淡水&ブラックバス

秋葉湖(秋葉ダム)のブラックバスポイントまとめ|釣れる場所・時期・ルアー攻略

秋葉湖(秋葉ダム)のブラックバスポイントまとめ
 

秋葉湖でブラックバスを狙うなら、自分なら最初から「普通のダム湖」としては見ません。岸際の倒木やワンドだけを探すより、まず水がどちらへ動いているかを見て、その流れが岩盤、岸の張り出し、橋周辺などに当たって弱くなる場所を探します。秋葉湖は天竜川本流を秋葉ダムでせき止めた細長い湖で、山間部の急な岸が続き、上流へ進むほど河川らしい流れを感じやすくなります。見た目は湖でも、実際の釣りでは「流れのあるリザーバー」と考えた方がポイントを絞りやすい場所です
 
秋葉ダムは堤高89m、堤頂長273.4m、総貯水容量3,470万m³、湛水面積1.9km²の発電用ダムです。特に注目したいのが利用水深4mという数字で、秋葉第一・第二・第三発電所では最大110〜116m³/sの水が使用されます。佐久間ダムから流れてくる水を調整する役割もあり、湖面が穏やかに見えていても水の動きを無視できないダム湖です。岸際の水位、流れの筋、浮遊物の流れる方向、岬の裏側にできる緩い水などを見ながら釣ると、その日のブラックバスが入りやすい場所を絞りやすくなります
 
秋葉湖周辺ではブラックバスを狙う釣りが行われており、天竜川水系ではスモールマウスバスの分布も広がっています。秋葉ダム下流でもスモールマウスバスの釣獲例があり、天竜川のブラックバス釣りでは止水のカバーだけでなく、岩、礫、深み、流れの境目を意識する必要があります。スモールマウスバスは湖の岩場や河川の礫底、流れのあるプールなどを利用するため、秋葉湖でも岩盤と流速の変化は見逃せません
 
岸から動きやすい場所としては、青谷ポケットパーク・峰之澤橋周辺、瀬尻橋周辺、戸倉・秋葉ダム千本桜周辺があります。ただし、秋葉湖は道路から水面が見えていても岸へ下りられるとは限りません。山がそのまま湖へ落ちる急斜面も多く、国道152号沿いの狭い路肩やガードレール脇から無理に下りる釣り方には向きません。駐車場所、岸へ入る道、足場の3つがそろった場所から釣ることが重要です
 


秋葉湖(秋葉ダム)のブラックバスポイントについて

 

秋葉湖(秋葉ダム)のブラックバスポイントについて

 
秋葉湖のブラックバスは、広い湖面を何となく遠投するより、地形によって水の速さが変わる場所を狙う方がポイントを組み立てやすくなります。岸が沖へ張り出した場所では上流側に水が当たり、下流側には流れの弱い部分ができます。大きな岩や岩盤の角でも同じように水の速さが変わり、橋周辺では川幅や岸の向きが変わることで流れのヨレができます。こうした速い水と遅い水が隣接する場所は、ブラックバスが流されてくる小魚や甲殻類を待ちやすい場所です
 
釣れる時期は春から秋が中心です。春は水温が上がるにつれて岸寄りを狙いやすくなり、流れが直接当たらない浅場、岩盤の小さな棚、砂礫や礫が入った場所が狙い目です。夏は日中の浅場だけを追わず、流れが当たる岩盤、深場へ落ちるブレイク、本流脇の緩流帯を探します。秋は小魚を追って動く個体を狙いやすく、ミノーやシャッドで岸際と流れの境目を広く探れます。冬は岸際を速く釣るより、深場が近い岩盤や流れが緩い場所でワームを底付近まで落として狙う釣りが中心になります。ブラックバスのうちスモールマウスバスは岩や礫の多い水域を利用し、浅い岩場や流れのあるプールにも入ります
 
秋葉湖で特に注意したいのが水位と流速です。利用水深が4mの発電用ダムなので、水際の状態だけを覚えて釣るより、その日に水がどこまで入っているかを見る方が重要です。満水に近い時は普段露出している岩や岸際の草木まで水に入り、減水すると沖側の岩やブレイクが見えやすくなります。同じポイントでも水位によってブラックバスが使える場所が変わるため、前回釣れた場所へ同じルアーを投げ続けるより、水際と流れを見直してください
 

