三崎港・城ヶ島エリアで年間250~300回エギングをしている筆者が、今回はYAMASHITAの「エギ王・軍艦グリーン」について、忖度なしでインプレッションしていきます
エギングをしていると、必ずと言っていいほど名前が出てくるカラーがあります。それがYAMASHITAの「軍艦グリーン」です
エギ王Kの軍艦グリーン。エギ王LIVEの軍艦グリーン。そして、限定カラーとして出ているナオリー系の軍艦グリーン。どれも同じ「軍艦グリーン」という名前ですが、実際に使ってみると、それぞれ使いどころが少し違います
最初に結論から言うと、軍艦グリーンは釣れます。ただし、どんな状況でもとりあえず投げれば釣れる万能カラーではありません。むしろ、ハマる状況がかなりはっきりしているカラーです。秋、マヅメ、夜、濁り潮、ローライト、潮が効き始めたタイミング。こういう場面ではかなり強いです
軍艦グリーンの一番の強みは、シルエットがはっきり出ることです。緑の布と赤ボディの組み合わせなので、水中でエギの輪郭がぼやけにくい。暗い時間、濁りが入った日、光量が落ちた夕マヅメ、月明かりが弱い夜、潮の色が悪い時でも、イカにエギの存在を伝えやすいです
ただし、軍艦グリーンは低活性のイカにじっくり見せて抱かせるというより、どちらかといえば高活性なイカ、反応する気のあるイカ、エギに気づけば抱くイカに強いカラーです。もちろんエギ王Kの軍艦グリーンは、Kの安定フォールがあるのでスレたイカにも使えます。しかし、カラー単体で見ると、軍艦グリーンは「弱い食わせカラー」というより「シルエットで気づかせて抱かせるカラー」です
ここを間違えると、軍艦グリーンの評価はかなり変わります
軍艦グリーンを投げて釣れない時に、「このカラー釣れないじゃん」と思う人もいるかもしれません。でも、それは軍艦グリーンが悪いのではなく、使う状況が合っていない可能性があります。澄み潮の日中、潮止まり、サイトで見えているイカが完全にエギを見切っている時、スレすぎている時、イカの活性がかなり低い時。こういう状況では、軍艦グリーンのシルエットの強さが逆に違和感になることがあります
軍艦グリーンとはどんなカラーか
軍艦グリーンは、簡単に言えばグリーン布と赤ボディの組み合わせです。グリーンは海中に馴染みやすい色ですが、赤ボディが入ることでシルエットが強く出ます。つまり、派手すぎるピンクやオレンジとは違うのに、イカからはしっかり見える。これが軍艦グリーンの良さです
オレンジやピンクのように人間から見て分かりやすく派手なカラーではありません。しかし、海の中では赤ボディの影が効きます。特に光量が少ない時間帯や濁りが入った時は、エギの色そのものより、輪郭や影の出方が大事になることがあります。軍艦グリーンは、その輪郭の出方がかなり優秀です
エギングでは、イカにエギを見つけさせることと、違和感なく抱かせることは別です。目立つだけのエギは追っても抱かないことがあります。逆にナチュラルすぎるエギは、そもそもイカに見つけてもらえないことがあります。軍艦グリーンは、その中間にあるカラーです。派手すぎない。でも弱すぎない。潮に馴染む。でもシルエットは出る。ここが強いです
ただし、軍艦グリーンは「絶対に食わせるカラー」ではありません。特に見えイカ相手に、足元で何度も見せるような使い方をすると、嫌われることもあります。シルエットがはっきりしているぶん、イカが違和感を持った時の見切りも早いです。だから、軍艦グリーンは長く見せ続けるより、タイミングを見て入れるカラーだと思っています
軍艦グリーンが釣れる状況
軍艦グリーンが一番強いのは、秋です
秋の新子はエギに対して反応が早いです。もちろん場所によってはすでにスレている個体もいますが、春の大型アオリイカに比べると、秋のイカはエギに気づけば追ってくる個体が多いです。そういう時に軍艦グリーンを入れると、シルエットで気づかせて、そのまま抱かせやすいです
