神奈川県には、足場が整備された海づり施設、長い護岸を持つ海釣り公園、漁港内の岸壁、釣り用に開放された防波堤など、堤防釣りを楽しめる場所があります
東京湾に面する横浜・川崎・横須賀では、足元から水深があり、アジ、イワシ、サバ、タチウオ、シーバスなどを狙える釣り場が中心です。三浦半島には、港内のサビキ釣りからアオリイカを狙うエギングまで組み立てられる岸壁があります
湘南から西湘では、砂地を狙うシロギス、イシモチ、カレイ、ヒラメ、マゴチの釣りに加え、港内へ入る回遊魚やクロダイ、メジナ、根魚も狙えます
ただし、神奈川県内の港や防波堤では、釣りができる区域と立入禁止区域が細かく分かれています。以前は入れた防波堤でも、港湾工事、転落事故、漁業作業への支障などを理由に閉鎖されている場合があります
この記事では、神奈川県内で堤防釣りができる代表的なポイントをエリア別に紹介します
神奈川の堤防釣りで狙える時期
神奈川県の堤防釣りは年間を通して楽しめますが、季節によって狙いやすい魚が変わります
春は、メバル、カサゴ、ウミタナゴ、クロダイ、メジナ、シリヤケイカなどが候補です。海藻が伸びる時期は、護岸際、捨て石、海藻の切れ目に魚が付きます
初夏から夏は、アジ、イワシ、小サバなどの小型回遊魚が港内へ入りやすくなります。サビキ釣りを始めやすい時期で、海づり施設、公園護岸、港内岸壁で釣果が出ます
夏から秋は、サバ、カマス、サヨリ、タチウオ、ワカシ、イナダ、ソウダガツオなどが候補です。小魚の群れが入ると、サビキ釣りだけでなく、ルアー釣り、カゴ釣り、泳がせ釣りも成立します
秋はアオリイカの新子が港内や岸壁沿いへ入り、エギングで狙いやすくなります。三崎港、城ヶ島、真鶴港などでは、船道、港口、岸壁の角、海藻帯が候補です
冬は、カサゴ、メバル、メジナ、クロダイ、カレイ、ヤリイカなどが中心になります。回遊魚は少なくなりますが、水深のある釣り場や岩礁が絡む護岸では釣りを続けられます
横浜・川崎エリア
横浜と川崎の堤防釣りは、管理された海づり施設と公園護岸が中心です
港湾施設や物流岸壁の多くは立入禁止ですが、本牧海づり施設、大黒海づり施設、磯子海づり施設、金沢水際線緑地、東扇島西公園では、決められた範囲で釣りができます
足元から水深がある場所が多く、サビキ釣り、胴突き釣り、ウキ釣り、ヘチ釣り、ルアー釣りなどを組み立てられます
本牧海づり施設
本牧海づり施設は、横浜港の外側に面した規模の大きい海釣り施設です
釣り場は沖桟橋、渡り桟橋、護岸などに分かれ、場所によって水深、潮の流れ、海底の状態が異なります。足元から水深があるため、近距離のサビキ釣りや胴突き釣りでも魚を狙えます
アジ、イワシ、サバ、コノシロなどが回遊している時は、サビキ釣りが中心です。魚が表層に見えない場合は、仕掛けを底まで落とし、少しずつ巻き上げながら魚のいる深さを探ります
ウキ釣りではクロダイ、メジナ、ウミタナゴなどが候補です。護岸際、桟橋の支柱周辺、潮の流れが変化する場所を狙います
胴突き釣りでは、カサゴ、メバル、カワハギ、ベラなどを狙えます。オキアミ、アオイソメ、アサリなどを使い、足元の底や構造物周辺を探ります
ルアー釣りでは、シーバス、タチウオ、青物などが候補です。ただし、施設内では混雑状況によってルアーや投げ釣りの利用方法が制限される場合があります
施設には有料駐車場、トイレ、売店、休憩所があります。営業時間は季節によって変わり、荒天や混雑により入場制限が行われることがあります
大黒海づり施設
大黒海づり施設は、大黒ふ頭の先端側にある海釣り施設です
東京湾の潮を受けるため、港内の岸壁より潮が動きやすく、アジ、イワシ、サバ、コノシロ、タチウオ、シーバスなどの回遊魚を狙えます
