーでは、ヒラメ、マゴチ、シーバスを狙えます。カケアガリ、潮目、濁りの境目、払い出し、ベイトの気配を見て釣り座を決めます。ヒラメやマゴチは底付近、シーバスは流れやベイトを意識して探ります
 

ワーム

マゴチ、ヒラメ
→ ワームは虹ケ浜のサーフで使いやすい釣り方です。ジグヘッドの重さを水深、波、流れに合わせ、底を取りながら探ります。底を引きずりすぎると動きが悪くなるため、軽く浮かせる意識で操作します
 

ミノー・シンキングペンシル

シーバス、ヒラメ
→ 浅い場所やベイトが見える時に使います。波打ち際、払い出し、濁りの境目を通し、魚が食いやすいコースを探ります。手前のブレイクで反応することもあるため、最後まで丁寧に引いてください
 

渚釣り・チニング

クロダイ
→ 潮位があり、濁りや波気がある時は、砂浜からクロダイを狙える場合があります。浅場では魚に警戒されやすいため、立ち位置、足音、影に注意します。人が多い時間帯や遊泳区域では行わないでください
 

虹ケ浜で釣果を狙う

 

虹ケ浜で釣果を狙ううえで大切なのは、「砂浜の変化を探すこと」「魚のいる距離を見つけること」「人がいない場所と時間を選ぶこと」です
 
キスを狙う場合は、最初に近距離から中距離を探ります。キスが岸寄りにいる時は、ちょい投げで手返しよく釣れます。反応がない時は、投げる距離を伸ばし、沖のカケアガリを確認します。アタリが出た距離を中心に探ることで、群れに当たりやすくなります
 
イシモチを狙う場合は、濁りや波気を見ます。仕掛けを動かしすぎず、底で待つ時間を作ります。キス釣りのように常に引き続けるより、場所を決めて少し待つ釣りが合う場面があります
 
ヒラメやマゴチを狙う場合は、ベイトと地形変化が大切です。キスが釣れている場所、小魚が逃げている場所、波の払い出し、濁りの境目を見ます。ワームやミノーを使い、沖だけでなく手前のカケアガリまで通してください
 
シーバスを狙う場合は、花水川寄りの水の影響、濁り、流れ、ベイトの動きを見ます。流れの変化がない時より、潮が動いている時の方が狙いやすいです。浅い場所ではルアーを底に当てすぎず、流れに乗せて通します
 
虹ケ浜は広い砂浜なので、釣り座を固定しすぎないことも大切です。数投して反応がなければ、少しずつ移動し、魚のいる距離と地形を探ります。ただし、人のいる場所へ近づいて釣るのではなく、安全に竿を振れる範囲だけで移動してください

 

エギング情報

虹ケ浜は、エギングを主力にする釣り場ではありません。砂浜のサーフであり、アオリイカ狙いで重視される藻場、岩礁、堤防の先端、港内の明暗、船道まわりといった条件が強くありません
 
虹ケ浜でエギングを考えるなら、アオリイカを本命にするより、サーフの中で可能性を探る補助的な釣りになります。ベイトが見える場所、潮目、濁りの境目、夜の明暗が絡む場所があれば確認する余地はありますが、キス、ヒラメ、マゴチ、シーバスを狙う釣りの方が釣り場の特徴に合っています
 
砂浜でエギを使う場合、根掛かりは港や磯より少ないことがあります。しかし、イカが付きやすい障害物や藻場も少ないため、反応を得にくいことがあります。秋の小型イカが回る可能性を期待して広く探るより、現実的にはサーフルアーや投げ釣りを中心にした方が組み立てやすいです
 
また、エギはカンナが多く、人に当たると危険です。海水浴場開設期間、遊泳区域、散歩者が多い時間、サーファーがいる場所では使わないでください。虹ケ浜の記事では、エギングは「主力ではない。できる条件は限られる」と書くのが自然です
 

施設・アクセス情報

駐車場
虹ケ浜の釣行では、近隣の公園駐車場や海岸周辺の駐車場を確認して利用します。湘南海岸公園には無料駐車場があり、収容台数は91台です。ただし、釣り人専用ではなく、公園利用者、海岸利用者、プール利用者、散歩者も使います
 
