鮎釣り&河川・渓流

茨城のアユ釣り|鮎が釣れる河川・ポイントまとめと友釣り攻略

茨城のアユ釣り|鮎が釣れる河川・ポイントまとめ
 

茨城県では久慈川、那珂川、大北川、花園川、鬼怒川、涸沼川などでアユを狙えます。中でも久慈川と那珂川は天然遡上するアユを友釣りで狙える規模の大きな河川で、久慈川は大子町から常陸大宮市にかけて瀬、トロ場、深瀬が連続し、那珂川は御前山や城里町、常陸大宮市周辺に川幅の広い瀬が形成されます。大北川と花園川では友釣りだけでなくエサ釣りが行われ、指定区間では鮎ルアーも使用できます。鬼怒川では筑西市女方から川島周辺、涸沼川では笠間市内を流れる区間にアユが入ります
 
アユは石に付着したコケを食べるため、川底の石色が良く、瀬の中に握りこぶしから頭ほどの石が入り、一定の流速がある場所が友釣りの基本になります。浅いチャラ瀬だけではなく、瀬肩、瀬落ち、深瀬、流心脇、トロ瀬、大石裏のヨレも狙い目です。渇水すると浅瀬から魚が抜けて水深の残る場所へ移り、増水後は強い流れを避けて瀬脇や流速の弱い場所へ入るため、水量によってオトリを入れる場所を変えてください
 
茨城県内ではアユの採捕禁止期間が1月1日から5月31日までとなっており、久慈川・那珂川などの本流は6月からアユ釣りが始まります。久慈川の里川、山田川、押川、八溝川、那珂川水系の藤井川、緒川などは本流より遅く解禁するため、支流へ入る場合は本流と同じ感覚で竿を出さないことが重要です。遊漁券は大北川、久慈川、那珂川水系でアユの日釣券が大人2,000円、年券10,000円、鬼怒川水系では日釣券1,300円、年券6,000円となっています
 


茨城のアユ釣りポイントについて

 

茨城のアユ釣りポイントについて

 
茨城のアユ釣りでは、久慈川の大子町周辺から常陸大宮市周辺、那珂川の御前山から城里町・常陸大宮市、大北川と花園川の中下流、鬼怒川の筑西市周辺が狙いやすい場所です。久慈川では湯の里大橋、ホテルやみぞ周辺、大子あゆ神社前、大子やな場跡、八溝川合流付近、大子町消防署前、池田橋、上小川キャンプ場、下野宮橋、嵯峨草橋、新昭和橋、宇留野圷橋、栄橋、落合橋、中内橋、富岡橋上流などでアユが入る流れがあります。里川にもアユが放流され、本流とは違う規模の瀬を狙えます
 
那珂川では御前山、城里町下圷、常陸大宮市周辺がアユの釣り場となり、支流では緒川と藤井川にもアユが入ります。大北川では石岡橋から孝行橋、花園川では鬼越橋から華川橋が鮎ルアーを使用できる区間です。鬼怒川では筑西市女方周辺でアユの放流や河床整備が行われています。涸沼川でも笠間市内でアユの産卵場造成が行われ、アユは大涸沼漁協の漁業権魚種に含まれています
 
釣れる時期は6月から秋が中心です。解禁直後は放流されたアユと天然遡上した若いアユを浅い瀬でも狙え、夏になると成長したアユが縄張りを持つため友釣りが成立しやすくなります。晩夏以降は20cmを超える個体も増え、深瀬や流心へ入る魚も多くなるため、初夏より太い水中糸やハリス、大きめの掛けバリが必要になることがあります。久慈川では25cm級まで成長する個体も出ています
 

久慈川・湯の里大橋

湯の里大橋周辺は大子町を流れる久慈川のアユポイントで、橋周辺に瀬と水深のある流れが形成されます。浅い場所だけを歩き回るより、石色が良い瀬、瀬から一段深くなる流れ、流心脇を狙う釣りが向いています。渇水時でも水深と流速が残る筋にはアユが集まりやすく、条件が合うと短時間で数を伸ばせます
 