特に夕マヅメの軍艦グリーンは強いです。日中の光が落ちてきて、海の中が少し暗くなる時間帯。ピンクやオレンジでは派手すぎる。でもナチュラル系では少し弱い。そういう時間に軍艦グリーンを入れると、急に反応が出ることがあります
夜も強いです。軍艦グリーンは夜に強い赤ボディ系のカラーです。ナイトエギングでは、エギの輪郭がぼやけるとイカに見つけてもらいにくいです。だから、夜は赤テープや赤ボディのようなシルエット系が効く場面があります。軍艦グリーンは、緑の布で水に馴染ませつつ、赤ボディで影を出すので、夜にかなり使いやすいです
濁り潮にも強いです。雨後、風後、港内の濁り、潮色が悪い時。こういう時は、ナチュラルカラーだけでは存在感が足りないことがあります。軍艦グリーンは、濁りの中でもエギの存在を伝えやすいです。特に笹濁りからやや濁りくらいの時はかなり使いやすいです
ただし、泥濁りのように極端に水が悪い時は、軍艦グリーンだけでは弱いこともあります。その場合は、夜光系、490グロー系、オレンジ系、より強いアピールカラーの方が反応を取りやすいことがあります。軍艦グリーンは濁りに強いですが、濁りなら何でも軍艦グリーンというほど単純ではありません
エギ王K 軍艦グリーンのインプレ
軍艦グリーンといえば、やはり一番有名なのはエギ王Kの軍艦グリーン
エギ王Kの軍艦グリーンは、かなり完成度が高いです。理由は、軍艦グリーンのシルエットの強さと、エギ王Kの安定フォールが合っているからです。軍艦グリーンでイカに見つけさせる。追ってきたイカに対して、Kの安定したフォールで抱かせる。この流れが作りやすいです
エギ王Kは、左右に大きく飛ばして派手に誘うエギというより、フォールで抱かせるエギです。シャクった後に姿勢が崩れにくく、潮を受けても暴れすぎない。これがKの強みです。軍艦グリーンのようにシルエットが強いカラーは、イカに見つけさせる力があります。でも、見つけさせた後にエギの姿勢が悪いと、イカは抱きません。そこでKの安定感が効きます
秋の数釣りでも使えますし、春の良型狙いでも使えます。特に春の夕マヅメ、夜、潮が効いている時、濁りが少し入っている時は、エギ王Kの軍艦グリーンを入れる価値があります。大きいイカほど、派手な動きよりもフォールを見ている印象があります。軍艦グリーンで存在感を出し、Kのフォールで抱かせる。これは春でも使える組み合わせです
ただし、エギ王Kの軍艦グリーンは万能ではありません。日中の澄み潮、潮が止まっている時、イカが完全にエギを見切っている時には、シルエットが強すぎることがあります。そういう時は、ムラムラチェリー、モエモエグリーン、ブルーポーション、スケスケキャンディ、490グロー系、ナチュラル系に変えた方が良い場面があります
特に、イカが追ってくるのに抱かない時。足元まで来るのに触らない時。カンナの手前で止まる時。こういう時は、軍艦グリーンが見えていないのではなく、むしろ見えすぎている可能性があります。その場合は、軍艦グリーンを投げ続けるより、もう少し透け感のあるカラーや、ケイムラ系、490グロー系に変えた方が答えが早いです
エギ王LIVE 軍艦グリーンのインプレ
エギ王LIVEの軍艦グリーンも釣れます
ただし、Kの軍艦グリーンとは使い方が違います。Kはフォールで抱かせる軍艦グリーン。LIVEはテンポよく探る軍艦グリーンです
エギ王LIVEは、Kよりも操作感が軽く、ダートやシャクリでテンポよく探りやすいエギです。秋の港内、シャロー、イカが広く散っている状況、活性の高いイカを拾っていく釣りでは、LIVEの軍艦グリーンがかなり使いやすいです