駐車場には利用時間や管理条件があります。早朝、夜間、海水浴シーズン、イベント時は使い方が変わる場合があります。路上駐車、住宅地内への迷惑駐車、海岸管理の作業動線をふさぐ駐車は避けてください
 

トイレ

虹ケ浜周辺で釣りをする場合は、近隣の公園トイレや海岸施設のトイレを確認して利用します。湘南海岸公園周辺には公衆トイレがあり、サーフの釣り場としてはトイレを確保しやすいエリアです
 
ただし、トイレは釣り人専用ではありません。魚を洗う、コマセを流す、仕掛けや釣り具を洗って汚すような使い方はしないでください。砂、エサ、針、糸くずを残さないようにしてください
 

周辺

虹ケ浜は住宅地と海岸が近い場所です。釣り具やエサは事前に準備しておく方が安心です。キス釣りなら、天秤、投げ仕掛け、替え針、オモリ、アオイソメやジャリメ、クーラー、魚つかみ、ハサミ、ゴミ袋を用意します
 
サーフルアーなら、ミノー、シンキングペンシル、ワーム、ジグヘッド、メタルジグ、リーダー、プライヤー、フィッシュグリップが必要です。砂浜は荷物を置きやすい反面、波をかぶる位置や人の通行を妨げる位置に道具を広げないようにしてください
 

所在地

神奈川県平塚市虹ケ浜
 

アクセス

公共交通では、平塚駅方面から海岸方面へ向かいます。バスを利用する場合は、湘南海岸公園方面の停留所を目安にし、そこから海岸へ歩く形になります。釣り具が多い場合は、荷物を軽くまとめた方が移動しやすいです
 
車の場合は、国道134号線や平塚市街地方面から虹ケ浜周辺へ向かいます。海岸周辺は住宅地、海岸利用者、公園利用者の動線が重なるため、駐車場所を先に確認してから釣り場へ向かってください
 

注意事項

立入・釣り禁止情報
虹ケ浜周辺では、海水浴場開設期間や遊泳区域に注意が必要です。平塚市の海水浴場ルールでは、遊泳区域内で釣り竿を使用しないよう案内されています。遊泳区域を示す標旗、浮き、ブイ、ロープを移動したり、傷つけたりしないでください
 
海水浴客がいる場所、サーファーが入っている場所、散歩者の近くでは釣りをしないでください。投げ釣り、ルアー、エギは、針やオモリを投げる釣りです。人がいる場所では危険が大きくなります
 
現地看板、ロープ、フェンス、管理者の案内がある場所では、その内容を優先してください。過去に釣れていた場所でも、現在の利用状況や規制が変わっている場合があります。釣果情報よりも現地の案内を優先してください
 

安全面

虹ケ浜は砂浜ですが、波、離岸流、急な深み、足元の段差、夜間の見えにくさがあります。ウェーダーで立ち込む場合は、深く入りすぎないでください。波が高い日、風が強い日、雨後で流れが強い日は無理をしないでください
 
投げ釣りでは、オモリが人に当たる事故を防ぐことが大切です。投げる前に前方と後方を確認し、人が近づいたら投げないでください。仕掛けを回収したあとは、針を砂浜に落とさないようにします
 
夜釣りでは、ヘッドライトを使い、足元と波の位置を確認してください。単独での無理な立ち込み、暗い中での長距離移動、波打ち際への荷物放置は避けてください
 

マナー

虹ケ浜は釣り専用施設ではありません。海岸を利用する人、近隣住民、散歩者、サーファー、海水浴客がいます。釣りをする場合は、人の少ない場所と時間を選び、周囲の安全を確認してから竿を出してください
 
ゴミ、針、仕掛け、糸くず、エサの容器は持ち帰ってください。砂浜に針やラインが残ると、裸足の人や子ども、犬に危険です。釣り終わりには、自分の釣り座周辺を確認し、仕掛けの残りがないか見てください
 
虹ケ浜は、キスの投げ釣り、ちょい投げ、ヒラメやマゴチのサーフルアー、シーバス狙いを組み立てやすい砂浜です。海岸としての利用者が多い場所でもあるため、釣果よりも安全と現地ルールを優先して釣りをしてください
 

