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アオリイカは本当に頭がいいのか?|頭脳明快かを考察

アオリイカは本当に頭がいいのか?|頭脳明快かを考察のイラスト
 

エギングをやっていると、一度は思う事があると思います
「アオリイカって、頭がいいんじゃないか?」
特に最近は、その感覚がかなり強くなりました。昔みたいに、適当にシャクっていれば簡単に釣れる場面は減り、今は「追うけど抱かない」「足元まで来るのに帰る」「何回通しても触らない」みたいな状況もかなり増えています
 
実際、エギを回収寸前まで追ってきたのに、最後にスッと反転して帰っていくアオリイカを見た事がある人も多いと思います。あの動きを見ていると、単純に“本能だけで動いている生き物”には見えません
 
もちろん、学術的に人間みたいな思考をしている訳では無いと思います。ですが少なくとも、「危険かどうか」「捕食して大丈夫か」を判断している感じはかなりあります。だからエギングを続けていると、「アオリイカは本当に賢いのか?」を自然と考えるようになります
 
しかも面白いのが、アオリイカって“全然釣れない生き物”では無い事です。むしろ活性が高い時は驚くほど簡単に釣れる事もあります。それこそ、シーバス用ルアーの早巻きへアオリイカやコウイカが食ってくる事すらあります
 
だから単純に「賢いから釣れない」という話でも無いんですよね。
個人的には、“じっくり観察出来る状況”になるほど、アオリイカは急に難しくなる生き物だと思っています
 

アオリイカは他の魚より「観察している時間」が長い!?

個人的に、アオリイカが他魚種とかなり違うと感じるのが、“確認している時間”です。例えば青物みたいに、スイッチが入った瞬間に勢いで食ってくる魚もいますし、アジやサバみたいに反射的に口を使う魚もいます。もちろん魚種によって違いはありますが、アオリイカってそれらとは少し反応が違います。エギを見つけた瞬間に飛びつくというより
 

  • 近づく
  • 止まる
  • 横につく
  • 後ろへ回る
  • 少し離れる
  • また寄る

みたいな行動をかなりします
 
特にサイトエギングをやっていると、「そんなに見る?」と思うくらい長時間エギを観察している個体もいます。そして、結局抱かずに帰る
 
これって、他のルアーフィッシングだと意外と少ない感覚なんですよね。
もちろん魚でもチェイスだけで終わる事はあります。ですが、アオリイカの“帰り方”ってかなり独特です
 
最後の最後まで来るのに抱かない。あれを見ると、単純な反射食いだけでは説明しきれない部分を感じます。しかもアオリイカって、完全に興味を失って帰るというより、「何か引っ掛かるからやめた」みたいな帰り方をする事があります。あの絶妙な距離感を見ると、「かなり細かく見てるな」と思う場面が本当に多いです
 

昔より慎重な個体が増えている気がする

最近の人気ポイントは、本当に毎日エギが投げ込まれています。秋シーズンなんかは、常夜灯周りへずっと人が並んでいる場所もありますし、SNSやYouTubeで有名になった場所は特にプレッシャーが高いです。そうなると、アオリイカ側も
 

  • ・同じような動き
  • ・同じような波動
  • ・同じようなフォール
  • ・同じようなカラー

を何度も見ている可能性があります
 
実際、昔は普通に反応していたような強いアクションが、今は途中で帰られる事も増えました。もちろん単純に個体数の問題もあると思います。ですが、それだけでは説明しきれない場面もかなりあります
 
例えば、人が少ない場所やプレッシャーが低いエリアへ行くと、派手な動きでも普通に抱く事があります。一方、人が集中する場所ほど、途中で警戒するような反応が増えます
 
だから個人的には、“学習”という言葉が正しいかは分かりませんが、「経験による慎重さ」はかなりあると思っています。特に最近のアオリイカって、“追尾まではする”事が本当に多いんですよね
 
でも最後に抱かない。あの現象を見ていると、「ただ興味を持っただけでは口を使わない」という感じがかなりあります
 

イカの頭脳の考察を説明した画像

 

遺伝的要素は関係する!?

