三崎釣り人の釣行記

おしゃれ釣り
 

海の神様が
僕を釣り沼へと引き込んだ

 
釣り おしゃれ

2020年8月某日 

夏の猛暑が落ち着いたらアジングに行くんだ。そう決めていた私はネットやYouTubeでアジングについて諸々調べ、道具や仕掛けを購入していた。そして遂にデビューの日がやってきた
 
自宅マンションから徒歩2分のうらり前に購入した道具を抱え現場に到着。キャスト前にアジングのレジェンドと呼ばれる家邊克己さんの動画を見てイメージは出来ている。いざキャスト、会心ではないけど、それなりに前に飛んだ
 

使用した道具
 

 

 

 


 
ここで釣りに詳しくない人もいるのでアジングの説明をしようと思う。アジングとはリールを装着した竿にワームという疑似餌をつけてアジを狙うフィッシングで、そこで使うワームとはミミズのような、イソメのような、オキアミのような形をしている。アジは基本海底ではなく中層にいるとされ、そのワームを海中に漂わせ狙うのだが、アジがどの層にいるか分からないので層を探りながらの釣りとなる。そこでワームをキャストし、着水後カウントを取ってアタリを待つ(最初は10秒、次は15秒など)これがアジングの基本スタイル
 


使用したワームとジグヘッド

 

 

 

 


 
釣りを始めてから10分程経った頃、ミスキャストをしてワームが3mくらい先の海に着水した(普段は10m以上飛びます)少し集中力が切れてしまった私は竿を地面に置き、購入した缶コーヒーを取り出し一息つく。気を取り直し竿を持つと何か重みを感じる。根掛かり(針に海底に引っかかる現象)かとも思ったが、何かラインを通じて「ぴく、ぴく」と振動を感じる。魚を誘うようにワームをゆっくり巻くと「ずっずっ」と深い振動に変わり、竿を立てあわせてみると20cmオーバーのメバルが釣れた
 
実はこの時点で魚が釣れるとは思っておらずキープする容器を購入してなかったがマンションを出る際、思い付きで玄関にあった子供用の砂遊びバケツを持参していたので、バケツに海水を汲み、釣れたメバルをキープする。この時の私は嬉しくて顔がにやけていたと思う
 


 魚キープ用バケツはすぐ購入しました
 
 

 


 
自身が狙う魚はあくまでもアジ、改めて中層を探る。しかしアタリは全くこない。二匹目のどじょうならぬ、二匹目のメバルがいるかもと思った私は先程釣れたポイントへキャストしてワームを底まで沈める。すると数回目のキャストで二匹目のメバルが釣れてしまった。そこからは中層と底を交互に探りトータルで釣れた魚はメバル2匹とマハタ1匹、1回ばらしがあり(取り逃してしまう現象)30分程で3匹の釣果。釣れたのはアジ以外だったけど凄く嬉しかった。そこで釣りを止めてしまったのはやぶ蚊が増え、虫よけスプレーを塗ったけど然程効果が無く退散したのである
 
家に戻り少し得意げに妻と子供と犬に魚を見せる。妻と子供は「パパ、凄い~」を連発し、犬は怪訝そうに魚の匂いを嗅いでる。その場ではらわたを抜き、うろこを削ぎ魚に全体に岩塩をまぶしグリルで焼く。おそらくお店で食べたら然程美味しいとは感じないだろう、しかし自分で釣った魚、しかも初めての海釣りで釣った魚は、とても美味しかった。こうして私の海釣りデビューは幕を閉じるのだが、この日の釣果は完全なるビギナーズラックで、海の神様が私を釣り沼に引き込む為の一手だったように思う。そして私はその一手に見事にはまってしまう