サビキ釣りでは、足元から少し先の範囲を探ります。群れが小さい日は短時間で通過するため、周囲で魚が釣れ始めたら、仕掛けの深さを合わせることが重要です
投げ釣りやちょい投げでは、シロギス、カレイ、イシモチなどが候補です。潮が速い日は軽いオモリが流されるため、複数の重さを用意します。
ウキ釣りではクロダイ、メジナ、ウミタナゴ、胴突き釣りではカサゴ、メバル、カワハギなどを狙えます
春にはシリヤケイカが接岸することがあり、エギやスッテで狙える場合があります。底付近を探る釣りになりますが、混雑時は仕掛けを横へ動かしすぎないようにします
駐車場、トイレ、売店があります。開場時間、釣り方の制限、混雑状況は施設の案内を確認してから利用します
磯子海づり施設
磯子海づり施設は、根岸湾側に位置する海釣り施設です
本牧や大黒に比べると釣り場の規模は小さいものの、足場が整い、初心者や家族連れでも利用しやすい環境です
アジ、イワシ、小サバなどが回遊している時はサビキ釣りで狙えます。回遊がない時間帯は、足元の底や護岸際を胴突き仕掛けで探り、カサゴ、メバル、ウミタナゴ、ベラなどを狙います
ウキ釣りでは、メジナ、クロダイ、ウミタナゴなどが候補です。護岸際や海底の変化を確認し、仕掛けを流しすぎないようにします
足元に障害物や岩礁がある場所では、仕掛けを底へ置いたままにすると根掛かりしやすくなります。着底後に少し巻き上げ、底から浮かせた状態で待つと仕掛けを失いにくくなります
施設には駐車場、トイレ、売店、貸し竿があります。営業時間は季節で変わるため、釣行前に営業状況を確認します
金沢水際線緑地
金沢水際線緑地は、横浜市金沢区の福浦地区に整備された長い護岸です
護岸上部には約1kmの遊歩道があり、転落防止柵、照明、トイレ、休憩所、有料駐車場が整備されています
水面までの高さがあるため、魚を取り込む場合は長いタモ網が必要です。短いタモ網では海面まで届かないことがあります
アジ、イワシ、小サバなどが入っている時は、足元へ下ろすサビキ釣りで狙えます。胴突き釣りでは、カサゴ、メバル、ウミタナゴなどが候補です
クロダイは、ヘチ釣りや落とし込み釣りで護岸際を狙います。カニ、イガイ、オキアミなどを使い、仕掛けを壁際へ静かに落とします
金沢水際線緑地では、竿を振って仕掛けを投げる行為が禁止されています。遠投だけでなく、ちょい投げ、ルアー、エギ、ウキ、投げサビキなど、キャストを伴う釣りは行えません
釣り方は、サビキ、胴突き、ヘチ釣りなど、足元へ静かに仕掛けを下ろす方法に限られます
東扇島西公園
東扇島西公園は、川崎港内で一般の釣り人が利用できる公園型の釣り場です
長い釣りデッキがあり、足元から水深があります。公園内には2か所の有料駐車場、トイレ、自動販売機があります
アジ、イワシ、サバなどの小型回遊魚はサビキ釣りで狙えます。サヨリが入っている時は、表層をウキ仕掛けで狙います
投げ釣りやちょい投げでは、シロギス、カレイ、イシモチなどが候補です。海底には根掛かりする場所もあるため、仕掛けを動かしながら砂地を探します
ウキ釣りでは、クロダイ、メジナ、ウミタナゴ、胴突き釣りでは、カサゴ、メバルなどを狙えます
ルアー釣りでは、シーバス、タチウオ、青物などが候補です。春から初夏にはシリヤケイカが接岸することがあり、エギングでも狙えます
川崎港内では、東扇島西公園以外の岸壁、防波堤、物流施設周辺で釣りをしないことが前提です。公園外の岸壁へ移動せず、釣りデッキの範囲だけを利用します
横須賀エリア
横須賀の東京湾側には、潮通しの良い護岸や海釣り公園があります
横須賀市海辺つり公園とうみかぜ公園は、駐車場とトイレがあり、堤防釣りを組み立てやすい場所です
東京湾の船道に近いため、アジ、サバ、タチウオ、シーバス、青物などの回遊魚を狙えます。足元の壁際や捨て石周辺では、カサゴ、メバル、カワハギ、クロダイも候補です