特に秋の新子狙いでは、KよりLIVEの方が合う場面があります。新子が浮いていて、エギに対して反応が早い時。港内をテンポよく歩きながら探る時。潮が緩く、フォールでじっくり見せるより、軽く動かして反応を取った方が早い時。こういう状況では、エギ王LIVEの軍艦グリーンがかなり良いです
LIVEの軍艦グリーンは、シルエットで気づかせて、ダートで反応させるイメージです。Kのようにじっくり抱かせるというより、反応する個体を拾っていく。秋の高活性イカにはこのテンポが合います
ただし、LIVEの軍艦グリーンも強いです。活性が低いイカや、スレている個体に対しては、LIVEのアクションと軍艦グリーンのシルエットが強すぎることがあります。追ってくるけど抱かない、触るけど乗らない、明らかに距離を取られる。そういう時は、Kの軍艦グリーンに落としてフォールで抱かせるか、ムラムラチェリーやモエモエグリーンに変えた方が良いです
エギ王KとLIVEの軍艦グリーンはどちらが釣れるか
これは状況によります
秋の港内、テンポよく探る釣り、高活性の新子、シャローでイカが浮いている時は、LIVEの軍艦グリーンが使いやすいです。エギを動かして反応を取る釣りならLIVEです
一方で、春イカ、良型狙い、潮が効く場所、深場、波や風がある日、最後にフォールで抱かせたい時は、Kの軍艦グリーンが強いです。見つけさせた後に、安定した姿勢で抱かせるならKです
同じ軍艦グリーンでも、KとLIVEは役割が違います。軍艦グリーンというカラーだけで考えるのではなく、「Kの軍艦グリーンなのか」、「LIVEの軍艦グリーンなのか」で使い分けた方がいいです
筆者の中では、一本だけ持つならエギ王Kの軍艦グリーンです。理由は、対応できる状況が広いからです。秋も春も使える。マヅメも夜も使える。濁りにも使える。良型にも使える。フォールで抱かせる力もある。軍艦グリーンを代表する一本として考えるなら、やはりKです
ただし、秋の新子だけを考えるならLIVEの軍艦グリーンもかなり強いです。秋はイカの反応が早いので、Kでじっくり見せるより、LIVEでテンポよく探った方が釣果が伸びることがあります
ナオリー 軍艦グリーンのインプレ
軍艦グリーンは、エギ王KやLIVEだけではありません。限定カラーですが、ナオリーにも軍艦グリーンがあります
このナオリーの軍艦グリーンがまた面白いです。ナオリーは本来、アオリイカというより、ヒイカ、ケンサキイカ、ヤリイカ、スルメイカなどのツツイカを狙うライトエギング用のエギです。ただ、秋の小型アオリイカや、センシティブなイカに対しても効く場面があります
特に1.8号や2.2号クラスのナオリー軍艦グリーンは、秋にかなり使えます。通常の2.5号や3号では大きすぎる時、イカが小さい時、追ってくるけど抱ききらない時、エギに触るけど乗らない時。そういう場面で、ナオリーの小さい軍艦グリーンを入れると、急に乗ることがあります
これは、単純にサイズを落としたから釣れるというだけではありません。軍艦グリーンのシルエットは残しつつ、エギのサイズ感と沈下速度を落とせるところが強いです。普通の軍艦グリーンでは存在感が強すぎる。でも、完全なナチュラルカラーにするとイカが気づかない。そういう時に、小さい軍艦グリーンはかなり良いです
秋の港内で、足元に小さいアオリイカが見えている時。通常のエギ王K 2.5号やLIVE 2.5号では追うだけで抱かない時。そういう時にナオリー1.8号クラスを入れると、イカの反応が変わることがあります。特に浅いレンジをゆっくり見せたい時、常夜灯まわりで小型のイカが浮いている時、潮が緩くてエギを強く動かしたくない時には使いやすいです
ナオリーの軍艦グリーンは、エギ王KやLIVEの軍艦グリーンよりも繊細です。カラーは強い。でもサイズが小さい。ここが良いです。シルエットで見つけさせる力は残しながら、イカに与える圧を下げられます
