淡水&ブラックバス

いなさ湖(都田川ダム)のブラックバスポイントまとめ|釣れる場所・時期・ルアー・規制

いなさ湖(都田川ダム)のブラックバスポイントまとめ
 

いなさ湖は、浜松市浜名区引佐町を流れる都田川をせき止めた都田川ダムのダム湖です。湖面積は約0.74km²あり、岸際のシャロー、急なブレイク、ワンド、流れ込み、立木、沈み物、水没した道路跡や石積みなど、ブラックバスが付きやすい地形変化が多くあります。岸から釣れる場所は限られますが、親水公園側の湖岸やおしどり橋周辺ではおかっぱりができ、エレキボート、カヤック、SUPなどを使えば中流から都田川のバックウォーターまで広く探れます
 
ブラックバスは春から晩秋まで狙えます。3月頃から水温上昇とともにシャローへ入る魚が増え、4~5月は岸際、ワンド、沈み物、ブレイク周辺が狙いやすくなります。春にはミドストやシャッドテール系ワームで30cm台のブラックバスが釣れており、足元のカバーへ付いた魚も狙えます。初夏から夏は流れ込み、日陰、立木、浮きゴミ、深いブレイクが重要になり、虫系ワーム、高比重ワーム、クロー・ホッグ系ワームなどを使った釣りが有効です。秋は水温が下がり始めると小魚を追う魚が広範囲へ動くため、シャッド、ミノー、スピナーベイトなどで広く探る釣りと、沈み物をワームで狙う釣りを使い分けます
 
いなさ湖には小型から40cmを超えるブラックバスまで生息し、湖上からの釣りでは45cm前後の魚も釣れています。ブルーギルも生息しており、小型ワームやライトリグではブラックバスと一緒に掛かることがあります。岸釣りでは入れる場所が限られるため、湖岸を一周しながら探るタイプの釣り場ではありません。親水公園・ボートスロープ周辺、おしどり橋周辺、都田川インレット・バックウォーターが釣りの軸になり、中流のワンドや水中ストラクチャーまで狙う場合は湖上からの釣りが向いています
 
冬は水鳥の越冬期間に当たり、12月から2月まで釣り自粛期間が設けられています。この期間はボートだけではなく湖岸への立入りも控え、3月以降に釣行してください。湖上ではライフジャケット着用、夜間のボート出艇禁止、スロープへの車両乗り入れ禁止などのルールがあります。エンジンの使用も禁止されているため、ボートで釣る場合はエレキモーター、パドルなどを使います
 


いなさ湖(都田川ダム)のブラックバスポイントについて

 

いなさ湖(都田川ダム)のブラックバスポイントについて

 
いなさ湖でブラックバスを狙う場所は、親水公園・ボートスロープ前から南側湖岸、おしどり橋手前湖岸、都田川インレット・バックウォーター、中流部のワンド・沈み旧道・石積み周辺が中心になります。岸から釣れる範囲は西側や東側の一部に限られ、湖岸の多くは急斜面や樹木に囲まれています。湖全体を探る場合はエレキボート、カヤック、SUPなどの方が移動しやすく、岸から届かないブレイクや立木、沈み物も狙えます
 
ブラックバスを狙いやすい時期は3月から11月です。春はワンド奥や岸際のシャロー、夏は流れ込み、浮きゴミ、シェード、深いブレイク、秋はベイトフィッシュが動く岬やワンドの入口を狙います。同じ場所でも水位によって岸際の形が大きく変わり、減水時には普段水中にある旧道、石積み、擁壁などが姿を見せることがあります。満水時にはこれらがブラックバスの隠れ場所や回遊ルートになるため、水面だけではなく岸から沖へ続く地形を意識してください
 
親水公園側には無料で利用できる駐車場とトイレがあります。おしどり橋側にも駐車スペースがありますが、バックウォーターや湖岸道路の路肩を駐車場所として使わないでください。湖上へ出る場合も親水公園側を基点にすると、駐車場、トイレ、出艇場所をまとめて利用できます
 

親水公園・ボートスロープ前から南側湖岸

親水公園・ボートスロープ前は、いなさ湖で岸からブラックバスを狙いやすい場所です。駐車場から湖岸へ下りやすく、スロープ状になった岸の南側におかっぱり可能な範囲があります。いなさ湖は急斜面が湖面まで落ち込む場所が多い中、この周辺には岸から沖へ向かって比較的緩く水深が増える場所があり、シャロー、ブレイク、沈み物を岸から狙えます
 