釣れる時期は6月から夏を中心に秋までです。友釣りではオトリを瀬の芯へいきなり入れず、流れの弱い側から泳がせて石の間へ入れます。流心で反応がなければ瀬肩、瀬落ち、深みへ移動し、石の表面に新しいハミ跡がある場所を狙ってください
 
橋周辺を駐車場所として使わず、道路、農道、民有地の出入口を塞がないようにしてください。大子町中心部へ移動できる範囲には道の駅奥久慈だいごがあり、駐車場と24時間利用できるトイレがあります。久慈川では友釣り専用区域が設定される区間があるため、友釣り以外の釣法を使う場合は現地の区間表示に従ってください
 

久慈川・ホテルやみぞ周辺

ホテルやみぞ周辺は橋下や石の入った流れを狙える大子地区のポイントです。水量が少ない時でも橋周辺の深みや流速が残る筋にアユが入りやすく、浅いチャラ瀬だけで反応がない時に狙いたい場所です。大石の周囲、橋下の流心、速い流れから緩い流れへ変わる境目へオトリを入れてください
 
6月から夏に友釣りが成立し、魚が大きくなる時期は瀬の芯で掛かる個体も強くなります。オトリを流れへ押し込まず、竿の角度を使って石の間へ止める泳がせと引き釣りを使い分けます
 
宿泊施設の駐車場は宿泊者用となるため、釣りだけを目的に無断駐車しないでください。周辺で駐車場所を確保できない場合は大子町内の公共駐車場から移動します。トイレも宿泊施設の設備を無断利用せず、道の駅奥久慈だいごなど一般利用できる施設を使ってください
 

久慈川・大子あゆ神社前・大子やな場跡

大子あゆ神社前から大子やな場跡周辺は、大子町中心部を流れる久慈川で瀬とトロ場を交互に狙える場所です。流れが緩い場所だけではなく、トロ場から瀬へ流れ込む瀬肩、瀬の中央に入った石、瀬落ちの深みにオトリを通してください。大子やな場跡では流れの変化が大きいため、岸から川全体を見て筋を選んでから立ち込む方が効率的です
 
釣れる時期は初夏から秋までで、解禁直後は浅い瀬、盛夏は流速のある瀬、魚が大きくなる時期は深瀬まで狙えます。友釣りでは底を切りすぎず、オトリが石の近くを泳ぐ高さを維持してください
 
大子町中心部には道の駅奥久慈だいごがあり、普通車用駐車場と24時間利用できるトイレがあります。河川沿いの空き地や施設敷地を駐車場代わりにせず、一般利用できる場所から歩いて入川してください
 

久慈川・八溝川合流付近・大子町消防署前

八溝川が久慈川へ入る周辺から大子町消防署前は、合流によって流速、水深、底質が変化する場所です。合流点そのものだけではなく、合流によってできるヨレ、下流側の瀬、流心と反転流の境目、石が集まる場所を狙ってください。アユは流れの中でコケを食べるため、白っぽく垢が飛んだ石より、茶色や黒っぽくコケが付いた石の周囲を優先します。八溝川合流付近と大子町消防署前ではアユが入る流れがあります
 
本流は6月から狙えますが、八溝川は支流の解禁条件が異なります。さらに八溝川上流には門の井橋から桜井橋まで水産動植物を採捕できない区間があります。本流から支流へそのまま釣り上がらず、支流の解禁日と禁止区間に従ってください
 
駐車は消防署、店舗、住宅の敷地を使わず、一般利用できる駐車場から歩いてください。トイレは大子町中心部の道の駅奥久慈だいごなどを利用できます。市街地周辺は橋や道路から釣り人が川へ下りる場所もあるため、車を停める前に通行を妨げない場所か見てください
 

久慈川・池田橋

池田橋周辺は大子町池田地区でアユを狙える場所です。橋周辺の瀬、流心脇、瀬落ち、石がまとまる筋を友釣りで狙います。道の駅奥久慈だいごも池田地区にあり、車で大子周辺を移動しながら複数の瀬を探る時の拠点に使えます
 