青谷ポケットパーク・峰之澤橋周辺

青谷ポケットパークは龍山町瀬尻の国道152号沿いにあり、秋葉湖に架かる峰之澤橋のたもとにある小さな休憩場所です。駐車場は3台分でトイレもあり、湖岸沿いを車で移動する秋葉湖では基点にしやすい場所です。峰之澤橋は歩行者用の吊り橋で、橋の下を秋葉湖が通ります。橋の真下へ直接下りる場所ではないため、橋そのものを釣り座と考えず、周囲で安全に岸へ近づける場所を使ってください
 
春は岸際の流れが弱い場所から狙います。水位が高く岸際まで水が入っている場合は、いきなり水際へ立たず、岸と平行にミノーやシャッドを通してください。ブラックバスは足元に近い岩陰へ入ることもあるため、最初から沖へ遠投すると手前の魚を散らします。岸際を数投した後に斜め沖へ投げ、岸から深場へ落ちるラインを探ると、水深の変化まで効率よく探れます
 
夏は流れの変化を優先します。橋周辺や岸の張り出しによって本流の流れが変わる場所では、速い水の中央より、その横にできるヨレや反転流を狙ってください。水面に泡や葉が流れている日は流速の違いを見つけやすく、浮遊物が同じ場所へ集まるところは水の動きが複雑になっています。ミノーやシャッドをアップクロス気味に投げ、流れに乗せながら斜め下流へ抜くと、速い水と遅い水の境目を長く通せます
 
秋は小魚が岸際に見えるなら巻き物から始めます。5〜8cm前後のミノーやシャッドを岩盤沿いへ通し、チェイスがあっても食わない時は通す角度を変えてください。岸と平行、斜め沖、流れを横切る方向とコースを変えるだけでもルアーが魚の前を通る時間が変わります。表層から中層で反応がない場合は、2.5〜3.5インチ前後のワームを使ったダウンショットやキャロライナリグで底を探ります
 
冬は岩盤がそのまま深場へ落ちる場所を狙います。ワームを大きく動かし続けるより、シンカーが岩へ当たった位置で止め、数秒待ってから次の岩まで動かす釣りが向いています。流れでラインが大きく膨らむ時はシンカーを少し重くし、底を取れる重量に調整してください。秋葉ダムでは3インチクラスのシュリンプ系ワームと7gシンカーを組み合わせたキャロライナリグも使われています
 
駐車場は青谷ポケットパークの無料駐車場を利用でき、3台分です。トイレも同じ場所にあります。駐車台数が少ないため、満車時は国道152号の路肩や橋の入口へ車を置かないでください。峰之澤橋は人道橋なので、橋上からルアーを投げたり、歩行者の近くでロッドを振ったりせず、水際へ安全に入れる場所まで移動します
 
この周辺は秋葉ダム堰堤より上流の天竜川に入り、内共第22号の漁場です。漁業権対象魚はアユ、アマゴ、オイカワで、漁業権者は佐久間ダム非出資漁業協同組合です。ブラックバスは内共第22号の漁業権対象魚には含まれていません。アユ、アマゴ、オイカワを採捕する場合は遊漁規則に従う必要があります
 

瀬尻橋周辺

瀬尻橋は龍山町瀬尻で秋葉湖を横断する橋で、周囲は山地と湖が近く、秋葉湖上流側の河川的な性格を見やすい場所です。浜松市の景観形成基本計画でも瀬尻橋周辺は北部森林地域を代表する景観として扱われ、周囲には急な山地、森林、天竜川沿いの集落が続いています。秋葉ダム側の広い湖面だけを見るより、上流から入ってくる流れが岸や橋周辺でどう変わるかを見ながら釣る場所です
 
春は流れから外れた岸際と浅い礫場を狙います。水温が上がってブラックバスが岸寄りを利用する時期でも、本流の速い水が直接当たり続ける場所だけを狙う必要はありません。岸の内側、岩の裏、橋周辺で流れが弱くなる場所など、深場へすぐ逃げられる浅場を優先します。水が澄んでいる時は岸から少し離れた位置からキャストし、先に手前を釣ってから沖側へ範囲を広げてください
 
夏は瀬尻周辺の流れが大きな手掛かりになります。速い流れが岸へ当たった後に沖へ離れる場所、その横にある緩い水、大石や岩盤の裏側を探ります。スモールマウスバスは流れのある河川でも岩や礫、流れのあるプールを利用し、強い流れから身を隠せる障害物の周囲も使います。水面だけを見て流れが速い場所へ投げ続けず、流れの変化を作っている物の下流側までルアーを通してください
 