横須賀市海辺つり公園
横須賀市海辺つり公園は、東京湾に面した約500mの釣り用護岸を持つ公園です
釣り場には転落防止柵があり、管理事務所、トイレ、有料駐車場が整備されています。開園時間が決められているため、時間外に護岸へ入ることはできません
サビキ釣りでは、アジ、イワシ、サバを狙えます。回遊魚が入っている日は、足元でも釣果が出ます
胴突き釣りでは、カサゴ、メバル、カワハギ、ベラ、ウミタナゴなどが候補です。護岸際や底付近を探り、アタリがなければ少しずつ移動します
ウキ釣りでは、クロダイ、メジナ、ウミタナゴを狙えます。潮が速い時は仕掛けが横へ流れるため、混雑時はウキの位置を確認します
ルアー釣りでは、シーバス、タチウオ、ワカシ、イナダなどが候補です。エギングでは、アオリイカ、シリヤケイカ、コウイカ類を狙える時期があります
休日や回遊魚の釣果が出ている時期は混雑します。周囲との間隔が狭い場合は、遠投や横方向へ探る釣りを避けます
うみかぜ公園
うみかぜ公園は、横須賀市平成町にある東京湾沿いの公園です
有料駐車場と海沿いの護岸が近く、トイレもあります。護岸には親水エリアや展望台があり、釣り専用施設ではありません
アジ、イワシ、サバなどが入っている時は、サビキ釣りで狙えます。足元では、カサゴ、メバル、ベラ、ウミタナゴなどが候補です
ウキ釣りではクロダイ、メジナ、ルアー釣りではシーバス、タチウオ、青物を狙えます
現在、釣りが認められているのは平日です。土曜、日曜、祝日は釣りができません。展望台では曜日にかかわらず釣りを行えません
平日でもイベントや公園利用の都合によって、釣りが制限される場合があります。釣行前に公園の利用案内を確認します
葉山港
葉山港では、防波堤Aと防波護岸の一部が釣りに開放されています
転落防止柵があり、港内には有料駐車場、トイレ、管理事務所があります。利用時間は季節によって変わります
ウミタナゴ、メバル、カサゴ、カワハギ、ベラ、メジナ、クロダイなどが候補です
胴突き釣りでは、足元の底や壁際を狙います。ウキ釣りでは、メジナ、クロダイ、ウミタナゴを狙えます
葉山港では投げ釣りとコマセの使用が禁止されています。サビキ釣りでコマセを使う方法や、仕掛けを投げる釣りは行えません
防波堤先端側、港内側、南物揚場など、釣りができない区域があります。釣り可能範囲を確認し、開放されている護岸だけを利用します
三浦半島エリア
三浦半島には、三崎港、城ヶ島、北条湾など、規模のある港湾釣り場があります
アジ、イワシ、サバ、カマス、サヨリなどの回遊魚、クロダイ、メジナ、カワハギ、カサゴ、メバル、アオリイカなどを狙えます
一方で、漁業作業、冷凍施設、市場、船の係留場所が多く、釣り人向けに管理された施設ではありません
岸壁ごとに立入可能範囲が異なるため、入口のバリケード、フェンス、作業予定、駐車禁止の表示を確認します
三崎港
三崎港は、三浦半島南部にある規模の大きい港です
釣り場として知られる場所には、花暮岸壁、うらり前、市場前、超低温冷蔵庫前、製氷所前、北条湾岸壁、北条湾の狭塚川河口周辺、通り矢堤防などがあります
花暮岸壁や超低温冷蔵庫前は、沖向きに水深があり、アジ、イワシ、サバ、カマス、タチウオ、青物、アオリイカなどが候補です。ただし、漁業関係車両以外の進入が制限される場合があり、岸壁への車両乗り入れはできません
うらり前と市場前は港内に面し、サビキ釣り、胴突き釣り、ウキ釣り、ライトゲームなどを組み立てられます。観光客や市場利用者が多いため、歩行者の近くで竿を振らないようにします
製氷所前は北条湾の出口と船道が絡み、港内でも潮が動きやすい場所です。アジ、イワシ、カワハギ、クロダイ、メジナ、根魚、イカ類などを狙えます
