年間250回以上のエギング釣行。三崎港・城ヶ島のエギングガイド・レッスン(インストラクター)としても活動している筆者がクロノ・プロスペックで釣れるカラーのエギを2本紹介します
薩摩オレンジレッド
クレイジーUV ピンクフラム
クロノ・プロスペックって、人気カラーを買って投げれば勝手に釣れる、そんなタイプのエギではありません。むしろ、このエギの良さって実際に使い込んでから見えてくるタイプです。派手にダートしてイカに見せつけて抱かせるというより、シャクった後の一瞬の間だったり、テンションを抜いた瞬間の見せ方だったり、イカに「抱くきっかけ」を作りやすいのがこのエギの面白さ。三崎港・城ヶ島みたいに毎日のようにエギが入るプレッシャーの高い場所だと、この性格がかなりハマります。追ってくるけど最後に帰る、足元まで来るけど触らない、そんな簡単に口を使わないイカ相手でも使いやすいエギです
しかもプロスペックって、2.5号がちゃんと実戦レベルで使えるのがかなり大きいんですよね。小型エギって食わせ能力は高くても、飛ばない、沈まない、風に弱い、操作感がぼやける、このどれかを我慢することが多いです。特に三崎港・城ヶ島みたいに風の影響を受けやすく、潮も動く場所だと、小型エギの扱いにくさってかなりストレスになります。でもプロスペックの2.5号はそこがかなり優秀。ちゃんと飛ぶし、ちゃんと沈むし、操作感も残る。だから単なる「食わせ用の小さいエギ」で終わりません。しっかり戦力になります。三崎港・城ヶ島って、釣れる場所ほど根掛かりしやすいポイントも多いので、3.5号を強気で入れていくより、こういう小型を丁寧に使えるメリットはかなり大きいです。その上で、この2本です
まず薩摩オレンジレッド
これは活性のあるイカをしっかり獲りにいくカラーです。秋のまずめ、濁り潮、風で海がざわついてエギを見つけてもらいにくい日。このあたりではかなり信頼しています。三崎港って本当に海の色が変わりやすいですし、城ヶ島も立ち位置で状況がかなり変わるので、「今日は見つけてもらいにくそうだな」という日に最初から入りやすい。2024年までは薩摩オレンジの金テープをよく使っていました。あれも普通によく釣れましたが、2025年に赤テープの薩摩オレンジレッドが出てからは、こっちの方が出番は増えました。実際、反応がいいです。潮が効いていてイカの活性が高い時、まずめの回遊待ちみたいな釣りではかなり強いと思っています
サイズは3号・3.25号・3.5号。どれも釣れますが、秋なら3号、春イカ狙いなら3.5号かなと思います。沈下速度はおおよそ1m3秒クラス。しっかり沈んでくれるのは武器ですが、その分、三崎港の根周りや足元の変化を雑に攻めると普通にロストします。特にこのエリアって「そこを通したい」場所ほど沈み物があったりするので、適当に足元まで入れるエギではありません
もう1本がクレイジーUV ピンクフラム
薩摩オレンジレッドが活性の高いイカをテンポよく獲る側だとすれば、こっちは簡単に口を使わないイカを拾う側。個人的には、むしろこっちの方がおすすめです
理由はシンプルで、三崎港らしい状況で強いから。人気ポイントほど毎日のようにエギが入っているので、簡単に抱くイカは先に抜かれていることも多いです。残るのは、見てるけど抱かない、追うけど最後に帰る、そんな個体。そういう時ってカラーを変えるだけじゃ足りなくて、サイズ感そのものを変えたくなります。そこで2.5号のクレイジーUV ピンクフラム
しかも、これがプロスペックの2.5号だから意味があるんです。ただ小さいだけで扱いにくいエギなら意味がありません。でもプロスペックはちゃんと飛んで、ちゃんと沈んで、ちゃんと操作できる。だからスレたイカに対して、違和感を減らしながらしっかりエギングとして成立する
実際、周りが釣れていない時にこういうサイズ感で拾えた場面ってありますし、「食わせる為に小さくする」がちゃんと成立するエギだと思っています
プロスペック2.5号は他メーカーの2.5号よりフォールが速めで、使っていてダルさが少ないのもいいところです。小型エギにありがちなモッサリ感が薄く、しっかりエギングしている感覚が残る。内蔵シンカーの影響か飛距離も思ったより出るので、小場所専用みたいな窮屈さもそこまでありません
この2本がいいのは、単純に人気カラーだからじゃありません。薩摩オレンジレッドで活性のあるイカをテンポよく獲る。反応が薄い、追うだけ、周りも沈黙、そんな時はクレイジーUV ピンクフラム2.5号で拾っていく。この役割分担がかなり分かりやすいです
三崎港・城ヶ島って、毎回同じパターンで釣れるほど甘い場所ではありません。だからこそ、こういうキャラの違う2本を持っていた方が実戦では強いと思います
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