私はこういう浅い湿地のブラックバス釣りでは、広い水面を見るより先に足元を見ます。沖に向かって気持ちよく投げたくなる場所ほど、実際には岸際のアシ、水草の切れ目、足元から少し先のかけ上がりに魚が残っていることがあるからです。麻機遊水地も同じで、水際へ立ってから沖へ投げるより、少し離れた位置から岸沿いを先に通し、その後に斜め沖、さらに沖へと範囲を広げる方が、この場所の地形を生かした釣りになります。特に風が当たっている岸、水草がわずかに揺れている場所、小魚が水面で逃げた場所は、広い水面の中でも最初にルアーを入れたい場所です
麻機遊水地は1枚の大きな湖ではなく、第3工区、第4工区など複数の工区に分かれ、池沼、水路、ヨシ原、水草帯、開放水面が組み合わさった湿地です。ブラックバスとなるオオクチバスは第3工区と第4工区の池沼部に生息しており、同じ場所にはライギョ、コイ、フナ、モツゴ、ヨシノボリ類、テナガエビ、スジエビなども生息しています。ブラックバスのエサになる小魚や甲殻類がいる一方、ライギョも入るため、濃い水草へ細過ぎるラインでルアーを入れる釣りは避けた方が安心です
第3工区は大小の池が点在し、入口付近の池、小池群、アシ際、ハスなどの水草帯を歩いて探せるのが特徴です。第4工区は第3工区より開けた池があり、ヨシやマコモなどの植物が岸際に発達しています。第4工区には池の周囲を歩ける遊歩道もあるため、岸際の植物帯と開放水面の境目を移動しながら探す釣りができます
釣りやすい時期は水温が上がる春から秋です。春は浅場と植物帯の周囲、初夏から夏は水草、アシ、日陰、水の動く場所、秋は小魚が集まる岸際や開放水面との境目を探します。冬は浅い水面だけを広く探すより、周囲より水深が残る場所、障害物の周囲、風の影響が弱い場所をゆっくり狙った方が効率的です
麻機遊水地のブラックバスポイントについて
ブラックバスを狙う場所は第3工区と第4工区です。オオクチバスは両工区に生息し、第3工区には大小の池が点在しています。第4工区には大きな池とヨシ、マコモなどの植物帯があり、同じ麻機遊水地でも水面の広さとカバーの密度が異なります。第3工区は小さな変化を短いキャストで探し、第4工区は岸際を歩きながら広い範囲を探す釣りが合わせやすくなります
第3工区では、ヘラ台からアシ際へ2.5inchのシャッド系ワームを1.8gのダウンショットで通し、ボトム付近でブラックバスが食った例があります。沖や岬状の場所では反応せず、風が吹いた後のアシ際でバイトが出ているため、水面全体を均等に探るより、風が当たるカバーや岸際を丁寧に通す釣りが合います。第3工区ではフロッグでブラックバスを狙った釣りも行われており、ハスや水草が水面を覆う時期にはトップウォーターも使えます
春は新しい水草が伸び始める岸際、初夏から夏はアシ、ハス、水草のポケット、秋は水草の外側と開放水面の境目が狙い目です。水位によって同じ池でも岸際の地形が変わりやすいため、前回釣れた場所だけに固執せず、水面の濁り、風向き、水草の量、小魚の動きを見ながら場所を変えてください
麻機遊水地は洪水調節を担う遊水地で、大雨時には水を一時的に貯める場所です。雨の後は通常時とは水位、流れ、足場の状態が変わります。岸際がぬかるんでいる場所、草に隠れた水際、増水した水路へ無理に近づかず、現地の看板、ロープ、工事区画、立入制限を優先してください
第3工区・入口側の大池
第3工区へ入って比較的早い位置にある池は、水面が広く見える一方で浅場が多い場所です。第3工区そのものが大小複数の池で構成されているため、大きな池だけを長時間狙うより、岸際の変化を一通り探して反応がなければ小池側へ移動する釣りが向いています。水深は水位や管理作業によって変わるため、水面の色、沈んだ植物、コイが通る位置などから少し深くなっている筋を探してください
春は日当たりの良い浅場と岸際の植物周辺、初夏から夏は水草の外側と日陰、秋は小魚が動く岸際と水面が開けた場所が狙いやすくなります。晴天無風で浅場全体が静かな時は岸から離れた場所へ固執せず、風が当たる側、植物が張り出している場所、岸際で水深が変わる場所へ移動してください