これは完全に個人的な考察レベルの話ですし、エビテンスがある訳ではありません。以前どこかで聞いた話なのですが、人が害虫を見て嫌悪感を示すのは、遺伝的要素が含まれている事が多いそうです
 
実際、我が家の子供が3歳くらいの時、初めて見た害虫に悲鳴を上げて逃げた事がありました。もちろん、その虫を過去に見た事はありません。本来なら、「それが何なのか」すら分からないはずです。それでも嫌がった。その時に、「もしかして人間って、危険な存在や気持ち悪い存在を、ある程度本能的に察知しているのかな」と思いました
 
つまり、過去の経験だけではなく、遺伝子的な記憶というか、「避けた方がいい」という感覚が、ある程度最初から組み込まれている可能性です。もちろん、これは完全に個人的な考察です
 
ですが、この話ってアオリイカにも少し似ている気がする時があります。例えば新子のアオリイカ。新子って、まだエギを見る機会は少ないはずです。それなのに、最初から妙に慎重な個体がいます。逆に、何も考えずすぐ抱いてくる個体もいます
 
もし経験値だけで決まるなら、全部の新子がもっと素直に反応しても良さそうな気がするんですよね。それでも最初から慎重な個体がいる。これを見ると、「危険を避ける本能みたいなものが、ある程度遺伝的に刻まれているのかな?」と考える事があります
 
もちろん、これが本当に正しいのかは分かりません。ですが、こういう事を考えながらエギングをしていると、単純な“釣れる・釣れない”だけではなく、生き物としての面白さを感じる事があります。個人的には、エギングって魚を釣るというより、“生き物の思考を読む遊び”に近い部分もあると思っています
 

アオリイカは「賢い」というより「慎重」なのかもしれない

ただ、個人的には「アオリイカ=超高知能生物」みたいな感じでも無いと思っています。なぜなら、活性が高い時は普通に雑に抱いてくるからです。例えば、
 

  • ・まずめ
  • ・潮が動いてる
  • ・ベイトが湧いてる
  • ・光や海の変化

みたいな条件が重なると、かなり勢いで抱いてくる事があります
 
逆に

  • ・澄潮
  • ・流れがない
  • ・人が多い
  • ・日中

こういう状況だと、急に慎重になります
 
つまり、“頭が良いから絶対釣れない”というより、「確認する余裕がある時ほど厄介になる」感じなんですよね。だから個人的には、“賢い”というより、“慎重さがかなり強い生き物”という表現の方が近い気がしています
 
実際、アオリイカって視覚依存がかなり強いと言われていますし、かなり近距離まで寄って観察している感じがあります。だから最近は、「どうやって気付かせるか」より、「最後まで安心させられるか」の方が重要になっている気がしています
 

他の魚種と比べても、アオリイカはかなり特殊

個人的には、アオリイカって魚というより“猫”に近い感じがあります

  • 興味を持つ
  • 近づく
  • 見る
  • でも、気に入らないと急に帰る

 
この感じ。しかも、完全な捕食モードというより、「気になるから見に来てる」みたいな追尾もかなりあります。だから、魚みたいに“スイッチを入れて食わせる”だけでは難しい場面もあります
 
例えば青物なら、回遊が入って活性が高ければ比較的素直に食う事もあります。ですが、アオリイカは活性がそこそこあっても、“最後の一線”を超えない時があります。この、「追うのに抱かない」が、エギングを難しくしている最大の理由だと思っています
 
しかも面白いのが、アオリイカって“完全に無関心”な時より、“興味はあるけど抱かない”時の方が多いんですよね。だからエギングって、「どうやって見つけるか」より、「どうやって最後の警戒を消すか」の方が大事な場面もかなりあります
 

結局、最後は「安心して抱けるか」が重要なのかもしれない

最近のエギングをやっていて思うのは、アオリイカって“捕食スイッチ”だけで抱いている訳では無いという事です。もちろん、反射で抱く場面もあります。ですが、人が多い場所の低活性個体ほど、「これ危なくないか?」をかなり見ている感じがあります
 
だから

  • ・派手すぎる動き
  • ・強すぎる波動
  • ・不自然なフォール

こういう場面で、最後にイカが帰る場面が増えている気がしています
 
逆に

  • ・自然に落とす
  • ・存在感を出し過ぎない
  • ・動かし過ぎない
  • ・リズムを変える

みたいな調整で、急に抱く事もあります
 
結局、今のエギングって、「どうやって派手に反応させるか」より、「どうやって最後まで安心させるか」の方が大事な場面もかなり多いです。昔よりエギ性能も上がり、情報も増え、ポイントも叩かれるようになりました。その結果、今のアオリイカって、“簡単に騙される相手”では無くなっている気がします
 

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あとがき

アオリイカが本当に頭がいいのか。正直、完全な答えは分かりません。ですが、実際にエギングを続けていると、「ただ反射だけで動いている生き物では無いな」と感じる場面はかなりあります。特に最近の人気ポイントは、本当にプレッシャーが高いです。
 
だからこそ、「どうやって派手に見せるか」より、「どうやって最後まで安心させるか」の方が大事だと感じています。エギングって、エギを動かす釣りに見えますが、実際は“相手を安心させる釣り”に近い部分もあるのかもしれません

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