海釣り&エギングガイド

エギングで嫌なのはアオリイカが釣れないよりエギロストです

「エギングで嫌なのはアオリイカが釣れないよりエギロストです」

 

いやいや、釣れない方が嫌だろ?その考え方も無論尊重します

 

今日はイカが釣れなかった&エギをロストした。釣れないのは自然相手の事だし、運的要素もあるので結果的に納得出来ることが多いです。ですがエギロストは根掛かりなりキャスト時の高切れなどが主な原因で、どちらも自分のやり方次第で防げたかもしれない。今や決して安価と言えないエギをロストする事はボディブローのように後からじわじわと効いてきます

 

2025年の大みそか、筆者はある決意をします。2026年からはとにかくエギをロストせずにイカを釣っていくと!

 

大晦日に何があったのか?実際にどのような施策を行い、どれくらい効果があったのかを話していきます

 


 

エギングで嫌なのはアオリイカが釣れないよりエギロストのイラスト

 

2025年大晦日

この年の12月はエリア全体で言えば12月上旬まで水温が16度あったので比較的釣果が出てましたが、16度を下がったタイミングでぱたっと全体の釣果が落ちます
 
筆者はこういうシビアな状況ほど本領発揮をするタイプなので12月だけでアオリイカやケンサキイカを30杯ほど釣ります
 
この時によく釣れていたエギが3つありました

  • 2.5号(フォールスピード1m5秒)
  • 2.5号(フォールスピード1m8秒)
  • 2号~2.5号(フォールスピード1m3秒)

 
潮が動いてるなど高活性のイカがいるタイミングでは1m3秒のエギで反応が出るのですが、そうでない時は1m5秒や8秒のエギで釣れる事多い。そんな感じでした
 
基本せっかちな私は1m3秒で沈むエギで高活性なイカがいないかサーチをして、反応が無ければ1m5秒のエギにチェンジします。トータルで言えば1m5秒、もしくは8秒のエギの方が反応がよいのに、つい早く沈むエギを使ってしまいます。そして結構な確率で根掛かりロストをしてしまいます
 
12月は30日までに1m3秒で沈むエギばかりを3~4本ロストします
 

そして大晦日

今年最後のエギング、2025年の総決算という気持ちで釣り場に行き2.5号1m5秒で沈むエギでアオリイカを2杯、早いタイミングで掛けることができ、ほくほくします
 
なんとなく1m3秒で沈むエギを投入した所、短いスパンで2個根掛かりロストして、高揚した気持ちがトーンダウンします。時計の針は23:30くらいでした。そして筆者は誓います。来年からはエギをロストしないエギングでイカの釣果を伸ばしていくと(メラメラ)
 


エギをロストする幾つかのパターン

 

  • 根掛かりロスト
  • キャスト時の高切れ

 
二大ロスト事例です。ここからはロストしやいエギの傾向やシャクリ方。また高切れが起こる理由と対処法を解説していきます
 

ロストしやすいエギ

  • 比重の重いエギ
  • 早く沈むエギ

 
有名どころで言うとエギ王(Kでもlive)3号&3.5号ベーシック(フォールスピード1m3秒)などです
 

ロストしやすい考え

  • ボトムステイが長い
  • カウントを取らない

 
ボトムステイが長くなれば必然とロスト率が上がります。カウントを取らないエギングはレンジキープが難しく結果、ロングボトムステイになりがちでロストに繋がります
 

  • ロストしやすいシャクリ方

意外と知られてませんが巻きじゃくり(ショートジャーク)はエギが障害物に引っかかりロストを生むやすい要因になっています

 
  • 高切れしやすいエギ

重量があるエギほど高切れロスト率が上がります
 

  • 高切れしやすいキャスト

キャストバランスが悪いと起きます。これは経験を積む事で減っていきます
 

  • リーダーとPEの結び目

結び目のコブがロッドガイドの穴に引っかかりラインブレイク(高切れ)します
 

  • PEラインの品質

 


対処法

 

  • 比重の軽いエギ
  • ゆっくり沈むエギ

このタイプのエギを使う事でロストが軽減されます
 

ムラチェ3.5号スーパーシャローの画像

 
筆者のおすすめはエギ王K3号シャロー(フォールスピード1m6秒)とエギ王live2.5号(フォールスピード1m5.5秒)です
 

3号シャローは安定したフォールとliveより飛距離が出やすいエギ王Kがおすすめです・高切れも少なめです

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筆者一押し。釣れる&ロストしないエギ。2.5号はきびきびした動きとサイズ感が低活性&スレイカの捕食スイッチを入れてくれます

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  • ボトムステイが長い
  • カウントを取らない
の改善策
 
カウントを活用してボトムステイの時間を短く設定する事で根掛かりロスト率が下がります。またボトムを取らない中層エギングも有効です
 
 
  • ロストしやすいシャクリ方

の改善策
 
エギを上に跳ね上げるイメージの3段シャクリ(イラスト左)、エギがどんどんエギンガー側にくるショートジャーク(イラスト右)
 

3段しゃくりとショートジャークの違いを解説した画像

 
海中に障害物がある場合、特にショートジャークはラインやエギの頭が障害物に引っかかり易くロストの起因になります(下記イラスト参照)
 