釣れる時期は3月から11月で、特に春から初夏と秋が狙いやすくなります。春は水温上昇とともにブラックバスがワンド内や岸際へ入り、浅い場所を回遊する魚や沈み物へ付く魚を狙えます。夏は日中になると浅場から一段深い場所へ移動する魚が増えるため、朝夕は岸際、日中はブレイク側までルアーを通してください。秋は小魚を追ってワンド内を動く魚が出るため、足元だけに絞らず沖側まで広く探ります。春には足元のカバーへシャッドテール系ワームを入れて30cm台のブラックバスが釣れており、岸際のストラクチャーも見逃せません
 
最初に狙いたいのは岸際の沈み物、浮きゴミ、枝、岩、シャローから深場へ落ちる境目です。湖岸へ着いてすぐ沖へ遠投すると足元の魚を飛ばしてしまうため、最初は岸と平行にキャストし、手前のシャローと沈み物を探ります。その後に斜め沖、沖側へ角度を変え、同じブレイクを複数方向から通すと魚が付いている場所を絞りやすくなります。過去の岸釣りでも、サイトフィッシングや沈みストラクチャーを狙ったダウンショット、ネコリグなどでブラックバスが釣れています
 
春のシャローでは3~4インチ前後のシャッドテール、ストレートワームのノーシンカー、ネコリグ、ダウンショットが使いやすくなります。岸際へ魚が浮いている時はワームを強く動かさず、着水後のフォールとステイを長めに取ります。夏に浮きゴミや木の影ができている時は虫系ワームや高比重ノーシンカーを入れ、ブレイクへ落とす場合はダウンショットやネコリグで底まで探ります。秋に魚の居場所が広がった時はシャッドや小型ミノーを岸と平行、斜め沖の順に通すと効率よく探れます
 
駐車場は親水公園側にあり、無料で利用できます。駐車場にはトイレもあるため、おかっぱりだけでなくボート、カヤック、SUPの基点としても使いやすい場所です。湖岸へ道が続いていますが、車をそのままスロープまで下ろすことはできません。ボートやカヤックを出す場合は駐車場から人力で運び、スロープ内へ自動車を乗り入れないでください
 
湖上へ出る場合はライフジャケットを着用し、エンジンを使用しないでください。夜間のボート出艇も禁止されています。南側へ釣り歩く場合はダムサイト方向へ入り過ぎず、柵や立入制限のある区域には入らないでください。減水時は普段水中にある泥や斜面が露出しますが、乾いて見えても足が沈む場所があるため、水際を無理に歩かず安全な岸から竿を出してください
 

おしどり橋手前湖岸

おしどり橋周辺は、いなさ湖東側から岸へ近づけるブラックバスポイントです。おしどり橋手前には駐車スペースがあり、そこから湖側へ歩いて移動できます。橋周辺には岩場を利用した親水護岸があり、岸から水際へ近づける場所があります。急斜面ばかりのいなさ湖では、東側から岸釣りができる貴重な場所です
 
釣れる時期は春から晩秋です。春は岸際の浅場や岩周りへブラックバスが入りやすく、夏は橋や樹木で影ができる場所、流木や沈み物の周辺が狙い目になります。秋はワンドから本湖側へ移動する魚が橋周辺を通ることがあるため、岸際だけではなく沖側のブレイクまで探ります。大雨後は流木やゴミが橋周辺へ集まることがあり、その下にブラックバスが入る場合がありますが、増水中や水位が上昇している時は水際へ近づかないでください
 
狙う場所は岩際、岸際のえぐれ、流木、沈み枝、橋周辺の縦方向の変化、浅場から深場へ落ちる境目です。最初に足元をノーシンカーやネコリグで探り、反応がなければ斜め沖へキャストしてブレイクを横切らせます。水が澄んでいる時は岸際まで近づく前に数m離れた位置からキャストし、見えている魚の正面へ直接ルアーを落とすより進行方向の先へ入れて待つ方が食わせやすくなります
 
岩や沈み物が多い場所では、オフセットフックを使ったノーシンカー、高比重ワーム、ライトテキサスが扱いやすくなります。根掛かりが少ない場所ではダウンショットやネコリグを使い、岩の横やブレイクで長めに止めます。夏のシェードでは虫系ワームを水面に浮かせ、バスが浮いていなければクロー系ワームを沈み物の横へ落としてください。水が濁った時はスピナーベイトやチャター系など振動の強いルアーで岸際を短く探る方法も使えます
 