釣れる時期は6月から秋です。浅い場所にアユが見えても追いが弱い場合は、水深のある瀬へオトリを入れます。逆に増水後は流心の押しが強くなるため、岸寄りの石、瀬脇、流れが分かれる場所から始めてください
 
橋の前後で駐車すると通行の妨げになるため、路肩を長時間占有しないでください。トイレは道の駅奥久慈だいごが24時間利用できます。久慈川では区間によって友釣り専用区域が設定されるため、鮎ルアー、コロガシ、ドブ釣りなどを行う場合は専用区域へ入らないようにしてください
 

久慈川・上小川キャンプ場周辺

上小川キャンプ場前は久慈川がキャンプ場のすぐ横を流れ、河原から川へ近づきやすい場所です。瀬の中、瀬肩、石が並ぶ流れ、対岸寄りの流心を友釣りで狙えます。水量によって好不調が変わりやすいため、1か所で粘るより石色を見ながら上下へ移動してください。上小川周辺ではアユの放流も行われています
 
釣れる時期は6月から夏を中心に秋までです。浅い瀬ではオトリを泳がせ、流速の強い場所では竿を寝かせ気味にして浮き上がりを抑えます。根掛かりが多い場所ではオモリを重くしすぎず、背バリでオトリを安定させる方法も使えます
 
上小川キャンプ場には駐車スペース、水洗トイレ、売店、シャワーなどがありますが、キャンプ場は有料施設です。釣りのために駐車場や場内へ入る場合も施設側の利用条件に従ってください。周辺の道路やキャンプ利用者の区画へ無断で車を置かないようにしてください
 

久慈川・下野宮橋・嵯峨草橋

下野宮から嵯峨草橋周辺は大子町北部の久慈川でアユを狙える区間です。下野宮橋周辺や嵯峨草橋周辺ではアユが放流され、瀬、瀬肩、流心脇、大石周りを友釣りで狙えます。釣り人が集中した直後は追いが弱くなることがあるため、人が立っていた瀬の中央だけではなく上下の瀬や深場まで探してください
 
釣れる時期は6月から秋です。解禁直後は小型から中型が中心となり、夏以降は魚体が大きくなります。掛かったアユを流れの中で無理に抜かず、下流へ下がれる場所を残して立ち位置を決めてください
 
橋周辺には生活道路や農地へ入る道があるため、橋詰め、農道、民家前へ駐車しないでください。河川沿いに公衆トイレが連続している区間ではないため、大子町中心部や駅、道の駅などで済ませてから入川すると安心です
 

久慈川・新昭和橋

新昭和橋周辺は大子町下津原を流れる久慈川で、アユの友釣りが行われる場所です。橋を基準に上下の瀬を歩き、流心、瀬肩、瀬尻、石の並びが変化する場所へオトリを入れてください。川幅があるため、最初から対岸側へ立ち込まず手前の流れから探ると足元の魚を散らしにくくなります。新昭和橋ではアユの友釣りも行われています
 
6月から夏に瀬の友釣りがしやすく、晩夏以降は深瀬も狙い目です。増水後は水位が下がっていても川底が変わっていることがあるため、前年と同じ渡河ルートをそのまま使わず、水深と流速を見ながら入ってください
 
釣り専用施設ではない道路や橋周辺へ駐車せず、通行可能な幅を残してください。トイレを前提にできる河川敷ではないため、入川前に公共施設で済ませ、飲料水も持って入る方が安全です
 

久慈川・宇留野圷橋・栄橋・落合橋

宇留野圷橋、栄橋、落合橋周辺は大子町より下流側の久慈川で、アユが放流される区間です。大子地区より川幅が広くなる場所もあり、瀬の中央だけではなく、流心の左右、瀬肩、瀬落ち、岸寄りの石を広く探る釣りになります。宇留野圷橋、栄橋、落合橋周辺にはアユが入るため、橋を移動の目印にしながら複数の瀬を探れます
 