虹ケ浜の釣り場まとめ

虹ケ浜は、神奈川県平塚市にある砂浜の釣り場です。港や堤防ではなく、相模湾に面したサーフとして考える場所です。狙える魚は、シロギス、イシモチ、メゴチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、クロダイなどです
 
主力の釣り方は、投げ釣り、ちょい投げ、サーフルアーです。キスは砂地を探り、ヒラメやマゴチはカケアガリ、払い出し、ベイトの気配を見ます。シーバスは濁り、流れ、潮目が絡む時に狙いやすくなります
 
エギングは、虹ケ浜の主力ではありません。アオリイカ狙いに向く港内、藻場、岩礁、堤防の条件が目立つ場所ではないため、記事内では補足として扱うのが合います。虹ケ浜では、キス、ヒラメ、マゴチ、シーバスを中心に考える方が釣り場の特徴に合っています
 
トイレや駐車場は近隣施設を利用できますが、釣り人専用ではありません。海水浴場開設期間、遊泳区域、サーファー、散歩者、近隣住民に配慮し、人がいる場所では竿を出さないでください。虹ケ浜で釣りをするなら、砂浜の変化を探りながら、安全に釣れる場所と時間を選ぶことが大切です
 


平塚海岸の釣り場

※砂浜サーフの釣り場・夏季は海水浴場区域とビーチ利用者に注意
 
神奈川県平塚市の平塚海岸は、相模湾に面した長い砂浜の釣り場です。港の岸壁や堤防から釣る場所ではなく、砂浜から投げ釣り、ちょい投げ、サーフルアーで魚を狙う海岸です。平塚海岸は湘南ベルマーレひらつかビーチパークを中心に、広い砂浜、波打ち際、カケアガリ、潮目、離岸流、ベイトの寄り方を見ながら釣りを組み立てる場所になります
 
狙える魚は、シロギス、イシモチ、メゴチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、ワカシ、サバ、ソウダガツオ系の回遊魚などです。砂地を好む魚が中心になるため、港内のサビキ釣りや足元の根魚狙いではなく、砂浜から仕掛けやルアーを入れて広く探る釣りが合います。波が穏やかで濁りが弱い時はシロギス、波気や濁りが少し入る時はイシモチ、ベイトが寄る時はヒラメ、マゴチ、シーバス、回遊魚を意識できます
 
平塚海岸は、釣り専用施設ではありません。ビーチスポーツ、散歩、ランニング、海水浴、サーフィン、観光利用が重なる海岸です。特に湘南ベルマーレひらつかビーチパーク周辺は利用者が多く、夏季は海水浴場として管理される区域があります。釣りをする場合は、遊泳者、ビーチ利用者、サーファー、歩行者がいない場所を選び、現地表示と管理者の案内を優先してください
 
平塚海岸は、平塚港の岸壁や漁港内を含めて考える釣り場ではありません。この記事で扱うのは、平塚海岸の砂浜から行う釣りです。港の岸壁、作業場所、防波堤、フェンスの先、消波ブロック上は別管理の場所になり、平塚海岸の砂浜釣りとは分けて考えてください
 

主な釣りポイントと特徴

 

平塚海岸の釣り場のポイント解説のイラスト

 
平塚海岸は大きく分けて「砂浜全体」「波打ち際と第一カケアガリ」「ヨブと地形変化」「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク前」「テトラ帯や砂丘周辺の流れの変化」「龍城ヶ丘・旧プール下周辺」「虹ヶ浜寄りのサーフ」の特徴で考える釣り場です
 
ここでいうポイントはすべて、平塚海岸の砂浜から安全に竿を出せる範囲に限ります。海水浴場区域、ビーチスポーツの利用範囲、サーファーが入っている場所、工事区画、ロープや看板で制限されている場所、消波ブロック上、管理作業の邪魔になる場所は釣り場に含めないでください
 

砂浜全体

平塚海岸の基本になるのは、広く続く砂浜からの釣りです。足元から沖まで砂地が広がり、シロギス、イシモチ、メゴチ、ヒラメ、マゴチを狙いやすい条件があります。港のように明確な岸壁際はありませんが、波打ち際の変化、砂の掘れ方、潮の流れ、濁りの境目を見ながら魚のいる場所を探します
 