おしどり橋側には手前に駐車スペースがあります。駐車場所から橋までは徒歩で移動するため、タックルを必要以上に増やさず、岸釣りならロッド1~2本と小型バッグ程度にすると動きやすくなります。駐車スペース以外の道路やカーブ付近へ車を置かず、通行できる幅を残してください。トイレを使う場合は親水公園側の設備を先に利用してから移動すると安心です
 
冬季は水鳥保護のため釣りを控え、湖岸へも入らないでください。橋周辺は観光や散策で訪れる人もいるため、遊歩道や人が通る方向へルアーを投げず、キャスト前に後方を見てください。減水時には普段沈んでいる地面や道路跡が露出することがありますが、湖底へ自由に降りて移動できる場所という意味ではありません。水位、泥の状態、柵、立入制限を優先してください
 

都田川インレット・バックウォーター

都田川インレットからバックウォーターは、いなさ湖上流側で流れの影響を受けるポイントです。本湖の止水域とは水の動きが異なり、都田川から水が入ることで流れ、濁り、水温が変化します。春から夏にかけてブラックバスが上流方向へ入りやすく、ベイトフィッシュを追う魚や流れの境目に止まる魚を狙えます。岸から近づける範囲は限られるため、広く探るならカヤック、SUP、エレキボートなど湖上からの釣りが向いています
 
春は水温が上がるにつれて上流の浅場へ魚が差し、4~5月頃は見えるブラックバスを狙える場面も増えます。初夏から夏は流れによって酸素量が保たれやすく、本湖側の水温が高くなる時間帯でも魚が残ることがあります。秋は水温が下がると上流最奥だけではなく少し下流の深い場所へ移る魚もいるため、流れ込みだけに固執せず、バックウォーターから本湖へ続くブレイクまで探ってください
 
狙う場所は流心そのものより、流れが横へ外れる場所、反転流、岩の裏、岸際のえぐれ、漂流物が止まる場所、浅場から深場へ落ちる境目です。水が澄んでいる時はブラックバスから釣り人も見えやすいため、魚へ近づき過ぎず、上流側や斜め上流へキャストして自然にルアーを流します。見えバスがいる場合は魚の頭へ直接投げず、進行方向の先や沈み物の反対側へ入れて待つと警戒されにくくなります
 
バックウォーターの浅場ではノーシンカー、高比重ワーム、虫系ワーム、小型ミノーが使いやすくなります。流れがある場所では軽いワームを流れへ乗せ、ラインを張り過ぎず自然に流します。魚が深い場所へ落ちている時はダウンショットやフリーリグを使い、流れが弱くなる底付近を探ります。濁りが入った時はスピナーベイトやシャッドなどで広く探り、反応が出た流速と水深を繰り返し狙ってください。夏には虫系、高比重ワーム、クロー・ホッグ系でブラックバスが釣れているため、上流のカバーと流れの境目でも使いやすいルアーです
 
車で上流の路肩まで入り、道路脇へ駐車して湖岸へ降りる釣り方は避けてください。湖上から狙う場合は親水公園側の駐車場を利用し、スロープから人力でカヤックやボートを下ろす方法が安全です。トイレも親水公園側にあるため、出艇前に利用しておきます。エンジンは使えず、スロープへの車両乗り入れもできません
 
バックウォーターは雨による影響を受けやすい場所です。上流で強い雨が降ると短時間で流量や濁りが変化することがあり、流木や枝が増えた場合は上流へ入り過ぎないでください。都田川ダムでは大雨などで危険が高まった場合に警報サイレンが使用されます。サイレンが聞こえた時は釣りを続けず、水際や都田川から離れて安全な場所へ移動してください
 

中流ワンド・沈み旧道・石積み周辺

いなさ湖中流にはワンド、岬、急なブレイクに加え、ダム建設によって水没した道路跡、石積み、擁壁などが残っています。減水すると普段は水中にある旧道や段々畑の石組み、ブロック積み擁壁などが露出する場所があり、水位が戻ればこれらがブラックバスの隠れ場所や回遊ルートになります。岸から届かない場所が多いため、エレキボート、カヤック、SUPで狙う方が水中地形を広く探れます
 
春はワンド奥の浅場と岬周辺、初夏以降は立木やブレイク、石積みなど少し深い場所が狙い目です。真夏の日中は岸際から魚が離れることもあるため、水深のあるブレイクや水中の道路跡まで探ります。秋は小魚がワンドへ入ればブラックバスも岸寄りへ動きますが、風が当たらないワンドで反応が弱い場合は岬やワンド入口へ移動してください。広いワンドでは岸際を延々と流すより、底質や傾斜が変わる場所を絞って狙う方が効率的です
 