釣れる時期は6月から秋です。盛夏は流れの中へ強く入るアユを友釣りで狙い、低水温や増水後は流心から外れた緩い筋も狙います。川幅がある場所ではオトリを遠くへ出しすぎず、竿で操作できる範囲の石を細かく探してください
 
橋周辺の路肩、農道、堤防道路を駐車場として塞がないことが重要です。公衆トイレが近くにない場所では常陸大宮市街や道の駅などを利用してください
 

久慈川・中内橋・富岡橋上流

中内橋周辺から富岡橋上流は久慈川の中流側でアユを狙える区間です。アユの放流も行われ、流れのある瀬にオトリを入れる友釣りが中心になります。大きな石だけを狙わず、石が連続して川底に高低差ができている場所、流心と岸寄りの流れが接する筋を探してください
 
釣れる時期は6月から秋で、下流側ほど河川規模が大きくなるため、水位が高い日は無理な立ち込みを避けます。オトリが弱った状態で強い流れへ入れると底へ入りにくいため、瀬脇で泳がせてから流心へ誘導します
 
常陸大宮市側では道の駅常陸大宮かわプラザが久慈川沿いにあり、普通車130台分の駐車場と24時間利用できるトイレがあります。親水公園も久慈川に接しているため、この周辺で休憩やトイレを済ませてから別の瀬へ移動できます
 

久慈川支流・里川

里川は久慈川水系の支流で、本流より川幅が狭い瀬を友釣りで狙えます。アユの放流も行われ、里川上流域と下流域に魚が入ります。本流の長い竿をそのまま振り回すより、樹木、護岸、川幅を見ながら取り回せる長さで狙う方が釣りやすい場所があります
 
本流より解禁が遅く、7月からアユを狙えます。浅い瀬、落ち込み下、瀬脇、石の間を小刻みに探り、狭い流れではオトリを遠くへ出さず足元から順に泳がせてください
 
里川には田渡堰の上下それぞれ500m、里の宮堰の上下それぞれ500mに水産動植物を採捕できない区域があります。魚が溜まりやすい堰周辺でも禁止区域へ入らず、現地の位置関係を把握してから竿を出してください
 
駐車場とトイレは場所によって大きく異なり、河川沿いの路肩や民家前へ駐車する釣り方には向きません。公園や一般利用できる施設を基点にし、徒歩で入れる区間を狙ってください
 

那珂川・御前山

御前山周辺は那珂川のアユ釣り場として知られ、川幅の広い本流で天然遡上するアユを友釣りで狙えます。広い河原と瀬があり、流心だけではなく瀬肩、瀬脇、瀬落ち、大石裏のヨレなど狙える場所が広くあります
 
釣れる時期は6月から秋です。川幅が広いため最初から深く立ち込まず、手前の瀬、中央の流心、対岸寄りへ順に範囲を広げます。天然遡上魚は移動するため、魚が見えなくても石にハミ跡が残る場所を丁寧に探してください
 
御前山には道の駅かつらが那珂川沿いにあり、河原へつながる親水空間があります。駐車場とトイレを利用できる場所ですが、施設整備や工事によって車両動線が変わる場合は現地案内に従ってください。那珂川は水量が多く、河原から流心まで距離がある場所でも急に深くなるため、ウェーディング時はライフジャケットを着用してください
 

那珂川・城里町下圷・常陸大宮市周辺

城里町下圷から常陸大宮市周辺の那珂川は、本流の瀬を友釣りで狙える区間です。アユが利用する河床の整備も行われる流域で、川幅のある平瀬、流速の強い瀬、瀬尻の深みを狙えます
 
釣れる時期は6月から秋です。浅い平瀬ではオトリを自然に泳がせ、強い瀬では竿の角度とオモリ、背バリを使って底から離れすぎないようにします。大河川では1つの瀬でも流速が大きく変わるため、流心だけに固執せず岸寄りの筋まで探ってください
 
駐車は河川管理道路、農道、堤防道路を塞がず、一般利用できる施設や河川公園を利用してください。那珂川本流では常陸大宮市三美地先の小場江堰で、堰上流50mと下流100mが採捕禁止区域です
 