シロギスを狙う場合は、仕掛けを遠くへ投げるだけでなく、近い距離も確認します。シロギスは波打ち際に近いカケアガリや、砂地の掘れた場所に入ることがあります。遠投で反応がなくても、30m以内で釣れることがあります。ちょい投げでも成立するため、ファミリーや初心者でも釣りを組み立てやすい魚です
 
イシモチは、少し濁りが入った時や波気がある時に狙いやすい魚です。砂浜からの投げ釣りで、底付近にエサを置いて待つ釣り方が合います。夕方から夜にかけて反応が出ることもありますが、夜釣りでは足元の段差や波の変化が見えにくくなるため、明るい時間に地形を確認しておくことが大切です
 
ヒラメやマゴチは、砂浜の中でもベイトが寄る場所、カケアガリ、離岸流、潮目、濁りの境目を狙います。平らに見える砂浜でも、波の立ち方が変わる場所や、水色が変わる場所には流れや地形の変化があります。サーフルアーでは、そうした変化を歩きながら探る釣りになります
 

波打ち際と第一カケアガリ

平塚海岸で見落としやすいのが、波打ち際から近い第一カケアガリです。砂浜の魚は遠くにいるとは限りません。波が崩れる場所の少し沖、払い出しができる筋、砂が掘れて深くなった場所には、シロギス、メゴチ、小型のヒラメ、マゴチが入ることがあります
 
ちょい投げでは、仕掛けを遠くへ投げたあと、ただ待つだけではなく、ゆっくり引いて底の変化を確認します。重くなる場所、軽くなる場所、仕掛けが止まりやすい場所は、カケアガリやヨブの目安になります。そこで少し止めると、シロギスやメゴチが食うことがあります
 
サーフルアーでも、手前のカケアガリは重要です。ヒラメやマゴチは、ルアーを回収する直前に食うことがあります。沖だけを探って手前を早く巻き上げると、魚のいる場所を通り過ぎることがあります。最後の10mほども丁寧に通し、波打ち際でルアーが浮きすぎないように意識します
 
波打ち際は、釣り人の後ろを歩く人が近くなりやすい場所でもあります。キャスト前に後方を確認し、散歩中の人や子どもが近い時は投げないでください。平塚海岸は広い砂浜ですが、利用者が多い時間帯は釣り座選びが釣果と安全の両方に関わります
 

ヨブと地形変化

平塚海岸のような砂浜では、ヨブ、カケアガリ、離岸流、潮目が釣りの目印になります。ヨブは砂地が掘れてできる浅い溝のような変化で、シロギスやメゴチが入りやすく、ヒラメやマゴチがベイトを待つ場所にもなります
 
見た目で分かりやすいのは、波の崩れ方が周囲と違う場所です。同じ砂浜でも、波が早く崩れる場所、波が抜けるように見える場所、泡が沖へ払い出す場所があります。泡や濁りが沖へ伸びる筋は、離岸流の目安になります。そこではエサや小魚が流され、魚が付きやすくなります
 
投げ釣りでは、仕掛けを少しずつ引いて底の重さを確認します。何も変化がない場所で待ち続けるより、重さが変わる場所や仕掛けが止まる場所で止める方が反応を得やすくなります。シロギス狙いでは、仕掛けを速く引きすぎず、底を切らない程度にゆっくり動かします
 
ルアーでは、同じ場所に投げ続けるより、数投ごとに歩いて探る方が平塚海岸らしい釣りになります。ヒラメ、マゴチは広い範囲に散る魚なので、ベイト、潮目、地形変化が見つからない時は移動して反応を探します
 

湘南ベルマーレひらつかビーチパーク前

平塚海岸の中央部にある湘南ベルマーレひらつかビーチパーク前は、海岸の目印になりやすい場所です。ビーチセンター、トイレ、シャワー、売店などの施設があり、海岸利用者が多いエリアです。釣り場として見る場合は、施設が近く便利な反面、人が多くなりやすい場所と考えてください
 
ビーチパーク前では、砂浜の投げ釣りやサーフルアーの条件を見ます。狙いはシロギス、イシモチ、メゴチ、ヒラメ、マゴチです。波打ち際の掘れ方、沖の潮目、ベイトの有無を確認し、周囲に人がいない時間帯と場所を選びます
 