ミノーやシャッドは流れと直角に引くより、斜めに横切らせる方法が使いやすくなります。アップクロスへ投げてラインを張りすぎず、ルアーが流れに乗りながら岸側へ寄る軌道を作ります。岩の下流側へ入ったところで一度止める、短いトゥイッチを入れる、巻き速度を落とすといった変化を付けると、魚が追える距離を取れます。流れが強くルアーが水面へ浮き上がる場合は、潜行深度のあるシャッドへ替えてください
 
底を狙う場合はダウンショット、ライトキャロライナリグ、フリーリグを使えます。瀬尻周辺では流れがあるため、軽すぎるシンカーで底を取れない状態のまま釣るより、着底が分かる重量まで上げる方がポイントを外しにくくなります。岩の間へシンカーを深く入れると根掛かりが増えるため、ロッドを大きくあおらず、岩へ触れたら少しラインを緩めて外しながら進めます
 
秋はミノー、シャッド、小型クランクなどで岸際と流れの境目を広く探ります。小魚が水面で追われている時はボイルの真上へ何度も投げるより、魚が逃げていく方向の先へルアーを通してください。冬は深場と岩盤を優先し、流れの弱い底付近をワームでゆっくり狙います。急深な場所では足元まで水深があるため、最後までルアーを泳がせてから回収します
 
瀬尻周辺には龍山森林文化会館があり、住所は龍山町瀬尻982-2です。同施設には駐車場がありますが、釣り専用駐車場ではありません。施設利用者の駐車を妨げる使い方をせず、釣行時は現地で一般利用できる駐車場所を利用してください。長時間の釣りで公衆トイレを確実に使いたい場合は、青谷ポケットパークの位置も覚えておくと動きやすくなります
 
瀬尻周辺も内共第22号に含まれます。ブラックバス狙いでも、アユ釣りなど他の釣り人が入っている場合は仕掛けを流している範囲へルアーを投げないでください。岸沿いには集落や公共施設もあるため、私有地や施設敷地を通って水際へ入らず、道路や利用可能な場所から岸へ向かいます。増水時は岸際の流速も上がり、濁りや流木が増えた時は急な水位変化にも注意してください
 

戸倉・秋葉ダム千本桜周辺

戸倉側の秋葉ダム千本桜周辺は、秋葉ダムに近い湖岸へアクセスしやすい場所です。秋葉ダムを中心に湖岸へ桜並木が続き、左岸には無料駐車場とトイレがあります。湖岸道路沿いには急な岩盤と開けた場所が混在し、下流側ほどダム湖らしい水深を意識した釣りになります。秋葉湖東岸には長い湖畔区間が続きますが、道路が通っているからといって全区間で水際へ入れるわけではありません
 
春は岸際まで水が入っている場所を先に狙います。岩盤の横に小さな平場がある、岬状に岸が張り出している、流れが弱くなる凹みがある場所では、深場から岸へ移動するブラックバスを狙いやすくなります。ミノーやシャッドを岸と平行に通した後、ワームで岩盤の落ち込みを探ります。産卵期のブラックバスは浅い砂礫や礫底も利用するため、浅場へ最初から踏み込まず、離れた位置から先にキャストしてください
 
夏は岩盤と深場の距離を重視します。日差しが強い時間に浅い岸だけを速く流すより、岩盤がそのまま深く落ちている場所、岸の張り出しから沖へ落ちるブレイク、流れが岩へ当たった後に弱まる側を狙います。シャッドやディープミノーで中層を探り、反応がなければダウンショットやキャロライナリグを入れて底まで探ってください。水が動いている日はラインが横へ膨らむため、底を取れない場合はシンカーを重くします
 
秋は巻き物を使いやすい時期です。小魚が岸沿いを移動している時は、ミノー、シャッド、小型クランクで岩盤沿いを長く引きます。岬の先端だけで終わらず、その下流側にあるヨレまで通してください。反応が一度出た場所では、同じ水深の岩盤を横方向にも探ると魚のいるレンジを把握しやすくなります
 
冬は急深な岩盤をワームで狙います。ダウンショットならシンカーを底へ置き、ワームだけを小さく動かします。キャロライナリグならシンカーを先に岩へ当て、ワームを流れの中へ残す時間を作ります。秋葉ダムは水の使用量が大きい発電用ダムなので、同じ岩盤でも流れと水位によって狙う深さを変えてください
 