ただし、ナオリー軍艦グリーンはアオリイカ用のメインエギとして使うというより、秋の小型狙いや、反応はあるのに抱かない時の切り札として考えた方がいいです。春の大型狙いでメインにするエギではありません。もちろん小さいエギに大型が反応することもありますが、基本的には秋やライトエギング向きです
軍艦グリーンは高活性イカ向けか
軍艦グリーンは、どちらかといえば高活性イカ向けです
ここは少し誤解されやすい部分です。メーカー説明では、スレイカに効くカラーとして語られることもあります。実際、エギ王Kの軍艦グリーンは、Kの安定フォールがあるのでスレたイカにも使えます。しかし、実釣目線でカラーだけを見ると、軍艦グリーンは「弱い食わせ」ではなく「強めのシルエットカラー」です
イカにエギを見つけさせる力があります。夜や濁りでも存在感を出せます。マヅメに反応を取りやすいです。秋の新子にも強いです。つまり、反応する気のあるイカに対して、かなり効率よく答えを出せるカラーです
逆に、完全に低活性のイカには強すぎることがあります。潮が動かない。追わない。エギを見ても距離を取る。足元で止まる。そういうイカに軍艦グリーンを見せ続けても、なかなか抱かないことがあります
こういう時に必要なのは、軍艦グリーンのようなシルエットの強さではなく、違和感の少なさです。ムラムラチェリー、モエモエグリーン、490グロー系、ケイムラ系、ナチュラル系の方が強いことがあります
軍艦グリーンで釣れない時の理由
軍艦グリーンで釣れない時は、だいたい理由があります
まず一つ目は、状況に対してシルエットが強すぎることです。澄み潮の日中、晴天、潮止まり、プレッシャーが高いポイントでは、軍艦グリーンの輪郭がはっきり出すぎることがあります。イカがエギを見つけることはできます。でも、見つけた上で抱かない。これは軍艦グリーンが見えていないのではなく、見えすぎている状態です
二つ目は、イカの活性が低すぎることです。軍艦グリーンは、反応する気のあるイカには強いです。しかし、そもそも追う気がないイカに対しては、シルエットで押しても反応しないことがあります。そういう時は、カラーよりも沈下速度、レンジ、フォール姿勢、潮への馴染み方が重要になります
三つ目は、投げ続けすぎることです。軍艦グリーンは強いカラーなので、何投も何投も同じコースに入れ続けると、イカに見切られることがあります。最初の数投で反応がないなら、カラーを変えるか、サイズを落とすか、沈下タイプを変えた方がいいです
四つ目は、軍艦グリーンを万能カラーだと思いすぎることです。軍艦グリーンは一軍カラーです。しかし、一軍カラーだからといって、どんな状況でも最適とは限りません。軍艦グリーンで釣れない時に、軍艦グリーンを信じて投げ続けるより、ムラムラチェリーやモエモエグリーン、490グロー系に切り替えた方が早い場面もあります
ムラムラチェリーとの使い分け
軍艦グリーンとよく比較されるのが、ムラムラチェリーです
ムラムラチェリーは、ケイムラとピンク系の透け感が強いカラーです。軍艦グリーンよりも柔らかい見え方をします。澄み潮、日中、スレたイカ、低活性、エギを追うけど抱かない個体には、ムラムラチェリーの方が合うことがあります
軍艦グリーンはシルエットで見せるカラー。ムラムラチェリーは透け感とケイムラで見せるカラーです。ここが大きな違いです
夜、濁り、マヅメ、秋の高活性、赤ボディのシルエットが欲しい時は軍艦グリーン。日中、澄み潮、スレイカ、追うけど抱かない時、柔らかく見せたい時はムラムラチェリー。こう考えると使い分けしやすいです
特に三崎港・城ヶ島のようにエギンガーが多い場所では、軍艦グリーンで反応があっても抱かないことがあります。その時にムラムラチェリーへ変えると、すっと抱くことがあります。逆に、ムラムラチェリーで存在感が足りない時、イカに気づかれていない感じがある時は、軍艦グリーンに変えると反応が出ることがあります