岩の間にエギの頭が挟まった画像
 
エギのカンナに障害物が引っ掛かった際は意外と外れる事が多いです
 
  • 高切れしやすいエギ
の改善策
 
エギの重さが15gを超えると危険ゾーン。20g超えは更に危険です。15g以下のエギを使用すると高切れ率が下がります
 
  • リーダーとPEの結び目

の改善策
 
エギングにおけるリーダーの長さの基準は80cm〜1.5m(1ヒロ)となっています

 
高切れしやすいPEとリーダーの結束位置の画像
 
その場合PEとリーダーの結束が上記写真のような位置になります。キャスト時に結束箇所がロッドガイドの穴に引っかかりラインブレイク(高切れ)を起こす事が、相応の確率であります
 
高切れしないPEとリーダーの結束位置の画像
 
筆者はリーダーの長さを50cmくらいに設定し結束部分をロッドガイドと干渉しない外側に持ってくることで先に述べた高切れを防いでいます。こんなにリーダー短いとイカ釣れないのでは?大丈夫です。ちゃんと釣れてます
 
筆者のエギング釣果画像
 
参考までにエギング界の帝王・山田ヒロヒトさんがリーダーの長さの新基準は「60cm」!と記事にて語ってます。リンクはこちらです
 
  • PEラインの品質
の改善策
 
エギロストを避けたければ2000円以下のPEラインは最初こそ快適ですが、使ううちに傷んできて、ぶつぶつ切れはじめます。理想は4000円以上です
 

2026年エギロスト率の発表

 
記事執筆時点(2026年5月19日)でおおよそ100回以上エギングを行っています。エギロストは3本(1本は根掛かりロスト、2本はキャスト時の高切れ)
 
確率で言うと3%以下です。その内2本は実験的に購入した2000円以下のPEラインの痛みが原因でいつものようにキャストしたのに、無限の彼方に~~(バズライトイヤー)とエギが夜空に消えていきました
 
この確率って相当凄いと思ってます。おそらくこれまでのやり方であれば根掛かりロストだけで10~15個(月に2~3個ペース)と想定しています
 
計算すると
旧パターンなら100釣行でロストが10~15個
ロスト率10~15%
 
今年は100釣行でロストが3個
ロスト率3%
 
10~15%→3%
高切れロストを外せば1%
 
思えば数年前に行った陸っぱりからのティップラン(ショアティップラン)検証では1個1400円強のTRエギ(フォールスピード1m2秒)を1ヶ月で8本ロストした時がありました。秋だったので相応の釣果はありましたが、釣れた嬉しさよりロストばかりする自分に対し失望した記憶が鮮明に残っています
 
当たり前の事ですがエギはロストするより、しない方がいい
 

根掛かりしないメリット

3号ベーシック(1m3秒)のエギを使っていると、それなりの頻度でエギが底にある障害物に引っかかります。この時に重みを感じるのですが、この重量感がイカがエギを抱いてる時の重みに似ているのです
 
イカならしっかり合わせフッキングさせるべきですが、根掛かりなら合わせを入れる事でエギが障害物に食い込み、救出不能となります。間をとって聞き合わせをして、それがイカの場合はフッキングが甘くばらしてしまう事が過去に多々ありました
 
現在の根掛かりしにくいスタイルは、エギが底にある障害物に引っかかることがほぼ無い為、重みを感じる=イカがエギを抱いてると判断出来て、しっかり合わせを入れられ結果しっかりフッキングが出来てバラシ率を軽減出来るようになりました
 

まとめにいく前に

筆者は今回1m5秒~6秒で沈むエギを推奨しています。これを買えばイカが釣れる&ロストしないか?
 
釣れる・釣れない&ロストする・しないは釣り場の状況やアングラーのスキルがあるので一概に言えませんが、エギングが成立しないシーンが必ず出てきます
 
それは強風時や早潮時です。この時はエギが沈まなくなります。その際はアゴリグシンカーを使ってください
 

強風時や早潮時はシンカーを付けても根掛かりロストはほぼしません

 
アゴリグシンカーの画像
photo by ダイワ

 

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まとめ

エギングでイカが釣れない日があるのは仕方ありません。自然相手ですし、その日の状況や運に左右される部分もあります
 
ですがエギロストは話が別です。もちろん100%防ぐのは無理でも、自分の考え方や使うエギ、しゃくり方、タックルバランスを見直す事でかなり減らせます
 
筆者自身、以前は「まぁエギングなんてロストするものでしょ」とどこかで思っていました。ですが2026年に入り、本気でロストを減らす事を意識した結果、100回以上の釣行でロスト3本。高切れ実験の2本を除けば実質1本。数字で見てもかなり改善出来ました
 
エギは今や安い買い物ではありません。お気に入りカラーや釣れるエギほどロストした時のダメージは大きいです(笑)
 
もし「最近エギのロスト多いな…」と思っている方は、今回紹介した内容を1つでも取り入れてみて下さい。エギが減らないだけでエギングのストレスはかなり減りますし、結果として釣りそのものをもっと楽しめるようになります
 
釣果を伸ばす前に、まずは無駄なロストを減らす。かなり大事です
 


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