駐車場は秋葉ダム左岸に無料駐車場があり、トイレもあります。秋葉ダム千本桜周辺は観光や散策でも利用される場所なので、歩行者がいる時は後方を確認してからキャストしてください。駐車場から離れて湖岸を歩く場合も、道路脇の狭い場所へ車を移動させず、駐車可能な場所から徒歩で動きます
 
秋葉ダム堰堤周辺には特に注意が必要です。佐久間ダム非出資漁業協同組合の遊漁規則では、内共第22号の対象魚であるアユ、アマゴ、オイカワの採捕について、秋葉堰堤上流端から上流500mの区域が通年の禁漁区域になっています。ブラックバスは内共第22号の漁業権対象魚には含まれませんが、ダム周辺には発電・取水設備、管理施設、柵などがあります。現地の立入禁止表示や管理用フェンスを越えず、堤体直近を釣り座にしないでください
 


秋葉湖(秋葉ダム)のブラックバスで釣果を狙う方法

 

秋葉湖で自分なら最初に見るのは、ルアーを投げる場所ではなく水面です。泡、葉、木片などがどちらへ流れているかを見ると、本流の向きと流れが弱まる場所を見つけやすくなります。岸の張り出しへ水が当たり、その裏側で浮遊物がゆっくり回っているなら、そこには速い水と遅い水があります。橋、大石、岩盤の角、岬も同じで、水の速さを変える物があればブラックバスが定位できる場所が生まれます
 
最初のキャストは手前から始めます。秋葉湖は岸から急に深くなる場所があるため、足元が単なる通過点とは限りません。岸へ近づく前にミノーやシャッドを岸と平行に通し、その後に斜め沖、最後に沖側と範囲を広げます。これだけでも手前にいた魚を散らしてから沖へ投げる失敗を減らせます
 
流れが強い時は、流心の真ん中を延々と巻くより流れの裏を探します。岸の内側、大石の下流側、岩盤の凹み、岬の下流側など、魚が強い流れを受け続けずに済む場所へルアーを入れてください。ミノーやシャッドは上流側へ投げ、流れに乗せて斜めに横切らせます。魚が追う距離を取れるように、狙う場所へ入る前からルアーを泳がせておくと使いやすくなります
 
濁りが入った時は、広い湖面を小さなワームで細かく探すより、魚が位置を決めやすい場所へ投げる回数を増やします。岩盤の角、大石、流れ込み、岸の凹みなど輪郭のはっきりした場所を狙い、シャッド、クランク、ワームを使い分けます。反対に水が澄んで流れも弱い時は釣り人の存在を魚に見せにくくすることが重要で、水際から距離を取り、沖側のブレイクへ長めにキャストします
 
底を狙う場合は「何m」と決め打ちするより、シンカーから返ってくる感触を使って地形を探してください。硬い岩が続いていた場所から急に軽くなる、シンカーが落ちる時間が長くなる、逆に急に浅くなるといった変化がブレイクや地形変化です。ブラックバスの反応があった場所では同じ水深と底質を横方向に探ると、単発の魚ではなく魚が使っているラインを見つけやすくなります
 
春は浅場と深場が近い場所、夏は流れと水深、秋は小魚と巻き物、冬は深場と流れの弱い場所を軸にしてください。ただし、秋葉湖は水が動くダム湖なので、季節よりその日の水位と流れを優先した方がよい場面があります。同じ場所でも水位が変われば岩の位置、ブレイクまでの距離、岸際の流速が変わります。前回と同じ場所へ立って同じ方向へ投げ続けず、その日の水面から釣りを組み立ててください

 


秋葉湖(秋葉ダム)のブラックバスで使う仕掛け

秋葉湖のおかっぱりで1本を基準にするなら、6.6〜7ft前後のL〜MLクラスのスピニングロッドが扱いやすくなります。リールは2500番前後、ラインはPE0.6〜0.8号前後にフロロカーボン6〜10lb前後のリーダーを組み合わせれば、ミノー、シャッド、ダウンショット、ライトキャロライナリグまで広く使えます。岩盤や沈み石へラインが触れる場所では極端に細いリーダーを避け、擦れに対応できる太さを使ってください
 
巻き物やフリーリグ、重めのキャロライナリグまで使うなら、6.8〜7ft前後のMクラスのベイトロッドも使いやすくなります。ラインはフロロカーボン10〜14lb前後を基準にし、岩盤や障害物が多い場所では太めへ調整します。秋葉湖では遠投だけを重視するより、岩へ当たった感触や流れによるラインの変化を取れるタックルの方が地形を探しやすくなります
 
