エギングをしていると、よくこんな言葉を耳にします
「このエギが釣れる」
「このシャクリ方が正解」
「このカラーじゃないと釣れない」
「この潮位じゃないと厳しい」
もちろん、どれも間違いではありません。ただ、実際にイカをコンスタントに釣っている人を観察していると、あることに気付きます
それは、釣る人ほどやり方がバラバラだということです
使っているエギが違う
シャクリ方も違う
フォールの入れ方も違う
立ち回りも違う
ランガンしてテンポよく探る人もいれば、回遊を信じて一箇所で粘る人もいます。大きくシャクる人もいれば、ほとんど動かさない人もいます。カラーを頻繁に変える人もいれば、信頼しているエギを投げ続ける人もいます
それでも釣る人は釣ります
この事実を見ていると、エギングにおいて本当に大事なのは、誰かが言った「正解」をそのまま信じることではなく、自分の中で結果に繋がる再現性を構築することだと思うのです
エギングに絶対の正解はない
エギングには、ある程度の基本はあります
潮の流れを読む
ボトムを意識する
フォールを考える
イカのいるレンジを探る
ヨレを探す
エギの姿勢や沈下速度を考える
こういった基本は大切です。しかし、基本があることと、絶対的な正解があることは別です。釣り場が違えば潮も違います
水深も違います
ベイトの有無も違います
イカの活性も違います
風向きや波の高さも違います
さらには、自分のロッド、ライン、エギ、シャクリの癖まで違います。
つまり、同じやり方をしても、同じ結果になるとは限りません。ある人にとっては釣れるシャクリでも、自分がやると全く釣れないことがあります
逆に、周りから見ると変わった釣り方でも、自分にはしっくりきて釣果に繋がることもあります
だからこそ、エギングにおいては「これが正解」と決めつけすぎると、逆に成長を止めてしまうことがあります
常識に捉われすぎない
スポーツの世界でも、常識を覆して結果を出している選手はたくさんいます。たとえば大谷翔平選手
一般的には、バッティングは「上から叩く」と言われることがあります。しかし大谷選手のスイングは、かなりアッパー気味に見えます
それでも、大谷選手はそのフォームで結果を出し続けています。これは単に「アッパースイングが正解」という話ではありません
大事なのは、大谷選手にとってはそのフォームが、自分のテクニック、マインド、フィジカルに合っていて、結果に繋がる確率が高いということです
何度もトライ&エラーを繰り返し、自分にとって再現性の高い打ち方を構築した結果だと思います
エギングも同じです
一般的に正しいとされるやり方が、自分にとって最適とは限りません。もちろん基本を無視していいという意味ではありません。ただ、基本や常識を絶対視しすぎると、自分なりの釣り方を見つける機会を失ってしまいます
「みんなと同じ」は安心だが、釣果に直結するとは限らない
特に日本人には、みんなと同じで安心する感覚が強いように思います。周りがこのエギを使っているから自分も使う
YouTubeで有名な人がこのシャクリをしていたから真似をする。SNSで釣れているカラーを見たから同じカラーを買う。もちろん、それ自体は悪いことではありません
最初は真似から入るのが一番早いです
上手い人のやり方を観察することは、非常に勉強になります。しかし、問題はそこから先です
真似をして釣れたなら、なぜ釣れたのかを考える。真似をして釣れないなら、何が自分と合っていないのかを考える
この作業をしないまま、ただ同じことを続けても、自分の釣りにはなりません。大事なのは、みんなと同じことをする安心感ではなく、自分が釣果を出せる確率の高いプロセスを見つけることです
ものまねは、ものまねに過ぎない
エギングをしていると、いかにもプロエギンガーのようなキャスト、シャクリ、フォールの入れ方をしている人を見かけることがあります
見た目はすごく上手そうです
ロッドワークも綺麗で、動きもそれっぽい。しかし、そういう人が本当にプロ並みに釣るかと言われると、必ずしもそうではありません
これも野球選手で例えると分かりやすいです。元メジャーリーガーのイチローさんのものまね芸人に、ニッチローさんという方がいます。フォームや所作は本当にそっくりです
しかし、当然ながらイチローさんと同じ野球の実力があるわけではありません。なぜなら、見た目を真似ることと、結果を出すことは別だからです
エギングも同じです
プロのシャクリを真似る
有名人のエギを真似る
動画で見た立ち回りを真似る
それは入口としては良いと思います。
ただし、ものまねだけで終わってしまうと、釣れない理由が見えません
その人がなぜそのタイミングでシャクったのか
なぜそのエギを選んだのか
なぜその場所で粘ったのか
なぜそこで移動したのか
なぜそのフォール時間を取ったのか
本当に大事なのは、動きの表面ではなく、その裏にある判断です。再現性とは「たまたま釣れた」を減らすことエギングで一番もったいないのは、釣れた理由が分からないまま終わることです
「なんか釣れた」