この二つはどちらが上というより、ローテーションで使うカラーです
モエモエグリーンとの使い分け
モエモエグリーンも、軍艦グリーンと使い分けたいカラーです
同じグリーン系に見えるかもしれませんが、性格は違います。軍艦グリーンは赤ボディのシルエットで見せるカラーです。モエモエグリーンは、もっとナチュラル寄りで、澄み潮やスレたイカに使いやすいカラーです
軍艦グリーンは夜や濁りに強い。モエモエグリーンは、日中や澄み潮、プレッシャーが高い場面で強い。筆者の中ではこういう使い分けです。
たとえば、夕マヅメに軍艦グリーンで反応が出た。でも日が完全に上がってからは反応が止まった。そういう時は、モエモエグリーンに変えると良いことがあります。シルエットを少し弱めて、イカに違和感を与えにくくするイメージです
逆に、モエモエグリーンで反応がない時に、潮が濁っていたり、光量が落ちていたり、イカにエギが気づかれていない感じがあるなら、軍艦グリーンを入れます。グリーン系の潮馴染みは残しつつ、赤ボディでシルエットを足す。この切り替えが効くことがあります
490グロー系との使い分け
軍艦グリーンで釣れない時に、490グロー系が強い場面もあります。
490グロー系は、軍艦グリーンとは違うアピールです。軍艦グリーンはシルエット。490グローは発光と存在感です。どちらもローライトや濁りで使えますが、イカへの見え方が違います
軍艦グリーンは、赤ボディの影で輪郭を出します。490グロー系は、光でエギの存在を伝えます。濁りが強い時、常夜灯まわり、月明かりがある夜、普通のカラーでは存在感が足りない時は、490グロー系の方が反応を取りやすいことがあります
ただし、490グロー系も強いです。光らせすぎるとアオリイカに嫌われることがあります。特に澄み潮やスレた個体には、発光が違和感になることがあります。だから、軍艦グリーンでダメだからといって、毎回490グローを強く蓄光させて投げればいいわけではありません
軍艦グリーンはシルエットで見せる。490グローは光で見せる。この違いを意識した方がいいです
軍艦グリーンで反応がない。でも潮は動いている。濁りもある。イカはいそう。そういう時に490グロー系を入れると、急に答えが出ることがあります。逆に、490グロー系で追うけど抱かない時は、軍艦グリーンに戻すと、発光の違和感が消えて抱くこともあります
軍艦グリーンを投げるタイミング
軍艦グリーンは、最初から投げてもいいカラーです
特に秋のマヅメ、夜、濁りが入った日、潮が動き出したタイミングでは、最初から軍艦グリーンを入れても良いです。イカが高活性なら、早い段階で反応が出ます。サーチカラーほど派手ではありませんが、シルエットがしっかり出るので、状況を見るにはかなり使いやすいです
ただし、日中の澄み潮では、最初から軍艦グリーンを入れないことも多いです。そういう時は、金アジ、ムラムラチェリー、モエモエグリーン、ブルーポーション、ナチュラル系から入れて、反応がない時に軍艦グリーンを試します
夕マヅメは軍艦グリーンを入れるタイミングです。日が落ちていくにつれて、ナチュラル系では少し弱くなります。そこで軍艦グリーンを入れると、シルエットが出て反応が変わることがあります
夜はかなり出番があります。特に常夜灯の外側、明暗の境目、月明かりが弱い日、潮が濁っている日。こういう時は軍艦グリーンを入れる価値があります
濁り潮も出番です。雨後や風後で水色が悪い時、ピンクやオレンジでは強すぎるけど、ナチュラルでは弱い時。軍艦グリーンはちょうどいい中間になります
秋の軍艦グリーン
秋の軍艦グリーンはかなり強いです
秋は新子が多く、イカの活性も比較的高いです。エギに対して素直に反応する個体も多いので、軍艦グリーンのシルエットが効きやすいです。特に夕マヅメから夜にかけては、軍艦グリーンの出番が多いです