ワームは2.5〜4インチ前後のストレート系、シュリンプ系、クロー系を用意すると使い分けやすくなります。ダウンショットは岩盤の途中やピンスポットで止める釣り、キャロライナリグは広いブレイクを探る釣り、フリーリグは岩の間や急な落ち込みを狙う釣りに向きます。底を取るシンカーは固定せず、流れが弱ければ軽く、流れが強ければ重くし、着底を感じられる範囲で最も軽い重量から使います
 
プラグは5〜9cm前後のミノー、シャッド、小型クランクを用意すると、岸際から流れの境目まで探れます。浅い岸では潜り過ぎない物を使い、岩盤沿いで水深がある場所では潜行深度のあるシャッドへ替えます。秋の小魚を追う魚や、夏の流れに入った魚を探す場合は、ワームだけで1か所に粘る前に巻き物で魚のいる範囲を探る方法も有効です
 
根掛かりが多い岩場では、引っ掛かった瞬間にロッドを強くあおらないでください。ラインを少し緩めてシンカーを岩から外し、それでも外れない場合だけ角度を変えます。オープンフックのダウンショットで根掛かりが続く場合はオフセットフックへ替え、岩の隙間へフックポイントが入りにくい形にします
 
 

秋葉湖(秋葉ダム)のブラックバス釣りで確認する規制と注意点

秋葉ダム堰堤より上流の天竜川、水窪川、河内川には内共第22号の第五種共同漁業権が設定され、漁業権者は佐久間ダム非出資漁業協同組合です。対象魚はアユ、アマゴ、オイカワです。ブラックバスはこの漁業権対象魚には含まれていません。漁業権対象魚を採捕する場合は遊漁規則に従い、遊漁料が必要になります。秋葉ダム堰堤までの下流側は天竜川漁業協同組合の区域となるため、ダムの上下で漁場区分が変わります
 
佐久間ダム非出資漁業協同組合の内共第22号遊漁規則では、秋葉堰堤上流端から上流500mの区域が対象魚の禁漁区域となり、すべての漁具・漁法が禁止されています。同規則の対象となる水産動植物はアユ、アマゴ、オイカワです。ブラックバス狙いでもダム堤体周辺には取水設備、発電設備、管理施設が集中するため、柵やゲートを越えず、立入禁止表示がある場所では釣りをしないでください
 
オオクチバス、コクチバスなどの外来魚には再放流禁止区域もあります。天竜川水系では水窪川との合流地点から上流の天竜川本支流が対象区域です。秋葉湖で釣った後に上流方面へ移動する場合は、同じ天竜川水系でも場所によって扱いが変わることを覚えておいてください。また、ブラックバスを生きたまま別の水域へ運び、放すことはできません
 
秋葉湖で事故につながりやすいのは急斜面、岩盤、増水、流れ、道路です。山がそのまま水際へ落ちる場所が多く、一度滑ると止まりにくい斜面があります。岸へ向かう道が見つからないからといってガードレールを越えたり、木につかまりながら急斜面を下ったりしないでください。安全に岸へ入れない場所は水面が良く見えていても釣り座には向きません
 
水面が穏やかでも流速を軽視できません。秋葉ダムは発電用ダムで大量の水を使用するため、岸際の流れや水位が変わることがあります。水面を流れる枝やゴミが急に増える、濁りが強くなる、水際の岩が短時間で沈んでいくといった変化があれば岸から離れてください。急深な岩盤から落水すると岸へ上がれる場所が限られるため、岸釣りでもライフジャケットを着用した方が安全です
 
駐車は青谷ポケットパークや秋葉ダム左岸など、一般利用できる駐車場所を使ってください。青谷ポケットパークは3台分の無料駐車場とトイレ、秋葉ダム千本桜周辺には左岸側の無料駐車場とトイレがあります。国道152号沿いの路肩、橋の入口、カーブ、トンネル周辺へ車を置いて水際へ下りる方法は避けます
 
秋葉湖は岸から釣れる場所が連続しているダム湖ではありません。その分、安全に岸へ入れる場所に着いたら、見えるカバーだけでなく岩盤の角度、水深の変化、流れの向き、流れが弱くなる場所まで丁寧に見てください。岸際の1本の倒木より、その倒木へどちらから水が当たり、どちら側に緩い水ができているかを見る。この考え方が秋葉湖のブラックバスを探す時に使いやすくなります