最初は岸から少し離れた位置に立ち、足元と岸沿いへノーシンカーワームや小型シャッドテールを通します。その後に斜め沖へキャストし、岸と平行、斜め、沖向きとルアーの角度を変えます。浅い場所では重いシンカーを使うと水草や底の障害物へ入り過ぎるため、軽いワームリグや表層近くを引けるルアーから始めると探りやすくなります
岸際へ風が当たり始めた時は、スピナーベイトやシャッドテールワームで濁りと植物帯の境目を横方向に探る方法も使えます。広い水面だからといって沖だけを狙わず、風で水面が動いている岸、浮遊物が寄っている場所、小魚が逃げる場所を見つけたら数投してください
第3工区入口側には車でアクセスできる駐車スペースがありますが、遊水地では保全作業、工事、自然観察会などが行われるため、入口の案内や当日の利用区分を優先してください。公道、農地の出入口、作業車両の通路へ車を置かず、駐車可能な区画から徒歩で移動します。第3工区内を長く歩く場合はトイレを前提にせず、周辺施設で済ませてから入る方が安心です。あさはた緑地にはセンターハウス内のトイレと屋外の多目的トイレがあり、駐車場も整備されています
岸際にはヨシや草が高く伸びる場所があり、夏は水面が見えにくくなります。草の上へ乗って水際へ近づくと足元が突然抜ける場所もあるため、踏み跡がない場所へ無理に入らないでください。ブラックバス以外にライギョもいるため、水草の奥で大型魚を掛けても出せないような細いラインは避けます
第3工区・小池群と接続水路
第3工区の特徴が最も出るのが、メインとなる通路から脇へ入った場所に点在する小池群です。1つの大きな池を回る釣り場ではなく、大小の池を短い距離で移動できるため、1か所で粘るより複数の水面を見ながら魚の反応がある池を探す釣りに向いています
小池では水深そのものより、岸際のエグレ、水草の切れ目、アシの先端、池と水路が近づく場所、水面に影が落ちる場所を狙います。ブラックバスは浅い場所にも入りますが、全面が同じ深さに見える時ほど数十cmの水深差が重要になります。水面に小魚が見える、アシ際で波紋が出る、水草の際だけ水が動いている場所があれば、最初の数投を丁寧に入れてください
春は浅い小池の岸際、初夏から夏は水草やアシの影、秋は水路に近い場所と小魚が集まる池が狙いやすくなります。真夏の日中は水面全体が高温になりやすいため、日陰、水深が残る場所、水が動く場所を探します。朝夕は浅い岸際へ魚が入りやすいため、いきなり水際まで歩かず、数m手前から岸沿いを通してください
小池ではノーシンカーワーム、ネコリグ、軽いダウンショット、小型シャッドテールが扱いやすくなります。水草が少ない池なら底まで落とし、水草が多い池では沈め過ぎず水草の上を通します。小池と細い水路がつながる場所では、接続部の両側と水路の出口へ角度を変えて投げ、狭い範囲を何度も同じコースで通すより、着水位置を少しずつずらしてください
駐車場は第3工区入口側から歩いて各小池へ移動する形になります。車で奥まで入り込めるように見える道でも、管理用通路や作業車両が使用する場所があります。トイレも各小池のそばにあるわけではないため、長時間歩く場合はあさはた緑地など利用可能な施設で済ませ、水分も持って入ってください。あさはた緑地には合計130台分の駐車場があり、センターハウスと屋外にトイレがあります
小池周辺には希少な湿地植物が生育する場所もあります。水際へ近づくために植物帯を踏み倒したり、ロープや柵を越えたりせず、通路や既存の足場から届く範囲を狙ってください。麻機遊水地では外来植物の防除や植生管理も行われているため、作業区画へ釣り道具を持って入らないことも必要です
第3工区・ヘラ台周辺のアシ際
第3工区でブラックバスを狙う場所として外しにくいのが、足場の取れる場所から狙えるアシ際です。ヘラ台からアシ際へ2.5inchのシャッド系ワームを1.8gのダウンショットで通し、ボトム付近でブラックバスが食った例があります。沖や岬状の場所では反応がなく、風が吹いた後のアシ際でバイトが出ているため、岸際に風が当たる状況では特に丁寧に狙いたい場所です
春はアシの根元と浅場、初夏から夏はアシが水面へ張り出す部分、秋はアシの先端から開放水面へ落ちる側を探します。アシが一直線に続いている場合は全部を同じように狙わず、先端が張り出している場所、内側へくぼんでいる場所、倒れたアシが水中へ入っている場所を優先します