「たまたま抱いてきた」
「よく分からないけど釣れた」
もちろん、釣れたら嬉しいです。ただ、それだけでは次に繋がりにくい。再現性を構築するというのは、簡単に言えば、釣れた理由を少しずつ言語化していくことです
たとえば、
この潮位で反応が出た
この潮の流れ方で釣れた
この場所のこの立ち位置から通すと反応があった
ボトム付近ではなく中層で抱いた
強いシャクリよりも小さな誘いに反応した
派手なカラーよりナチュラルカラーが良かった
回遊待ちよりランガンの方が効いた
こういった情報を自分の中に蓄積していく。すると、次に似た状況に出会ったときに、
「前回はこのパターンで釣れた」
「この潮ならこの立ち回りが合うかもしれない」
「今日は前回と違って流れが弱いから、フォールを長めに取ってみよう」
という判断ができるようになります。これが再現性です。正解を探すより、勝ちパターンを増やす
エギングで大切なのは、唯一の正解を探すことではありません。むしろ、勝ちパターンを増やすことです
潮が効いているときの勝ちパターン
潮が緩いときの勝ちパターン
朝マズメの勝ちパターン
日中の勝ちパターン
夜の勝ちパターン
秋イカの勝ちパターン
春イカの勝ちパターン
シャローの勝ちパターン
ディープの勝ちパターン
スレた場所での勝ちパターン
初場所での勝ちパターン
状況が変われば、釣り方も変わります。一つのやり方に固執するよりも、複数の引き出しを持っていた方が強いです
そして、その引き出しは誰かに与えられるものではなく、自分で失敗しながら増やしていくものです
トライ&エラーこそ上達への近道
釣れない時間は、決して無駄ではありません。むしろ、釣れない時間に何を考えているかで、上達スピードは大きく変わります
なぜ反応がないのか
レンジが違うのか
エギの動かし方が強すぎるのか
フォール時間が短いのか
そもそもイカがいないのか
潮が動いていないのか
立ち位置が悪いのか
こうやって仮説を立てて、試して、結果を見る。釣れたら、その理由を考える。釣れなかったら、また別の方法を試す
この繰り返しが、自分だけのデータになります。エギングは感覚の釣りに見えますが、上手い人ほど意外と論理的に釣っています
ただ何となく投げているのではなく、状況を見て、仮説を立てて、検証しています。その積み重ねが、釣果の差になります
自分に合う釣り方を見つける
人によって性格も違います。じっくり一箇所で粘れる人もいれば、どんどん移動した方が集中力を保てる人もいます
細かくエギをローテーションするのが得意な人もいれば、一つのエギを信じて投げ続ける方がリズムを作れる人もいます
強めのシャクリが合う人もいれば、丁寧なスローな釣りが合う人もいます。どれが正解というわけではありません
大事なのは、自分に合っていて、なおかつ釣果に繋がる方法を見つけることです
他人の釣り方が悪いわけではありません
ただ、それが自分に合うとは限らない。自分の体力、集中力、得意な操作、釣り場の特徴、使っているタックル
それらを踏まえたうえで、自分なりの釣りを作っていく必要があります
まとめ:エギングに必要なのは正解ではなく、再現性
エギングには絶対的な正解はないと思っています
釣る人のエギも違う
シャクリ方も違う
フォールの取り方も違う
立ち回りも違う
それでも釣る人は釣ります。なぜなら、その人なりに結果に繋がるプロセスを持っているからです
誰かの真似をすることは悪くありません
むしろ最初は真似から入るべきです。しかし、真似だけで終わってしまうと、自分の釣りは作れません
大切なのは、常識や他人のやり方を参考にしながらも、自分で試し、自分で失敗し、自分で修正していくことです
そして、釣れた理由、釣れなかった理由を少しずつ積み重ねていく。その先にあるのが、エギングにおける再現性です
「この状況なら、このやり方で釣れる確率が高い」
そう思えるパターンを一つずつ増やしていくこと。これこそが、エギングでコンスタントにイカを釣るために本当に大切なことだと思います
筆者おすすめのエギ
飛ぶけどロストしにくいエギ王K3号シャローモデル
▶ 最安値・在庫をAmazonで確認する3号で反応が出ない場合はサイズを落としたエギ王live2.5号が効きます
▶ 最安値・在庫をAmazonで確認する
▶ 最安値・在庫をAmazonで確認する
筆者が気に入ってる記事には好きな曲を貼っています
おすすめ記事
エギング記事まとめ
テクニック編
初心者向け
三崎港・三浦半島
神奈川
千葉
静岡
静岡エギング|アオリイカが釣れるポイント総まとめ |
|---|
静岡エギング|東伊豆・西伊豆・南伊豆のポイント選び |
西伊豆アオリイカ攻略|釣果に繋がるポイント・堤防選び |
東伊豆エギング攻略|アオリイカの回遊ポイントの見つけ方 |
南伊豆エギング攻略|大型アオリイカを狙えるポイント選び |
伊東市エギング攻略|アオリイカが狙えるポイントを徹底解説 |
静岡(東伊豆・西伊豆・南伊豆)エギングで釣る為の最低限必要なエギや道具 |