北条湾岸壁は、湾内へ小魚が入っている時にサビキ釣りやライトゲームが成立します。狭塚川河口周辺では、河川水と海水が混ざる場所にハゼ、クロダイ、シーバス、小型回遊魚などが入ります
通り矢堤防は、港口と岩礁が絡む場所です。投げ釣り、ウキ釣り、ルアー釣り、エギングなどが候補ですが、堤防や周辺の立入状況を確認して利用します
三崎港では、釣りができる岸壁であっても、漁船が着岸する時や作業が始まった時は場所を空けます
城ヶ島岸壁周辺
城ヶ島北側には、城ヶ島岸壁、冷凍庫前、白秋碑前周辺などの港内釣り場があります
三崎港内に面しているため、島南側の地磯より波を避けやすく、足元から水深があります
サビキ釣りでは、アジ、イワシ、サバなどを狙えます。魚が港内へ入っている時は、岸壁際や船道で釣果が出ます
胴突き釣りでは、カサゴ、メバル、カワハギ、ベラなどが候補です。ウキ釣りでは、メジナ、クロダイ、ウミタナゴを狙えます
エギングでは、アオリイカ、ケンサキイカ、ヤリイカ、コウイカ類が候補です。岸壁の角、船道、明暗、潮が動く場所を探ります
係留船の間、ロープ周辺、冷凍施設の作業区域には仕掛けを入れません。城ヶ島でも岸壁の利用条件は作業や工事によって変わることがあります
湘南港・湘南大堤防
湘南港と湘南大堤防は、江の島東側にある規模の大きい港湾釣り場です
港内側は比較的潮が緩く、沖向きは相模湾の潮と波の影響を受けます。足場の広い場所や転落防止柵がある場所もあります
サビキ釣りでは、アジ、イワシ、サバなどを狙えます。ウキ釣りでは、クロダイ、メジナ、ウミタナゴ、カワハギなどが候補です
胴突き釣りでは、カサゴ、ベラ、カワハギなどを狙えます。ちょい投げでは、シロギス、ハゼ、メゴチなどが候補です
ルアー釣りでは、シーバス、タチウオ、ワカシ、イナダ、カマスなどを狙えます
湘南港には船舶やヨットの出入りがあります。航路へ仕掛けを残したままにせず、船が接近した場合は速やかに回収します
工事区画、港湾作業区域、灯台周辺などは立入状況が変わることがあります。現地のフェンスと案内表示を確認します
ひらつかタマ三郎漁港
ひらつかタマ三郎漁港では、中央桟橋や東側岸壁など、指定された区域が釣りに開放されています
利用時間は7時〜17時です。時間外は門が閉まり、荒天や高波の場合は利用時間内でも閉鎖されます
アジ、イワシ、サバなどが回遊している時は、サビキ釣りで狙えます。港内の底では、ハゼ、シロギス、イシモチ、メゴチなどが候補です
ちょい投げでは、港内の砂地や船道を狙います。ルアー釣りでは、シーバス、ヒラメ、マゴチ、青物などが候補です
クロダイはウキ釣りや落とし込み釣りで岸壁際を狙えます。防波堤や消波ブロックは立入禁止です。一般車、バイク、自転車も港内へ乗り入れられないため、専用駐車場を利用します
大磯港西防波堤
大磯港では、西防波堤の港内側が釣り場として開放されています
利用時間は季節によって変わり、時間外は門扉が閉鎖されます。東防波堤、漁業区域、西防波堤の外海側にある消波ブロックには入れません
サビキ釣りでは、アジ、イワシ、小サバなどが候補です。ウキ釣りでは、クロダイ、メジナ、ウミタナゴを狙えます
ちょい投げでは、シロギス、ハゼ、メゴチ、カレイ、イシモチなどが候補です。港内は場所によって砂地と岩礁が混じるため、根掛かりする場合は投入方向を変えます
ルアー釣りでは、シーバス、カマス、小型青物などが候補になります。
港には大きな有料駐車場、トイレ、飲食施設があります。釣り場へ入る前に開放時間と当日の利用状況を確認します
小田原漁港
小田原漁港は、早川河口付近にある規模の大きい漁港です
港内には本港、新港、荷さばき施設、加工施設、船の係留区域があり、釣りができる場所は限られています
アジ、イワシ、サバ、カマスなどの回遊魚、クロダイ、メジナ、カワハギ、カサゴ、シロギス、アオリイカなどが候補です