緒川

緒川は那珂川水系の支流で、野口周辺などにアユが入ります。本流より川幅が狭く、瀬、平瀬、堰から離れた流れ、石のまとまる場所を友釣りで狙えます。支流のため本流より魚との距離が近く、オトリを細かく操作する釣りに向いています
 
緒川のアユ釣りは7月からです。初期は浅い瀬、盛夏は流速のある瀬や水深の残る場所を狙い、渇水時は瀬尻や少し深い筋までオトリを入れてください
 
規制には特に注意が必要で、梅曾根堰は上下各200m、間々堰は上下各200m、那賀堰は上下各200m、圷堰は上流200m・下流50m、寺下堰は下流50mが採捕禁止区域です。堰の直下はアユが集まりやすくても竿を出せない範囲があります
 
河川沿いに釣り専用駐車場やトイレが連続しているわけではないため、道路、農道、住宅前へ駐車せず、常陸大宮市内の公共施設を利用してください
 

藤井川

藤井川は那珂川水系の支流でアユが放流される河川です。本流より規模が小さく、瀬、流れ込み、石が入った平瀬などを友釣りで狙います。川幅が狭い場所では長い仕掛けを大きく振り回さず、オトリを上流へ静かに送り込む泳がせ釣りが使いやすくなります
 
アユ釣りは7月から始まります。本流の那珂川が6月から釣れるため、同じ水系だからと藤井川へ同時期に入らないようにしてください。夏は瀬の中、渇水時は水深が残る場所、増水後は流速の弱い瀬脇を狙います
 
駐車は城里町内の公共駐車場や一般利用できる施設を使い、ダム管理施設、農道、橋の取り付け部へ車を置かないでください。藤井川はダムの影響を受ける河川でもあるため、水位や放流による流れの変化がある日は立ち込みを控えてください
 

大北川・石岡橋から孝行橋

大北川の中下流は天然遡上するアユを友釣り、エサ釣り、鮎ルアーで狙える河川です。鮎ルアーは石岡橋から孝行橋まで使用でき、川幅が久慈川や那珂川より狭いため、短い距離で瀬、平瀬、トロ場を移動しながら狙えます
 
釣れる時期は6月から秋です。友釣りでは石の入った瀬や瀬肩、エサ釣りではアユが集まる流れ、鮎ルアーでは縄張りを持つ魚が付く石の周囲を狙います。ルアーは流れに対して上流または斜め上流へ入れ、底を転がし続けるのではなく石の近くを一定のレンジで通してください
 
石岡橋周辺は住宅や生活道路が近く、橋周辺に広い釣り専用駐車場がある場所ではありません。路上や民有地へ駐車せず、離れた場所から徒歩で入る必要があります。下流側へ移動する場合は磯原駅周辺や一般利用できる駐車施設を利用できます。河口寄りには磯原海岸広場駐車場とトイレもあります
 
大北川では大塚堰の上流30m、下流50mが採捕禁止区域です。また産卵期には大北川と花園川の指定区域が一定期間採捕禁止になります。鮎ルアー可能区間内でも禁止区域へ入らないようにしてください
 

花園川・鬼越橋から華川橋

花園川は大北川へ流れ込む支流で、鬼越橋から華川橋まで鮎ルアーを使用できます。友釣りとエサ釣りも行われ、本流の大北川より狭い流れでアユを狙えます。瀬、平瀬、瀬落ち、流心脇に加え、川幅が狭くなる場所では岸際の流れにもアユが付きます
 
釣れる時期は6月から秋です。鮎ルアーでは流れを横切らせるだけではなく、石の横でルアーを止める時間を作り、縄張りを持つアユに追わせます。エサ釣りでは流れの中でアユがまとまる場所を探し、周囲の釣り人と距離を取って仕掛けを流してください
 
花園川には採捕禁止区域があり、花吉橋から花園橋までの区間などでは竿を出せません。鮎ルアー区間の鬼越橋から華川橋と、上流側にある渓流ルアー区間を混同しないことも重要です
 