狙う場所は旧道の路肩、石積みの角、擁壁の切れ目、立木、沈み枝、岬から沖へ延びるブレイクです。魚探が使える場合は、水深だけを見るのではなく岸から続く道路状のフラットや急に落ちる段差を探してください。魚探を使わない場合でも、減水時に露出した岸の地形を覚えておくと、水位が戻った後の沈み物を狙いやすくなります。旧道や石積みは線状に続くため、1か所だけ撃つのではなく、同じ水深のラインを横方向へ探ると魚のいる場所を絞れます
 
沈み物を狙う場合は高比重ワーム、ダウンショット、ネコリグ、ライトテキサス、フリーリグが使いやすくなります。石積みの隙間へシンカーを入れ過ぎると根掛かりが増えるため、着底後に大きく引きずらず、短く動かしてステイを入れます。立木では枝の外側へ落としてから幹に沿わせるようにフォールさせ、ワンドのブレイクではダウンショットで底を取りながら水深の変化を探ります。広い範囲で魚が動いている秋はシャッド、ミノー、クランクベイトなどをブレイクと平行に通す方法も使えます
 
湖上へ出る場合は親水公園側の駐車場とトイレを利用できます。ボートやカヤックは駐車場から人力で湖岸まで運び、車両をスロープへ入れないでください。エンジンは禁止されているため、湖内の移動距離と帰着時間を考えてください。中流から上流まで進む場合は、帰りの向かい風まで考え、バッテリー残量やパドルを準備しておく必要があります
 
ダムサイト周辺の立入禁止区域には入らず、湖上からも施設へ接近しないでください。冬季は釣り自粛期間となるため、中流のワンドや湖上にも出ないでください。減水時に旧道が露出していても、水際の泥や崩れやすい斜面へ無理に入らず、柵や現地の制限に従ってください
 


いなさ湖(都田川ダム)でブラックバスの釣果を狙う方法

 

いなさ湖では、岸際だけを狙い続けるより、シャローと深場を結ぶ地形を探すことが重要です。春はワンド奥、スロープ周辺、バックウォーターなど浅い場所から始め、魚が見えなければブレイクへ移ります。夏は流れ込み、日陰、浮きゴミ、立木の外側を先に狙い、日中は水深のあるブレイクや沈み旧道までルアーを落とします。秋はベイトフィッシュが動くため、ワンド入口、岬、ブレイクを横方向へ探ってください
 
岸釣りでは最初のキャストを足元へ入れてください。親水公園側では岸際の沈み物、おしどり橋側では岩や流木へ付く魚がいるため、水際まで歩いてから沖へ遠投すると手前のブラックバスを散らします。岸から少し離れた位置で岸と平行にキャストし、その後に斜め沖、沖側へ範囲を広げます。春には足元カバーへ入れたシャッドテールで30cm台の魚が釣れているため、近距離のカバーも重要です
 
水が澄んでブラックバスが見える時は、魚へルアーを直撃させないでください。魚の進行方向、沈み物の裏側、岸際へ逃げる方向へ先にルアーを置き、魚が近づくまで動かさず待ちます。ノーシンカーや高比重ワームならラインを弛ませた状態でフォールさせ、着底後も数秒止めます。魚がルアーまで寄るのに食わない場合は、ワームを小さくするだけではなく、シンカーを軽くする、カラーを自然な色へ変える、キャスト方向を変える方法も試してください
 
夏は魚が浮いているか底へ落ちているかを早めに判断します。虫系ワームやノーシンカーへ水面まで出る場合は岸際やシェードを中心にし、チェイスがなくなったらダウンショット、ネコリグ、クロー系ワームで一段深い場所へ移ります。近年のいなさ湖では虫系、高比重ワーム、クロー・ホッグ系など幅のあるタイプでブラックバスが釣れているため、表層だけ、ボトムだけと決めずレンジを変えてください
 
湖上では岸を流し続けるだけでなく、ワンド入口や岬へ着いたら沖側へルアーを入れてください。いなさ湖には沈んだ旧道や石積み、擁壁があるため、一見何もない沖側にも魚が止まる場所があります。減水時に見える地形を覚え、水位が高い時はその延長線を探ると水中ストラクチャーへ当てやすくなります

 