サビキ釣りでは港内へ入る小型回遊魚を狙います。ウキ釣りでは、クロダイ、メジナ、ウミタナゴ、胴突き釣りでは、カワハギ、カサゴ、ベラなどを狙えます
エギングでは、港口、船道、岩礁と砂地の境目、明暗が候補です。ただし、投げ釣りが禁止されている区画ではエギやルアーも投げません
荷さばき所、耐震強化岸壁、加工施設周辺、漁業関係者専用区域などは立入禁止です。禁止区域を示す案内図と現地の表示を確認します
真鶴港
真鶴港は、相模湾に面した港です
港内には岸壁、船道、砂地、岩礁があり、場所によって釣れる魚が変わります
サビキ釣りでは、アジ、イワシ、サバなどを狙えます。胴突き釣りでは、カサゴ、メバル、カワハギ、ベラなどが候補です
ウキ釣りでは、メジナ、クロダイ、ウミタナゴを狙えます。ちょい投げでは、シロギス、メゴチ、ハゼなどが候補です
エギングではアオリイカを狙えます。港口、船道、岩礁と砂地の境目、海藻帯を探ります
真鶴港では漁業作業と船の出入りが優先されます。係留船、ロープ、作業中の岸壁には近づきません
港周辺には有料駐車場やトイレがありますが、岸壁や作業場所への駐車は行わず、一般利用者向けの駐車場を利用します
神奈川の堤防釣りで狙える魚
神奈川の堤防釣りで狙いやすい魚は、アジ、イワシ、サバなどの小型回遊魚です
初夏から秋に港内へ群れが入ると、本牧、大黒、磯子、東扇島、海辺つり公園、三崎港、城ヶ島、大磯港などでサビキ釣りが成立します
クロダイとメジナは、ウキ釣り、ヘチ釣り、落とし込み釣りで狙えます。護岸際、捨て石、沈み根、船道のかけ上がりが候補です
カサゴ、メバル、ベラ、カワハギなどは、胴突き釣りやブラクリで狙えます。足元の壁際、岩の隙間、海底の障害物周辺を探ります
シロギス、ハゼ、メゴチ、イシモチ、カレイなどは、ちょい投げや投げ釣りで砂地を狙います
ルアー釣りでは、シーバス、タチウオ、カマス、ワカシ、イナダなどが候補です。エギングでは、アオリイカ、シリヤケイカ、コウイカ、ケンサキイカ、ヤリイカなどを狙える場所があります
サビキ釣りで狙う方法
サビキ釣りでは、魚が見えている深さだけを狙わず、表層から底付近まで探ります
アジは底寄り、イワシは表層から中層、小サバは表層付近を回ることがあります
仕掛けを底まで落としたら、リールを数回巻き、少しずつ深さを変えます。魚が釣れた深さが分かったら、同じ位置へ仕掛けを戻します
回遊が止まった場合は、コマセを大量に入れ続けるのではなく、魚が戻るまで間隔を空けます
混雑している場所では、仕掛けを斜めへ流さず、正面の範囲だけを狙います
ウキ釣りとヘチ釣り
ウキ釣りでは、クロダイ、メジナ、ウミタナゴなどを狙えます
護岸の角、潮が当たる場所、潮が緩む場所、捨て石の切れ目を探します
クロダイは岸壁際へ付くことも多いため、遠くへ投げるだけでなく、足元の壁際も狙います
ヘチ釣りや落とし込み釣りでは、カニ、イガイ、オキアミなどを使い、護岸際へ仕掛けを落とします
仕掛けを底まで一気に落とすのではなく、ゆっくり沈めながらアタリを取ります
ちょい投げと投げ釣り
ちょい投げでは、シロギス、ハゼ、メゴチ、イシモチ、カレイなどを狙えます
港内の砂地、船道、港口、河口周辺が候補です。仕掛けを投げた後は、同じ場所へ置いたままにせず、ゆっくり巻いて海底の変化を探ります
オモリが軽くなる場所は砂地、重くなる場所や仕掛けが止まる場所は、かけ上がりや障害物の可能性があります
投げ釣りが禁止されている金沢水際線緑地や葉山港では行えません。施設や港ごとの釣り方の制限を確認します
ルアー釣りとエギング
ルアー釣りでは、小魚の群れ、潮目、明暗、港口、河口、船道を狙います
シーバスは夜の明暗や流れ込み、タチウオは夕方から夜の回遊、青物は朝夕や小魚が入っている時間帯が候補です