河川沿いの道路は狭い場所があるため、橋のたもとや路肩へ駐車しないでください。上流の花園渓谷側には花園市営駐車場とトイレがありますが、中下流のアユポイントから距離があるため、釣る区間に合わせて一般利用できる駐車場所を使ってください
 

鬼怒川・筑西市女方・川島周辺

鬼怒川では筑西市女方周辺にアユが入り、放流やアユの生息環境を整える河床整備も行われています。川幅が広く、瀬、流心、瀬脇、砂礫底から石底へ変わる場所を探して友釣りで狙います。女方から川島周辺は河川敷が広いため、対岸まで狙おうとせず自分が安全に立てる側の瀬から探ってください
 
釣れる時期は6月から夏を中心に秋までです。水量が多い本流ではオトリが浮きやすいため、必要に応じてオモリや背バリを使用します。流心へ立ち込みすぎず、手前の瀬、流心脇、瀬尻へ順番にオトリを通してください
 
川島側には鬼怒緑地公園があり駐車場を利用できます。JR川島駅から徒歩圏にあるため、河川敷へ入る基点にもなります。河川敷のスポーツ施設を利用する車もあるため、施設利用者の通路やグラウンド入口を塞がないでください
 
規制では下妻市の鎌庭堰上流50mと下流200mが採捕禁止です。さらに栄橋上流端から鬼怒川大橋下流端までは9月20日から11月30日まで全魚種の採捕が禁止されます
 

涸沼川・笠間市周辺

涸沼川は涸沼へ流れ込む那珂川水系の河川で、アユも生息しています。笠間市内の涸沼川ではアユの産卵場を作る河床整備が行われ、アユの幼魚放流も実施されています。久慈川や那珂川とは河川規模や底質が異なるため、長い瀬だけを探すのではなく、礫が入り流速のある浅場、瀬尻、流れが絞られる場所を狙ってください
 
アユは1月1日から5月31日まで採捕できないため、6月以降が釣期になります。涸沼川ではアユ、ウグイ、オイカワなどの産卵環境を整える活動が行われており、笠間市側では浅い流れと礫底がアユにとって重要な場所になります
 
涸沼川と涸沼で釣りをする場合は大涸沼漁協の遊漁券が必要で、日釣券600円、年間券6,000円です。航路内や橋の上からの釣りは危険なため行わず、河川沿いの私有地、農地、堤防道路へ無断で駐車しないでください
 
笠間市内では河川沿いにアユ釣り専用の駐車場やトイレが整備されている場所ばかりではありません。車は一般利用できる駐車施設を利用し、長い区間を歩く場合は飲料水と携帯できる装備を用意してください
 


茨城のアユ釣りで釣果を狙う

 

アユの友釣りでは、魚そのものを探す前に石を見てください。コケを食べているアユが多い場所では石の表面にハミ跡が付き、周囲と色が違って見えます。川全体が同じような瀬でも、石が密集する場所、流れが絞られる場所、流心の横、瀬肩、瀬尻ではアユの密度が変わります。最初から川の中央へ立たず、岸から見える石、手前の瀬、中央の流れの順に探ると魚を散らしにくくなります
 
オトリは縄張りを持つ野アユがいる石へ自然に入れることが重要です。泳がせ釣りではラインを張りすぎずオトリ自身に泳がせ、流れの強い瀬では竿を寝かせてオトリの浮き上がりを抑えます。オトリが底へ入らない場合は背バリや小型のオモリを使い、逆に浅い瀬では余計な抵抗を減らしてください
 
渇水時は浅いチャラ瀬の水量が減り、魚が深瀬、トロ瀬、流心周辺へ集まりやすくなります。増水直後は川底のコケが流される「垢飛び」が起きるため、流れの弱かった岸際、大石裏、支流合流部などコケが残った石を探します。水位が落ち着いて新しいコケが付き始めると、再び瀬へアユが入ります
 