釣り方はダウンショットをアシの外側へ落とし、ボトムを大きく跳ねさせずにゆっくり引く方法が使えます。バイトがなければアシから50cm、1m、2mと距離を変え、魚がカバーへ密着しているのか、少し外へ出ているのかを探ります。風が強くなった時はワームだけでなく、コンパクトなスピナーベイトをアシと平行に引くと広い範囲を短時間で探れます
ヘラ台や既存の足場を利用する場合は、破損、腐食、傾きがないか足元を見てから乗ってください。水辺にある古い足場は永久的な釣り設備ではなく、利用状態が変化することがあります。ヘラブナ釣りの人が入っている場合は正面へルアーを投げず、十分に距離を取って別の場所へ移動してください
駐車場とトイレは第3工区の各足場に付属しているわけではありません。入口側の駐車可能区画から歩き、トイレは釣りを始める前に周辺の利用可能な施設で済ませる方が安心です。あさはた緑地を利用する場合は、開園時間と駐車場の利用時間を守り、公園利用者のための通路や出入口を塞がないでください
第3工区・ハスと水草の周辺
第3工区ではハスをはじめとした水草が生えるため、水面を覆う植物そのものがブラックバスのカバーになります。水草が少ない時期は水面が単調に見えても、夏へ向かって植物が増えると魚が身を隠せる場所が一気に増えます。第3工区ではフロッグを使ったブラックバス釣りも行われています
狙う場所は水草の中央ではなく、最初に水草の外周、穴、切れ目、岸との間に残った細い水面を見ます。ブラックバスは水草の下へ入るだけでなく、水草の縁から開けた水面へ出て小魚を追うため、境目を長く引ける角度を作ると効率的です。朝夕や曇天では表層、日差しが強い時間は水草の下や影を狙います
水草が水面まで伸びている場所ではフロッグやノーシンカーの高比重ワーム、水草の外側ではテキサスリグやシャッドテールワームが使えます。フロッグを投げる場合は水草の上だけを速く引かず、穴や切れ目へ差しかかったところで止め、オープンウォーターへ落ちる瞬間を作ります
濃いカバーではライギョが掛かる可能性があります。細いラインと柔らか過ぎるロッドで水草の奥へルアーを入れると、魚を出せずラインブレイクにつながります。大型魚を掛けても水草ごと寄せられる強さを持たせ、無理にランディングできない場所には最初からルアーを入れない方が安全です。オオクチバスとライギョは第3工区の池沼部に生息しています
駐車場、トイレは小池群と同じ考え方で、第3工区入口側から徒歩で移動します。夏は草丈が高くなり、短い距離でも移動に時間が掛かるため、水分を持ち、日没直前まで奥へ入り過ぎないようにしてください。草で水際が見えない場所へ踏み込まず、既存の通路から安全にキャストできる場所を使います
第4工区・大池の岸際
第4工区は第3工区より大きな水面があり、ヨシやマコモなどの湿地植物と開放水面が組み合わさっています。池の周囲には歩ける場所があるため、1か所で粘るより岸際を移動しながら植物帯の形、水面の変化、風向きを探す釣りが向いています。オオクチバスは第4工区にも生息し、ライギョ、コイ、フナ、モツゴ、ヨシノボリ類、テナガエビなども同じ水域にいます
春は日当たりの良い岸際と浅場、初夏から夏は植物帯の影と水草周辺、秋は風が当たる岸と小魚が動く開放水面との境目を狙います。冬は広い浅場を速く探るより、岸から見て水色が濃い場所、植物の先端、周囲より水深が残る場所をゆっくり狙います
最初のキャストは沖ではなく岸と平行に入れてください。岸際のヨシやマコモから少し離れた場所をシャッドテールワーム、スピナーベイト、ミノーなどで通し、その後に斜め沖へ範囲を広げます。風が一方向から当たっている場合は風下側へ小魚や浮遊物が寄るため、水面がざわつく岸を重点的に探します
広い水面ではルアーを遠くへ飛ばしたくなりますが、第4工区でもブラックバスが利用しやすいのは変化のある場所です。植物帯の角、ヨシが途切れる場所、水草が沖へ張り出す先端、岸と開放水面の間にできる細い通り道を狙ってください。何もない沖を扇状に投げ続けるより、カバーの形に合わせてコースを変えた方が効率的です