カマスは小型ミノー、メタルジグ、ワームなどで狙えます。エギングでは、港内の海藻帯、船道、岸壁の角、岩礁と砂地の境目を探ります
アオリイカは秋に2.5〜3号、春に3〜3.5号のエギが中心です。岸壁際へイカが入っている場合もあるため、遠投だけでなく近距離も確認します
係留船、ロープ、航路、漁業作業区域にはルアーやエギを投げません
堤防釣りで釣果を伸ばすコツ
堤防釣りでは、魚が釣れている場所だけでなく、潮が動いている場所を探します
岸壁の角、港口、船道、河口、潮目、明暗は、魚が移動する経路になりやすい場所です
サビキ釣りでは、魚が釣れた深さを合わせます。ウキ釣りでは、コマセと付け餌が同じ場所を流れるようにします
ちょい投げでは、砂地を広く探り、アタリが出た場所を繰り返し狙います
ルアー釣りでは、表層だけで反応がない場合に、中層、底付近まで深さを変えます
同じ場所で反応がない時は、仕掛けやルアーを交換し続けるだけでなく、岸壁の角や港口側へ立ち位置を変えます
駐車場・トイレ・利用時間
本牧、大黒、磯子の海づり施設には、有料駐車場、トイレ、売店があります
金沢水際線緑地には大型の有料駐車場、24時間利用できるトイレ、休憩所があります
東扇島西公園には2か所の有料駐車場とトイレがあります。釣り場と駐車場は24時間利用できます
横須賀市海辺つり公園には有料駐車場とトイレがありますが、釣り場には開園時間があります
うみかぜ公園には有料駐車場とトイレがあります。釣りは平日に限られます
葉山港、ひらつかタマ三郎漁港、大磯港には有料駐車場とトイレがあります。防波堤や釣り場の開放時間が決められています
三崎港、城ヶ島、小田原漁港、真鶴港では、港の作業場所や岸壁へ車を停めず、周辺の一般向け駐車場を利用します
注意点とマナー
神奈川県内の漁港や防波堤では、立入禁止、釣り禁止、投げ釣り禁止、コマセ禁止、夜間閉鎖などのルールが場所ごとに異なります
フェンス、門扉、バリケードを越えず、立入禁止や漁業関係者以外進入禁止の表示がある場所には入りません
漁港では、漁船の着岸、荷物の積み下ろし、網や漁具の整備が優先されます。作業が始まった場合は釣具を移動し、通路を空けます
係留船の間やロープの近くへ仕掛けを入れると、船や漁具を傷付ける原因になります
釣り場では、コマセ、餌、魚の血やうろこを残さず、使用した場所を水で流します。仕掛け、ライン、針、餌の袋、空き容器は持ち帰ります
堤防や岸壁でも、波、強風、雨によって足元の状態が変わります。転落防止柵がない場所ではライフジャケットを着用し、消波ブロックや閉鎖された防波堤へは入りません
まとめ
神奈川県には、横浜と川崎の海づり施設、横須賀の海釣り公園、三浦半島の港湾岸壁、湘南と西湘の防波堤など、異なる特徴を持つ堤防釣りポイントがあります
本牧海づり施設、大黒海づり施設、磯子海づり施設は、駐車場、トイレ、売店が整い、サビキ釣り、ウキ釣り、胴突き釣り、投げ釣りを組み立てられます
金沢水際線緑地は足元の釣りに限られ、仕掛けを投げる行為は禁止されています
東扇島西公園と横須賀市海辺つり公園は、回遊魚、根魚、クロダイ、タチウオ、シーバスなどを狙える公園型の釣り場です
うみかぜ公園は駐車場と護岸が近いものの、釣りができるのは平日です。葉山港は投げ釣りとコマセの使用が禁止されています
三崎港と城ヶ島岸壁周辺では、サビキ釣り、ウキ釣り、ライトゲーム、エギングを組み立てられますが、漁業作業と船の利用が優先されます
ひらつかタマ三郎漁港と大磯港西防波堤は、釣り可能区域と利用時間が決められています
小田原漁港は立入禁止区域や投げ釣り禁止区域があり、真鶴港では漁業作業の状況を確認する必要があります
釣行前には、施設の営業状況、現地の案内、門扉、フェンス、釣り方の制限を確認し、釣りが認められている場所だけを利用することが大切です