三浦半島で年間250~300回エギングを行う管理人が昼(日中)に釣れるエギを2つ紹介します
スクイッドクラフト・跳躍エギ3号
昼のエギングで最初に挙げたいのが、スクイッドクラフトの跳躍エギ3号です。天然の桐を使ったエギで、一般的な樹脂製のエギとはボディ素材そのものが異なります。天然木は個体によって浮力に差が出るため、跳躍エギは重量の異なる鉛を使って1本ずつ姿勢を調整しており、桐製エギでありながらフォール姿勢とアクションを両立させています
3号標の重量は約17g、沈下速度は1mあたり約3.4秒です。3号としてはしっかり重量があり、サイズを落としながら飛距離を確保しやすいのも使いやすいところです。昼はイカからエギの姿が見えやすく、夜のように強いシルエットだけで反応するとは限らないため、3.5号から少しサイズを落として3号を使うことで反応が変わることがあります
跳躍エギは桐製ですが、ゆっくり漂わせることだけを狙ったエギではありません。シンカー形状によってキレのあるダートを出せるように作られており、しゃくると左右へ動きながら、しゃくり方によってはウォブリングを伴う動きも出ます。昼はエギを目で追ってくるアオリイカも多いため、ダートでエギの存在に気付かせ、その後のフォールで抱かせる一般的な使い方ができます
一方で、何度も大きくしゃくり続ける必要はありません。昼はエギの動きがイカから見えやすいため、最初に2〜3回しゃくってエギを動かした後はフォールの時間を取ります。反応がない場合も毎回激しく動かすのではなく、しゃくる回数を減らしたり、少し長くフォールさせたりして、エギを追ってきたイカが抱ける時間を作ります
釣れるカラー
昼に跳躍エギ3号を使うなら、まず使いたいのが蜜柑色です。オレンジの上色にマーブルを組み合わせたカラーで、明るい時間帯に使いやすく、しゃくった際のダートやウォブリングによってマーブルの見え方が変化します。昼に広い範囲を探りながらアオリイカへエギの存在を見せたい時には、最初に投げるカラーとして使いやすいです
もう1色が牡丹色です。ピンクにホロを組み合わせたカラーで、光がある昼のエギングではホロの反射を利用できます。蜜柑色とは見え方が異なるため、蜜柑色を投げても反応がない時や、同じ場所でカラーチェンジして反応を確認したい時にも使えます。晴天の日だけではなく、朝から日中、夕方まで広い時間帯で使えるカラーです
澄潮では浅葱色も使います。浅葱色はブルーにシルバー系ケイムラを組み合わせたカラーで、光量のある日中に使いやすい組み合わせです。水が澄んでいてオレンジやピンク系のカラーへの反応が悪い場合は、浅葱色へ替えてエギの見え方を変えます。澄潮ではイカからエギが見えやすいため、目立たせることだけを考えず、ブルー系とケイムラを使って反応を見ることがあります
昼の跳躍エギ3号では、蜜柑色と牡丹色を中心に使い、澄潮では浅葱色を入れる使い方が基本になります。同じ3号でもカラーによって水中での見え方が大きく変わるため、エギそのものを替える前にカラーを替えて反応を見ることもできます
スクイッドマニア・ワイルドチェイス・バニーピーチ3号
もう1つ昼に釣れるエギとして使いたいのが、スクイッドマニア・ワイルドチェイスのバニーピーチ3号です。バニーピーチはクリアピンクを基調にUV、ケイムラを組み合わせたカラーで、昼のエギングで使いやすい色です。ピンク系の存在感を持ちながら、単純に濃いピンクでシルエットを強く出すカラーとは違い、透け感があるのが特長です
ワイルドチェイスは、キャストしてしゃくり、ダートさせてフォールさせる基本的なエギングで使いやすいエギです。左右へのダートにキレがありながら、しゃくった後のフォール姿勢も安定しているため、動かしてイカへ気付かせてからフォールで抱かせる昼のエギングと相性が良いです
昼は海中まで光が入り、アオリイカがエギを長く見ていることがあります。このような状況では、派手に動かせば必ず反応が良くなるわけではありません。バニーピーチを2〜3回しゃくったらフォールさせ、反応がなければ次はしゃくり幅を小さくするなど、ダートとフォールの比率を変えながら使います