夏季は海水浴場の開設やビーチ利用が中心になるため、釣りには向かない時間帯があります。海水浴場の利用時間中、遊泳者がいる場所、ライフセーバーが管理している区域、ビーチスポーツが行われている場所では竿を出さないでください。釣りをするなら、利用者が少ない時間帯や区域外を確認する必要があります
 
ビーチパーク前は施設が近く、初心者や家族連れにも分かりやすい場所ですが、釣りやすさだけで釣り座を決めないことが大切です。サーフの釣りは仕掛けやルアーを投げるため、後方と左右に十分な距離が必要です
 

テトラ帯や砂丘周辺の流れの変化

平塚海岸には、場所によってテトラ帯や砂丘周辺の変化があります。テトラや構造物の周りは流れが変わり、砂が掘れたり、ベイトが寄ったりすることがあります。シロギス、イシモチ、ヒラメ、マゴチを狙ううえで、単調な砂浜より変化を見つけやすい場所です
 
ただし、テトラ上に乗って釣る場所ではありません。砂浜側から安全に狙える範囲で、流れのヨレや波の変化を確認します。足場が不安定な場所、波をかぶる場所、立入が制限されている場所には入らないでください
 
ちょい投げでは、テトラや構造物へ仕掛けを近づけすぎると根掛かりや回収不能につながります。砂地の変化を狙う場合も、仕掛けが流される方向を見ながら、引っ掛かりやすい場所を避けて探ります。アオイソメを使ったシロギス、メゴチ狙いでは、近距離の砂地を丁寧に探る方が扱いやすいです
 
ルアーでは、潮が当たる側、波が払い出す側、濁りと澄み潮の境目を見ます。マゴチは底付近を通すワームやジグヘッド、ヒラメはミノー、シンペン、ワーム、メタルジグを使い分けます。底を取りすぎると根掛かりする場所では、着底後すぐに巻き始めるなど、探る層を調整します
 

龍城ヶ丘・旧プール下周辺

平塚海岸の中でも、龍城ヶ丘・旧プール下周辺は、砂浜の中に変化を見つけやすいエリアとして扱われることがあります。沖に根が絡む場所があるとされ、ヒラメやマゴチを狙うサーフルアーで意識されやすい場所です
 
根が絡む場所は、ベイトが付きやすく、フラットフィッシュの回遊や待ち伏せに関わることがあります。砂だけの場所よりも変化があるため、波の立ち方、ルアーの引き抵抗、底を取った時の感触を確認しながら探ります
 
一方で、根掛かりには注意が必要です。メタルジグや重いジグヘッドを底に置きすぎると、回収できなくなることがあります。サーフルアーでは、着底を確認したらすぐに巻き出し、底を擦り続けないようにします。ワームを使う場合も、底を叩くより、底付近を通す意識の方が扱いやすい場面があります
 
投げ釣りでは、根がある場所を直接狙うより、砂地との境目を探ります。仕掛けが引っ掛かる場所で無理に続けると、針やオモリのロストが増えます。シロギス狙いなら砂地を選び、ヒラメやマゴチ狙いなら根の周囲にできる流れの変化をルアーで確認します
 

虹ヶ浜寄りのサーフ

平塚海岸の西寄りにあたる虹ヶ浜方面は、広い砂浜を歩きながら探りやすいサーフです。地形変化が見つかる場所では、シロギス、イシモチ、メゴチ、マゴチ、ヒラメを狙えます。広い範囲を同じ釣り方で流すより、波の変化や潮目を見て釣り座を選ぶことが大切です
 
シロギス狙いでは、近距離から中距離を探ります。砂浜の色、水深、波の崩れ方が変わる場所を見つけ、仕掛けを少しずつ動かして反応を確認します。釣れた距離が分かったら、その距離を中心に横へ移動しながら群れを探ります
 
マゴチ狙いでは、底付近を通せるワームやジグヘッドが使いやすいです。マゴチは砂地に身を隠していることがあるため、ルアーを速く通しすぎず、底付近を意識します。ベイトが見える時や波打ち際に小魚が追われる時は、ヒラメも候補になります
 