第4工区には散策利用で使われている駐車スペースがありますが、台数には余裕がありません。満車時や利用できない状態では道路脇へ駐車せず、別の利用可能な駐車場へ移動してください。トイレを長時間の釣行中に探すより、あさはた緑地など設備のある場所で済ませてから第4工区へ入る方が安心です。あさはた緑地にはセンターハウス内と屋外にトイレがあります
第4工区も洪水調節施設の一部なので、大雨後は岸際の状態が変わります。普段歩ける場所でも水が入っている場合は近道をせず、遊歩道や安全な通路を使ってください。植物観察や散策の人も利用する場所なので、遊歩道越しのキャストは避け、人が近づいたらロッドを振らずに通過を待ちます
第4工区・ヨシとマコモの植物帯
第4工区ではヨシやマコモが岸際に茂り、ブラックバスが身を寄せられるカバーを作ります。植物帯が長く続く場所では、全てを同じ密度で狙う必要はありません。角、切れ目、先端、倒れた茎、開放水面側へ大きく張り出した場所など、形が変わる部分から狙います
春は植物が伸び始める浅場、夏は密度の高い植物帯の影と外周、秋は植物帯の先端と開放水面側が狙いやすくなります。風が当たる側では濁りが入り、水面近くへ小魚が寄ることがあるため、晴天でも岸際に生命感があれば短時間で数種類のルアーを通してください
植物帯の外側はスピナーベイトやシャッドテールワームで横に探り、隙間やポケットはノーシンカーやテキサスリグで縦に落とします。植物の奥へ無理にルアーを入れるより、魚を掛けた後に安全に出せる範囲を狙う方がトラブルを減らせます。水面を植物が覆う場所ではフロッグも使えますが、ライギョが食う可能性を考えてライン強度に余裕を持たせてください
水草やヨシにルアーが掛かった場合、回収のために水へ入るのは避けます。岸際は柔らかい泥や急な落ち込みが隠れていることがあり、見た目より深い場所へ踏み込む危険があります。ルアー回収器で届かない場合は無理をせず、ラインを安全に処理してください
駐車場は第4工区周辺の利用可能な区画を使い、野球場、散策、自然観察など他の利用者の動線を塞がないようにします。トイレを含め設備が必要な場合は、施設がまとまっているあさはた緑地側で済ませてから釣り場へ向かうと安心です
麻機遊水地でブラックバスの釣果を狙う方法
麻機遊水地で最初に見るのは、水深よりも水の変化です。風が当たっている岸、水草が揺れている場所、小魚が水面で逃げる場所、アシの切れ目、池と水路が接する場所など、周囲と少し違う場所から狙います。特に浅い池では50cm程度の地形差でも魚の付き場が変わるため、水面全体を同じものとして投げ続けないことが重要です
釣り場へ着いたら、水際まで歩く前に手前を狙います。岸から数m離れた位置で岸と平行にルアーを通し、その後に斜め、正面の順で範囲を広げます。足元を先に荒らすと、浅い岸際にいた魚を沖へ逃がしてしまいます
第3工区では小池ごとに水色、水草量、水深、風の当たり方が異なるため、反応のない池で長時間粘らず移動します。1つの池で小魚、波紋、水草の揺れ、魚の姿などが多ければ、その池の中で岸際、カバー外側、沖側の順に細かく探ります。生命感の少ない池では数投で見切り、別の池へ移動する方が麻機遊水地の地形を生かせます
第4工区では歩いて岸の条件を変えます。風上側と風下側、日向と日陰、植物帯が濃い場所と開けた場所を比べ、反応が出た条件を別の岸でも探してください。例えば風が当たるヨシの先端でバイトが出たなら、次も同じように風が当たり、植物が沖へ張り出した場所を狙います
ルアーは最初からワームだけに固定せず、広く探るスピナーベイトやシャッドテール、岸際を静かに狙うノーシンカー、水草の外側や底を探るダウンショット、水草の上を通せるフロッグを使い分けます。魚が見えない時ほど、ルアーの種類を頻繁に変えるより、狙う場所と通す角度を変えてください
アタリが出た場所では同じ一点へ連投するのではなく、魚がいたカバーと同じ条件を横方向へ探します。アシ際のボトムで食ったなら隣のアシ際、水草の穴で食ったなら同じ大きさの穴、風が当たる岸で食ったなら同じ方向を向いた岸へ移ります。麻機遊水地は小さな地形変化が多いため、「場所の名前」より「魚が付いていた条件」を覚える方が次の1匹へつながります
麻機遊水地で使う仕掛け