いなさ湖(都田川ダム)のブラックバスで使う仕掛け

岸釣りで1本だけ持つなら、6ft6in前後のMLクラスのスピニングロッドに2500番前後のスピニングリールを組み合わせると使いやすくなります。ラインはフロロカーボン5~6lb前後、またはPE0.6~0.8号にフロロカーボン6~8lb前後のリーダーを組み合わせれば、ノーシンカー、ネコリグ、ダウンショット、シャッド、小型ミノーまで扱えます。岸際に枝や沈み物が多い場所では細過ぎるラインを避け、掛けた魚をカバーから離せる強度を持たせてください
 
ベイトタックルを使うなら6ft6in~7ft前後のMクラスにフロロカーボン10~14lb前後を組み合わせると、ライトテキサス、フリーリグ、高比重ワーム、スピナーベイト、チャター系などを使いやすくなります。立木や流木へ直接入れる場合はラインを太めにし、オープンウォーターのブレイクを狙う場合は飛距離と沈下速度を優先して調整してください
 
ライトリグは3~5インチ前後のストレートワームやシャッドテールを使ったダウンショット、ネコリグ、ノーシンカーが基本になります。水面にブラックバスが浮く時は虫系ワーム、高比重ワームを使い、沈み旧道や石積みではクロー・ホッグ系ワームのライトテキサスやフリーリグを加えます。秋に広く探す場合は小型シャッド、ミノー、クランクベイト、スピナーベイトを用意すると、ワームで1か所ずつ撃つより早く魚のいるエリアを探れます。春のミドスト、岸際のシャッドテール、夏の虫系やクロー系まで複数の釣り方でブラックバスが釣れています
 


いなさ湖(都田川ダム)で守る規制と注意点

いなさ湖を含む都田川水系には都田川非出資漁業協同組合の漁業権がありますが、遊漁規則で漁業権対象魚として定められているのはアユです。ブラックバスはアユの遊漁料表には含まれていないため、ブラックバスをルアーで狙うためにアユ用遊漁証を購入する扱いではありません。アユを採捕する場合は別に遊漁規則が適用されるため、ブラックバス釣りと同じ条件で釣らないでください
 
ブラックバス釣りでは漁業権とは別に、湖の利用ルールを守る必要があります。湖上ではライフジャケットを着用し、夜間にボートを出さないでください。スロープへ自動車を乗り入れることはできず、エンジンも使用できません。カヤック、SUP、小型ボートを使う場合は人力で湖岸へ運び、エレキを使う場合も帰着できるバッテリー残量を残してください
 
12月から2月は水鳥の越冬期間に当たり、釣り自粛期間となっています。岸釣り、ボート釣りともこの期間は釣行せず、湖岸への立入りも控えてください。ブラックバスが釣れる季節だけを考えれば冬にも魚は生息していますが、いなさ湖では水鳥保護を優先し、実際の釣行期間は3月から11月として考える必要があります
 
ダムサイト周辺は立入りが制限されているため、岸からも湖上からも柵や禁止区域へ入らないでください。ダム堤体際は水深や地形変化があってもブラックバスを狙う場所にはできません。おしどり橋、親水公園、バックウォーターへ移動する場合も、道路から無理に斜面を降りたり私有地を横切ったりせず、利用できる湖岸から入ってください
 
大雨時は都田川ダム周辺の水位と流れが変化します。警報サイレンが鳴った場合は水際へ近づかず、釣りを中止して安全な場所へ移動してください。バックウォーターでは上流の降雨によって流れが急に強くなることがあり、水面を流れる枝やゴミが増えた時も岸へ戻る目安になります
 
駐車は親水公園側の駐車場やおしどり橋側の駐車スペースを使い、県道や湖岸道路の路肩、橋の前、施設の出入口へ車を置かないでください。親水公園側にはトイレがありますが、湖上やバックウォーターへ移動すると施設から離れます。飲料を購入できる場所も湖の近くには少ないため、特に暑い時期は釣りを始める前に水分を用意してください
 
いなさ湖は岸釣りだけでもブラックバスを狙えますが、親水公園周辺、おしどり橋周辺など釣れる場所が限られます。湖上へ出れば都田川インレット、バックウォーター、中流ワンド、沈み旧道、石積み、立木、岬沖のブレイクまで狙える範囲が広がります。春はシャロー、夏は流れとシェード、秋はワンド入口やブレイクを軸にし、水位によって変化する水中地形まで探ることが、いなさ湖でブラックバスへ近づく重要なポイントです