晩夏以降はアユが大きくなり、強い瀬で掛かった魚の抵抗も大きくなります。細い仕掛けのまま無理に抜くと水中糸やハリスが切れやすいため、魚のサイズに合わせて仕掛けを一段太くし、掛けバリも大きくします。久慈川では25cm級まで成長する個体もいるため、大型が掛かる時期は取り込み場所まで考えて立ち位置を決めてください

 


茨城のアユ釣りで使う仕掛け

友釣りでは8〜9m前後のアユ竿を基本に、天上糸、水中糸、中ハリス、ハナカン、逆バリ、掛けバリを組み合わせます。広い久慈川や那珂川、鬼怒川では長めの竿が流心や対岸寄りの筋を狙いやすく、里川、緒川、藤井川、大北川、花園川のように川幅が狭い場所では、長すぎる竿より周囲の樹木や護岸へ当てず操作できる長さが扱いやすくなります
 
水中糸はナイロン、フロロカーボン、複合メタル、メタルラインなどを使います。浅い瀬や泳がせ中心なら扱いやすいナイロンやフロロ、流れの強い瀬では細くても水切れの良い複合メタルやメタル系が使いやすくなります。掛けバリは3本イカリ、4本イカリ、チラシなどがあり、小型のアユには小さめ、20cmを超える魚が増えたら軸の強いハリへ替えます
 
オモリは流れが強くオトリが底へ入らない時に使用します。最初から重いオモリを付けるとオトリの動きが不自然になるため、竿の角度とライン操作で底へ入れ、それでも浮く場合に追加してください。背バリはオトリの頭を下げて流れの中へ入りやすくするため、瀬を引く釣りで使えます
 
大北川と花園川の指定区間では鮎ルアーを使用できます。鮎ルアーは石の表面を激しく引っ掛けるのではなく、アユが縄張りを持つ石の周囲へ入り、流れの中で一定の姿勢を保てる重量を選んでください。友釣り専用区域や採捕禁止区域では使用できないため、釣法だけでなく区間にも注意が必要です
 


茨城のアユ釣りで守る規制と注意点

茨城県ではアユは1月1日から5月31日まで採捕できません。久慈川本流は6月1日午前5時から、里川、山田川、押川、八溝川などの支流は7月1日午前5時からです。那珂川本流は6月1日から、藤井川と緒川は7月1日からとなるため、本流から支流へ移動する際は解禁時期の違いに注意してください
 
久慈川には友釣り専用区域があり、6月1日から9月15日まで専用区域となる場所があります。鮎ルアー、コロガシ、ドブ釣りなど友釣り以外の釣法を使う場合は専用区域へ入らないでください。さらに10月1日から7日まではアユ保護のため久慈川全域で休漁となり、10月8日午前5時から再び釣ることができます
 
採捕禁止区域も河川ごとに設定されています。久慈川では岩崎堰周辺、里川の田渡堰・里の宮堰周辺、八溝川の門の井橋から桜井橋、那珂川では小場江堰周辺、緒川では梅曾根堰、間々堰、那賀堰、圷堰、寺下堰周辺、大北川では大塚堰周辺、花園川では花吉橋から花園橋などが該当します
 
アユ釣りでは川へ立ち込む時間が長くなります。久慈川、那珂川、鬼怒川の本流は膝程度の水深でも流れの押しが強く、川底の石が滑るため、フェルトまたはフェルトスパイク系のアユタビとライフジャケットを使用してください。雨が降っていない場所でも上流の降雨やダム放流で増水することがあるため、水位が上がる、水が急に濁る、枝や草が流れ始めるといった変化が出たら岸へ戻ってください
 
河川敷では駐車場所も重要です。橋のたもと、堤防道路、農道、民家前、田畑の出入口、キャンプ場や宿泊施設の利用者専用駐車場へ無断で車を置かないでください。久慈川なら道の駅奥久慈だいごや道の駅常陸大宮かわプラザ、那珂川御前山周辺なら道の駅かつらなど、一般利用できる駐車場とトイレを基点にすると釣行しやすくなります