秋に使うなら、エギ王LIVEの軍艦グリーンがかなり使いやすいです。テンポよく探れるので、港内やシャローで反応するイカを拾いやすいです。もちろんエギ王Kの軍艦グリーンも釣れますが、秋の高活性狙いならLIVEのテンポが合うことがあります
小さいイカが多い時は、ナオリーの軍艦グリーンも面白いです。1.8号や2.2号クラスの小さい軍艦グリーンは、通常のエギでは抱ききらないイカに効くことがあります。秋のセンシティブなイカ、小さい個体、常夜灯まわりの見えイカにはかなり使えます
秋は、エギのサイズ感が釣果に直結することがあります。3号では追うだけ。2.5号でも抱かない。そういう時に、ナオリー1.8号クラスまで落とすと、あっさり乗ることがあります。しかも軍艦グリーンなら、サイズを落としてもシルエットの存在感は残ります。これが強いです
春の軍艦グリーン
春の軍艦グリーンも釣れます
ただし、秋とは使い方が少し違います。春は大型のアオリイカを狙う時期なので、テンポよく広く探るというより、潮、レンジ、フォール、タイミングを合わせる釣りになります。軍艦グリーンは、春の夕マヅメ、夜、濁り、潮が効くタイミングで使いやすいです
春に使うなら、基本はエギ王Kの軍艦グリーンです。Kの安定フォールと軍艦グリーンのシルエットは、春の良型狙いに合います。特に3.5号、状況によっては4号も選択肢になります
春の大型は、派手に動かしすぎると嫌がることがあります。軍艦グリーンで見つけさせて、Kのフォールで抱かせる。この使い方が良いです。LIVEの軍艦グリーンも使えますが、春の良型狙いでは、Kの方が安心感があります
ただし、春の低活性イカに対して、軍艦グリーンが強すぎることもあります。特に澄み潮の日中や、潮が動かない時は、ムラムラチェリー、モエモエグリーン、490グロー系、ナチュラル系の方が良いことがあります。春は軍艦グリーンだけで押し切るより、状況を見てローテーションした方が釣果につながります
軍艦グリーンのサイズ選び
エギ王Kの軍艦グリーンなら、秋は2.5号から3号、春は3.5号を基準に考えます
秋の新子狙いでは、2.5号が使いやすいです。イカが小さい時、港内、浅場、シャロー、常夜灯まわりでは2.5号が合います。ただし、秋でも良型が混じる時や、飛距離が欲しい時、潮が効いている時は3号が使いやすいです
春は3.5号が基本です。良型狙いなら3.5号の軍艦グリーンが一番使いやすいです。風がある時、深い場所、潮が速い時、アピールを上げたい時は4号もありです
エギ王LIVEの軍艦グリーンは、秋なら2.5号や3号が使いやすいです。テンポよく探りたいならLIVE 3号。小さいイカを拾うなら2.5号。春の大型狙いでLIVEを使うなら3.5号ですが、個人的には春はKを優先します
ナオリーの軍艦グリーンは、1.8号や2.2号クラスが面白いです。秋の小型、ライトエギング、常夜灯まわり、見えイカ、センシティブなイカに使います。エギ王では大きすぎる時の切り札です
軍艦グリーンは初心者向けか
軍艦グリーンは初心者にもおすすめできます
理由は、使うべき状況が分かりやすいからです。夜、マヅメ、濁り、秋。こういう状況で投げれば、軍艦グリーンの強さを感じやすいです。エギングを始めたばかりの人は、カラーの違いが分かりにくいことがあります。でも軍艦グリーンは、反応が出る時と出ない時が比較的はっきりしています
また、エギ王Kの軍艦グリーンは、フォールが安定しているので初心者にも扱いやすいです。強くシャクらなくても釣りになります。むしろ、必要以上に動かしすぎず、しっかりフォールを入れた方が釣れます
