釣れるエギ、最強エギ、神エギ
※製作中
今回は釣れるエギ、最強エギ、神エギとは言うテーマで話をしていこうと思っています
バスフィッシング界のレジェンド村田基さん曰く良いルアー(釣れるルアー)とは初心者でも釣れるルアーだそうです。その概念で言うと釣れるエギは何処にでも手に入れるのが容易なヤマシタのエギ王シリーズでしょうか。但し初心者でも釣れる状況というのはまずめや時合に高活性のイカが廻ってきて釣れる事が多いので、その状況であればそれこそダイソーエギでさえ釣れるエギとなってしまいます
この記事は2025年9月に執筆しています。この時点でネットやYouTubeなどで絶対に釣れるエギと検索をかけると主に下記のエギが出てきます
エギ王K(ムラムラチェリー、軍艦グリーン、カクテルオレンジ)、エギ王サーチ、アモラスジョイント(ハッスルナイトetc)、パタパタezq(リアルイソスジエビ)
実は2年前の2021年にも同じように絶対に釣れるエギと検索を掛けてました。内容は下記となります
エギ王K(ムラムラチェリー、軍艦グリーン)、エギ王ネオンブライト、フラッシュブースト、ぴょんぴょんサーチ、パタパタezq
感のいい人なら気づくかも知れませんが、釣れるエギランキングって実は売り上げランキングなのです。ムラムラチェリー、軍艦グリーン、パタパタezqはロングセラー商品。それ以外は新商品。話題になれば使う人が増える→使う人が多ければ釣れる確率が上がる。それは例えるなら売り上げの多い宝くじ売り場から高額当選する事が多いが、それはあくまでも販売数が多いからであって、一人に対しての確率は都会の売り上げの多い売り場も田舎の売り上げの低い売り場も実は変わらないという事なのです
参考までに現時点でフラッシュブーストやぴょんぴょんサーチが釣れるという人はほぼいません。どちらも特性を生かし、それに沿った釣り方をすれば釣果は出ます。ですがどちらのエギも一芸特化エギなので、どうしても消えやすいエギなのだと思います
この記事を読んでる方は絶対に釣れるエギ等で検索を掛けてると思います。ですがその手の記事は結局は売れてるエギ、もしくは新商品を紹介してる事が多いので、あまり参考にしない方がいいと思います
参考までに私の地元で軍艦グリーンが釣れるという人はあまりいません。シルエットがはっきり出るアピール系の軍艦グリーンは九州や四国等に比べイカが少なく、それでもエギンガーだらけのスレイカ地域にはあまり向いてないのかも知れません
釣れるエギ、最強エギ、神エギと言えるのはあくまでも主観ですが「食いが渋い時でも釣れるエギ」、「他のエギで反応が無いのに、そのエギにだけ反応する」、「根掛かりロストしにくいエギ」、「使っていて楽しいエギ」、「自分が釣れると思うエギ、もしくはこれで釣れなきゃ諦めが付くエギ」
上記について解説します
「食いが渋い時でも釣れるエギ」
まずめや地合、潮が動いてるとき、潮が変わった時は釣れやすいです。その時周りは全く釣れてなく、自分だけが連発なら話は変わりますが、周りも釣れて自分も釣れるであれば、それはエギの能力関係無く釣れただけなので釣れるエギ判定は少し違うと思います
時間帯や季節、大混雑、潮が悪く周りが全く釣れないタイミングなのに、そのエギを使用した時になぜか釣れる事が多い。それは釣れるエギ、最強エギ認定でいいと思います
「他のエギで反応が無いのに、そのエギにだけ反応する」
なぜか一つのエギだけでしか釣れない日があります。もしくは5杯以上釣れた日に釣果の半分以上が該当エギであれば、そのエギも最強エギだと思います
「根掛かりロストしにくいエギ」
これかなり重要です。根掛かりロストは財布に厳しい上にリーダーを組み直す手間もあり、心が折れてしまいがちです。これが無ければ最強エギ認定したいエギがあります。ティップランナーチビ2.5号、アジレッドとマジックケイムラです。どちらも1年を通しよく釣れます。アジレッドは非クリア系の赤テープなので秋にパイロットエギで使い、沢山の釣果をもたらしてくれました。マジックケイムラは渋い時によく釣れ、真冬誰も釣れてない時にキロオーバーのアオリイカを2杯、短時間で釣らせてくれた自分の中では伝説のエギです。このエギでしか釣れない日も結構ありました。食い気の低いイカに対し早い沈下速度がイカの捕食スイッチを刺激してくれるのだと思います。ですが沈下速度が早いことが原因で根掛かりロスト率が通常エギの2倍以上のため今はほとんど使わなくなりました
同じ理由でエギ王Kもほとんど使わなくなりました。自身のエギングスタイルもあるのでしょうがエギ王liveやワイルドチェイスなどと比べ何故かロストすることが多いのです
「使っていて楽しいエギ」
エギングは釣れない時間の方が多い釣りです。その中でモチベーションを保つには投げてるだけで楽しい、しゃくり感が気持ちいい、水中情報(抵抗感)が分かりやすく、アタリも取りやすいなど釣果以外の部分がかなり重要となってきます。自分にもこういうエギが存在します。詳細は後程紹介します
「自分が釣れると思うエギ、もしくはこれで釣れなきゃ諦めが付くエギ」
新商品、ごり押し商品(笑)、他人に勧められたエギ、他人が使ってるのを見て自分も真似したエギ。中にはここから最強エギ発掘も稀にありますが大抵は2軍行きとなります(笑)
モチベーションを上がる為に新商品等を使うのはありかと思いますが、基本は自身が釣れると思うエギやカラーを選び集中力を高めエギングをしていく方が結果釣果に繋がりやすいと思います
一旦まとめ
エギングというのは地域、季節、フィールド(磯、サーフ、堤防、漁港)、時間帯、混雑具合が釣果に直結します。また個人のスキルであったりスタイルも釣果に差が出るのでエギ単発で優越を付けるのは難しいです。実際知り合いのエギングが上手な人が使っているエギを自分が使っても同じようには釣れないのです。なのでスキルであったり手法の引き出しを増やしていく方がエギを増やしていくよりコンスタントに釣果が出せるようになると思うのです
主観的最強エギ、神エギ
私が選ぶ最強エギ&神エギを紹介します
更新日 2025年10月29日
著者 古田晃広