虹ヶ浜寄りのサーフでも、海岸利用者がいる場所では釣りを避けます。砂浜は広くても、風向きや波の高さによってルアーや仕掛けが流されることがあります。左右の距離を取り、隣の釣り人やサーファーと干渉しない場所を選んでください
 

狙える主な魚種

シロギス、イシモチ、メゴチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、ワカシ、サバ、ソウダガツオ系、メッキ、フグ、エイ
 

その他

ベイトが寄る時は、小型青物やシーバスが回ることがあります。波打ち際で小魚が追われる時、鳥が低く飛ぶ時、水面がざわつく時は、メタルジグやミノーを通す価値があります。エイが掛かることもあるため、置き竿や夜釣りではドラグを締めすぎず、無理な取り込みは避けてください
 
平塚海岸は砂浜の釣り場なので、カサゴ、メバル、カワハギを足元で狙う港型の釣り場とは違います。狙いを絞るなら、シロギス、イシモチ、ヒラメ、マゴチを中心に考えると釣り方を組み立てやすくなります
 

この釣り方で釣れます

 

ちょい投げ

シロギス、メゴチ、イシモチ、フグ
→ 平塚海岸で扱いやすい釣り方です。アオイソメやジャリメを使い、波打ち際から30m前後、反応がなければ少し沖まで探ります。仕掛けを投げたら、ゆっくり引いて底の変化を確認します。重くなる場所や仕掛けが止まりやすい場所では少し待ち、シロギスやメゴチの反応を見ます。砂浜では近距離で釣れることもあるため、遠くへ投げるだけの釣りにしない方が釣果につながります
 

投げ釣り

シロギス、イシモチ、メゴチ
→ 広い砂浜を活かして、沖のカケアガリやヨブを探る釣り方です。シロギスは仕掛けを動かしながら探り、イシモチは少し波気や濁りがある時に待つ釣りが合います。海岸利用者が多い時間帯は投げ釣りに向きません。キャスト前に後方と左右を確認し、通行人やサーファーがいる場合は竿を振らないでください
 

サーフルアー

ヒラメ、マゴチ、シーバス
→ 平塚海岸でヒラメやマゴチを狙うなら、サーフルアーが中心になります。ミノー、シンペン、ワーム、ジグヘッド、メタルジグを使い、波打ち際、カケアガリ、離岸流、潮目、濁りの境目を探ります。ヒラメはベイトの有無、マゴチは底付近の変化を意識します。広い砂浜なので、同じ場所で粘りすぎず、反応がない時は歩いて変化を探します
 

ワーム・ジグヘッド

マゴチ、ヒラメ
→ マゴチ狙いでは、21〜30g前後のジグヘッドやワームが使いやすい場面があります。底を取り、ゆっくり巻く、軽く跳ね上げる、止める動きを組み合わせます。根が絡む場所では底を擦り続けず、着底後に早めに動かします。ヒラメ狙いでは、底から少し上を通す意識を持つと、手前のカケアガリでも反応を拾いやすくなります
 

メタルジグ

ワカシ、サバ、ソウダガツオ系、ヒラメ
→ 回遊魚が入る時は、20〜40g前後のメタルジグが候補になります。鳥、ナブラ、水面のざわつき、ベイトの寄りを見て投げます。回遊がない時に投げ続けても反応が出にくいため、朝まずめや潮が動く時間を中心に狙います。底を取ってから巻き上げるとヒラメが混じることもありますが、根掛かりしやすい場所では無理に底を攻めないでください
 

イシモチの投げ釣り

イシモチ
→ 平塚海岸では、波気や濁りがある時にイシモチを意識できます。アオイソメを使い、底付近で待つ釣り方が合います。夕方から夜にかけて狙う場合は、足元の安全確認、ライト、ライフジャケット、波の高さを確認してください。置き竿にする場合でも、波に三脚を倒されないようにし、通行の邪魔にならない場所を選びます
 

シーバスルアー

シーバス
→ シーバスは、ベイトが寄る時、濁りが入る時、波打ち際に流れができる時に候補になります。ミノーやシンペンを使い、離岸流の脇、波の払い出し、濁りの境目を通します。砂浜では魚の位置が変わりやすいため、1か所で待つより、流れの変化を探しながら歩く釣りが合います
 