バニーピーチの良さは、クリアピンクとケイムラを組み合わせているため、派手なカラーとナチュラル系カラーの中間のような使い方ができることです。昼にピンク系を使いたいものの、濃いカラーでは反応が悪い時にも使いやすく、澄潮でも出番があります。紫外線のある時間帯ではUV、ケイムラというバニーピーチの特徴も生かせます
特別な操作をしなければ釣れないエギではありません。キャスト後に狙うレンジまで沈め、数回しゃくってフォールさせる基本的な操作で狙えます。イカが追ってきても抱かない時は、足元までしゃくり続けるのではなく、フォール時間を長くしたり、最後はほとんど動かさず見せたりすることで反応が変わることがあります
使い分け
昼のエギングで広い範囲を探す場合は、跳躍エギ3号から始めます。蜜柑色や牡丹色を使い、キャスト後にしっかり沈めてからダートさせ、フォールを入れながら広い範囲にいるイカを探します。跳躍エギは約17gあるため3号でも投げやすく、沖の潮目や少し離れた場所まで探りたい時にも使えます
跳躍エギで追ってくるものの抱かない場合や、何度か投げて反応がなくなった場合は、ワイルドチェイス・バニーピーチ3号へ替えます。跳躍エギとはボディ素材もカラーの見え方も異なるため、同じ3号でもアオリイカに見せる印象を変えられます。特に澄潮や、他のエギンガーが多く何本ものエギを見ている状況では、クリアピンク+ケイムラのバニーピーチへ替えて反応を見ることがあります
反対に、最初から水が澄んでいてイカの姿が確認できる場所や、エギを追ってくるものの距離を取っている状況では、バニーピーチから使うこともあります。バニーピーチで反応がなければ、跳躍エギの蜜柑色や牡丹色へ替え、カラーだけでなくダートの質も変えて探ります
どちらを使う場合も、昼だから激しくしゃくり続ける必要はありません。昼はイカがエギを見つけやすいため、ダートはエギへ気付かせるために使い、その後のフォールや止める時間をしっかり取ります。エギを追ってきているのに抱かない時ほど、しゃくりを追加するより、イカがエギとの距離を詰める時間を作ることが大切です
バニーピーチの代替えエギ
ワイルドチェイス・バニーピーチ3号が手に入らない場合に使えるのが、エギ王LIVE3号ムラムラチェリーです。バニーピーチとまったく同じエギではありませんが、どちらもピンク系とケイムラを組み合わせており、昼に使う3号エギとして近い役割を持たせることができます
エギ王LIVE3号ムラムラチェリーは重量15g、沈下速度は1mあたり約3.5秒です。ムラムラチェリーはピンクの背色に透け感のあるケイムラボディを組み合わせたカラーで、ヤマシタでは澄潮から笹濁りまで対応するカラーとして設定されています。昼の澄潮や、強いカラーを投げても反応が悪い時にも使いやすいカラーです
エギ王LIVE自体はダート性能を重視したエギで、しゃくった時に横方向へしっかり動きます。一方で前方向へ進み過ぎないように設計されているため、同じ範囲で何度かアクションを入れながらイカへ見せることができます。昼に見えているイカを狙う場合や、追ってくるものの途中で離れるイカに対して、しゃくり方とフォール時間を変えながら狙いやすいエギです
バニーピーチがない場合は、単に似たピンク色のエギを選ぶのではなく、3号というサイズとケイムラ系の見え方、ダートで使えるという部分まで含めてエギ王LIVE3号ムラムラチェリーを代替えとして使います。バニーピーチと同じ動きをするわけではありませんが、昼のエギングで求めている役割を大きく変えずに使えるエギです
最後に
昼のエギングでは、スクイッドクラフト・跳躍エギ3号とスクイッドマニア・ワイルドチェイス・バニーピーチ3号を中心に使います。跳躍エギでは蜜柑色と牡丹色を基本にし、澄潮では浅葱色を使います。バニーピーチはクリアピンクとケイムラを生かし、昼の明るい時間帯や澄潮でも使いやすいカラーです
2本とも3号ですが、同じようなエギではありません。桐製ボディと独特のダートを持つ跳躍エギに対し、ワイルドチェイスはキレのあるダートと安定したフォールを使って基本的なエギングで狙いやすいエギです。バニーピーチが手に入らない場合は、エギ王LIVE3号ムラムラチェリーを代替えとして使えば、昼に使う3号のケイムラ系ピンクカラーを確保できます
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