ただし、初心者が軍艦グリーンだけを信じすぎるのは危険です。軍艦グリーンは強いカラーですが、合わない時は本当に合いません。澄み潮の日中や、スレたイカには強すぎることがあります。だから、軍艦グリーンと一緒に、ムラムラチェリー、モエモエグリーン、490グロー系、ナチュラル系を持っておいた方がいいです
初心者が最初に買うなら、エギ王K 3号または3.5号の軍艦グリーンです。秋中心なら3号。春もやるなら3.5号。秋の小さいイカやライトエギングまでやるなら、ナオリー1.8号クラスの軍艦グリーンも持っておくと面白いです
初心者の方も使いやすいエギ王K 3号
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軍艦グリーンのローテーション
軍艦グリーンは、ローテーションの軸になります
たとえば秋の夕マヅメなら、まず軍艦グリーンを入れる。反応があれば続ける。追うけど抱かないならムラムラチェリーやモエモエグリーンへ落とす。反応がないけど濁りや光量不足を感じるなら、490グロー系へ変える。こういう使い方ができます
夜なら、軍艦グリーン、赤テープ系、490グロー系をローテーションします。軍艦グリーンでシルエットを出す。490グローで光を出す。赤テープ系でさらに影を強くする。この違いを見ながら、イカの反応を探ります
澄み潮の日中なら、最初から軍艦グリーンを入れるより、ムラムラチェリーやモエモエグリーン、ナチュラル系から入れることが多いです。それで反応がない時や、少し光量が落ちた時に軍艦グリーンを入れます
濁りが入った時は、軍艦グリーンから始めても良いです。反応がなければ、490グロー系やオレンジ系に上げる。追うけど抱かないなら、ムラムラチェリーやモエモエグリーンに下げる。この上下の調整が大事です
結論:エギ王・軍艦グリーンは釣れる。ただし状況を選ぶ
エギ王・軍艦グリーンは釣れます
特に強いのは、秋、マヅメ、夜、濁り潮、ローライト、潮が動き出したタイミングです。シルエットがはっきりしているので、イカにエギの存在を伝えやすいです。高活性なイカ、反応する気のあるイカ、エギに気づけば抱くイカにはかなり強いカラーです
エギ王Kの軍艦グリーンは、シルエットで見つけさせて、安定フォールで抱かせるエギです。秋にも春にも使えます。一本だけ選ぶなら、まずはKの軍艦グリーンです
エギ王LIVEの軍艦グリーンは、テンポよく探るエギです。秋の新子、港内、シャロー、高活性のイカにはかなり使いやすいです。Kより軽快に動かして、反応する個体を拾っていく釣りに向いています
ナオリーの軍艦グリーンは限定カラーですが、1.8号や2.2号クラスは秋やセンシティブなイカに効きます。通常のエギ王では大きすぎる時、追うけど抱かない時、小型のイカが多い時、常夜灯まわりで見えイカを狙う時に使いやすいです
ただし、軍艦グリーンは万能ではありません。スレている時、活性が低い時、澄み潮の日中、イカが追うけど抱かない時は、ムラムラチェリー、モエモエグリーン、490グロー系の方が強いことがあります
軍艦グリーンは「いつでも釣れる魔法の色」ではありません。でも、使うタイミングを間違えなければかなり釣れるカラーです。シルエットを出したい時。夜やマヅメでエギを見つけさせたい時。秋の高活性なイカをテンポよく拾いたい時。濁り潮でナチュラルカラーでは弱い時。そういう場面で軍艦グリーンを入れると、答えが早いです
釣れるか釣れないかで言えば、軍艦グリーンは間違いなく釣れるエギです。ただし、釣れる理由は「有名だから」ではありません。グリーンの潮馴染みと赤ボディのシルエット。そのバランスが、秋、マヅメ、夜、濁り潮に合っているから釣れる。そこを理解して使えば、軍艦グリーンは一軍から外せないカラーになります
エギのインプレッション
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