平塚海岸で釣果を狙う

 

平塚海岸で釣果を狙ううえで大切なのは、「砂浜の変化を探すこと」「海岸利用者の少ない場所を選ぶこと」「魚種ごとに釣り方を変えること」です
 
シロギスを狙う場合は、波打ち際から近いカケアガリ、ヨブ、砂地の掘れた場所を探します。仕掛けを引いた時に重さが変わる場所は、魚が付く目安になります。釣れた距離が分かったら、その距離を横に探ると群れを見つけやすくなります
 
イシモチを狙う場合は、濁り、波気、夕方以降の時間帯を見ます。底付近にエサを置き、反応を待つ釣りになります。波が高すぎる時や海藻、ゴミが多い時は釣りにくくなるため、仕掛けが安定する状況を選んでください
 
ヒラメを狙う場合は、ベイトの有無が大切です。小魚が跳ねる、鳥が海面を見ている、波打ち際で何かが追われる、潮目が出る。こうした変化がある時は、ミノー、シンペン、ワーム、メタルジグで広く探ります
 
マゴチを狙う場合は、底付近を意識します。砂地の中にある掘れた場所、カケアガリ、払い出しの脇、濁りの境目をワームやジグヘッドで通します。マゴチは手前で食うこともあるため、回収直前まで丁寧に探ります
 
回遊魚を狙う場合は、朝まずめや潮が動く時間に、ベイトと鳥の動きを見ます。平塚海岸は広いので、何も変化がない場所で投げ続けるより、水面のざわつきや潮目が出ている場所を探す方が効率的です
 
平塚海岸は、釣れる場所が固定されるというより、その日の波、潮、風、ベイト、地形で狙いどころが変わる釣り場です。砂浜を歩き、変化を見つけ、魚種に合わせて仕掛けやルアーを変えることが釣果につながります

 

エギング情報

平塚海岸は、エギングを主力にする釣り場ではありません。砂浜サーフが中心で、港内の常夜灯、堤防の岸壁、磯の藻場のようなアオリイカ狙いの条件とは違います。平塚海岸で釣りを組み立てるなら、基本はシロギス、イシモチ、ヒラメ、マゴチ、シーバス、回遊魚を狙う内容が合います
 
砂浜からエギを投げる釣りは、底質が砂で変化が少ない場所では成立しにくくなります。アオリイカはベイト、藻場、根、潮通し、明暗、障害物に絡むことが多いため、平塚海岸の広い砂浜だけを見てエギングをするより、サーフルアーや投げ釣りの方が狙いを定めやすいです
 
それでも平塚海岸内でエギングを考えるなら、根が絡む変化、海藻が掛かる場所、小魚が寄る場所、潮が動く筋を確認します。使用するなら3号前後のエギを中心に、浅い場所では沈下の遅いタイプを選びます。底を取り続けると根掛かりや海藻掛かりが増えるため、カウントを調整して中層から底付近を探ります
 
ただし、ビーチ利用者がいる時間帯や場所ではエギングに向きません。エギにはカンナがあり、ルアーよりも危険が分かりにくい場面があります。キャスト方向、後方、左右に人がいないことを確認し、混雑時は行わないでください
 

施設・アクセス情報

駐車場
平塚海岸で利用しやすい駐車場は、湘南海岸公園駐車場です。湘南ベルマーレひらつかビーチパーク自体には専用駐車場がないため、車で向かう場合は湘南海岸公園側の駐車場を確認します。駐車場は季節や曜日で利用時間が変わることがあり、時間外は施錠される案内があります。早朝や夜の釣行では、利用時間を確認してから向かってください
 
駐車場は釣り人だけでなく、海岸利用者、ビーチスポーツ利用者、散歩や観光の人も使います。混雑時は満車になることがあります。路上駐車、管理用スペースへの駐車、出入口付近での荷物整理は避けてください
 

トイレ

平塚海岸では、湘南ベルマーレひらつかビーチパークのビーチセンター周辺にトイレがあります。ビーチセンターには、トイレ、手洗い場、シャワー、更衣室、売店などの設備があります。釣りを始める前にトイレの場所を確認しておくと、長時間の釣行でも動きやすくなります
 