岸際、小池、水草外側を広く狙うスピニングタックルは、6〜6.6ft前後のL〜MLクラスが扱いやすくなります。リールは2000〜2500番クラス、ラインはフロロカーボン4〜6lb前後、PEなら0.4〜0.8号前後にフロロカーボンまたはナイロンのリーダーを組み合わせます。ノーシンカー、ネコリグ、ダウンショット、小型シャッドテールなどを1本で使いやすい組み合わせです
第3工区のアシ、水草、第4工区のヨシやマコモなど少し濃いカバーを狙う場合は、6.6〜7ft前後のMクラスのベイトロッドに10〜16lb前後のフロロカーボンまたはナイロンを組み合わせると扱いやすくなります。テキサスリグ、スピナーベイト、高比重ワームなど、掛けた魚をカバーから離す必要がある釣りに向きます
フロッグで水草の上や濃いカバーを狙うなら、さらに強めのロッドとPEラインを使います。麻機遊水地にはライギョもいるため、ブラックバスだけを想定して細いラインで濃いカバーへ投げると、ライギョが掛かった時にラインブレイクしやすくなります
ワームは2.5〜4inch前後のシャッドテール、ストレートワーム、高比重ワームが使いやすく、ダウンショットは軽めから始めます。第3工区では2.5inchのシャッド系ワームと1.8gシンカーを使ったダウンショットでアシ際のブラックバスが釣れています。水草が多い場所では重くし過ぎず、底を引くたびに植物へ絡む場合はリグを軽くするか、水草の上を引けるルアーへ変えてください
ハードルアーは小型スピナーベイト、シャッド、ミノー、トップウォーターを用意すると、岸際から開放水面まで探れます。濁りが強い時や風が吹いている時はスピナーベイト、水が比較的静かな時はワーム、朝夕に水面で小魚が追われている時はトップウォーターというように、水面の状態に合わせます
麻機遊水地の規制と注意点
麻機遊水地はブラックバスだけのために管理された釣り場ではなく、洪水調節、自然環境の保全、散策、自然観察、地域活動などに使われる場所です。第3工区では植生管理、外来植物の駆除、自然観察会なども行われています。作業中の区域、ロープで区切られた区域、立入を止めている場所へ入らず、現地の表示を優先してください
第1工区のあさはた緑地は、第3工区、第4工区と利用条件が異なります。南側の開放水面を利用する場合は静岡市緑地政策課への申請が必要です。自由に水際へ入って釣りを始める場所ではありません
オオクチバスは特定外来生物です。釣った場所ですぐに戻すキャッチ&リリースは外来生物法による禁止行為ではありませんが、生きたブラックバスを釣った水域から持ち出したり、別の池や河川へ運んだり、別の水域へ放したりすることは禁止されています。持ち帰る場合はその場で締めてから運びます
静岡県のオオクチバス、コクチバス、ブルーギルに対する再放流禁止指示は、水窪川との合流地点より上流の天竜川本支流が対象です。麻機遊水地はその区域には含まれません。ただし、現地に個別の利用規制や立入制限が出ている場合はそちらに従ってください
雨の日と雨の後は水位だけでなく岸の硬さにも注意が必要です。麻機遊水地は大雨時に水を貯める治水施設で、普段は歩ける場所でも冠水することがあります。水位が上がっている、水路の流れが速い、岸がぬかるんでいる、水面を枝やゴミが流れている状態では水際へ近づかないでください
夏はヨシや草が高くなり、水際が見えなくなる場所があります。草の向こう側が平らな地面に見えても、そのまま池へ落ちていることがあるため、踏み跡のない場所を無理に進まないでください。マムシ、ハチ、蚊、ダニなどにも備え、長ズボンと足元を保護できる靴で入る方が安全です
散策路では歩行者、自然観察をする人、自転車、他の釣り人との距離を取ります。後方が通路になっている場所では大きく振りかぶらず、人が通過するまでキャストを止めてください。ヘラブナ釣りの人がいる場所では仕掛けの正面や左右へルアーを投げず、別の岸へ移動します
駐車は決められた場所を使い、農道、病院や福祉施設周辺の道路、管理車両の出入口へ車を置かないでください。トイレを確実に利用したい場合は、あさはた緑地にセンターハウス内の男女トイレ、多目的トイレ、屋外の多目的トイレがあります。駐車場も整備されていますが、利用時間が決められているため、車を置いたまま時間外まで釣りを続けないようにしてください