ただし、施設には利用時間があります。夜間や休館時間帯は使えない場合があります。釣り具、コマセ、魚の処理でトイレや手洗い場を汚さないようにしてください
 

周辺

平塚海岸は、湘南ベルマーレひらつかビーチパークを中心に、海岸利用の施設が整っています。売店やシャワーなどが利用できる時間帯もありますが、釣具やエサが必ず現地でそろう場所ではありません。釣りをする場合は、仕掛け、エサ、ルアー、飲み物、ゴミ袋、魚を持ち帰るクーラーを事前に用意しておくと安心です
 
砂浜の釣りでは、ロッドスタンド、三脚、砂に刺せる竿立て、タオル、フィッシュグリップ、プライヤーがあると扱いやすくなります。サーフルアーでは、ウェーダーを使う場合もありますが、波が高い日は無理に立ち込まないでください
 

所在地

神奈川県平塚市高浜台・袖ケ浜・虹ケ浜方面の相模湾沿い
 

アクセス

車の場合は、国道134号方面から平塚海岸、湘南海岸公園方面へ向かいます。海岸沿いの道路は、休日や海水浴シーズンに混み合うことがあります。駐車場の入口、利用時間、満車時の対応を確認してから向かうと動きやすくなります
 
公共交通の場合は、JR平塚駅南口から海岸方面へ向かいます。徒歩でも向かえますが、釣り具が多い場合はバスやタクシーの利用も候補になります。砂浜を歩く釣り場なので、荷物は少なくまとめた方が移動しやすくなります
 

注意事項

立入・釣り禁止情報
平塚海岸では、海水浴場区域、ビーチスポーツの利用範囲、工事区画、管理作業場所、ロープや看板で制限されている場所では釣りをしないでください。夏季は湘南ベルマーレひらつかビーチパーク海水浴場が開設され、遊泳者とビーチ利用者が中心になります。遊泳区域や人が多い砂浜では、投げ釣り、ちょい投げ、ルアー釣り、エギングを避けてください
 
平塚海岸は砂浜の釣り場です。港側の防波堤、作業場所、フェンスの先、消波ブロック上へ入って釣る内容はこの記事の対象外です。現地表示、ロープ、管理者の案内がある場合は、その指示に従ってください
 

安全面

平塚海岸は足場が砂浜ですが、波、離岸流、急な深み、濡れた砂、夜間の暗さがあります。サーフでは、波打ち際に立っているだけでも足元の砂が崩れることがあります。ライフジャケット、滑りにくい靴、ヘッドライトを用意し、波が高い日は無理に釣りをしないでください
 
エイが掛かることもあります。魚の正体が分からない時は素手で触らず、プライヤーやフィッシュグリップを使います。毒魚やトゲのある魚が混じる場合もあるため、子どもと釣る時は魚を触る前に確認してください
 
夜釣りでは、海岸の段差、波の位置、後方の通行人が見えにくくなります。ライトを使い、移動範囲を広げすぎず、単独釣行では波の高い日を避けてください
 

マナー

平塚海岸は釣り人だけの場所ではありません。散歩、ビーチスポーツ、海水浴、サーフィン、観光で多くの人が利用します。仕掛けやルアーを投げる前に後方と左右を確認し、人が近い時は竿を振らないでください。サーファーが入っている場所では、ルアーや仕掛けが流れて接触する危険があります
 
ゴミ、切れた仕掛け、針、エサの袋、飲み物の容器は持ち帰ってください。砂浜に針やラインが残ると、裸足で歩く人や子ども、犬がけがをする原因になります。釣った魚を処理した水や残ったエサを砂浜に放置しないでください
 
平塚海岸は、シロギスやイシモチの投げ釣り、ヒラメやマゴチのサーフルアー、回遊時の青物狙いができる砂浜の釣り場です。施設面ではビーチセンターやトイレがあり、アクセスもしやすい海岸です。一方で、海水浴場、ビーチスポーツ、サーフィン、散歩などの利用と重なるため、釣りができる場所と時間を選ぶ必要があります。平塚海岸で釣るなら、砂浜の地形変化を見つけ、海岸利用者のいない場所で、魚種に合った釣り方を選ぶことが大切です